まるぞう備忘録

無題のドキュメント

昔むかし日本から遠く離れた国のお話。1。

2023-10-05 08:33:08 | 今日のひとり言

防災カレンダー

大阪から南西方向


香川県西部





恐怖心を回収する方々の神話。

昔むかし、日本から遠く離れたある地方の神話伝説のお話があるそうです。

その国は大変文明が栄えていたそうです。
その文明に関与していたある存在の手下さんたちお話です。
その方々は、その国の言葉でテシターさんたちと呼ばれておりました。

そのテシターさんのお役目は、人間たちに大きなパニックを引き起こすことでした。
何でも、人々がパニックになった恐怖心を回収するのが、そのテシターさんたちのお役目だということです。ふうむ。



「肝心なのは準備なのです。」

テシターさんが言うには、彼らにもいくつがグループに分かれているそうです。
実際に「出来事」を起こして、社会をパニックにさせる実行犯のグループもあります。
それとは別に、起こす「出来事」の効果を10倍100倍に膨らませるための準備班もあるそうです。ふうむ。



テコの原理で恐怖心をいかに拡大させられるか。

力づくで大きい「出来事」を起こせばいいというのは、頭の悪い奴らの考えることだよ。
その準備班のリーダーが言います。

大きな「出来事」を起こすには、それなりの労力や費用がかかる。バカにならない投資額さ。
この準備投資を上回る、出来るだけ多くの「恐怖心」を回収できるかどうか。
そのためには我々のような「知的な準備班」の丁寧な作業が、結果を大きくする。

投資の元がとれるのか、投資の10倍の恐怖心を回収できるのか、100倍の回収だって可能さ。
それも一重に我々「準備班」の仕事にかかってるのさ。ふうむ。



それは「目に蓋」。恐怖心を拡大させます。

人のパニック恐怖心を煽る一番の方法は「目隠しをする」ということさ。
何も本当の「目隠し」という意味じゃないよ。
「心の目に蓋をする」ということさ。
「出来事」が開始されたら、人々は「目に蓋をされたまま」パニックにさせる。というところが重要なのさ。

人々は我先にと群衆を作る。
殺到した群衆は更に「目に蓋」で、更に恐怖心が煽られる。
この負のスパイラルが大きければ大きいほど、私達の収穫が大きいです。
群衆の方々、よろしくお願いします。

・このままだと死ぬぞ。
・このままだと全てを失うぞ。
・このままだと逃げられないぞ。

とパニックになる。そこがミソ。



私達はいずれ全てを手放してこの世を離れるのです。←コレ。

逆に困るのが「冷静」な人間さ。
恐怖を受け入れる人間さ。

・このままだと死ぬぞ。→人は遅かれ早かれ誰でもこの世を離れます。死そのものは恐怖ではない。
・このままだと全てを失うぞ。→この世を離れる時に、私達は全てを手放します。手放すことは恐怖ではない。
・このままだと逃げられないぞ。→私達が本当に逃げられないのは自分自身の良心です。良心に背くことが一番恐ろしい。

こういう冷静な人間が一番たちが悪い。
そしてそういう人間が「冷静さ」を周囲に伝播させるのが一番困る。

人々がこの「冷静さ」を受け入れないように、心の目に蓋をしたままにするために。
我々「準備班」の仕事があるのさ。



昔むかしの異国のお話です。


つづく。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
薫兄者さん
・・・
私の父親の実家は、市内でも在の方なのですが、その辺りでは正月の風習として家の四隅に御幣を立てるんです。
今ではもう、行っていない家の方が圧倒的に多いようだし、立て方も家によって微妙に違っていたりするのですが、ともかくもそのような風習が確実にあった。
一方お袋の実家は町場でして、こちらにはそのような風習はなく、御幣は神棚の前に飾る。家の土地の四隅に御幣を立てるなんて風習は見られない。
ちなみに我が家では、私が子供の頃はお袋の実家のやり方で、神棚の前に御幣を飾っていましたが、ある時期を境に急に父方の
実家のやり方、家の土地の四隅に建てるかたちに変更された。親父の気まぐれとでも言いますか、なにか感じる所があったのかわかりませんが、私には違和感以外の何物でもなかった。
で、親父が他界した後、もとのやり方、お袋の実家の方式に戻しました。今ではもう、家の四隅に御幣は立てていません。
ちょっと諏訪を想起させる風習だし、なにかの関連性はあるのかもしれませんね。
面白いなあ。

→ なるほど。四隅に柱を立てるのは、縄文流の古神道の源流かもしれません。
そして諏訪地域の人々は、その地を司るミシャグジ様をお祭りするのに、彼らの「縄文流の古神道の源流」の方式をしていたのかもしれませんね。
諏訪地域以外の縄文文化は、またその土地の固有の土地の神様がいらっしゃったことでしょう。それぞれ四隅柱で、それぞれの土地の神様をお祭りしていた。のかもしれませんね。

とても興味深いです。ありがとうございます。

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諏訪はまだ訪れたことのない地域なので、とても興味深くシリーズを読ませて頂きました。
1つの小説として説得力があります。日本列島の多重構造がよく分かる場所なのですね。
大地震が来る前に、参拝しに行きたいと思いました。

→ 諏訪湖が巨大な御神体なのではないかなと思います。御神渡りもありますし。

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御頭祭って
牛ではなくて鹿のような気がしたのですが…もとは牛だったのでしょうか?

→ はい。私の書き間違いです。修正いたしました。御指摘ありがとうございました。
でも馬を鹿と間違えなくてまだ良かったです。^^;

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シルバーさん
・・・
お義母さん、ご先祖様のおかげで、旦那が遺産を頂きました。
家族全員ミワクです。 米は一年分(これ以上は旦那の理解が難しい)保存食、水を少しずつ揃えています。 某ブログオススメの太陽光パネルと発電機を購入予定です。 このような時期にご先祖様のおかげで事前に準備出来る事に感謝しておりますが、まるぞうさんなら何を揃えますか?
田舎の持ち家で、車庫、冷蔵庫あり。
畑あり。
アドバイスよろしくお願いいたします。

→ 水の確保でしょうか。敷地に井戸があれば良し。なければ雨水備蓄を試すと思います。
https://www.google.com/search?q=%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%82%99%E8%93%84+%E9%9B%A8%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&oq=%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%82%99%E8%93%84%E3%80%80%E9%9B%A8%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyBggAEEUYOTIHCAEQABiiBDIHCAIQABiiBDIHCAMQABiiBNIBCDcxNDNqMGo3qAIAsAIA&sourceid=chrome&ie=UTF-8

あとナルナル菌のコンポストトイレです。大専用。こちらはまた考察したいです。
https://www.alterna.co.jp/10530/

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長い読者ですが、初めてコメントします。
3.11の直後から年に何度も前宮だけお参りするようになりました。もちろん、フォッサマグナと中央構造線の交点とその時知り、古代史好きな上少しでも地震が収まるようにと微力ながらお参りしています。そしてとても気持ちの良い場所であるので!まるぞうさんが取り上げてくださり大喜びです!
ところで初めてコメしたのは、御頭祭は牛ではなく鹿です。誰も言わないので〜。

→ ずっと前宮に参拝くださってありがとうございます。
(牛と鹿の御指摘もありがとうございます!)

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ミシャグジ様はいつも拝んで感謝しております。なぜか、わたしがこの土地に引っ越してきた時から白山王朝時代くらいに古い土地の神様を感じたからです。
六甲山のふもとなのですが。
ミシャグジ様は信州に限られるのでしょうか。
なんとも言えない古い土地の神様を総称でミシャグジ様とお呼びしてもかまわないものかとふと考えました。

→ 神様の名前とか全然わからないのですみません。「神様」で良いと思います。でも住まわせて頂いている土地の神様にお参りするのは本当に大事なことだと思います。ありがとうございます!

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