週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

このままでは終わらない!

2008年01月29日 | アルビレックス新潟

ゴールキーパーというポジションは過酷なポジションです。FW、MF、DFといったポジションには、それぞれ複数人ずつ出場機会があり、しかも最近は「ポリバレント」ということで、複数ポジションをこなす選手もいます。しかしGKは、11人メンバーの中に1人だけ。しかも「ポリバレント」なGKなんて聞いたことがありません。ゲームにおける突発性もありますからベンチ入りするGKは常に2人いますが、ゲームの途中でGKが交代するということは、よほどのアクシデントがない限りあり得ません。

今日の冒頭の画像は、土曜日に放映された「とことんアルビDX」の練習風景の一コマです。かつて「アルビの守護神」として自他共に認められていたノザが、雪の中で必死にトレーニングに励む姿が映し出されていました。

一昨年の磐田戦での7失点以来、一度もJ1リーグのピッチに立っていないノザ。一度失った正GKの座は、なかなか取り戻すことはできません。かつては「アルビの広報部長」的な役割を担っていてテレビの特別番組の顔だったノザも、今オフはほとんどお目にかかることはありませんでした。

北野の台頭は嬉しいけど、ノザの勇姿も見たい。これが多くのアルビサポの偽らざる本音だと思います。ボクもその中の1人です。

ゲーム前、真っ先にピッチで練習を開始するGK。先頭に出てくるのがその日の先発GKです。もう1年半、その座は北野の定位置です。「オ~レ 野澤洋輔 ゴール守る 俺たちのヒーロー」このコール、もうずいぶん聞いていないです。(ちなみにボクは最初の頃、「俺の名は洋輔 ゴール守る俺たちのヒーロー」かと思っていました。)

そして今シーズン。アテネ五輪代表GKの黒河がアルビに入団してきました。北野、ノザ、黒河。正直言って、この3人のGKのポジション争いの切磋琢磨は、今シーズンの楽しみの一つでもあります。2年前のナビスコ杯での北野のJ1デビューがそうだったように、1年半前の磐田戦でのノザがそうだったように、「ちょっとしたきっかけ」によってチャンスを掴んだりその後チャンスが来なくなったりするのが、残念ながらプロサッカーチームのGKです。もちろん今季一番正GKの座に近いのは北野かもしれません。でも、ノザにも黒河にも、チャンスは大いにあると思います。

ボクの推測ですが、ノザは今シーズンのスタートをかなりの意気込みを持って迎えていると確信しています。ノザもこのまま終わるわけにはいきません。何が何でも今シーズンはJのピッチに立つつもりでいると思います。携帯サイトの「GO!GO!アルビレックス」で長く続いていたノザのコーナー「21グラフ」も、先日最終回を迎えました。この背景にもノザの並々ならぬ今季の覚悟をボクは感じています。

もう一度、ノザがビッグスワンでスパーセーブを連発し、チームの勝利に貢献する姿を見たいです。そして、それが今シーズン実現することを願っています。頑張れ!ノザ!われらの守護神・野澤洋輔!(もちろん、北野も黒河も頑張れ!)

コメント (6)
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