まるぞう備忘録

無題のドキュメント

日本語を聴いて話しているうちに人類は誰もが日本語脳になる。

2023-10-27 09:56:33 | 今日のひとり言

防災カレンダー

青森県八戸市





 日本語は不思議です。
 日本語は言霊というのはよくわかります。
 日本語を聴いて話すようになると、思考が日本人的になる。
 そして自然の音を、私達に語りかけてくる言葉として聴こえてくるようになる。



中国人が読むお経は私達の知っているお経とは違う。

 中国の方が「般若心経」というお経を、現在の中国読みと日本語読みとの比較をしている動画がありました。

 面白いことに、私達が中国語だと思っているお経の言葉「・・・しゃありいしい。しきふういうくう。くうふういいしき。しきそくぜえくう。くうそくぜえしき。じゅうそうぎょうしき やくぶうにょおぜえ・・・」という発音は全く日本語そのものの発音だったということです。

 現在の中国人の人が読んで般若心経は、同じ漢字を読んでいるのにもう我々が知っている般若心経とは全く違うものです。もちろん中国の中でも漢字の読み方は、時代や地域によって変わっていっていると思いますが、そういうレベルではなく、私達が唱えるお経は、そもそもの発音がもう日本式になっているということです。

 それは、母音が主体の発音。五七五のようにカウントできる発音です。



あんなに勉強しても日本人が英語が話せない理由。

 日本語脳の人は、外国語を聴いても自分が発音する時には、日本語発音になってしまう。
 元の言語が、一つの音節の中に複数の子音が入ったり、強い抑揚をつける発音の言語であっても、日本語脳の人が話すと日本語式の平坦な母音の発音に変換されます。

 私達日本人が長い期間英語を学んでもちっとも喋れるようにならない。と言われる理由の一つです。
 日本語脳のままだと英語を正しく発音することが出来ない。英語をきちんと話すようになるには、長時間英語の世界で生活して「英語脳」を一から育てる必要があります。
 この英語脳は育つ過程で「主語主体」「動詞主体」の発想も育っていくようになります。強い抑揚と強い子音で自分を主張する「英語脳」を発達させていく必要があります。



自然の声が聴こえる人類。再び。

 でもこれは逆を返すと人類の希望であります。
 外国の人であっても、日本語の生活に長時間浸かることで、彼らも日本語脳を育てることが出来るということです。
・母音主体の平坦な五七五にカウントできる発音。
・主語が曖昧な(他人との境界が薄い)思考。
・動詞よりも形容詞主体の思考。
・自然の虫の声が声として聴こえる脳。



 日本人の特長の一つは人類の古い遺伝子D系統を持つ人が多いということがあります。それは先天的なものです。生まれてから変更することは出来ない。
 しかし「日本語脳」はその方がどの人類の遺伝子を持って今生きているかということは関係ありません。「日本語」を話すかどうか。後天的に誰でも習得できることです。
 母語が日本語じゃなくても、大人になってからでも、日本語を話せるようになると思考が日本人になっていく。本当に面白いです。



日本語の言霊。

 日本のアニメを日本語のまま観るオタクの人は世界に大勢いるそうです。彼らの言葉の字幕を読みながら。でも日本語のアニメを観る(聴く)ことが流行っているそうです。そうして日本語の柔らかさに魅力を感じて、日本語を学んで来日する方が増えているように思います。

 日本語は不思議です。
 日本語は言霊というのはよくわかります。
 日本語を聴いて話すようになると、思考が日本人的になる。
 そして自然の音を、私達に語りかけてくる言葉として聴こえてくるようになる。

本当に。。。

ありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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選挙がその手段と有りましたが0戦の人の所が気になっています。まるぞうさんはどう思われますか。

→ あるレベルまでは良いと思います。
岸田さんが彼らの駆け引きする時に、国内世論が厳しくて〜と理由に「世論の声」を言い訳に出来る。援護射撃になると思います。

ただし攻撃と同時に受容の姿勢もないと、政党の寿命は短命になるかもと懸念します。ゼロイチではなくやじろべえに近づくといいなと願っています。

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下総の舞さん
・・・
東京近接の千葉ですが、聴こえてますよ♪
8月くらいからコオロギ、鈴虫など。
東京のベッドタウンで、マンション中心の住宅地ですが、夏は蝉、秋は虫の音、ヤモリもいます。年間通して数種類の野鳥などおり、都内とは様相が違うようで、季節感は少し楽しめております。

→ お知らせありがとうございます。千葉の公津の杜の駅から歩いていくと、田んぼや森で自然の声が驚くほどです。千葉もいい場所です。ありがとうございます。

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我が家はマンションなのですが、変わった作りで山の麓にあるので、虫の声バリバリです!(笑)まるぞうさんにも聴かせてあげたいっ!こちら北部九州ですが、もう虫の声は下火です。9月〜10月初め頃は盛大な合唱でした。気温が15℃まで下がると鳴かなくなるみたいなので、朝晩は寒いので、そろそろ今年も聴きおさめかな。昨日コオロギが部屋に入ってきていたので、ビニール袋に追い込んで逃しましたが、動きが遅かったので、もう寒いのかもしれません。(笑)夏には大好きなヒグラシの声も聴けるとても恵まれた環境です。玄関の真上に山のドングリの木があり、この時期は毎日掃除しても次から次に落ちて来ていたのですが、今年はほとんど落ちていなくて。熊出没の原因がドングリの不作というニュースを見て、納得していました。九州には熊はいませんが、猪が食べに来るのですよー。この夏はセミやヒグラシの声もいつもより少なかったし、直売所で買ってくる野菜達もなんだか元気がないし、少しずつですが状況が変わっているのを肌で感じています。

→ お知らせありがとうございます。北部九州も本当に良いところですよね。秋の風景のお裾分けありがとうございます。

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まるぞうさん、記事と関係ないコメントでしたのに、選挙というお言葉ありがとうございます。つい、絶望的になりコメントしてしまいましたが、しっかり現状を静観して判断します。私は今、仕事をしていません。それでものうのうと暮らせていける事に感謝しているつもりですが、時々、何もできない自分がもどかしくてしょうがありません。でも、今日他のブログでちゃんと見る事が大切と教わり、頑張るぞって思えました。マザーテレサの言ってた言葉が蘇ります。無関心が一番の敵。我が家は田舎なので、お陰様で虫の声はよく聞こえます。虫も何か訴えたい事があるのかもしれませんね。秋の虫はもう終わったようですが、今夜から耳を澄ませて聴いてみます。他にも鳥の声や木々のざわめき、毎日のニュースだけでなく自然の声に耳を傾けるのも自分のお仕事と思って楽しむことにします。次の選挙、とにかく投票率、上がってほしい。みなさま、政治に無関心でもいけませんよ

→ 拙ブログを読んでくださってありがとうございます。
大丈夫。引き続きよろしくお願いいたします。

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住んでいる地域は草むらや庭のある家が多いので、なにかしらの虫の声が聞こえてきます。コオロギやクツワムシかなーと思います。
残念ながら鈴虫の声は聞こえてこないので、時々YouTubeで流してます。これはこれで風情がありますよ。良い時代です。

→ 本当に。
日本の大自然の大地の一部の上に住まわさせて頂いております。虫の声。鳥の声。風の声。ありがとうございます。

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薫兄者さん
・・・
2002年公開、山田洋次監督、真田広之主演による映画『たそがれ清兵衛』では、主人公で貧乏な下級武士、井口清兵衛(真田広之)が、娘たちと一緒に虫かご作りの内職をしているシーンがありました。江戸時代には虫かごにキリギリスやクツワムシなどの虫を入れて軒先に吊るし、虫の音を聴いて楽しんだ。
夏には風鈴、秋には虫の音。江戸時代にはなんとも風流なものが流行ったようです。

→ 江戸時代のご先祖様たちも、今の私達も、そして子孫たちも、日本語を話す日本語脳の人たちです。今も昔もこれからも。時代は変われど、同じ風景共通した風景を観ているのだろうな。と思います。コメントありがとうございます。

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ayaさん
・・・
虫の声、蛙の声、竹の音、水の音。大好きです♪
心が急に静かになって、脳の疲れがとれるように思います。
疲れ果てて、音楽が聴けない時も、自然音は湧き水のように体に染みこみます。
今の時期、関東では、日中、暖かくないと、虫の声は控えめです。
日中、暖かかった日は、大自然に行かなくても、公園の植え込みや、緑のあるところで、もうしばらく楽しめます!
夕方、夜、お散歩しながら虫の音、お薦めです。
https://www.youtube.com/channel/UCE4LmkXD-earH16XpxB8CoA

→ 虫の声や自然の声で癒やされる。日本語脳って素敵ですよね。
自然の声のお裾分け。ありがとうございます。

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まるぞうさんはどのタイプですか?

→ 以前私はこの動画観ましたが、自分はこの分け方だとドンピシャにはどれも当てはまらないなあと思いました。

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阿蘇さん
・・・
こんばんは~夜懐中電灯片手に秋を探しに行きました。コオロギ、キリギリスかなぁ? 秋ですね~☺️

→ 秋の風景のお裾分けありがとうございます(^^)/

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SHO_KOさんがご紹介されていた東京都埋蔵文化財センターは3年くらい前に竪穴式住居を見たくて行ったことがあります。中は目が慣れるまで真っ暗でした。あと匂いが、、(笑)
私も職場の人に先日教えたところでしたよ。
多摩地域は縄文遺跡からの発掘物が多いですよね。私は調布の下布田遺跡から出土された耳飾りが好きです。お目目みたいです。
以前まるぞうさんもブログで紹介してくださった東博の縄文展でも展示されていました。
小野神社もまるぞうさんの記事で知って私も参拝に行ったことがあります。たまたま遭遇したという秋祭り動画も雰囲気が伝わって良かったです。途中の用水路がまたいいんですよね。隋神門の彫刻も素晴らしかったです。
稲城焼きは初めて聞いて興味を持ちました。調べてみたら、府中駅前の商業施設内の焼き物屋さんでも扱っているそうなので見に行ってみようかなと思いました。
あと縄文ではないですが、以前帝京大学八王子キャンパス内の博物館の、
「古代多摩に生きたエミシの謎を追え」
という企画展を見に行ったのですが、八王子キャンパスの遺跡発掘調査によって、エミシが朝廷により移住させられていたことがわかったようです。献上する為の馬の飼育をしていて技術者として尊重されていたようです。小野神社周辺も小野牧と言って、馬を飼育する牧場があったようです。
こういう所から武士の台頭に繋がっていくのでしょうか。
https://teikyo.jp/museum/exhibition/2019emishi/

→ 小野神社の件、覚えてくださってありがとうございます。偶然通りかかった小野神社の秋祭りの風景です。もう5年前です。当時撮った写真と動画を再度アップしてみました。地元に愛されている神社の秋祭りの風景です。


ピーヒャララとか日本の音楽は本当に「自然の声を人間が模している」なと思います。

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はあ〜さん
・・・
うちは多摩の緑いっぱいの場所なのでコオロギ?が沢山鳴いてますよ!エヘンとチョッと自慢!
虫は苦手だけど鳴き声は好き。季節の移り変わりや日々の生活の疲れが癒されたり、ふと遠い昔の思い出がよみがってなんとも言えない思いになって涙が込み上げてきたり、可愛い文学少女のように昔読んだ小説や物語の世界にドップリひたってみたり。あと香り.日本人独特の繊細な嗅覚があるのかなぁ?四季があるから?外国に住んだ事無いからよくわからないんだけど、外国にだって四季があるのにそんなに日本の四季って違うんですかねー??でも、何はともあれ日本人で良かったなあ。
話し違うけどカメムシ多すぎ❗️毎日洗濯物取り込む時、カメチェックしないと大変なんですう〜。
専用の殺虫剤も効かないし。ゴキより強いのでは⁈と思う毎日です!ぶ〜ん

→ 多摩地区は自然がまだ近いですよね〜。
ちなみにカメムシは焼肉のタレを希釈して噴霧すると寄ってこないという説があるそうです。

参考サイト:https://gn.nbkbooks.com/?p=31875

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