グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

早春の陽気の一日でした

2017年03月15日 | 室蘭の景色



 3月も中旬。緩やかに、海面を渡って来る風が心地よく感じる。ようやく、早春の季節が到来してきま
した。カメラアングルは、「エンルムマリーナ室蘭」の近傍から港内の眺望です。






 



 遊漁船の係留地。内防波堤に囲まれた港内でも特に波静かな海域です。水鳥達にとっても快適な
陽だまり。シノリカモが、生けす用の浮き球の上に乗り 日向ぼっこです。



 当地ではシノリガモは、冬になるとよく見かける水鳥です。雌の羽根の色は地味ですが、雄のシノリ
ガモは派手な色彩と独創的な模様が特徴的な水鳥です。



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冬景色のなごり

2017年03月13日 | 室蘭の景色



 陽射しが日毎に強まってきました。陽気に誘われて、室蘭岳の裾野まで足を延ばしてみました。広大
な牧草地の中を農道が走る。先日までは、深い雪に閉ざされ通行は不能でした。
   近頃の暖かさで、
一挙に雪解けが進みアスファルトの路面が現れる。この牧草地の中を行く道の雪が
解けると、当地にも本格的な春が訪れて来ます。










 道路際北に面した雑木林の中。
             木々が純白のキャンバスに、早春の陽射しを受けて薄墨色の影を描き出しました。

 






 帰りに立ち寄った海岸線にほど近い森の中。雪はすっかり解けて、木々も瑞々しさを増しています。
先日にも投稿しました、森の中を流れる小川に自生するクレソン。葉の色が一際鮮やかになってきま
した。

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夕日と満月

2017年03月12日 | 室蘭の夕日&夜景



 久し振りに、西の空がやわらかな茜色に染まりました。このところ、当地では好天が続いています。
先日の季節を後ずさりするような天候から、ようやく平年並みの陽気。夕刻になり風がそよぎ始めまし
たが、
この時期にしては すこぶる穏やかな夕暮れ時です。






 今日の日没時間は17:40分。 カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭から外防波堤越しに眺める西空
の光景です。






 西の空に沈む夕日と入れ替わり、東の空に月が昇る。崎守埠頭に隣接する工場のスポットライトと
見違えそうな光景でした。 


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早春・朝の空景色

2017年03月11日 | 室蘭の景色



 今日の朝は、冬の名残のような空模様から一変。晴れあがった空の蒼さを背景に、普段見慣れな
雲が 緩やかに天空を横切りながら流れる。一見、「変わり雲」のショーを見ているような朝景色でした。








 高層雲が太陽光に照らされ、雲の縁を赤色や青色に彩られながら流れて行く。







 室蘭岳の上空に出現したレンズ状の雲です。





 が降りました。以外に思われるでしょうが、当地では冬の時季には霜は降りません。季節が春に進
むに連れ気温が上昇。地面から微かにですが水分が立ち昇り始めた証です。





 対岸の渡島半島は噴火湾を隔てて37kmほど離れています。半島には活火山の蝦夷駒ヶ岳が君臨
しています。眺める場所によって山容が大きく変わります。当地から見ると、富士山によく似た美しい形
をした山です。

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日毎に勢いを増す・鉢植えの植物たち

2017年03月10日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 ストレプトカーパスが、長く細い茎の先に淡い青紫色の花を咲かせ始めました。一般的な開花時期は
5月~10月頃ですが、一定の生育環境を保つと一年を通して花を咲かせます。さらに、
伸びた茎を切り
取り 水に挿しておくだけで発根。株を たやすく増やすことができる植物です。







 ポトスは観葉植物の定番。多少の水遣りを怠っても枯れず、水を与えすぎても根腐れしない丈夫な
植物です。さらに、伸びた茎を切取り 水に差して置くだけで苗が出来る。全てに 育てや易い観葉植物
です。




 センベルビブムの原産地は、ヨーロッパの高山帯の冷涼な場所。少々、暑さや蒸れには弱いですが、
生育旺盛で寒さに とても強い多肉植物です。






 オリヅルラン(折鶴蘭)も、観葉植物の代表格のような植物。成長は旺盛、植え替え時の株分で生じ
た株
の処分に困るほどです。左側に映り込んでいる2本の茎はランナー。ランナーの先に子株を作りま
す、子株をもぎ取り水に差しておくだけ
発根する逞しい植物です。

  トピックス:NASAが行った観葉植物の研究結果で、空気洗浄効果が高い5種類の植物の一つとして、
          オリヅル
ランは選ばれています。

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春への道すがら・足踏み

2017年03月08日 | 室蘭の景色



 このところ、当地では緩やかに季節が移り始めていました。一変。今日は冬へ逆戻りしたような陽気。
春へと気持ちが舵を切っているためでしょうか、真冬の頃よりも風が冷たく感じる一日でした。
  一方、週間天気予報では、
週末あたりから再び気温が上昇。ようやく、季節は春へと歩みを早めそ

な気配です。










 この時期の恒例、牧草地には餌を求めてツグミが集まる。とても敏捷で些細な物音でも飛び立ちます。
10羽ほどの小集団、飛び立ち舞い降りる様子を見ていると、早春の鼓動が伝わって来ます。






 ネコヤナギが、紅色の殻を破って絹毛の花穂を覗かせ始めました。早春の野山で、いち早く春の息吹
を感じさせてくれる樹木です。

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しんがりの雪景色&春がそこまで・・・

2017年03月04日 | 室蘭の景色



 この場所は、室蘭岳の裾野に広がる牧草地帯です。先日まで、雪で道が閉ざされ車両の通行が出来
ませんでした。周辺一帯は、強い西風が吹き抜けますので、雪が降りますと見事な雪庇が出現します。
 一方、
近頃は、雪も降らずに気温も上昇。その影響で雪の庇は解け始め,、
残念ながら今回は撮影のタ
イミングを
外してしまいました。雪庇は、毎年楽しみにしている春先の光景です。








 陽射しが こぼれる林の中。春告花の福寿草が、枯れ葉を押しのけるように蕾を立ち上げ始めました。
すでに、開花を始めた蕾も・・・。あと4~5日しますと、この林床では福寿草の花が咲き競い合います。
                               








 林の中に、地下水が湧き出る小さな湿地があります。
 クレソンの若葉と蕗の薹から、春の息吹がほとばしる。この湿地では、間もなくしますとヤチブキの蕾も
膨らみ始めます。

 

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雪が解け始めた庭に・・・

2017年03月03日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 先日まで、庭には30センチほどの雪が解けずに積もっていました。このところの気温の上昇で、雪が
解け、2か月半ほど積もった雪の下で、冬を越していました植物が姿を現しました。
我が家の庭で、育てています草花のほとんどは、寒さに強い多年草と宿根草、そして球根草です。今回
は、主だった常緑多年草の紹介です。






 ユキノシタ。本来の自生地は、北海道を除く本州方面ですので、道内で露地栽培しているのは稀です。
当地の厳寒期の
外気温は 氷点下7℃ほどにもなります。細い根を石や土の表面に貼り付かせ生育。何
、凍り付かないのかと不思議に思うほどです。このユキノシタは、十数年前に、新潟県柏崎市から持ち
帰り育て続けています。







 アラビス プロクレンスです。このように常緑のまま、雪の下で冬を越してきました。春一番に、細い茎の
先に白い小花を密に咲かせます。生育旺盛なアブラナ科の寒さにとても強い多年草です。






 ムラサキナズナ。和の響きを持つ草名ですが、正式の名はオーブリエチア。初夏の頃になると、4弁の
青紫色の小花を群がるように咲かせます。この植物も寒さをものともしません。
 



 ツルハナガタ(蔓花形)。花は初夏の頃に可憐なピンク色の花を咲かせます。原種は、中国中南部や
ヒマラヤ地方の高地
に自生するサクラソウ科の常緑多年草です。

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春を直前にした雪景色と雪解けの風景(Vol.2)

2017年03月01日 | 室蘭の景色



 先の投稿記事(Vol.1)と同じ日に撮影した風景です。この時期は雪解けが進む場所と、未だに雪景色
をとどめる場所が混沌としています。
 
この場所も、海岸線からだいぶ奥
まった畑作地帯。先日までは、一面の雪景色でしたが、近頃の気温
の上昇で雪は解けて 、数か月ぶりに畑の土の香が漂い始めました。 
 









 雪が解け、姿を現した蕗の薹です。この早い時期に、蕗の薹を見つけたのは初めてのことです。毎年
の恒例、自然からの知らせです。『蕗の薹が、雪の下から顔を見せますと早春の季節の開幕です』。


 



 当ブログ記事に度々登場します家の近く、広大な牧草地からの風景です。春夏秋冬を通して季節の移
ろを見せてくれます、当方にとりましては季節の定点観測場です。
  薄っすらと雪が残っていますが、冬枯れ色の牧草が見渡せるようになりました。撮影日は3日前。今日
(3月1日)は、陽射しも強く昨日に続き気温が上昇。季節は、一挙に早春へと歩みを早めはじめました。


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早春を直前にした・雪景色と雪解けの風景(Vol.1)

2017年03月01日 | 室蘭の景色



 市内の平地部の雪は、近頃の気温の上昇でほとんど姿を消しました。この場所は市街地から10km
ほど離れた山間部。雪解けは進んでいますが、一帯には、未だに、このような雪景色が広がっています。
  天気予報では明日以降、気温が平年より高めに推移とのこと。一挙に雪解けが進みそうです。今シー
ズンの雪景色は間もなくしますと幕が下ります。





 なんの変哲もない景色ですが、カメラに撮り込みますとそれなりに・・・。青空と雪原とのコントラストが、
一際鮮やかに目に映ります。




 市内に在中の方々でも、この画像を見られたら何処かと?首を傾げられると思います。雪に覆われて
いない時は、たんに道路沿いの小さな崖です。雪が積もりますと、普段見慣れている風景をガラッと別世
界に変貌させてくれます。この雪庇の風景も、間もなくしますと跡形もなく消滅します。





 今日、室蘭の桜の開花日が5月6日と発表されました。この雪原は「牧草地の一本桜」としまして近年、
CMなどにも起用され全国的に名を馳せています。
桜の老木の推定樹齢は100年以上。左前方に小さく
映っていますのが その桜の名木です。


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