週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

保護者の気持ち

2006年11月06日 | アルビレックス新潟
僕ら夫婦は48歳です。46歳の時に初めてビッグスワンに足を踏み入れ、人生初のサッカー観戦。47歳の時に「アルビサポ」を公言するようになり、「老後の夫婦共通の趣味はアルビレックスだ」と決意しました。そして後援会に入り、シーズンパスを買うようになり、ホームだけでは満足できず、アウェイにも足を運ぶようになりました。さらには「アルビ系ブログ」まで開設し、今ではゲーフラを持ってスタジアムに駆けつける完全なる「アル中夫婦」です。

僕らの長男(すでに家を離れ就職しています)は23歳ですから、貴章とか中原とか北野なんか(トリプル貴)、完全に息子の年代です。長女は18歳の高校3年ですから、亜土夢とか河原なんて娘の年代です。

つまり、僕らがアルビを応援するっていうのは、「自分の子ども世代の選手を応援する」っていうことなのです。選手はみんな子どもみたいなもの。まさに「うちの子」なんですよ。

僕らが貴章のゲーフラを作ったのも、「生き方がへたくそで失敗ばかりしている息子のような青年をを元気づけたい」って気持ちでした。みんなが「またキショーがはずしたよ」みたいなムードになっている時には、「すいません、うちの息子が決められなくって」って感じなんですよ、心中は。

そんな僕らに強烈なインパクトを与えた番組が、先週のBSNアルビ王国の「野澤特集」でした。清水戦で故郷・清水に凱旋する予定だった野澤選手を待つご両親。しかし北野にポジションを奪われ、息子はゲームでは控えです。「やめようか」と思ったけれど、新潟からサポが来るということで、去年同様に自宅で開催した「野澤洋輔展」。そこを訪れるサポーターたちの歌う「オ~レ、の~ざわよ~すけ」のチャント。ノザそっくりの顔をしたお父さんと、優しそうできれいなお母さん。「サテライトのゲームでもいいから応援に行こうかと思うんですが、息子がサテのゲームは見に来るなって言うんですよ」とお母さんの話。ここらで涙腺がゆるんでしまいました。ノザのお父さん、お母さん、新潟では僕らがしっかり息子さんを見守り応援しますよ…って声をかけたくなるような先週のアルキンでした。

アルビには僕ら世代のサポーターも大勢います。きっと僕らのような気持ちで選手を見ている人たちも少なくないんだろうな…と思っています。新潟の父、新潟の母のつもりで、時に厳しく時に優しく選手を見守りたいと思っている八百政でした。
何年か経ち、孫のような選手を応援する時代になってもずっとアルビを応援していたいと思っています。
コメント (8)
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