まるぞう備忘録

無題のドキュメント

自分の身体の耐性を何十倍にもするスイッチ。

2023-10-16 08:29:25 | ──

防災カレンダー

千葉県北西部





そしてその時にそれを、プラスの自分自身への挑戦として受け入れること。この単純なスイッチ切り替えで、実は身体の耐性が何十倍にも強くなるのです。という仮説を頭の片隅に覚えて頂きたいと思います。



周囲に全く気づかれずに実施した3日間断食。

もう20年ぐらい前でしょうか。3日間の断食をしたことがありました。
その当時はいろいろ不食の実験をしていた時期でした。

普通に生活しながらの断食でした。
朝は食べないことは多いし、
お昼は職場でみなでランチに行っていたのですが「今日はちょっといいです」と断って
夜は「今日はちょっと食べないよ」と言って、3日間の断食は特に周囲に気づかれることもなく実行しました。

3日目の夕ご飯は私が作ることになったので、家族の分の夕ご飯は作りましたが、私は食べませんでした。

後日、実はあの時の3日間断食してたんだよ。とヨメに言うと、
まあ、じゃあ、ご飯作らせちゃって悪かったわね。とヨメに言われました。

3日間も食べなくて、さぞかしお腹が空いているだろう。
そんな我慢して食べられない状況なのに、人の分の食事を作ることになるなんて気の毒な話。ということでした。

しかし私は全く平気だったのです。
その3日間は断食すると決めていたので、ご飯を食べたいなと誘惑と戦うようなこともありませんでしたし、家族も職場の人間も私が3日間食事をしていないことに気づかないほどでした。



ポイント1:それが自分の意志によるものだったから。

なぜ3日間の断食が出来たかという理由については、2つ大きな要因がが考えられます。

一つは、それが自分の意志で選んだことで、しかも自分が決めた期間が終わったら普通に食事が出来ることがわかっていたからです。

もしこれが
・私の意志と異なる強制的なものだったら
・いつ終わるかわからないものだったら
きっと、心が折れてしまったかもしれません。

つまり同じ肉体への試練だとしても
・自分の意志でそれを決めて受け入れた場合と
・意志に反して強制的に実施された場合
では全く異なるということです。



ですから、災害時や大災難時に、数日間食事が出来ない状況になったとしても、その時発想を切り替えて
・自分自身の身体変容の挑戦をしてみている
と受け入れることで、その断食をプラスにして乗り越えられる。という可能性があるということです。大丈夫。



ポイント2:水

二つ目の要因としては、断食中も水は飲めていたということです。
だから将来、きっかけは災害や大災難かもしれませんが、また再び断食挑戦をすることになったとしても、少なくとも口を湿らせるだけの水は確保出来ているのが理想だな。と思います。



頭の片隅にあれば幸いです。

今は特に断食をする予定はありませんが、3日間ぐらいの断食なら、家族や周囲に気づかれず(家族への食事作りは続けながら)実行することは出来ると思います。

だから防災備蓄についても、もしあれが足りなかったらその時どうしようと心配しすぎることはないかもしれません。
今出来る備蓄をした上で、それでも本番に足りないものがあったとしても、それはその時、必ずなんとかなるのです。

そしてその時にそれを、プラスの自分自身への挑戦として受け入れること。この単純なスイッチ切り替えで、実は身体の耐性が何十倍にも強くなるのです。という仮説を頭の片隅に覚えて頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。



おまけ

断食の効果はあったかって?
それはよくわかりませんが、ああ、自分の身体は3日ぐらい食べなくても、周囲が気づかない程度に、普通に健康に仕事しながら生活出来るんだ。ということを発見したのと、それは自分の経験としてとても役に立ちました。
(この記事は読者の方に断食を勧めている意図はありません)




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
ちょっと前にまるぞうさんが諏訪湖に行かれたお話ありました。家は天竜川下流に近いので興味深く拝見しました。

→ コメントありがとうございます。
・去って欲しいと願う限りは居続ける。
・どうぞ気の済むまでこちらにいらっしゃってくださいとおもてなしするといなくなる。
そんな陰陽を思い出しました。おせっかいですみません^^;

==========
皆が心配しているのは、自分がギリギリの状態のせいで、他人が困っているのに助けられない状態の方だと思います。

→ 慈悲心がキーワードです。「頭」なのか「心」なのか。

ポイントは
・自分に与えられた苦難をプラスのスイッチに切り替えられるか(今日の記事)。そして
・他人の苦しみを自分のこととして感じられるか(慈悲心)。
この2つが鍵という未来小説でした。

これからこの先「もうダメかも」という状況になった時に、この2つの鍵を思い出してくださる方が一人でもいらっしゃることを願います。よろしくお願いいたします。

==========


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災いが転じて福となった時の共通点。

2023-10-15 10:59:53 | 今日のひとり言

防災カレンダー

新潟北部から西方向


東京都秋葉原駅付近,南方向


奈良から大阪方面





災害備蓄は、未来の私や、家族や、その時点で縁のある方、弱っている方、困っている方たちへの、支援物資です。現在の私から未来への私達への仕送りです。



なぜ倒産の危機から立ち直れたのか。

テレビ東京系列の番組で「カンブリア宮殿」という番組があります。
業績を伸ばしている企業とその経営者の方のインタビュー番組です。
私はこの番組が好きで毎週録画して空いた時間に観ています。何回かに1回は「いい話だなあ」と思うことがあります。

私がこの番組で一番好きなのは、紙芝居コーナーと私が呼んでいるものです。
過去、この経営者が遭遇した挫折の物語を、再現フィルムではなく、似顔絵イラストの紙芝居風に再現するものです。

その挫折の内容はその企業の業種や時代などで様々ですが、とにかくもううちの会社ダメかもしれない。という時に、ふとしたヒントがあるのです。
そのヒントを元に会社を立て直した。そういうお話です。



綺麗事じゃない。それぞれの体験談。

私達の人生にはいろいろな挫折があります。
しかしその苦しい環境は、いつも「転じて福となる」一面を合わせもっているのです。塞翁が馬という一面が必ずある。

そんなのは頭でわかっていても綺麗事だよ。
ということはあるでしょう。
でもこの番組だと、何回かに1回は、ああ、あの挫折が幸運の鍵だったのね。ということが、本当の実体験として語られるところが、やはり本当に重みがあって好きな番組です。

私はたまたま小さな会社の経営もしているので、このカンブリア宮殿という番組で、共感できることが多いです。
皆様もそれぞれの生活環境で、やはり「あの挫折がそのあとの幸運の鍵だった」というお話は、世間にはいろいろあるだろうなと思います。



共通点。

挫折が、挫折のまま終わらず「転じて福」までもって来れた方の共通点。
それは、自分一人の損得勘定ではないところで、その人が世の中を観ていたこと。
・働いてくれている従業員とその家族をなんとか養わないといけないという責任。とか
・何とか困っているお客さんを助けてあげたい役に立ちたい。とか



未来の自分たちへの被災仕送りです。

今回災害の備蓄想定避難想定をしている中で、このカンブリア宮殿という番組を思い出したのは、きっとそんな繋がりからかもしれません。

自分想定して備えるのは、もちろん自分の生命を助けるためですが、
・自分の家族の生命を守ること。
・その時点で縁のある方、弱っている方、困っている方も助けてあげること。

その気持が、必ず「災いを転じさせる」結果的に「塞翁が馬」にする。
その鍵のために、今、平時の今、備えているんだ。
未来の私や、家族や、その時点で縁のある方、弱っている方、困っている方たちへの、支援物資です。現在の私から未来への私達への仕送りです。

という心のメモです。大丈夫。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
本当は、体調不良の大人が増えないように何とかしたいですね。

→ そうですよね。私は自分自身で、その時に、縁のある、弱っている人、困っている人に手を差し伸べてあげられる自分であったらいいなと思います。コメントありがとうございます。

==========
やえさん
・・・
電車の席の例えはすんなり理解できました。席を譲るばかりを考えていましたが逆に自分の方が辛い時に手を差し伸べてくれた人にそれ以上を強要せず素直に感謝を伝えられる自分でいたいと心掛けます。ありがとうございます。
一緒にいる人達が家族とは限らないという状況は辛すぎて無意識に想定していないようでした。私が家族を守るていで備えていたけれどそうじゃない時のイメージも練っていきます。

→ コメントありがとうございます。大丈夫。お互いがんばろ〜!

==========
御自分のペースでよろしくお願いいたします。大丈夫。
ありがとうございます(^^)

→ (^^)/

==========
シルバーさん
・・・
369小説、すごくためになりました!ありがとうございます。
いよいよの時4ぬ覚悟はしているが、最後まで諦めず他者を思い遣れたか…
人類(日本人?)は試されていますね。

→ その時に
・あの世に持っていけないものの執着を手放す
・自分の生命を信じて最後まで生きる希望を捨てない
・自分と同様に周囲で弱っている困っている人と一緒に。
ということが「鍵」という小説でした。
コメントありがとうございます。

==========
いつもありがとうございますさん
・・・
またまた、息子に水と非常食をおくりました。東日本大震災のときは、水が出なかったのが一番困りましたね。そして、ばあちゃんのラジオが役にたちました。水が出なくても、何とか弁当作って、職場に行きました。その頃は、家族が一緒に暮らしていたから心強かったですが、今は東京にいる子ども達が心配なのです。生きていれば十分です。それ以上は望みません。

→ 送ってくださった水と非常食は大切なお母様の愛情ですね。ありがとうございます。

===========
三月の桃日和さん
・・・
母方のひいおじいちゃんとお塩
ウチの相棒の昔話。
彼の母方のご先祖様はスイスとの国境に近いイタリア北部の山岳地帯出身だそうです。イタリアなのに姓名がフランス系の名前。遡ると14世紀ごろ南フランスから入植した人々、の末裔なのだそうです。理由は当時のカトリック教会から独立して自分たちのキリスト教信仰を貫きたかったため、だそうです。それと同じ理由で宗教改革を起こしたルターの1世紀以上前の出来事でした。
それらの人々が故郷を追われやっとのことで辿り着いたのがイタリアのピエモンテ地方。山に住んで自給自足の生活を送っていたそうです。ただし数ヶ月に一度、村人の一人が馬に村で生産した品物を乗せて降り、麓の街でそれらを売って代わりに塩を買って山に戻るというルーティーンがあったとか。これは相棒の曽祖父の代まで続いたそうです。
村では何でも自給自足で賄っていたとはいえ、塩だけは作れなかったそうなのです。命綱は水と塩、というお話でした。
非常時用のストックには、海塩などもあるといいかもですね。

→ 興味深いお話ありがとうございます。
味噌や梅干しなどは常温で日持ちもしますし、役に立ちますよね。

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【未来小説】369の人たち物語。再び。塞翁が馬。

2023-10-14 09:05:36 | 今日のひとり言

防災カレンダー
14日。新月週間。

撮影地





どんな厳しい環境に置かれても、それは必ず変容の塞翁が馬になる鍵となります。
だから大丈夫。




その時、普通の人間私達にも起きること。

すみません。本日も引き続き妄想小説です。
身体が衰弱していく中で、このことが「変容」に繋がるのか。

今までの時代は本当に限られた人にしか起きなかったこと。
それがこれからは私達多くの人に「普通に」起きることとなる。
そんな未来小説があるものですから。

大きな災害を受けて避難している生活。
水も電気もガスも交通も止まって、外部世界と遮断された環境で数週間じっと過ごす。
そういう最悪を想定しています。



そういう過酷な状況の中で、
衰弱の中で身体も精神も弱っていく人と、
その衰弱が変容の鍵となる人の違いはどこにあるのでしょうか。
そんな妄想のお話です。



希望が塞翁が馬の鍵となる。

最大の要因は「希望」であります。
どんなに過酷な状況であっても、これが自分の変容の鍵となることを知っていること。
強制的な断食状態になっていたとしても、でも自分はその状況を積極的に受け入れるということ。
大丈夫。



擬似的な臨死体験で再び思い出すこと。

そしてその過酷な状況で自分の人生を振り返ることは本当に大切です。
それは擬似的な臨死体験です。
自分はこのままこの世を去るかもしれない。
その時に後悔することは何でしょうか。
また
あの世に移った時に、持っていけるものは何でしょうか。
自分がこの人生で大切だと思っていたものの多くは、結局手放さなければならないものばかりでありました。
でも人に優しくしてあげたこと。
人を許してあげたこと。
人を受け入れたこと。
人を助けたこと。
人に喜ばれたこと。
そして
自分を諦めなかったこと。
これらの体験は、自分の本当の宝として、あの世に一緒についていってくれるものです。

最悪の避難環境で衰弱する中で、擬似的な臨死体験をすること。
この体験は、この避難生活から生還した時に、自分の人生を大きく変えていることでしょう。



慈悲心。

その疑似臨死体験を通して、やはり他の人も助けたいと思います。
自分より弱っている人。
自分より衰弱している人。
その方たちに手を差し伸べたいです。
自分が飲む用にとっておいた水も、半分はその方に差し上げることになる。
そういう現象も起きるかもしれません。

大丈夫。絶対に助かるから。頑張ろう。
自分の心の中に灯っている希望の火をお裾分けして上げたいです。



そういう未来小説のシミュレーションで、これは用意しておいた方がいいよ。と未来の自分が教えてくれるもの。



口を湿らせる水さえあれば大丈夫。

一つは水です。
とにかく何日も断食が続いたとしても、口を湿らせる水さえあれば大丈夫。
それが肉体の変容の着火点になる。
とにかく備蓄は水です。

ペットボトルの長期保存の水。
噴火が起きたらとにかく自宅内で貯水する。
お風呂浴槽。お鍋。バケツ。折りたたみのウォータータンク。
サバイバル浄水器。
一戸建てなら雨水貯水タンク。
自宅に井戸があると理想的です。
それぞれ各自の脳内シミュレーションに合わせて。



心の健康。

もう一つはトイレの用意です。
庭がある一戸建てなのか、街中のマンションなのか。
それぞれ脳内シミュレーションで、何が必要か。想定することは役に立ちます。



情報は希望を支えてくれる。

そしてもう一つはラジオです。
停電が数日続くと、携帯基地の電源も落ちてスマホは使えなくなります。
最悪の想定は、インターネットから遮断された状態でもあります。
火山灰が降りしきるなかでは、外出もままならないです。
閉じ込められた世界。

ラジオだけが、長期停電している私達に、外界の情報を伝えてくれる手段です。
被害はどのくらいなのか。
いつ収まりそうなのか。
いつ救助が来てくれるのか。
いつ復旧が始まるのか。
そして被災している私達に、全国から届けられる励ましの言葉。

未来の私は伝えます。
ラジオの情報が「希望」を大きく支えてくれた。

いつまで続くかわからない暗闇の中だと、心は折れたかもしれない。
しかしラジオから流れる「情報」が大きな支えになったと。

災害用ラジオであればバッテリーが切れても手回しでしばらく聴くことが出来ます。
もちろん乾電池も用意しておけば、数週間の被災期間は充分持つでしょう。



だから大丈夫。

どんな厳しい環境に置かれても、それは必ず変容の塞翁が馬になる鍵となります。
だから大丈夫。
・口を湿らせる水さえあれば断食状態は変容の鍵となる可能性がある。
・絶望ではなく希望をもってその環境を受け入れることが鍵。
・擬似的な臨死。自分の人生を振り返って本当に大切なことを思い出すことも。
・自分より弱った人衰弱した人を助ける心。これが鍵です。

だから大丈夫。
お読み頂いてありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
想定してからダメなら仕方ないですよね。今の私は想定する気力がないまま諦めてます。この型は違うとわかっているのにしないという…。まるぞうさんのここ数日の記事も読み込むと気持ちが落ちるのでざっくりとしか読めてません。東京住みなのにね…。気持ちが拒否してるのだけは自覚してます。

→ それでも記事を読んで頂いてありがとうございます。所詮妄想小説なので。御自分のペースでよろしくお願いいたします。大丈夫。

==========
シルバーさん
・・・
私の頭の中の小説は謎の体調不良で大人がどんどんなくなっていき、残された子供だけの世界です。
そこに地震か水害がやって来ます。
色々なパターンがありますが先ずは自分と家族、余裕があれば生き残ってくれた子供たちに安心して寝る場所と少しでも食料をあげたいですね。

→ ありがとうございます。

==========
大切な事を日々発信してくださってありがとうござます。
先日、朝食の準備をしながら、このブログの昨今の記事がなんとなしに、頭に浮かんでおりました。
 「いざ!という時。って言うけれど、実際にその時、私はどんな風だろう?」と漠然と思っていました。
 しばらく、地震の揺れは経験が無く、物品の備蓄はしても、こころ構えというか、具体的に自分がどう動けるのか、 咄嗟の行動が出来るのか?△の場所だったなぁ〜etc etc。。。

 夜になりまして、夕飯も終わり夫と二人ソファーで思い思いに過ごしておりましたら、ドッカンと大きな音と地響きがありまして、ビックリして飛び上がり、なになに、地震?事故?とか右往左往としてまして、一方夫は落ち着いて窓から外を見て、何も無いねーと言い、スマホで地震サイトをチェックしてくれました。するとなんと、ほぼほぼ震源地でした。
 発表は震度1でしたが、お尻のしたから、ドーンというのは、初めての経験で私にしたら小さなイザ!に遭遇し、腰を抜かすかと思っていましたが、びっくりすると走り出すという自分の野生の衝動に、さらにびっくりしました。
 日頃から避難のシミュレーションがいかに大切か思い出させて頂いた一件でした。

 取り急ぎ、リビングの壁にピッタリ付けていたソファーの後ろを隙間を空けて、避難スペースを設けまして、防災リュックも置きました。玄関近くの物入れに入れていたのを変えました。
 我が家は古い平家の戸建住宅なので、直下だと梁で圧死を避ける行動、大きな揺れなら庭に出る。寝室なら、台所なら、と、咄嗟の行動を考えて防災点検の見直し中です。

 イザ!となった時に自分はどうするのか。
頭が真っ白になっても「命を守る行動」が取れるように、初動のワンアクションを考えておくことも大切だとしみじみ思いました。

身に引き寄せて考えるとは、こういう事かと、少しだけ怖い思いをさせて頂いて、防災意識が高まったというお話でした。

→ 防災体験談ありがとうございます。シミュレーションをしている限りは災難は起こりにくくなる。備えあれば憂いなし。ですね。ありがとうございます。

==========
SHO_KOさん
・・・
お返事ありがとうございます。他人の備蓄リストを参考にしつつ、自分にとってより最適なシミュレーションを模索していきます!
まるぞうさんの記事と読者さんたちのコメ情報のお陰で、以前よりはずっと真剣に覚悟して具体的な準備をしていけそうな気がしました。ありがとうございます。

→ どんな災害でも、希望さえ持ち続ければ、塞翁が馬になる。というのが今回の369未来小説の結末でした。そして何を備えたら良いのか。シミュレーションの中で未来の自分が教えてくれる。ということ。自分や家族だけでなく、自分たちより弱った人、衰弱した人たちも助ける。そのために備蓄になる可能性のことも。

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【未来小説】369の人たち物語。未来の自分が教えてくれること。

2023-10-13 10:27:59 | 今日のひとり言

防災カレンダー
13日。新月週間。

千葉県北西部


兵庫県西脇市





来るべき大災害に備えて何を想定して何を備えたらいいのかと思った時。
あるいは
もう実際に本当に被災してもう駄目かもと思った時。
この図を思い出して頂きたいと思います。





自分の生命力が着火する時。

今日の小説は人によっては誤解を生じるかもしれない内容です。
もしこの記事を最後まで読まれる方は、ああ、いつもの妄想話ね。と読み流して頂ければ幸いです。



もし未来に私達が369人に変容する。そんな未来小説があった場合。
私達の身体が変容するきっかけ。

でもその誤解というのは
・369人になるには大きな災害に遭わなければならない。←誤解
・大きな災害に遭うことが369人変容の条件なら災害に遭う方がいいんじゃないの?←誤解

でも
・自分なりに最悪を想定して・備えて・腹を括って災害に遭遇した時
・一緒にいる人達(家族とは限らない)と何とか生き延びようと努力した時
・それでも自分たちは生き延びるぞと希望を失わなかった時

自分の身体の生存本能の隠れた能力が着火する。
身体中の遺伝子に大きな変容を働きかける。
そんな未来小説なのです。



最後の最後まで生き延びることを諦めない。

昭和の子供時代のスーパーヒーローです。
怪獣が現れて街をやっつける。
防衛隊の飛行機が応戦するけれども苦戦する。
もうダメだという時に巨大なスーパーヒーローが現れる。

毎回そうなら、さっさとスーパーヒーロー現れれば、街の被害はなくていいじゃない。
子供心にそう思った方もいらっしゃることでしょう。
でも、やはり「ギリギリまで頑張る。生き残る希望を諦めない。」最後の最後にスーパーヒーローが現れる。というところに、私達の生命の秘密が隠されているのだと思います。

たとえばこんな災害の状況の中。
周囲から隔絶された中で何日か何週間か生き延びなければならない。
食べ物はもうとっくにないです。
もう誰もが衰弱しきっている。
残りわずかな水をみんなで少しずつ分け合います。
体力がない人が優先。

もうダメかもしれない。
いやいや。絶対生き抜くぞ。
大丈夫。
自分の生命力を信じます。

という時に、その変容が起きる。という小説です。

・身体が限界を超える時
・でも意識ははっきり「まだ生き延びるぞ」という強い意志があり
・周囲の人たちと生き延びるぞ。
という気持ちが「発火点」となります。



苦しい時に思い出してください。

だから。
災害に対して想定と備えをする時に、自分の未来のその状況を想定してください。
その自分の身体が限界を超えて着火する時のために。
希望を最後まで失わないために。

もうダメかもしれない。という未来になった時に。
どうか今回の未来小説を思い出して頂きたいです。
・最後の最後まで生き延びることを諦めないこと。
・最後の最後まで避難している周囲の人たちと一緒に生き延びること。
この気持ちが、自分の生命を超えた着火点となる。
ああ、そんな小説があったなあ。
朦朧とした意識の中で思い出して頂ければ幸いです。



その朦朧とした意識の未来の私からの伝言が2つあります。



どの種類の災害でもそれぞれ水が確保されるように。

一つはやはり水です。
水さえあれば、人の身体は生き延びられるようになっている。

マンションは停電になれば断水します。
一戸建てでも大きな災害では断水します。

・無理しない可能な限り飲水は備蓄した方がいいです。
・浴槽も賛否両論がありますから自己判断で。
・一戸建ての方は雨水備蓄は有効です。断水でも雨が降れば水が手に入る。
・災害が発生して断水が起きてなければ、水が出るうちに、まず水を貯めること。浴槽と家中のバケツと鍋と。それからダイソーの20L折りたたみバケツ数個は有効。
・カバンやリュックの負担にならなければ、外出時にマイボトルにお水(蒸留水)をいつも持っていることは心強いです。



どの種類の災害でもパニックになった群衆が危険。

もう一つは人が殺到するところ、密集するところ、渋滞しているところは要注意。

地下から地上への出口に殺到する人たち。
エレベーターに殺到する人たち。
非常階段に殺到する人たち。
止まった電車のホーム。
そして車の超渋滞。

パニックになると、思考停止すると、人は殺到し密集し渋滞します。
どうかパニックにならないで、冷静に周囲を見回してください。
平時の今、頭の脳内シミュレーションで冷静に周囲を見回す経験をすればするほど、いざという時に冷静さを取り戻しやすくなります。

本番の災害は想定外のことが起きるでしょう。
・(殺到が起きる前に早めに)移動した方が良い場合もあります。
・(殺到から距離をおいて)そこに留まった方が良い場合もあります。

心の奥底の自分がその答を「直感」という形で知らせてくれる。未来小説だそうです。
パニックで思考停止していると、その「直感」を受信できないそうです。



その時に希望を諦めないための図。

来るべき大災害に備えて何を想定して何を備えたらいいのかと思った時。
あるいは
もう実際に本当に被災してもう駄目かもと思った時。
この図を思い出して頂きたいと思います。



その時の未来の自分が教えてくれます。という小説です。
お読みいただいてありがとうございます。



よくある質問

Q. 家の事情もあり備蓄するにも限界があります。大丈夫でしょうか。

A. 未来の自分に聞くと教えてくれます。
被災した未来の自分が「ああ、やっぱりあれ備えておけば良かった」と後悔しているようであれば、今用意した方がいいです。

被災した未来の自分が「あった方がいいけど、でも用意するのは無理だったから仕方ないや」と思えるのなら、それは本当に仕方ないです。備蓄にはそれぞれの家庭で出来る限界があるのです。
これでダメなら仕方ない。と腹を括って、あとは自分の生命力と生存本能を信じましょう。



Q. 被災した他の人も助けましょう。といいますが、実際は自分一人が生き延びるのが精一杯で無理だと思います。津波てんでんこ。

A. これも無理しない範囲で。で良いと思います。やはり備蓄は自分と自分の家族が優先されます。

また特にこちらが女性の場合。手を差し伸べた相手が力が強くてかつ自分さえよければという人物の場合もありえます。それでこちらの身の危険になるのなら本末転倒です。

ただし、やはり周囲の人を観察することは大事なことだと思います。
そしてその中に、本当に衰弱している人、本当に困っている人に対して、自分の安全を確保しながら。出来る範囲で手を差し伸べたいと個人的には思います。

よろしくお願いいたします。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
SHO_KOさん
・・・
>年に数回。防災情報に触れた時。それがそのタイミングです。
ニュースで流れてくるちょっとしたゆらぎ、気になること。最近の想定したいことのタイミング。
10/7 イスラエル
10/9 朝に太平洋沿岸に津波を引き起こした鳥島近海の現象の地震波
10/10「全銀システム」の不具合
・地震調査委員長「まれな現象」 鳥島近海からの津波 10/11(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cd743dcfc33e56ff9529d1f16681a1f233c2f0f
「まれな現象だ。大きな揺れを伴う地震がなくても津波が起きることがある」と述べ、改めて注意を呼び掛けた。
・送金障害、影響506万件 生活に支障、12日正常化目指す 10/11(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc39fa3c919eac269d02cb16e32d8082a9a75377
・全銀システム送金障害、復旧完了 他行宛て振り込み利用可能に 10/12(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cab501f3080f342a2daba975493cee16db48cc2

後でやろうと思っていると体調不良で簡単なことでも難しくなることが多々あります。普段から小さな気になるをやっておく。体調不良やケガしたときにやるのは本当に大変だから。チリも積もれば山となるで、自分や家族にとっての安心安全の為に不安になることや小さな違和感を取り除いていくことが大切。自分の身の回りや命の安全の確保が第一ですね。
とはいえ、想定が足りない~!違和感だらけだよ~不安だよ~安心が欲しいよ~!じゃなかった…私の安心をつくろう!
そんな意味で生まれ変わりたい!!

→ 読者の方全般に対して。
自分が想定する最悪の事態をやはり出来るだけ具体的に脳内でシミュレーションできるかが鍵であると思います。
シミュレーションの未来の私は
・水
・非常トイレ
・携帯ラジオ
どの種類の災害であっても、毎回この3つは共通しています。そんなシミュレーションの小説。

でも実際の災害は想定外のことだらけでしょう。その普段のシミュレーションの未来の自分が教えてくれることは、とても役に立ちます。

他人の備蓄リストは参考にするけれど、鵜呑みにするのではなく、自分が想定した最悪の災害シミュレーション内の未来の自分が何があったら良かったよ。と教えてくれること。これが大切だと思います。よろしくお願いいたします。

==========
かず☆さん
・・・
今日もお疲れ様です。記事の内容と関係ないことでアレなんですが、もう掲示板の方はやってらっしゃらないのですか?

→ やっていません。

==========
危機においてはそれを避けるための用意ですから、もう一段ハードルが高いかもしれませんが自分なりの神から与えられたある意味、チャンスと思って自分の努力を試したいと思います。
決して悲惨な目にあいたいという意味ではなく、乗り越えられない壁はないという意味で。

→ その通りと思います。本当の意味での塞翁が馬です。
・集団のパニックに呑み込まれて生命を落とすこと。
・後悔と絶望と諦めの中で生命を諦めること。
この2つさえ避ければ。。。頑張りましょう!
という未来シミュレーションの中での想定と備え。頑張ろ〜!

==========
やえさん
・・・
日常的すぎて思いが及ばなかった場面を具体的に見せて下さってありがとうございます。私自身の弱さというか保身の汚さも見えました。
例えば運よく家族で自宅マンションに籠城できたとして、階の通路に体ひとつで恐怖に震えている人達を見て見ぬ振りは苦しいけれど物資を独り占めという意味ではなくて、危ないからやめろと家族は言います。非常事態でパニックになった見知らぬ人は怖いそうです。世紀末的な映画によくあるヒャッハーの感じです。あの家にいけばもらえるという果てしなく広がる口コミ、断れば罵られて強奪もあるのかもしれないと。五郎櫃のお話に感銘を受けつつ、災害以外の最悪も想定してしまいます。まるぞうさんなら分け合いで起こる良い悪いはどのように想定されますか?人として器が小さい質問ですみません。

→ ご質問ありがとうございます。本当に大切なことです。
充分ありえるリスクであると思います。
やはり自分の身の危険が予想できる時は、迂闊に声はかけるべきではないと思います。

でも本当に衰弱している相手なら助けてあげたいと思います。
たとえば電車でその人が目の前に立った時に、その方に席をゆずってあげたいと思うかどうかに近いのではないでしょうか。この人はまだ立っていられるな大丈夫だな。という人には席を譲らないです。

でも本当に大切な御指摘です。ありがとうございます。

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【未来小説】369の人たち物語。脳内シミュレーションのヒント。

2023-10-12 10:06:46 | 防災情報。

防災カレンダー
12日。癸卯。新月週間。

横浜市保土ヶ谷区





私達は過去の災害から多くを学びます。



1.2週間の停電で起きたこと。

2019年の台風15号。
地域によっては2週間もの停電が発生しました。倒木による広範囲の電柱断線が復旧長期化の原因でした。

停電に多くの家庭でスマホが使えなくなり、役所が設置した非常携帯充電コーナーに長蛇の列があった光景を思い出します。
未来の自分は、太陽光発電とバッテリーの備えたがあったらと言います。
未来の自分は、携帯ラジオと予備の乾電池があったらと言います。
情報を入手する手段。情報を発信する手段が最優先です。

停電のためクーラーが使用できず熱中症で8人の方が亡くなりました。
真夏の長期停電には、首にかける携帯扇風機があれば、まだ体温の上昇を下げられたかもと未来の自分は言います。
真冬の長期停電には、冬登山用の寝袋があれば、まだ体温の低下が下げられたかもと未来の自分は言います。

この時の千葉の停電地域では幸いにして井戸水が出るうちは多かったようです。またほとんどが一戸建てでした。
もし都会市街地で2週間の停電があったらどうなるでしょうか。
マンションで2週間の断水。とエレベーターが使えないこと。トイレも使えないこと。

浴槽に残り湯を保存しておくことはマンションなどでは賛否両論がありますから自己責任で。
飲水の備蓄は当然しておくにしても、いざという時のためにサバイバル浄水器は心強いかもしれません。
貴重な水ですからトイレには使えません。非常トイレも家族2週間分。



2.水没する街で起きること。

2010年にNHKスペシャルで放映された荒川決壊シミュレーション「首都水没」は中身の濃い内容でした。

雨が激しくなった時には、江東区の人たちは鉄道でも橋でも渋滞により区外に出られないまま、荒川が決壊して街が水没するというシミュレーションでした。
この時は垂直避難といい、高い建物の上に避難するしかありません。
土地の低いところでは5階まで水没します。そして水が引くには1週間はかかるという想定でした。

もし高い建物に避難できたとして、その建物。たとえば近隣のマンションの5階の通路などで1週間生き延びなければなりません。
濡れた身体を乾かすタオルと着替えが防災袋にあれば良かった。と未来の自分は言います。
寒さを凌ぐためにアルミブランケットがあれば良かった。と未来の自分は言います。
何日分もの水はリュックには入らないので、やはりサバイバル浄水器があれば良かった。泥水汚水だけど階段を降りれば水があるのだから。と未来の自分は言います。
トイレットペーパーも一巻きリュックに入れておくべきだった。いろいろ使える。と未来の自分が言います。

高い階層の住民の方も、通路にたくさんの人達が避難している状態を見るに見かねる。こともあるかもしれません。
家族分ならなんとか2週間すごせても、通路にいる大勢の人たちを締め出したままに出来るのか。
本当に具合の悪いひともいます。
そちらは寒いでしょう。こちらにお入りください。
濡れたものはここにいれて、これで良ければ着替えてください。
お水も食糧もみなさんと分けるとなると本当にわずかですが、これを分けて何とか1週間生き延びましょう。

お風呂の残り湯であってもサバイバル浄水器で避難した方々の生命を繋ぐ綱になる。とにかく声かけあって助け合う。
自分の家族さえ助かれば良いというわけにはいかなくなる未来もあり得る。
慈善事業して家族も死んだら元も子もないないじゃないか、普段の備蓄の自己責任。という自分と、芥川龍之介の蜘蛛の糸の風景の自分の葛藤があるかもしれません。
じゃあ平時の今、私達は何を備蓄備えをしていればいいのか。と未来の自分は問います。

NHKスペシャルでは、人がパニックになって渋滞になり江東区に閉じ込められる前に風景も描いていました。
まだ大雨が降る前で、東京は青空でした。
しかし半日後には大型台風で大雨になる予報でした。
足腰の弱い高齢者などは、まだ「東京が青空ピーカンのこの時期」から区外に避難することが必要。と番組は言っていました。

まだ雨が弱いから大丈夫。
まだみんなが避難していないから大丈夫。
そんな「正常化バイアス」に流されないで、まだ小雨だったあの時点で、区外に避難しておこう。と未来の自分は言います。



3.広範囲の火災に巻き込まれる時。

関東大震災の記録は本当に私達にいろいろなことを教えてくれます。
火災旋風で生き残った記録は、横浜正金銀行の地下室でした。ここに生き残るヒントがあります。

東京の下町や環状6号線〜7号線の木造住宅密集地に住んでいる方。
大きな地震のあとは、同時多発的に火事が起きて、数時間後には、木造密集地帯が再び全焼する未来を想定するべきです。

郊外まで徒歩や自転車で避難できない場合は、横浜正金銀行の件を思い出してください。
こちらの記事を何本かお読みになって、それぞれの心の中で御自分のシミュレーションを作っていただければと願います。
https://www.google.com/search?q=%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E6%AD%A3%E9%87%91%E9%8A%80%E8%A1%8C+%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD+%E9%81%BF%E9%9B%A3%E6%89%80&sca_esv=572714518&sxsrf=AM9HkKmqkpemjarETx3OqQ7ZEl7Kuz0enQ%3A1697068728876&ei=uDYnZdGDNb3e2roPwq-IsAI&oq=%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E6%AD%A3%E9%87%91%E9%8A%80%E8%A1%8C+%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E9%81%BF%E9%9B%A3&gs_lp=Egxnd3Mtd2l6LXNlcnAiK-aoqua1nOato-mHkemKgOihjCDplqLmnbHlpKfpnIfngb3jgIDpgb_pm6MqAggAMgUQIRigAUjyMFCoDlioFnABeAGQAQGYAcIBoAGKCaoBAzAuN7gBAcgBAPgBAcICChAAGEcY1gQYsAPCAgQQABge4gMEGAAgQYgGAZAGCg&sclient=gws-wiz-serp

では自分の自宅のそばには何があるか。
地下鉄の駅は正金銀行の代わりになるか。
大型スーパーや区役所など大きい鉄筋建物の、防火扉のある非常階段は正金銀行の代わりになるか。

そして避難した防火区域であっても周囲が数時間炎にまかれることがあるでしょう。
その時、どうすれば良いのか。

どうかこちらの記事を何本かお読みになって、それぞれの心の中で御自分のシミュレーションを作っていただければと願います。
https://www.google.com/search?q=%E7%81%AB%E7%81%BD+%E7%85%99%E3%80%80%E9%81%BF%E9%9B%A3&sca_esv=572714518&sxsrf=AM9HkKmbxG7lfKOFu-mZFF28pbUe-Eg6Eg%3A1697068948845&ei=lDcnZaeeM5GRoATh1JDQDw&ved=0ahUKEwinuOu-mu-BAxWRCIgKHWEqBPoQ4dUDCBA&uact=5&oq=%E7%81%AB%E7%81%BD+%E7%85%99%E3%80%80%E9%81%BF%E9%9B%A3&gs_lp=Egxnd3Mtd2l6LXNlcnAiE-eBq-eBvSDnhZnjgIDpgb_pm6MyBRAAGIAEMgUQABiABDIGEAAYHhgPSMmsAVDWB1jEpAFwD3gBkAECmAGwAaAB8BiqAQQwLjIxuAEDyAEA-AEBwgIKEAAYRxjWBBiwA8ICBBAjGCfCAgQQABgewgIGEAAYHhgXwgIFEAAYogTCAgcQABgEGIAEwgIGEAAYBBgewgIIEAAYBBgeGA_CAgoQABgIGAQYHhgPwgIIEAAYiQUYogTiAwQYACBBiAYBkAYK&sclient=gws-wiz-serp



4.限られた水だけで全員一週間生き延びる。

大地震の時はエレベーターに閉じ込められることも想定されます。
内側からは、非常ボタンを押すことと、スマホで外部に救援を頼むこと以外は、あとは救出が来るまで数時間か数日待つしかありません。
首都直下型地震で閉じ込められるエレベーターは2万台以上。それらを1台1台救出するのであれば、数日は覚悟。交通渋滞があれば、更に長引くでしょう。

私はいつも飲水500mlをリュックにいれています。こういう時は心強いですが、他の方にも分けることになるでしょうから。できるだけ節約して数日もつように、少しずつ喉を湿らすように使う。



5.地下の殺到は危ないよ。

大地震の時の地下鉄は大丈夫でしょうか。

近くの駅に緊急停車したら、乗客は地上に殺到することでしょう。もしホームも停電していたら緑色の非常出口に向かって殺到することでしょう。

でも私達は人が殺到すると危険であることを知っています。
昨年韓国ソウルで雑踏事故が発生し150名以上がお亡くなりになりました。とにかく大勢が殺到するような場所は危ないよ。まだ離れていた方が安全だよ。と未来の私が言います。

地下鉄は地下であるため逆に地震に強いです。もし火災が起きる場合は、正金銀行の例もあります。
しかし怖いのは水没です。今回の地震は津波による水没の危険があるのかどうか。
でも雑踏は怖いよ。



6.高層の殺到は危ないよ。

大地震の時に高層ビルにいた時は大丈夫でしょうか。

日本においては最近の高層ビルは地震には強いと言われています。ただし高層は揺れます。
天井からの落下物だけじゃなく、大きな棚や机や大型電化製品などが横移動して潰されないように、身体を保ちながら避難すること。大きな揺れの中、周囲を良く観察してね。と未来の自分は言います。

そして揺れが収まったら。大勢の人は一気に下に降りようとすることでしょう。
でもエレベーターは止まるかも。という危険が頭をよぎります。
では非常階段は。大勢の人が階段に殺到している間は恐ろしい。ということも頭をよぎります。

でもこれだけ知っていれば大丈夫。
パニックになって無思考のまま大勢の人たちの流れに呑まれないで。と未来の自分は伝えます。



7.閉じ込められた渋滞は危ないよ。

311で東京で起きた印象深いこと。それは交通渋滞でした。
超渋滞(スーパーグリッド)が日本で初めて観測されて、渋滞解消に丸一日かかりました。
渋滞に巻き込まれると、にっちもさっちも行かなくなるところが問題です。
沿岸部だと津波に巻き込まれます。
木造密集地だと大火災に巻き込まれます。
富士山直下だと火砕流に巻き込まれます。
富士山120キロ圏内だと火山灰に降られます。

電車が止まったら。まず安全な場所で待機。様子を見て自宅まで徒歩帰宅。家族に徹底は本当に意味があるよ。と未来の自分はいいます。
沿岸部にお住まいの方は、とにかく徒歩で避難できる高台か鉄筋の頑丈なビルを普段からの避難所に。
足腰が弱い家族がいらっしゃる場合は、車やむなしですが、それでも渋滞に巻き込まれない近場の高台かビルまで。というようなシミュレーションは、本番の災害で臨機応変に生き延びる判断に役立つでしょう。



おまけ

東京備蓄ナビ
東京都の防災備蓄ですが、どの地域の方にも、どの種類の災害でも、有用な情報です。
一体我が家はどのくらい備蓄しておけばいいの?という目安にご利用ください。
https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/



それから今日のシミュレーションに出た防災グッズ。興味のある方は。

サバイバル浄水器
https://youtu.be/2HED6wf7yYI?si=DErXZazqbjSurJk0

アルミブランケット
https://www.google.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&oq=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyCQgAEEUYORiABDIHCAEQABiABDIHCAIQABiABDIHCAMQABiABDIHCAQQABiABDIHCAUQABiABDIGCAYQRRg9MgYIBxBFGD3SAQg0MDE4ajBqN6gCALACAA&sourceid=chrome&ie=UTF-8




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
SHO_KOさん
・・・
違和感は大事ですね。
ちょうど一か月ほど前「君たちはどう生きるか」を観に行きました。大叔父が石を託そうとするシーンを思い出しました。
今日の記事の“違和感”から思い浮かんだことを書きます。

違和感の違和(いわ)岩を取り除いていく
凝り固まった岩(いわ=違和)をのけていく
不安や恐怖から身を守るために私たちはたくさんの石を積んできたんだ
ご先祖様たちや親や社会から引き継いだもの、もらったものでできた石
生まれてから、自分で必要だと思ってきた石
自分を守ったり、より安心するためにえらんだ石
見つけた石を拾っては積み、拾っては積み上げて必死に生きてきたんだ
だって必要だと思ったんだ 生きていく為に

→ 自分の心の中のスーパーコンピュータは、私達が思う以上に凄いなあといつも思います。
多分それは、繋がっているからなのだなと思います。コメントありがとうございます。

==========
良いコメントだなぁ。素晴らしい
敵愾心からではなく反発も抱かないで違う意見に耳を傾ける、聞いてみようとする態度はどんな立場の方にも敬意で向き合おうとするとてもエレガントな在り方ですね。素敵な方だなぁ。コメントしてくれて有り難う!なんか今までのモヤモヤがスッキリ致しました。

→ ありがとうございます。

==========
安芸高田市の石丸伸二市長をご存知でしょうか?

→ いいえ。存じ上げませんでした。

==========
やえさん
・・・
まるぞうさんが注意を喚起して下さる度に家族からの少ない理解と限られたお金の中でこっそり蓄えています。しかし、備蓄は3、4日でガス電気水道が復旧するも物資が何週か滞るぐらい、しかも家族が揃って籠城できるという、いつやって来るかわからない事柄に対して想定が甘いなぁと改めて思いました。まるぞうさんのお話を参考にさせて頂きながら次の場面を想像していきます。無頓着な家族をどう守るか、いつも空回りです(汗)

→ どんなに備えても本番の災害の時にはいろいろ問題が出てくるのです。
しかし備えるという平時のシミュレーションによって
・その災害に遭遇する因子が代理昇華しやすい(陰陽仮説)
・実際に災害に遭遇した時に、パニックに呑み込まれず、生き延びる知恵にアクセスしやすい。
ということが目的なのです。

大丈夫。ありがとうございます。

==========
まるぞうさん有り難うございます。
私は週に、一度都内で仕事これを懸念しています。
その日ならどうするか?家に留守番するペットの餌や水を普段より多めに大物電化製品などは倒れないようにしてあるけど何日も帰れなかったら?そればかり心配。でもあらゆる最悪想定はしっかりしておきます。道路は瓦礫で歩いては帰れないかも。

→ 大丈夫。人間も動物も水さえあればしぶとく生き延びられます。
今備えられる以上の災害に遭遇した時は、これでダメなら仕方ない。と腹を括ることで、お互い本来の生命力が点火すると思います。コメントありがとうございます。

==========
SHO_KOさん
・・・
おすすめ動画Eテレ「0655」
・うろ覚えリクエストウィーク/「顕微鏡で覗く世界 ボルボックス編」歌:笹倉慎介
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2023101107586 配信期限 :10/18(水) 午前7:00 まで

昨日の朝、テレビをつけるとEテレ「0655」でまた観たいと思っていたボルボックスの歌が流れていました。
親の体の中で子どもの細胞表面に孫世代が形成され、十字に切れてひっくり返るシーンを観て、アレって思って少しゾッとしました。
以前投稿したボルボックスのコメントの下書きをもう一度読むと以下のメモ書きをしていて、映画「君どう」とボルボックスの歌でこのイメージが浮かんだことを思い出しました。昨日は占星術でも、時代を変える革命的な冥王星が逆行していた冥王星が順行になる移動日だったこと、それを象徴するかのようなボルボックスの映像に驚きました。今まで目に見えるモノ、手に入るモノをできる限りたくさん集めたり様々な可能性を集めてきたけれどこれからは選定していくのではないか。世界の動きもそのような雰囲気になるのではないか?そんな空想をしました。
メモ書きは昨日の投稿の要約みたいなものです。(^^;)

不必要な意志・意思(=石)を崩す
先祖たちが築いてきた世界を崩してひっくり返して、新しい時代を切り開いていく、創造していく、イチから。
土台を変えていく。全部崩してごちゃ混ぜにして土台から築いていく。
新しいブドウは新しい革袋に入れる。

→ 情報ありがとうございます。

==========


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【未来小説】369の人たち物語。最悪シミュレーションは具体的であればあるほど良い。

2023-10-11 09:13:55 | 今日のひとり言

防災カレンダー
11日。新月週間。

山梨県


香川県西部





年に数回。防災情報に触れた時。それがそのタイミングです。

その暗闇の中で。なのか。
その揺れの中で。なのか。
寒さの中で。なのか。
熱さの中で。なのか。

喉が乾いている状態。なのか。
トイレに行きたくてもいけない状態。なのか。
怪我をしている状態。なのか。

その時の私達。
・どう行動することでより生き延びられるのか。

具体的な脳内シミュレーションの中の未来の私が教えてくれます。




出来るだけ具体的に思い浮かべることが大切。だそうです。

今から20年前以上のことです。
ある願望達成セミナーというものを1度だけ受講したことがありました。

その時の講師は起業家の人で、いくつもの事業を成功させたという方でした。
そのセミナーの内容はとにかく「その願望が叶った時の自分や周囲を出来るだけ詳細に思い浮かべること。」というものでした。

その例では彼はBMWのスポーツカーを購入できた話でした。当時はまだそういう高級外車が多くの人々の憧れだった時代でした。

カーディーラーが納車する日の朝。どんな気分で自分はどういう気持で目覚めるのか。業者が来るまでの自分がそわそわした気分。コーヒーの香り。
そして業者がピンポンと呼び鈴を鳴らすそれを聞いた時の自分の喜び。
そして受け取った車の鍵のずっしりとして重みと、家の前に停めてあるBMWの鮮やかな青い色。などなど。

そうか。成功した時の自分の状態を如何に具体的に詳細に思い浮かべるのが、その成功を現実化するコツなのだ。



ただし底の浅い願望の場合は継続しない。

受講後、さっそく私も試してみましたが、結局それは長続きしませんでした。
なぜ長続きしなかったのか。今ならそれはわかります。

それは
・その願望が実現するには私の運の貯金が足りなかった。あるいは
・その願望は長期的には私の心の成長にはプラスにならない。
ということであったと思います。

私の心の奥底の私(セルフ3)は、広い視野で私の人生を見ておりますから、セルフ1が惹かれるような表向きの社会的成功が、必ずしも長期的に私にとってプラスになるかどうか。マイナスになることも多い。と知っています。

運の借金がある場合は、まずはその返済。自分がしてきたことの昇華(表面的には苦難にみえる)が優先される。などなど。

だから、心の奥底の私が許容されない「底浅い願望」は、結局潜在意識願望達成を使おうとすると、何となく苦しくなって止めてしまうのでした。



逆に最悪想定は具体的であるほど効果的です。

ただしそれは、最悪を避けるシミュレーションにはとても有効です。
自分が最悪の状態に置かれたシミュレーションは、できるだけ具体的で詳細な方がいいのです。

その時自分は何を用意しているのか。
その時自分はどう行動するのか。

私達が防災備蓄をする時は、
・何か具体的な被害想定をしていて
・その被害を出来るだけ最小にするために
・その備えをするのです。

そのシミュレーションは出来るだけ詳細な方がいいのです。



現実はシミュレーションどおりにはならない。けれども。

実際に私達が災害に遭遇する時は、自分がシミュレーションしたシナリオと異なることがたくさん発生することでしょう。
・まさかここが壊れているとは思わなかった。
・まさかここに人が殺到しているとは思わなかった。
・まさか同居の家族がたまたま外出して連絡がとれないとは思わなかった。
・買おうと思っていたトイレットペーパーが切れていたタイミングだった。
・満タンにしようと思っていたガソリンがほぼ空のタイミングだった。
・ラジオと懐中電灯は子供のキャンプに貸したタイミングだった。

などなど。
その時の私達は想定外のことが連続で起きることでしょう。

しかし。
きちんと自分の中で、
・どういう最悪のことが起きるのか
というシミュレーションを脳内で、具体的に詳細にしている経験は、そのXデーの時にとても役に立ちます。



何を備えるかよりも、どう想定したか。が重要である理由。

「いざという時のために何を用意すればいいんですか?」
「今のうちの状態ではそこまで用意することはできません。」
など、防災備蓄については、いろいろ悩む方も多いかもしれません。

大切なのは
・何を用意するか
よりも
・どういう(具体的な)想定をしたか
です。

自分が想定した最悪の事象。
その時自分や家族をどう守るのか。というシミュレーション。
そこから、じゃあ、自分の家はこれを備えておく必要がある。

何を備えておく必要があるのか。
それは(脳内で被災シミュレーションしている)未来の自分からの「これ用意しておいた方がいいよ」というメッセージです。

家庭の都合でどうしても用意できないものは、じゃあそれなくして、どう生き延びるのか。
どう行動するのか。
何を持って、誰と、どこに避難するのか。あるいは避難しないのか。

我が家が備えたものの範囲で、自分たちはどう生き延びる行動をするのか。
夜中だったらどうするのか。
家族が会社や学校にいっている時はどうするのか。
自分が外出している時はどうするのか。
都心の雑踏だったらどうするのか。
高層ビルの中だったらどうするのか。
地下鉄で移動中だったらどうするのか。

それらの場所でどのような災害がありえるのか。
大きな地震でしょうか。
大きな津波でしょうか。
広範囲の火災でしょうか。
外国からの落下兵器でしょうか。
桜島の1万倍の火山灰でしょうか。



普段は忘れていても、心の奥底の私は覚えています。

これらのシミュレーションは年に数回で充分です。
毎日「天が降ってくると」いう杞憂の心配は不要です。
きちんと具体的なシミュレーションをすれば、あとは普段は忘れて大丈夫です。それが潜在意識(セルフ3)の本当の力です。

実際本当の災害に遭遇する時は、想定外のことばかりでしょう。
しかし、平時に自分がしていた「最悪の想定シミュレーション」をベースに、最善の行動が導かれます。

それは
・人が誰も避難しないうちに、その場を離れることかもしれません。
・人がみな避難に殺到している時に、その場にとどまることかもしれません。



その時、最善の選択肢を心の奥底の私が教えてくれる。

自分が最悪をシミュレーションしていたおかげで、その時にパニックになる可能性がずっと抑えられます。これが一番大事です。
そして
・自分が見えていない広範囲で何が起きているかという想像。
・これからここに何が起きるであろうかという想像。
これらの情報を、セルフ3というスーパーコンピュータが、私自身に示してくれます。

・どう行動したら良いのか。



新しい防災情報が示された時は、脳内シミュレーションを再度確認してみる。

日本はありがたいです。
防災の情報は、定期的にテレビやネットで流れます。このブログでも折に触れて覚え書きします。

その時は、再度各自の生活での「最悪シミュレーション」をアップデートするタイミングと思ってください。

その新たな防災情報の条件の中で、脳内シミュレーションの未来の自分からのメッセージです。
新しく備えておいて欲しい。と未来の自分が伝えてくれるもの。
あるいは、今の備えのままで良いけれど「その時はこう行動して欲しい」と伝えてくれることもあるでしょう。

年に数回。防災情報に触れた時。それがそのタイミングです。

その暗闇の中で。なのか。
その揺れの中で。なのか。
寒さの中で。なのか。
熱さの中で。なのか。

喉が乾いている状態。なのか。
トイレに行きたくてもいけない状態。なのか。
怪我をしている状態。なのか。

その時の私達。
・どう行動することでより生き延びられるのか。

具体的な脳内シミュレーションの中の未来の私が教えてくれます。



よくある質問

Q:そんなシミュレーションをしても意味がない。
実際はそんな最悪が起きるとは限らない。あるいはもっとひどい最悪が起きるかもしれない。
だから不確定な最悪は想定しても意味がない。

A:実際災害災難に遭遇する時は事前のシミュレーションにはない想定外のことも数多く発生するでしょう。
でも平時に具体的な脳内シミュレーションをすることで、いざという時にパニックになる可能性がずっと低くなる。
そして、脳内シミュレーションの経験によって
・自分が見えないより広範囲で起きていることの想定ができる。
・これからここに起きるであろうことのシナリオも想定ができる。
その緊急時に、自分の心の奥底のスーパーコンピュータからのメッセージをより確実にするために、普段から定期的に自分なりの最悪時の想定をしておくことは、その瞬間生き延びる判断に大きな助けとなる。という仮説です。
よろしくお願いいたします。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
まるぞうさんは器が広いので、アンチテーゼのコメントも掲載されるので、学びが深くなります。
私はワクチンを打ってませんが、ワクチン反対派のブログはもちろんのこと、ワクチン推奨派のブログも読みます。自分の意見に合わない人に反論、攻撃ではなく、その方の思考方法や立場を考えながら読みます。
私は日本のことが大好きですが、愛国的なブログも反日ブログも読みます。もちろん理解できないところは質問します。
テーゼもアンチテーゼも読むことにより、思考が深まります。
多くの人が自分の意見に合わないブログにわざわざ反論している理由がよく分かりません。周りに気を遣いながら、自分の言いたいことを抑えながら書いているブログよりも、自分の思いのたけを真摯に書いてくれるブログは貴重です。
これからも、まるぞうさんのブログを楽しみにしています。

→ ありがとうございます。大きな励みです。(^o^)/

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【未来小説】369の人たち物語。小さな警告への嗅覚。

2023-10-10 08:17:57 | 今日のひとり言

防災カレンダー
10日。月が最遠。【9】
新月週間。




私達は、数多くの人生の失敗やトラブルという経験によって、
見逃していた「小さな警告」とは、あれだったのかと経験していきます。
なるほどあれば自分の「正常化バイアスだったのか」と敬遠していきます。



最悪を事前に避けていく=369人生の運転技術。


369の小説では、人々は自分の人生を自分の意志で運転しているそうです。

現代の私達は「自分の願い願望が叶わないのが人生さ」と思っておりますが、369の人たちは自分たちの意志に沿った自分たちの人生を描いています。

それはどういうように行われるか。
あるゴールに「行きたい行きたい」と強く願うというよりは、
障害物を一つひとつ避けていった結果、ゴールに辿り着くという方法です。

自分が遭遇を避けるべき「最悪事態」を一つひとつ回避していったことの積み重ねで、いつの間にかゴールについている。



最悪を見ないふりしていると、トラブルに激突する。

でも現代の私達は、自分の都合の悪いことは聞きたくない。という性質が勍いです。「正常化バイアス」と呼ばれます。

・今まで問題なかったから今回も大丈夫だよ。
・みんなが用意してないから自分もしなくて大丈夫だよ。

このように私達の心は「最悪を想定する」ことは、なるべくしたくない。と思います。



人生の大きいトラブル災害の前には、必ず予兆がある。

でも人生のいろいろな失敗挫折を経験して行く時、必ず事前に「小さな警告」があったはずです。
それは
・親しい人の何気ない忠告だったかもしれない。
・何となく気になるネットの情報だったかもしれない。
・電車の中吊り広告の一言だったかもしれない。

いずれにせよ、自分の心の中で「!」と引っかかった警告でありましたが、でも多分大丈夫だよ。と揉み消した警告でありました。



・それは人間関係のトラブルかもしれない。
・あるいは病気や怪我などのトラブルかもしれない。
・あるいはお金や経営に関するトラブルかもしれない。
・あるいは事故や盗難などのトラブルかもしれない。

人生で大きなトラブルに遭遇した時、落ち着いてその前兆を思い返してみます。
すると、ああ、あれが警告だったのか。
大きなトラブルは必ず事前に前兆警告がある。というのが私の人生経験仮説です。



何か普段と違った違和感があった。
その違和感が大切な警告でありました。



それは経験を通して学んでいく。

私達は、数多くの人生の失敗やトラブルという経験によって、
見逃していた「小さな警告」とは、あれだったのかと経験していきます。
なるほどあれば自分の「正常化バイアスだったのか」と敬遠していきます。



つづく





おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
今日もありがとうございますさん
・・・
午後から、雨で栗の皮むきしてます。昨日は近所の方に声をかけて一緒に栗拾いして好きなだけもらって頂き助かりました。午前中、栗を甘煮して最後にブランデーを染み込ませ、マロングラッセを作り、友人と紅茶でお茶会しました。手作り梅干しだったら、緑茶。話をするのが一番の楽しみです。

→ 美味しそうです。いつもお裾分けの風景ありがとうございます。ご馳走様です。

==========
7871さん
・・・
まるぞうさんは、冷蔵倉庫に備蓄したお米を今年からたべますか?一度にどれくらい取り寄せていますか?教えて下さい。
いつも記事を読んで、安心をいただいてます。ありがとうございます!

→ 自宅マンション納戸にはまだ30kg玄米が3袋ありますので、これが1袋になったら、倉庫会社さんから1年分を取り寄せて、また1年間、毎日の食事として頂きたいと思っております。
マンション納戸でも、除湿機をいれて60%以下を維持することで、この暑い夏でも常温保存を乗り切れたようです。玄米備蓄についてもまた経過をレポート記事書きますね。

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【未来小説】369の人たち物語。塞翁が馬。

2023-10-09 10:21:46 | 今日のひとり言

防災カレンダー

千葉県北西部





世界の空気。

昨日、イスラエルが戦争状態に入っていることを宣言したこと。
本日、富士山に直結する伊豆小笠原諸島で地震があり津波警報が発令されていること。
この世界での空気の流れに不穏さを感じ始めている人も多いことでしょう。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして今も恐怖と混乱の中にいる大勢の方々に心からのお見舞いを申し上げます。



これから不安の時に思いだして頂きたいこと。

そしてこれから、その不穏な空気感は増していくかもしれません。
でもその時に思いだして頂きたいのです。
その「不安を感じる今」こそが、X年後の369への変化の真っ最中である。という小説を。





369の私達と現在の私達のギャップ。

X年後の369の世界では、人々は
・与えられるものに感謝。手放す時も感謝。
・最悪を想定し、備えて、それでダメなら仕方ないと腹を括っている。
・自分自身がお預かりした身体の生存本能全開で生きている。

しかし現在の私達は
・金でもモノでも、自分から離れていくものを手放したくない。
・みんなが用意していないならまだ大丈夫だろう。という正常バイアス。最悪は想定したくないです。
・とにく昨今の日本人は、自分自身のたくましい生存本能を忘れている。生きるチカラが弱い人が増えている?



変容の期間に起きたこと(起きること)。

社会全体が、このようなXー369の変化が起きたということは、現在からとX年後の近未来の間に一体何が起きたのでしょうか。
ということを思い出して頂きたいです。



感謝して手放す。きっかけの体験の可能性。

Xー369の視点から振り返ると、今これから私達に起きることは塞翁が馬だったのか。最短距離で登山するのなら、登っている最中はそりゃ苦しいだろうな。と思います。

今私達が手放したくないと執着しているもの。
強制的に手放さざるを得ない状況になるかもしれないです。
でもそれは「与えられるものは感謝。手放す時は執着せず感謝」を体得するための、痛い痛い脱皮の経験であるかもしれません。



正常化バイアスを乗り越える。何度もの苦い経験から。

・皆が用意していないからまだ大丈夫でしょう。
・最悪の事態は想定したくないです。
という「正常化バイアス」にまたしても今回は流されて、こんなに不便な目に遭うはめになった。
やはり、あれは「小さな警告」だったのか。
あの「小さな警告」に耳を傾けて、想定しておくべきだった。備えておくべきだった。そしてそれでダメなら仕方ないと、平時の時から腹を括っておくべきだった。

と何度も苦い思いをすることで、人は自分の「正常化バイアス」に打ち克つ経験をして行きます。
Xー369に辿り着く前に、多くの人は何度も「正常化バイアス」に流されたという挫折をすることとなりますが。これもまた脱皮のための、痛い痛い勉強代であります。



過酷なサバイバル体験が生存本能を着火させる。

そして特に最近の日本人。無菌培養の社会で育った日本人にとって、生命力を思い出すには、やはりショック療法のサバイバル体験が必要となります。
でも数十年前の私達より上の世代の日本人は全員そうでありました。
だから、自分がお預かりしている身体の生存本能が着火するための、ショック療法。

何日も食事が出来ない体験なのかもしれない。
電気もガスも水道もない環境で何日もじっとしていなければならない体験かもしれない。
インターネットや外界の情報から何日も遮断される体験かもしれない。

でもそれらの体験によって、自分の本来の生存本能が着火するのであれば、その痛みのサバイバル体験は、X-369から振り返ると塞翁が馬という体験かもしれない。



その時に思いだしてください。

ですからどうか。
これから起きることを「不安」に呑み込まれそうな時、
X年後の未来の自分(今ここに同時に存在しています)が、X年前の過去を振り返った視点で観て頂きたいと思います。

Xー369という世界
・人々は与えられるものに感謝。手放す時も感謝。
・最悪を想定して備えてそしてそれでダメなら仕方ないと腹を括っている。
・自分がお預かりしている身体の生存本能。生きるチカラが強い。

その様な変容と遂げているX年後の未来の私達から、現在の私達を振り返る視点で観て頂きたいです。
苦しくて避けたいその出来事一つひとつに塞翁が馬の意味がある。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
たま♪ さん
・・・
まるぞうさんも頑張れよ~、てラクに今は思えます☆
頑張れ~!!!

→ ありがとうございます。

==========
眠ったままの物、忘れられた物、今の自分には必要ない物、過剰なものなど、世に出して価値をわかってくれる人や必要な人にお安くお譲りする
メルカリの楽しさに目覚めて家中の蔵出しをやり始め5年目に入りました
使ってもらって、お役に立てることで感謝され、昇華していく
そんなことを毎日心がけてやっている気がします
人もご先祖様も自然も動物も情報も世界が存在していることが有難いことだとやっと腹に落ちてきたかなり遅咲きの私です^^;
ありがとうの言葉は私自身何より嬉しいし、たくさんの人に届けたい
世界中のみんなが喜びと感謝でつながる世界がやってきますように

→ 本当にこの世界。ありがとうございます。

==========
いつもありがとうございますさん
・・・
栗拾いから、帰ってきました。ずっと植えっぱなし、消毒もしたことない栗の木だから、虫がついてましたね。でも毎年栗の皮をむいて冷凍しておくのです。お正月にはこの栗で栗きんとんを作ります。
もう、そんな季節になってきたのですよね。

→ いつもごちそうさまの風景のお裾分けありがとうございます。

==========
SHO_KOさん
・・・
魂、スピリットはラテン語でspiritus(息、呼吸、魂、勇気、活気などの意)に由来する。
吐いて吸って、それは生きていることそのものですね。
与えられているというのは本当なのかな?自分のモノってあるのかな?と思う機会が最近ありました。それから記事を読んだので映画「天気の子」の神主さんの言葉を思い出しました。
「天と地の間で振り落とされぬようしがみつき、ただ借り住まいさせていただいているのが人間。」
与えられていると思っているのは人間だけで、本当はお借りしているだけ。身体も永遠ではない限られた期間限定だけのもの。
いずれは全てを残してこの世を去る。持って帰れるのは自分の心。
心だけは誰にも奪われません。それは自分だけのもの。持って帰れるものを大切にしたいですね。

→ この世に生きることに本当に意味がある。
あちらに帰ったらもう体験できないことばかり。酸いも甘いもありがたい時間限定ですね、
コメントありがとうございます。

==========


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【未来小説】369の人たち物語。与えられて手放す。

2023-10-08 09:42:50 | 今日のひとり言

防災カレンダー
8日。新月週間。

東京都江戸川区


東京都新宿区


千葉県北西部


岐阜市


大阪北部


和歌山市







今の私。X年後に369の私になっている。
そんな未来小説があるそうです。

どういう経路でその時の私は369の私になっているのでしょうか。
きっと脱皮の痛みはあったのだと思います。
それはどういう痛みなのでしょうか。
それは人それぞれでありましょう。

しかし大切なことは、これから起きる痛みは脱皮の痛みかもしれません。
塞翁が馬だった。という脱皮の痛みかもしれません。
そんな未来小説です。



与えられるものに感謝。手放すときに感謝。

未来小説では、369人の特徴の一つは
・金(かね)の呪縛からの開放
だそうです。

金(かね)とはマネーですが、この浮世で執着を起こさせるものの象徴全般を指すそうです。

私達が
・もっともっと欲しいと切望するもの。
・失うのや嫌だ。奪われるのは嫌だ。と恐怖するもの。

もちろんお金もそうでありましょう。
当然財産も。手に入れた土地も家も。
仕事で手に入れたモノ。
趣味で手に入れたモノ。



それは遅かれ早かれ。いずれ私から去っていく。

でもそういった金やモノは、この世を離れる時は全て手放して置いていきます。
あの世には持っていけないものであります。
いずれ、遅かれ早かれ手放すものであります。



現在の私「手放すのは絶対嫌です!」

だから。
・今私の手元にあるのは本当に有り難いことです。
・でも私の手元から離れる時も、感謝して手放します。
というこの2つの呼吸が大切です。だそうです。



吸い込んだ息は必ず吐く。
吐いたらまた次に息を吸い込むことが出来ます。



吐いたら次はまた必ず吸い込める(与えられる)。

ただし。今の私。
・今手に入れたものは感謝しますよ。そりゃあ。
・でも手放すのは嫌です。失いたくないです。

というのでは、残念ながら呼吸になっていません。吸いっぱなし。
宇宙のリズムに従って、吐く時は、吐く。
今まで私の手元にいてくれてありがとう。と感謝の気持ちで手放す。
そういう呼吸です。だそうです。

思いっきり吐くことで、次に思いっきり吸い込める。
感謝して手放すことで、次はまた与えられます。ありがたいです。



でも今の私は「手放すのは嫌」です。絶対に嫌。
貯金も
家も
趣味のコレクションも
仕事職場も
この安定した生活を支える全ての要素。
手放すのは絶対に嫌です。



X年のうちに脱皮を経験した私。何が起こった?

でもX年後の369の私は
感謝を持って手放せるそうです。
へえ。

一体私に何が起きたのでしょうか。



きっと何か脱皮をせざるを得ないような出来事があったのでしょうか。
それはきっと脱皮の痛みはあったと思います。
絶望とか挫折とか悲しみとか怒りとか。

でもそれは塞翁が馬でした。
369の私は呼吸をしています。

・手元に来てくれるものは全てありがたいです。ありがとうございます。
・手元から離れるものは今までありがとうございました。



柔らかくて強い。
人生を生きている369の時代。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
まるぞうさんは貯水タンク持ってますか?
どのタイプがいいか迷っています。

→ 今回の考察を通して、私は折りたたみのタンクを3個購入しました。
災害の時。断水する前に、風呂桶に満タンすると同時に、これらのタンクも満タンにすることは大切だと思いました。普段は折りたたんで押入れに入れておきます。

ダイソー折りたたみウォータータンク
https://jp.daisonet.com/products/4550480019901?_pos=2&_sid=3297f6f42&_ss=r

これとは別に飲水用として、一人1日3リットルの一週間分はペットボトルで備蓄しています。

==========
みきぷるさん
・・・
フラを踊る際、足元は実に実にそ~っと運ばなくてはならないのです。
ドン!と足を降ろしては生けない。
パウスカートの揺らぎは、腰を振るのでなく体重移動です。
そのため見かけのゆったりさとは違い、体幹が鍛えられます。
何故そういう足裁きなのかというと古代にハワイ島で火山の大きな噴火があり、その後大地の神様を鎮めるため女の子たちは地の上に灰をばら撒かないよう、散らさないよう、足元静かに舞ったそうです。
古代、フラは大地の怒り?をおさめるための踊りであったのですね。

→ 私達は神様の大地の上で生活させて頂いていることを忘れないようにしたいですね。

==========
A:「具体的に言わないのはウソ!」
B:「せやな」

→ 具体的にとは
① 具体的にどのような被害を想定していて
② 私達はどのような具体的な備蓄が必要で
③ その時私達は具体的にどう行動するべきか
です。

まるぞうのシミュレーションも正しくないこともたくさんあるでしょうから、知識のある方は具体的なシミュレーション①②③をシェアしていただくと、多くの人の助けとなることでしょう。
よろしくお願いいたします。

==========


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【未来小説】369の人たち物語。プロローグ。

2023-10-07 10:27:20 | 今日のひとり言

防災カレンダー
7日。新月週間。

千葉県北西部


神奈川県三浦市





その痛みは塞翁が馬への通過点。

金で治めて金で潰す。
そういう時代の変換点。
そういう未来小説のお話の中では、私達一人ひとりにはどういう変化が起きるのでしょうか。と最近思います。

その痛みは最終的には「塞翁が馬」になりますが、
でもその時は、辛い体験。と感じることが多いことかもしれない。
失うものが多い。と思えることが多いかもしれない。
でもそれは、369の変換点。という小説だそうです。よくわからん。

結果的には、塞翁が馬でも、
その時には人々の生活には痛みと不安に包まれるでしょう。
人々の恐怖を刈り取るチャンスだそうです。

世が明ける前が一番暗い。
369の直前が一番不安です。
今まで大切に手に入れていたこと(金という言葉に象徴)。
それを手放さなければならない(ように見える)
強制的に奪われる(ように見える)

天災気象災害によって?
国際紛争テロによって?
食糧難経済破綻によって?
感染健康被害によって?



その時に忘れないでください。
未来小説に登場していた人たちのことを。

・金の呪縛から自由な人たち(金とは他人との比較の象徴の意味)
・自分の意志で未来を動かす人たち(想定して備えて腹を括ることで未来を変える)
・自分本来の生命力を思い出した人たち(どんな環境でもしたたかに生き延びる能力)



あと数年で私達が369人になる小説。
その変化は、表面的には痛みに見えますが、全ては塞翁が馬だった。
そんな未来小説があったら読みたいね。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
昔は、もっと人は自然と暮らしが結びついて循環していました。これからは新しい技術も取り入れながら、少しで与えられたもの、生み出したものを循環して次に役立たせることができたらいいですね。
私も話は変わりますが、トイレつながりで、スゴイと思った循環型システムのお話があります。
・ウクライナ情勢による肥料高騰 宮崎発・食の救世主はハエ!?2023/1/13
https://www.nhk.or.jp/miyazaki/lreport/article/003/15/
・45年間、品種改良され続けた“最強のハエ”で 世界の食糧危機に立ち向かう九州のスタートアップ(前編)(後編)
https://q-lab.jp/interviews/2410/
https://q-lab.jp/interviews/2418/

→ このような自然の循環を利用した文明になっていくと思います。情報ありがとうございます。

==========
長野県生まれなのですが、子供が小さい頃、家族で諏訪大社に行ったのですが、なぜか、前宮の場所がわからなくて、3か所しか行けませんでした。今なら、ナビで行けるでしょう。(どんだけ昔なのか)もう少し北の出身なので、上◯◯の方が親しみがあります。諏訪湖周辺は、地震の時、すごく揺れると予測が出ています。備えあれ。

→ 上高地も天国のような場所でした。私がこの世を離れた時に最初に観える場所はこんなところではないかと思いました。この世であってこの世ではない。
一方、前宮は縄文人たちののどかな息吹を感じる場所でした。強い生命力の土地だなと思いました。
上高地も諏訪も初めて訪れた旅でしたが、本当に感慨深い場所でありました。ありがとうございます。

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シルバーさん
・・・
田舎の田んぼの中に家がありますが、雨水を貯めるタンク検討してみます。
川にかこまれてますが、必要ですかね??

→ 川などの水源が近くにあるのなら不要かもしれません。
であるなら川の水を実際に濾して飲んでみたという下記の浄水器の動画は参考になりかもしれません。この方も身体はってらっしゃいますね。

【最新水備蓄】大地震後もコレで安心!大量の水を全自動で確保する方
https://youtu.be/2HED6wf7yYI?si=E-lNIxpEOhfXpkAz

==========
実際に津波情報をみたり、世界の事件をニュースでみたり。昨日だけでもきな臭い一日。富士山噴火の小説読みましたが、想定される人々の思いや行動が描かれておりました。結局、事が起きないと誰にも結果はわからない。せめて生き方に後悔だけはしたくないなと思うこの頃。しかし、年取ったせいか、少々、様々疲れています。誰かさんには、これも栄養なんでしょうね。やだ~。少し休んでまた歩きます。

→ 最終的には369人への変化を体験するための一里塚でありました。

・金の呪縛から自由になる。
・最悪想定で未来を変える。
・したたかな生命力を思い出す。

この小説は楽しみですね。

==========
八十六茶さん
・・・
まるぞうさんの〝半分半分〟のトリックですね✨

→ うしし。

==========
はあ〜さん
・・・
最悪を想定。ついつい見たくないものは見ない、臭いものには蓋などの楽な方へ流されてしまいがちな自分ですが、同時にすごーく心配症でチマチマ去年のお米を真空パックしてる自分もいます。安倍さんのマスクも200枚。大事に感謝して保管してます。涙涙です。防塵マスクは一つしかない。多摩地区なので富士山噴火したら灰だらけです。19日間持ち堪えるために太陽光パネルセットも本気で準備せねば。噴火が夏なら汗だくで、肌が弱いから汗拭きシートも。皆んなどのくらい準備してるのかな?

→ 特に
・断水する前にお風呂桶や家中のお鍋やボトルにお水を貯めておくこと。
・非常トイレと生理用品やトイレットペーパーと治療中の方は薬の予備。
・スマホは役に立たなくなる想定でラジオと乾電池の予備。

あと食料はカセットコンロなどは富士山噴火に関わらず地震に備えるもので良いです。
とにかく19日間冬眠熊のように、カロリーを消費しないでじっと自宅に籠もっている覚悟と思います。
(復旧のニュースはラジオを頼りに。運が良ければもっと早く助かります。運が悪ければ更にチャレンジ延長を覚悟します。)

==========
ミッフィさん
・・・
私達家族も年老いた親がいるので、富士山噴火後も避難はおそらく出来ないと思っています。それでお米やお水や缶詰や麺類など少しずつ備蓄しています。まるぞうさんのお話しだと2週間後は何処かに避難することになっていますが、2週間以降も多少の不便はあっても桜島のように生活することはできないんでしょうか?

→ 道路の除灰ができれば元の生活に戻れると思います。
風向きや、噴火期間や規模によっては、噴火しても降灰が数ミリ単位で収まれば、桜島のように比較的早く生活は戻ると思います。

ただし数センチ〜10センチ程度になると、渋滞のまま自動車が放置された状態が広範囲に広がるケースは、人口密集地帯ほど復旧は長期戦になる覚悟をしています。

とにかく鉄道が再開される間は、自宅に籠もって避難せざるを得ない世帯が数百万単位で、横浜市、川崎市、東京23区の人口密集地域で起きる想定で。
・噴火後、断水する前の水の備蓄
・非常トイレや生理用、トイレットペーパーや常備薬の備蓄
・スマホはあてにならない想定でラジオと乾電池

これプラス普段の地震の防災備蓄(食料など)が生命を助けると思います。

==========
A:最悪(富士山噴火)を超える最悪(富士山噴火と地震のセット)は思考停止のための罠!地球が割れる並に非現実的!

→ 具体的に何を準備して、その時どう行動するのかという具体的な助言をしないところがミソです。
その時の最悪想定を具体的にシミュレーションして、では何を具体的に準備して、その時には具体的にどう行動するのか。その具体的なシナリオを多くの人にされると困るのです。

まるぞうの具体的シミュレーションAは違うよ。というのであれば、その方の具体的シミュレーションBを書いてくださると、多くの人に役に立つことでしょう。私も間違いがたくさんありますから。

ただし、決してそうはなりません。なぜなら、そもそも多くの人に「具体的に想定シミュレーションさせないこと」が重要だからだそうです。なぜなら人の想念はイメージを具体的にされるほど、現実への干渉力が強くなります。
だから本当にこれは避けたいことだそうです。という小説です。

だから「まるぞうの具体的シミュレーションAは違う。そういう文献はない。」という指摘はできたとしても、「具体的シミュレーションB〜Z」には一切触れることは絶対にありません。人々に「具体的に想定させない」がミソだそうです。

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昔むかし日本から遠く離れた国のお話。2。

2023-10-06 08:58:01 | 今日のひとり言

防災カレンダー
6日。下弦。酉の日。

東京から富士山方向


千葉県北西部





これまでのあらすじ

・私達の役割は人の恐怖心を出来るだけ膨らませて収穫すること。
・そのために私達が仕込む出来事で、人々が出来るだけ大きな恐怖心を持つようにすること。
・しかし事前に人々が最悪を想定すると大変困ります。なぜなら。
・人々が想定して備えることで、その出来事が起きにくくなる。
・人々が腹を括ることで、人々の恐怖心がしぼんじゃいます。
・だからどうやって人々に最悪を想定させないこと、備えさせないこと、腹を括らせないこと。
・それが私の役割です。



如何にして「最悪」を想定させないか。

「ということで人に「最悪を想定させない」というのは我々準備班の大切なお役目となる。」


「なるほど。そうなのですね。でももし最悪を想定しようとする人がいたらどうするのですか。」


「簡単だよ。
 最悪は起きるかもしれない。
 を
 最悪は起きるとは決まっていない。
 にすり替えるのさ。

 もしあんたが明日遅刻出来ない大切な用事がある。5時に起きなければならないとする。
 5時に寝坊しないように備えよう。ということになるとするだろ。」


「寝坊することを想定して、そうならないように目覚ましをセットしようとしますね。」



巧妙に論点をすり替えます。

「そこで、論点をすり替えるのさ。
 あなたが明日寝坊をするということを証明する文献はない。とかね。」


「そんなの当たり前じゃないですか。
 未来だから、寝坊するとは決まっていないけど、寝坊しないとも決まっていないでしょ。」


「そう。だから論点のすり替えさ。」


「そのすり替えって。そんなに上手くいくのですかね。」


「人というのは最悪を想定したくないという癖がある。
 だから『最悪が起きるとは断言できないのだ』とすり替えると、勝手に脳が『最悪は起きないんだ。良かった。最悪に備えなくても大丈夫なんだ』と思い込んでくれる。」


「そうなんですかね。
 でもそれでも最悪は起きるかもと主張する頑固な人間がいるかもです。」



一見最悪を想定させるようで思考を停止させる。

「その場合は、今度は『最悪はそんなもんじゃない。もっとひどい事が起きる可能性がある。』と逆側に揺さぶるんだ。」


「なるほど、相手の最悪より更なる最悪を主張して、相手に同意モードにするんですね。」


「そう。『明日寝坊する遅刻するは最悪ではない。明日の朝地球が真っ二つに割れている方が最悪だろう。だから、寝坊しない対策より、地球が割れて滅亡しないかという対策の方が大切な』とかなんとか。」


「でも実際、地球が真っ二つになる対策ってどういう対策をすればいいんですか。」


「バカだな。おまえ。そんな対策なんかあるわけない。要は相手に
 ・想定させない
 ・備えさせない
 ことが目的なんですよ。忘れた?

 だから『地球はいつ2つに割れてもいいように、必要最低限の適切な準備が必要です。』と曖昧だけどそれらしいことを言っておくんだよ。」



具体的な対策は言わないこと。

「一見もっともらしいけど、具体的にはどう備えるかは一切言わないのがミソなんすかね。」


「Yes。

 まず最悪を想定しようとする人間が現れたら。
 『最悪は必ず起きるとは決まっていない』→ 『なるほど最悪は起きないのね。じゃあ備えなくても大丈夫だ。安心。』
 相手の正常化バイアスを利用して論理をすり替える。

あるいは
 『そんな最悪よりもっとひどい最悪があり得るぞ』→『どうすりゃいいの?』→『もっとひどい最悪が起きてもいいように日頃から適切な備えをしておくことが大切です(曖昧)』→『う〜ん。具体的に何をやればいいか。わからないな(思考停止)』
 このように、ワンクッション挟むけれど、相手が思考停止するようにロジックを誘導する。
 相手が、最悪を備えようとすると、思考停止なるようにね。」


「なんか手が混んでるように見えますが、むなしいね。」



私達の「正常化バイアス」を利用します。

「結局は本人なのさ。
 我々は本人の『最悪は起きてほしくない』『目に蓋をしておきたい』という心の癖を煽いで(あおいで)いるだけさ。

 だからあんたもさ、我々の仕事の邪魔しないで欲しいんだよね。」

「了解っす!ご苦労様です。」



つづく





おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
hidamariさん
・・・
ミシャグジ様の記事も、そうなのかと読ませていただきました。
8月に初めて諏訪湖に行ったことを懐かしく思い出しました。
今年の夏は、家族の急な発案で、河口湖・諏訪湖旅行に行きました。
台風7号の影響で河口湖は雨に降られまくりましたが、
諏訪湖では降られることはなく、諏訪湖は(よくわからないけど)
すげーと思いました。
有名な諏訪湖の花火大会を知らず(後で知りました)、
その日の午前中に諏訪湖を後にしましたが、いつか
有名な4万発の花火を見たいなと思いました。
8月のことなのにもう忘れかけていましたが、
諏訪大社の4社を参拝したことを思い出しました。
前宮にあった小川の水がきれいで冷たかったなー、とか、
秋宮の夜の夏詣で雅楽の演奏がすてきだったなー、とか、
懐かしいと思いました。(2カ月前のことですが)
家族が御朱印を集めてて、4社で御朱印をいただき、
コンプリートの記念品(小さながま口)をいただきました。
日本列島のヘソ、諏訪が、なるべく小難で
未来に行けますように。
わたしは明るく頑張ろうと思いました。

→ 諏訪の参拝風景のお裾分けありがとうございます。
諏訪の花火も、日本列島のヘソを治める土地の神様への奉納のお祭りと思うとまた感慨も感謝もひとしおですね。ありがとうございます。

==========
まるぞうさん、富士山噴火に備えて(我が家は直線距離で100㎞位)防塵マスクをさがしています。
でも何と申しましょうか、心の中で抵抗感がすごいのですよ。単純なマスクではなくやや重装備の奴を。そんなことまでしなくていいよ、今のままでもなんとかなるよという声と、リアルに火山灰が降りてきたらと思う恐怖心がせめぎあってます。そんなこと今から想像してどうすんだ、もうやめとけやめとけ、近所にそんな準備する人いないよ、その時はその時の事っていう声と。
正直、最悪を想定すること自体が苦しい。こんなにきついとは思いませんでした。うちは木造のぼろやだから火山灰が積もって雨でも降ったらと頭の中は五里霧中。
天は自ら助くるものをたすくという言葉だけを頼りにして暗中模索です。

→ 大丈夫です。
このシリーズを読み終えると、生きる希望がわいてきます。そのような内容になる予定です。
2週間と5日間というこの期間を、火山灰に埋もれた自宅の中で、ご家族と生き延びること。
必ずそれが塞翁が馬になるから大丈夫。というお話になります。

よろしければもうちょっとだけ、このあとの「火山灰に埋もれた街シリーズ」までお読みください。
よろしくお願いいたします。

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昔むかし日本から遠く離れた国のお話。1。

2023-10-05 08:33:08 | 今日のひとり言

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大阪から南西方向


香川県西部





恐怖心を回収する方々の神話。

昔むかし、日本から遠く離れたある地方の神話伝説のお話があるそうです。

その国は大変文明が栄えていたそうです。
その文明に関与していたある存在の手下さんたちお話です。
その方々は、その国の言葉でテシターさんたちと呼ばれておりました。

そのテシターさんのお役目は、人間たちに大きなパニックを引き起こすことでした。
何でも、人々がパニックになった恐怖心を回収するのが、そのテシターさんたちのお役目だということです。ふうむ。



「肝心なのは準備なのです。」

テシターさんが言うには、彼らにもいくつがグループに分かれているそうです。
実際に「出来事」を起こして、社会をパニックにさせる実行犯のグループもあります。
それとは別に、起こす「出来事」の効果を10倍100倍に膨らませるための準備班もあるそうです。ふうむ。



テコの原理で恐怖心をいかに拡大させられるか。

力づくで大きい「出来事」を起こせばいいというのは、頭の悪い奴らの考えることだよ。
その準備班のリーダーが言います。

大きな「出来事」を起こすには、それなりの労力や費用がかかる。バカにならない投資額さ。
この準備投資を上回る、出来るだけ多くの「恐怖心」を回収できるかどうか。
そのためには我々のような「知的な準備班」の丁寧な作業が、結果を大きくする。

投資の元がとれるのか、投資の10倍の恐怖心を回収できるのか、100倍の回収だって可能さ。
それも一重に我々「準備班」の仕事にかかってるのさ。ふうむ。



それは「目に蓋」。恐怖心を拡大させます。

人のパニック恐怖心を煽る一番の方法は「目隠しをする」ということさ。
何も本当の「目隠し」という意味じゃないよ。
「心の目に蓋をする」ということさ。
「出来事」が開始されたら、人々は「目に蓋をされたまま」パニックにさせる。というところが重要なのさ。

人々は我先にと群衆を作る。
殺到した群衆は更に「目に蓋」で、更に恐怖心が煽られる。
この負のスパイラルが大きければ大きいほど、私達の収穫が大きいです。
群衆の方々、よろしくお願いします。

・このままだと死ぬぞ。
・このままだと全てを失うぞ。
・このままだと逃げられないぞ。

とパニックになる。そこがミソ。



私達はいずれ全てを手放してこの世を離れるのです。←コレ。

逆に困るのが「冷静」な人間さ。
恐怖を受け入れる人間さ。

・このままだと死ぬぞ。→人は遅かれ早かれ誰でもこの世を離れます。死そのものは恐怖ではない。
・このままだと全てを失うぞ。→この世を離れる時に、私達は全てを手放します。手放すことは恐怖ではない。
・このままだと逃げられないぞ。→私達が本当に逃げられないのは自分自身の良心です。良心に背くことが一番恐ろしい。

こういう冷静な人間が一番たちが悪い。
そしてそういう人間が「冷静さ」を周囲に伝播させるのが一番困る。

人々がこの「冷静さ」を受け入れないように、心の目に蓋をしたままにするために。
我々「準備班」の仕事があるのさ。



昔むかしの異国のお話です。


つづく。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
薫兄者さん
・・・
私の父親の実家は、市内でも在の方なのですが、その辺りでは正月の風習として家の四隅に御幣を立てるんです。
今ではもう、行っていない家の方が圧倒的に多いようだし、立て方も家によって微妙に違っていたりするのですが、ともかくもそのような風習が確実にあった。
一方お袋の実家は町場でして、こちらにはそのような風習はなく、御幣は神棚の前に飾る。家の土地の四隅に御幣を立てるなんて風習は見られない。
ちなみに我が家では、私が子供の頃はお袋の実家のやり方で、神棚の前に御幣を飾っていましたが、ある時期を境に急に父方の
実家のやり方、家の土地の四隅に建てるかたちに変更された。親父の気まぐれとでも言いますか、なにか感じる所があったのかわかりませんが、私には違和感以外の何物でもなかった。
で、親父が他界した後、もとのやり方、お袋の実家の方式に戻しました。今ではもう、家の四隅に御幣は立てていません。
ちょっと諏訪を想起させる風習だし、なにかの関連性はあるのかもしれませんね。
面白いなあ。

→ なるほど。四隅に柱を立てるのは、縄文流の古神道の源流かもしれません。
そして諏訪地域の人々は、その地を司るミシャグジ様をお祭りするのに、彼らの「縄文流の古神道の源流」の方式をしていたのかもしれませんね。
諏訪地域以外の縄文文化は、またその土地の固有の土地の神様がいらっしゃったことでしょう。それぞれ四隅柱で、それぞれの土地の神様をお祭りしていた。のかもしれませんね。

とても興味深いです。ありがとうございます。

==========
諏訪はまだ訪れたことのない地域なので、とても興味深くシリーズを読ませて頂きました。
1つの小説として説得力があります。日本列島の多重構造がよく分かる場所なのですね。
大地震が来る前に、参拝しに行きたいと思いました。

→ 諏訪湖が巨大な御神体なのではないかなと思います。御神渡りもありますし。

==========
御頭祭って
牛ではなくて鹿のような気がしたのですが…もとは牛だったのでしょうか?

→ はい。私の書き間違いです。修正いたしました。御指摘ありがとうございました。
でも馬を鹿と間違えなくてまだ良かったです。^^;

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シルバーさん
・・・
お義母さん、ご先祖様のおかげで、旦那が遺産を頂きました。
家族全員ミワクです。 米は一年分(これ以上は旦那の理解が難しい)保存食、水を少しずつ揃えています。 某ブログオススメの太陽光パネルと発電機を購入予定です。 このような時期にご先祖様のおかげで事前に準備出来る事に感謝しておりますが、まるぞうさんなら何を揃えますか?
田舎の持ち家で、車庫、冷蔵庫あり。
畑あり。
アドバイスよろしくお願いいたします。

→ 水の確保でしょうか。敷地に井戸があれば良し。なければ雨水備蓄を試すと思います。
https://www.google.com/search?q=%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%82%99%E8%93%84+%E9%9B%A8%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&oq=%E9%98%B2%E7%81%BD%E5%82%99%E8%93%84%E3%80%80%E9%9B%A8%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyBggAEEUYOTIHCAEQABiiBDIHCAIQABiiBDIHCAMQABiiBNIBCDcxNDNqMGo3qAIAsAIA&sourceid=chrome&ie=UTF-8

あとナルナル菌のコンポストトイレです。大専用。こちらはまた考察したいです。
https://www.alterna.co.jp/10530/

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長い読者ですが、初めてコメントします。
3.11の直後から年に何度も前宮だけお参りするようになりました。もちろん、フォッサマグナと中央構造線の交点とその時知り、古代史好きな上少しでも地震が収まるようにと微力ながらお参りしています。そしてとても気持ちの良い場所であるので!まるぞうさんが取り上げてくださり大喜びです!
ところで初めてコメしたのは、御頭祭は牛ではなく鹿です。誰も言わないので〜。

→ ずっと前宮に参拝くださってありがとうございます。
(牛と鹿の御指摘もありがとうございます!)

==========
ミシャグジ様はいつも拝んで感謝しております。なぜか、わたしがこの土地に引っ越してきた時から白山王朝時代くらいに古い土地の神様を感じたからです。
六甲山のふもとなのですが。
ミシャグジ様は信州に限られるのでしょうか。
なんとも言えない古い土地の神様を総称でミシャグジ様とお呼びしてもかまわないものかとふと考えました。

→ 神様の名前とか全然わからないのですみません。「神様」で良いと思います。でも住まわせて頂いている土地の神様にお参りするのは本当に大事なことだと思います。ありがとうございます!

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日本列島のヘソ。4。日本を見守るミシャグジ様。

2023-10-04 10:38:34 | 歴史の旅。

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東京都杉並区





縄文から現代までの4つの層。

 この「日本列島のヘソ」である諏訪の地は、さまざまな文化が複層して来ました。ただし一貫してその文化の影に(たとえ表からは姿を消しても)「ミシャグジ様」がいらっしゃる。そのように感じております。

 私の小説では、この諏訪の土地の文化は次の4つの時代の層があります。



第一層:縄文人のミシャグジ様信仰

 縄文文化は古神道の礎のような自然崇拝であったと思います。
 御神体は山や湖や川や海であり、寄り代を祭ることで、自然霊の神様と交流しておりました。

 そしてこの日本列島のヘソの諏訪地域では、その神様は特にミシャグジ様でありました。


(Wikipediaより)


 またこの地域の特徴は、寄り代の周囲の四隅に柱の結界を立てるということです。これもまたこの諏訪地域で非常によく見られる様式です。


(自然と歴史の中を歩く!ブログからお借りしました)


(とくとみぶろぐブログからお借りしました)

 ミシャグジ様信仰と四隅柱の結界様式には深い相関があるようです。



第二層:旧約聖書異民族の文化

 御神体の山をモリヤと名付け、過越祭に75頭の鹿を生贄にする宗教文化を持ち込んだ異民族がこの「ヘソ」の土地を支配した時代が歴史の第二層となります。

 ただこの土地のミシャグジ様の影響はやはり非常に強かったため、四柱の様式は踏襲せざるを得ませんでしたし、75頭の生贄という異文化ををミシャグジ様は嫌ったため、彼らは上社本宮の拝殿を90度曲げました。
 ミシャグジ様の御神体の山ではなく、自分たちの最高神官(大祝)の、住んでいる場所と籠もるお宮に向けて捧げています。

 御神体にモリヤと名付けた彼らの神様は「洩矢神(もりやのかみ)」と呼ばれ、彼らもまた「守矢氏(もりやし)」と名乗りました。伝説では、彼らがこの地に攻め込み現地の神々を征服したとあります。

 ただその異民族モリヤもまた、この地ではミシャグジ信仰を継続せざるを得ませんでした。ミシャグジ様は、それほどの影響力があったということでしょう。



第三層:出雲族の文化

 古事記にも伝わるお話です。出雲の大国主神の次男である建御名方神が、天津神との国譲りに負けて、この諏訪の土地に封じられたというエピソードです。

 諏訪大社下社二宮をみれば、出雲大社と同じ巨大な注連縄に、この地と出雲の繋がりを感じます。
 ただしここでも
・四隅柱の結界
・本殿ではなく寄り代の配置
という点で、ミシャグジ様信仰がベースとなっていることがわかります。



【小説】日本列島に辿りついた古代ユダヤの一族たち。

 出雲の建御名方神の末裔は「諏訪氏」を名乗ったと言われます。
・諏訪氏:代々諏訪大社上社の大祝(神の寄代)のお役目
・守矢氏:代々諏訪大社上社の神長官のお役目

 出雲の大国主も古代ユダヤの末裔という説があります。諏訪氏も守矢氏も同胞であった。ただあとから派遣された出雲家系(諏訪氏)の方が、宗教的出自では格上だったのだろうと思います。
 このため出雲の諏訪氏が、神の寄代である現人神の大祝のお役目を。
 そして守矢氏がそれを補佐する神長官のお役目となっているのでしょう。

 日本列島のヘソである諏訪地域を本拠地としているミシャグジ様の影響は非常に強い。
 この日本列島を預かるヤマト朝廷は、ナンバー2の出雲族(八咫烏=裏天皇)の家系の一派(建御名方神)をこの諏訪に派遣して、彼らが代々この地でミシャグジ様をお祭りする体制となりました。という小説です。

 ヤマト朝廷もまた古代ユダヤの末裔という小説がありますから、その小説の中での彼ら古代ユダヤ一族たちの宗教的序列は次のようなものだったのかもしれません。

皇室(天皇)> 出雲(諏訪氏や八咫烏)> 守矢氏



第四層:???の時代。

 幕末に、諏訪大社上社本宮の勅願殿が、前宮ではなく守屋山の方角に戻されました。これにより、モリヤ一族の儀式様式を介さず、直接天皇の勅願を御神体の神様に向けることとなりました。

 また昭和7年に、前宮の精進屋が、伊勢神宮から下賜された神明造となり、諏訪大社で初めて「本殿」と命名されました。
 伊勢神宮もここ諏訪大社も中央構造線で繋がっております。現在進行系の???の世界です。



今もミシャグジ様が見守る。

 実は諏訪湖から、糸魚川静岡構造線の谷の延長に富士山を直接望むことができます。


(下諏訪町地域開発公社公式HPからお借りしました)


 日本列島を横断する糸魚川静岡構造線と、縦断する中央構造線の交点であるこの諏訪湖の地から、ミシャグジ様もまたこの富士のお山をご覧になっていることでしょう。
 私達日本人をご覧になっていることでしょう。今上陛下そして私達の時代。???の時代。

諏訪シリーズは以上です。
お読み頂きありがとうございました。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
諏訪神社、本当に不思議な神社だと思います。
古事記に出てくるくらいですから、
それも国譲りの山場ですから。
太古から日本という国にとって、
やはり大きな役割があったのですね。
しみじみ拝見しております。
詳しいお話を誠にありがとうございます。

リフォームする時は、
思い切って古い家具は処分して壁紙も剥がしますものね〜
壊れた家具なんか残しておいたら、
せっかく新しくリフォームするのに
邪魔になりますものね〜
今、世界もそんな感じなのかしらと思います。

価値観が変わるとは、
災害時に、VUITTONのバッグなんてなんの役にも立ちませんもの。
そんな物より、ゴーグルが高値で手に入らないという笑い話。

ノーベル賞がmessenger RNAなんて。。。
そんな方々が選ばれるなら、草葉の陰でノーベルさんも泣いて居られるでしょう。

都内に住む者ですから、田舎も無く、仕事居住で離れる選択肢が無い者ですから、出来る限りの事をして、腹を括り過ごします。

→ いずれ日本人全員が腹を括ることになるのです。から小難を経由してそのゴールの風景に辿り着きたいと思います。
コメントありがとうございます。

==========
SHO_KOさん
・・・
本気でいろいろな角度から対策を考えて、行動して下さっていると感じました。ありがとうございます。
私というミクロで自分なりにできることをしたいと思います。

→ ここの縁ある読者の方々を対策を模索していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

==========
SHO_KOさん
・・・
・「自然の奇跡」 プラごみを分解するイモムシたちが発見
https://sputniknews.jp/20230930/17254763.html
>スペイン人科学者らの研究で、数種のイモムシの唾液がプラスチックを分解することが明らかにされた。
>これまでにスウェーデンの研究チームも、プラスチック生産の急激な増加が微生物を進化させ、徐々にプラスチックごみを分解する能力を発達させたことを発見している。

→ 微生物つながりで、話は少し変わりますが、非常トイレとしてのナルナル菌はやはり有用だなと思っております。数週間〜数ヶ月断水でかつゴミ収集車が来ないケースを考えると。

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日本列島のヘソ。3。異教徒の人たちによる上書きの時代。

2023-10-03 09:02:11 | 歴史の旅。

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千葉県北西部





参拝者が最も多いお宮。


上社本宮

 諏訪大社四宮参拝。最後に諏訪大社上社本宮に到着いたしました。四宮の中で最も参拝者の多いお宮です。初詣参拝客も四社の中でダントツです。

上社本宮:約20万人
上社前宮:3万人以下
下社秋宮:約15万人
下社春宮:3万人以下
※春宮の初詣参拝客が少ないのは8月〜2月の半年は神様は秋宮にいらっしゃることになっているからです。



なぜ参拝殿が90度横に向いているの?

 しかしこの本宮を参拝して気になったことがありました。それは参拝の方角です。御神体であるはずの目の前守屋山ではなく、前宮の方角となっているのです。


 他の三宮が湖の外側(断層と垂直)参拝方向なのに対して、本宮だけ前宮を向いているのは違和感を感じます。




諏訪地域を征服した異民族。

 それにはこんな歴史小説があるかもしれません。
 古来縄文人たちのミシャグジ信仰のこの聖地でありましたが、途中で異民族がこの地を征服しましたという物語です。

 その異民族は、自分たちの文化をこの地に持ち込みました。
・たとえば御神体の山を彼らの遠く離れた故郷の地名「モリヤ」と名付けました。
・たとえば75頭の羊を生贄にする儀式。日本では羊は手に入らないため75頭の鹿を生贄としました。(ユダヤ暦の第1月15〜21日≒日本旧暦3月酉の日)
・アブラハムが自分の息子をモリヤ山で生贄するように神に言われたが、直前で神の遣いがそれを止めたというエピソードが、かつての御頭祭で演じられて来たと言います。



(諏訪の魅どころガイドHPからお借りしました)


この奇妙な御頭祭は、諏訪大社の中でも本宮で行われます。そしてその本宮の拝殿の方角だけが、周囲の山を向いていません。

ミシャグジ様の小説では、おそらくミシャグジ様はその異教徒の生贄の風習は好まなかったのかもしれません。
このため彼らは、自分たちの最高神官(大祝)が住まう「大祝館」とその先の「前宮」に、75頭の生贄を捧げたのかもしれません。
(参考サイト:https://yatsu-genjin.jp/suwataisya/zatugaku/mae-honline.htm)



古来の拝殿方向は守屋山だった。

 この本宮もかつては守屋山に向かって参拝していたと考えられます。それは四柱の名称からわかります。


 異教徒の人たちは、この場所に自分たちの神殿に上書きしました。75頭の生贄の儀式のために、参拝方角を90度曲げました。しかし四柱の名称はそのまま受け継がれました。四柱の名称を入れ替えるのはミシャグジ様が許可しなかったのかもしれません。

 いずれにせよ、かつては本宮も他の三宮と同じ様に周囲の山(構造線と垂直方向)に参拝していたようです。
 諏訪湖の真ん中がヘソの中心でありましたから、そこから放射状に(断層と垂直方向に)祈りの気を送っていた。ということでありましょう。




天皇の勅願は守屋山の方角で。

 さて上宮の勅願殿です。勅願殿とは天皇の祈願を行う神殿のことです。幕末1847年に建て替えられて、方角が従来の前宮方向ではなく、古来の守屋山方向に戻されています。
(参考サイト:https://yatsu-genjin.jp/suwataisya/zatugaku/tyokugan.htm)



 我々一般人が本宮で参拝する時は、前宮に向いて行われます。しかし現在の勅願殿のように、本来の御神体の守屋山に向いても一礼をさせて頂きたいと思います。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
諏訪は縄文時代から栄えていたところなんですねー。
そんなに大きな諏訪湖があれば、水に困ることもないですし。
だから、伊勢津彦が神武東征で領土を奪われた時に逃げたのが、信州諏訪だったのでしょうね。(伊勢国風土記逸文)
自分の中でつながりました。

→ 諏訪は、伊勢津彦(出雲建子命)とは同胞の出雲族と土地であったことも関係するかもしれませんね。

==========
SHO_KOさん
・・・
もし仮に恵まれた状態で富士山噴火20XX年を急に迎えたとしたらショックが大きいでしょうね。
人々は大きな感情の波にさらされるでしょう。
今朝はニュースで10月に入り、今年値上げされた食料品は3万品目を超えたと伝えていました。
さまざまな物価がじわじわと上がり、いままでたやすく手に入れていたものも切り詰めなくてはならない。全然困らないよという人もいるかも知れませんが、モノやコトの価値って何?といまは人類全体で見直しを問われている期間のように思います。
お金は十分ありますという富裕者も自然環境の脅威にさらされたら、ピラミッドの世界も平たんに成らされるかもしれない。あっけなく取り払われていくことを通しての学び直しをするかもしれません。
あらゆる可能性を考えて思いを巡らせ、見直したり譲れないものは何かを選び直している。限られた中で何に価値を置いているのか見つめ直しの時間を与えてもらっているのではないか。本当の喜びや豊かさや大切にしたいものって何だろう?と大自然は地球は問いかけている。小さな存在たちが自らの強さで乗り越えていく自浄作用を見守っている。
まだそれが突然に起こらず、時折ゆらゆら大地に揺られながら、風雨にさらされ熱さ寒さにオロオロしながら少しでも置かれたその環境に適用しようと対策を練ることができる時間と機会があることに感謝したいです。
全体が揺さぶられれば、全体のよりよくしたいという想念が現実化する。多くの個から知恵が生み出されることでしょう。

→ 現代人はいろいろ手放さざるを得ない時期をくぐらないといけないかもしれません。東京都市圏に住む大勢の方々は、この現代文明の最先端の中で生きているわけですから、特に手放すものは大きいかもしれません。

ただし、それを小難にしてできるだけ塞翁が馬にする選択肢はまだ残されていると思います。今回の火山灰に埋もれた街と諏訪の考察シリーズです。

==========
いーさんさん
・・・
前宮は現在我が家の氏神です。ちょっと前にブラタモリでも取り上げられ、まるぞうさんにも訪問頂けるとは、嬉しい限りです。

→ 良いところにお住まいですね。私の中では、伊雑宮、天日津久神社と同じ様に桃源郷のお宮であるように感じました。ありがとうございます。

==========
ノアの箱舟
>人類の脱皮の繋がりについて、最近良く考えます。
私も首都のはずれに住む者としてどうしてここに住み着いちゃったんだろうと
よく思います。どうして故郷に帰ろうとしなかったんだろうって。とてもここで築いた生活を捨てる勇気は自分には無かった。
結局、地震のことを甘く見ていたのだとは思います。でも地方で就職先をさがすのも大変なのです。そして縄文の匂いが残るこの場所を私はとても好きです。とても離れる気になれなかった。
でも、私の怠惰のせいと言えばそれまでですが。
首都圏から離れられなくなった今、思うに、私たちには結界を張る役目があるんじゃないかと思っています。
まるぞうさんがよくいわれる
>最悪の場合を考え、それに対してできるだけの準備をし、できない所は腹をくくる。
という行為は行者さんの結界を張る行為と似てると思う。手印や呪文のない心理的結界です。結界を張れる人が多くなればなるほど、被害は少なくなるんじゃないかと思います。
そして各自、良心に従って生きるというのが何よりもノアの箱舟になってくると思います。たとえ災害にあってひどい目にあっても。
そして、次に来る進化の段階ですが結界がこわれたとしても、何が出てくるのか皆目想像がつかないです。

→ コメントありがとうございます。
実際に手放さなくても、心の中で執着が手放されていれば、それは等価であると思います。

・東京都市圏は火山灰で埋まり、19日の苦難のあとこの地を去ることになるかもしれない。

という最悪のシナリオについても、それを想定して備えて、それでダメなら仕方ないと腹を括る人が多ければ、その災難の因子は代理昇華されていく割合が高くなっていく。

しかし「そんなシナリオは起きるわけない」という「思考停止」あるいは「見ないふり」あるいは「想定したこともない」という人が多ければ、それは起こる可能性が高くなっていく。

これが今回の「火山灰に埋もれた街と諏訪」シリーズのテーマです。

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日本列島のヘソ。2。ミシャグジ様の里。

2023-10-02 09:16:42 | 歴史の旅。


諏訪大社四社は諏訪湖のほとりに建てられていた。

 下社二宮をお参りしたあと、今度は上社に向かいます。
 城下町の名残が残る下諏訪の街と違い、上諏訪は水田が広がるのどかな田園風景となります。

 ここは古墳時代は諏訪湖でありました。時代と共に諏訪湖の大きさが小さくなっているようです。


上社二宮、下社二宮も以前は湖畔ぎりぎりに建てられていたことがわかります。



ここはまるで桃源郷

上社前宮の駐車場に着きました。ここから登り坂の参道をひたすら登っていきます。


ずっと登っていくと、驚いたことにいきなり景色が開けて、田園風景が広がります。???そのこの田園の中心に、こんもりとした鎮守の杜があります。前宮の本殿です。
 小川のせせらぎが聴こえ、本当にのどかな場所。桃源郷のようです。

(諏訪旅サイトからお借りしました)



 こののどかな感じは伊雑宮に似ているかもしれません。そういえば、上社本宮と前宮の関係は、伊勢神宮内宮と伊雑宮の関係とも似ています。
 観光客や参拝者の多くは上社本宮にはお参りするでしょうが、諏訪大社四社の中で最も交通が不便で地味(?)なここ前宮にお参りする人はずっと少ないようです。

 でもこの前宮こそが、諏訪地区の中で最も古い聖地でありました。
 前宮が、諏訪大社の「奥宮」と言えるのではないかと思います。



ミシャグジ様の信仰の場所。

 四本の柱を建てた真ん中にある御霊位磐という平な岩座で、大祝と呼ばれる神職がミシャグジ様の寄り代となるのが、古来の神祭りであったようです。

 この大祝と呼ばれる寄り代のお役目は、代々諏訪一族の童男が選ばれておりました。この大祝に就任する儀式で、30日間の精進潔斎をする必要がありました。この儀式の時に大祝が雨風をしのぐ小屋として精進屋という小屋が御霊位磐に建てられておりました。

昭和6年までの精進屋。

 昭和7年に伊勢神宮遷宮の時に下賜された神材でこの精進屋を建替えました。この時から、この精進屋を本殿と呼ぶことになったそうです。(これらのことから歴史的に諏訪大社は元来本殿を有しなかったと言って良いでしょう)

昭和7年に建て替えられた精進屋(本殿)(公式HPより)



 江戸時代初期の記録です。前宮の四本柱の真ん中に「御左口神(ミシャグジ神)」と書かれているのがわかります。

(帝屋は天皇の勅使が拝殿する小屋と言われます。この図では四本柱の中にあるよに書いてありますが、実際は四本柱結界の外です。参考サイト:https://yatsu-genjin.jp/suwataisya/zatugaku/maemisa.htm )



消されたミシャグジ様。

 諏訪地区は縄文時代では、日本で最も人口密度が高かった言われています。古代日本の中心地であったことでしょう。
 そして古代縄文時代から信仰の対象がミシャグジ様であったようです。表の歴史からはすっかり消えてしまいましたが、古文書などを調査するとその片鱗はまだ残っております。つまり・・・

・諏訪地区は縄文時代は日本の文化の主要地域であった。
・諏訪地区の縄文の人々が信仰していたのはミシャグジ様だった。
・ミシャグジ様の信仰の本拠地点が「前宮」だった。



 のどかな桃源郷田園風景に招かれて、縄文時代の風景を感じるかのようです。居心地の良いお宮でありますが、旅の都合上、上社本宮に向かいます。
 レンタカーの都合上、今回は「前宮→本宮」の順番となりましたが、前宮が実質の「奥宮」であるのなら「本宮→前宮」の順序でお参りする方が良いかもしれません。



つづく




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
中央構造線上に大きな神社があることは有名ですが、昔の人は何か知っていたのですね。

→ 諏訪地域は、縄文時代に最も人口密度が高い地域だったと言われます。古代日本の首都の役割だったのかもしれません。

==========
いつもありがとうございますさん

→ 心配してくださってありがとうございます。初めて言った諏訪大社と諏訪湖でしたが、本当に調べれば調べるほどいろいろ興味深いです。

==========
武蔵野おっさんさん
・・・
無事に更新されてよかったわーー
ただ、一言本更新は明日です、ただも書いて欲しかった。
本気で心配した(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

→ ようやく意味がわかりました。30日の更新がないのですね。原因は29日更新が2本になっていたのです。こちらの編集ミスで、30日投稿なのに、投稿日が29日に設定されていたのでした。
実際は
29日:火山灰に埋もれた街。6。3つの覚悟。
30日:火山灰に埋もれた街。7。備えあれば憂いなしは本当だった。
です。
お騒がせしました。^^;

==========


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