森の中に、高さが20mほどのヤチダモの大木が自生する。幹にできた樹洞はエゾリスたちの快適な
居住空間です。3月に入り、森に足を運んだのは三度ほど。ようやく、エゾリスに遭遇する事が出来まし
た。 ※ お分かりになるでしょうか。中央、横に延びる枝の上にチョコンとしているのがエゾリスです。
エゾリスの体長は約25センチ、さらに 尾は20センチほど。樹上で俊敏に動き回る小さなリスです。
体長とほぼ同じ長さのフサフサとした尾は、樹上で機敏に動き回るためのバランサーです。
両手に持って、食べているのはオニグルミです。殻は固いですが、強力な歯で噛み砕きます。
手に持っていたクルミを 地上に落とした直後のエゾリスの表情です。
エゾリスの住みか、ヤチダモの大木の周りには森が広がっています。さらに、傍には湧き水が流れる
小川がある。小川はエゾリスや野鳥の絶好の水飲み場です。
アカゲラも森の中を飛び交い始めました。嘴で木をつつく、ドラミングの音が 静かな森の中に響き渡
ります。