週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

他山の石

2014年03月13日 | アルビレックス新潟

浦和のサポーターが「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題は、無観客試合という1993年のJリーグ発足以来、最も重い処分を科される事態に発展しました。無観客試合っていうことは、レッズのサポーターだけじゃなくて、相手チームの清水エスパルスのサポーターも一般のお客さんも試合観戦できないということであります。さらに浦和側は、広島戦以降のリーグ、カップ戦ではホーム、アウェーを問わず、当面はサポーターによる横断幕や旗を使用した応援を禁止するとのこと。ゲーフラを掲げることも禁止という厳しい措置を自らに科しました。

こんなニュースが流れると、「やっぱり浦和のサポは…」とか、「ゴール裏ってやっぱり無法地帯…」とか、「サッカー観戦に夢中になっている人たちってやっぱり怖い…」とか、世間の人たちはいろいろ感じるのでありましょうね。

しかし、浦和のサポーターの大部分は間違いなく「いい人たち」ですし、どのJチームのゴール裏も熱いけれど秩序のある文化があります。そして、サッカー観戦が好きな人たちの大部分は分別のある普通の人たちです。でも、こういう事件が起きて大きく報道されると、前述した「やっぱり…」という印象をもつ人は少なからずいるのであります。実際、今日もボクの周りにもおりました。

はっきりしておかなければならないのは、今回の問題は「浦和だけの問題ではない」ということです。「Jリーグすべてのチームの問題」であり、「サッカーファンやサポーター全体の問題」であるのです。つまり「アルビレックス新潟」の問題でもあり、「アルビサポの問題」であり、「ボクの問題」なのです。他人事ではないのですよ。ボクらのG裏にだって、発生する可能性のある問題ですよ。

「JAPANESE ONLY」という国際的な差別用語を、「外国人選手はけがでいないけれど、日本人選手だけで戦うぞ」というニュアンスを表現しようと、間違って使用する可能性だってゼロじゃありません。大事なのは、周りの仲間が「おいおいそれは違うぞ」「やっちゃいけないことなんだ」と指摘できるムードと判断力が必要だということ。とにかく、浦和サポだけではなく、ボクらも今、本気で「日本のサッカー文化を正しい方向にもっていこう」と考え、行動していかなければならない時なのだと思います。

今回の処分や処分のニュースが、「災い転じて福と成す」となるように、ボクらも襟を正していかなければならないと思っています。とりあえず、週末の小瀬では地元の人たちといいコミュニケーションをとり、中銀スタジアムでゲーム後はゴミ拾いをして帰りたいと思います。それからお土産にワインも買って帰ります。

 

コメント (5)
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