raziの釣りとスロットカーのブログ

中年オヤジの趣味である釣りとスロットカー等のブログです。

TOZCA1000kmGT耐久レース(その2)

2015-09-21 11:27:54 | スロットカー
こんにちは、raziです。

前回に続きアニバーサリーTOZCA1000kmGT耐久レース(以下、アニ耐)について書きます。
今回はレース開始から終了までについて自己中心的に書いていきます…その前に、
チーム名について。
私たちのチーム名は「SHR」です。
Sさん、Hさん、Raziの頭文字をとってSHRです。単純ですね(^_^;)

レースの話に戻りましょう。
まずはタイムアタックから。
こちらは各ドライバーが1分間の走行での1周のベストタイムを競います。
この順位により、決勝レースのローテーションを優先して選択することが
出来ます。
6レーンのコースで7ヒートあり、ナイト(照明を落として暗い中でレースします)
ヒートが4ヒート目と決まっているので 、どこかの1チームはナイトヒート無しに
なります。
一般的にはナイトヒートは避けた方がよい(SHRとしては避けたい)ので 、
このタイムアタックは結構重要と考えていました。
なので、タイムアタックのテスト日を設けたりしていました。

タイムアタックの結果は…唯一の4.0秒台で1位です(^o^)
他チーム名は4.1秒台が3チーム、4.2秒台が2チーム 、4.3秒台が1チームでした。
SHRは1レーンスタートでナイトヒート無しのローテーションを選択出来ました。

下の画像はレース参加車両の画像です。


決勝レースの事を書く前に、使用する車両の懸念点について書いてみます。
・中空アクスルシャフトがクラッシュで曲がらないか?
車両が重い(約193g)し、前後に使用しているのでどうなるのか…。
・樹脂製のピニオンギヤが抜けないか?
他チームもおそらく樹脂製を使用していると思われますが、こちらも
車重があり気になります。
・リヤウイングがボディから外れる、あるいは紛失するかも?
リヤウイングが大きく車幅いっぱいあり、ウイングステーが長くて比較的
細いので、何かあると折れそうです。また、リヤウイングのスペアが無いので
その点も不安です。

決勝レーススタートです。
1 レーンは私が担当。他のチームがコースアウトやピットイン/アウトが多い
影響からか?想定よりペースが上がりませんでしたが、なんとかヒート1位。
結果的には優勝候補の「Thirty-one」を20周離すことが出来ました 。

3レーンはHさんが担当。チーム最年長のドライバーです。
対するThirty-oneは参加者中最年少でこのコース最速⁈のKさんがベストに近い
2レーンとあって、苦戦が予想されます。
予想通りKさんのペースが素晴らしく速く、1レーンの「タカハシレーシング」の
Yagiさんも良いペースでついて行っています。
結果はKさんが400周を29分42秒とこのレース最短を記録。
Yagiさんも4周差と健闘しています。
SHRのHさんは、ハイスピードで展開する状況でなんとかしのぎ、1位から16周差
となりました。

2ヒートを消化した時点で車両をチェックしたところ、不安的中(/ _ ; )
右側のリヤウイングステーがボディ側根元で折れています。補強のスポンジも
切れています。
すぐに修理(修理はヒート走行中しか出来ない)するか悩みましたが、次に
走行するのが5レーンで周回を稼げそうなので、そのまま走行することにしま
した。

5レーンは私が担当。リヤウイングの事が気になりますが、それなりのハイペースで
走行します。インフィールドの外側なので、コースアウト車両の影響が大きかったです
が、なんとかリヤウイングは取れずに済みました。
ヒート1位でしたが、2位の「アッチーZ!」のZink工藤さんとは3周差でした。
「Thirty-one」とは19周差としました。

ナイトレースはお休みです。このヒート 1位は「Thirty-one」のKさんでした。
この結果により、「Thirty-one」が休みのヒートで差を詰められないようにする
ようにするには、そのヒートで400周が必須となります。

休みをはさんで、6レーンからレース再開です。私が担当です。
このヒートでリヤウイングステーの修理の為に、1周目にピットストップしました。
約10周のロスで復帰しました 。
残念ながらペースを上げる事が出来ず、ミスも多く出てしまい、ヒート1位の
「Thirty-one」のMさんに14周差の3位でした。

4レーンはSさんが担当。このヒートは暫定1位の「Thirty-one」が休みなので、
SHRとしては400周が必須のヒートとなります。
Sさんはスタートから素晴らしい安定した走行で2位以下を少し
づつ離していきます。
途中からはペースコントロールし2位との差をキープし1位でゴール。
SHRのゴールタイムとしては最短の29分50秒でした。
PLAFITの全日本選手権優勝ドライバーらしい、素晴らしいレース展開に感動
しながら見ていました。

最後のヒートは2レーンでHさんが担当。
この時点で2位の「Thirty-one」とは9周差の1位です。
「Thirty-one」は6レーンでKさんが担当。相手ドライバーのスピードを考える
と結構厳しい状況です。
やはりKさんは速く、見る見るうちに差が詰まっていきます。
が、しかし…なんとKさんの車両のピニオンギヤが抜けました。
これに伴うピットストップで再び差が広がりました。
ここからKさんが再度プッシュしてきて差が詰まってきます。
それでも最後の数分になったところで優勝を確信し、Hさんにペースダウンを
声かけし、レース終了。
2位と5周差をつけて優勝する事が出来ました*\(^o^)/*

合計周回数2354周を3時間2分35秒で走りました。
平均ラップタイムがは約4.65秒です‼



次回はレース結果を掘り下げて見てみようと思います。
ではまた。



TOZCA1000kmGT耐久レース(その1)

2015-09-13 10:48:21 | スロットカー
こんにちは、raziです。
かなーり久しぶりの投稿になります。

今回はZinkRacingさんで今年8月22日に開催されました、
アニバーサリーTOZCA1000km耐久レースについて、
3回に分けて書いていこうと思います。
1回目はレース用車両のシェイクダウンからレーススタートの前まで
についてを書いていきます。
もしかすると記憶違いがあるかもしれませんが、その点はご了承く
ださいませ。
参加7チーム中、私の車両のシェイクダウンは確か5番目と、遅めの
開始となりました。
シェイクダウン当日は私一人が担当。
内容は、
・基本的な動作確認
・ギヤ比の選定
・リヤタイヤの選定
です。

この車両は耐久レース用として、運転のしやすさをを求めていきました。
車重はシェイクダウン状態で196gと結構重めです。
実際に走行させてみるとコーナーでのアクセルワークはかなり楽でした。
ギヤ比は12/47から12/44まで試して、12/45としました。
リヤタイヤはブラックマジックとプロコンポ3とを比べ、わずかな差です
がラップタイムが良かったプロコンポ3を選択しました。

2回目のテストは事前テストは唯一のメンバー3名が揃ったテストとなり
ました。
メンバーのSさんとHさんに走行していただき、感想を伺うと…
悪くないが0.1秒足りない、もう少し車重を軽くしたらどうか?との提案
がありました。
車両のコンセプトは変えたくなかったので、若干ながら変更をしました。
内容は、
・リヤアクスルシャフトをZinkRacing製中空アクスルシャフトへ変更
・シャシーに使用しているネジとロックナットを軽いものへ変更
です。
中空アクスルシャフトはフロントには使用していましたが、リヤにも使用
してみました。
当たり前ですがレスポンスは向上し、重量バランスとしても良さそうです。
ロックナット4個をアルミ製に変更し、ネジも数本変更しました。
レスポンスの向上は確認で出来たが、もっと車重を軽くしてほしいとの
宿題をもらい、この日のテストは終了になりました。

3回目のテストは一人で行いました。
宿題?としてあった車重のさらなる軽量化として、使用しているネジのほぼ
全てをチタン製に変更しました。さらに1g程度軽くなりました。
ベストタイムは4.1秒を切るまでになりましたが、コーナーでのアクセルワ
ークが難しくなりつつあるので、考え直す必要がありそうです。
また、この日は使用するモーターの選定とサブフレームの動作量の調整を行
いました。

4回目のテストはHさんと二人で行いました。
前回のテスト結果より、一部箇所を元に戻した状態でテストを開始しました。
これによりレスポンスと運転のしやすさ、ラップタイムのバランスが取れるよ
うになってきました。
ただし6レーンのバンク出口以外は…。

5回目のテストはロングランを試します。
1ヒートは400周なので、6レーンと1レーンで行いました。
タイムも上々で、リヤタイヤの消耗具合、モーターの発熱状態を確認すること
が出来ました。
400周で29分台でした。

最後のテストはタイムアタックシュミレーション。
当日は4レーンでのタイムアタックになる可能性が高いので、このレーンで
4.0秒台が出せるかを確認しました。
2レーンではなんと3.9秒台を1周だけ記録しました。
5回目と6回目のテスト結果により、ピニオンギヤはアルミ製から樹脂製に変更
することにしました。

レース当日です。
14時前にZinkRacingさんに到着しましたが、すでに多くのチームが練習しています。
最終仕様の車両をテストし、レース用タイヤの慣らしを行いました。
最後の調整として、ボディ側マウント部品へ若干のウエイト追加(片側0.1g程度)
と、シャシーへSEVのホイールに貼る部品を小さくきったものを「おまじない?」
として貼り付けました。
レース開始直前の走行でも4.0秒台を記録出来て、それなりに優勝争いが出来そうな
感じです。

レースで使用した車両の画像です。


次回はレース内容について自己中心的に書く予定です。
ではまた。