「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

ニッケイ(肉桂)

2007-09-30 | いとしき草花たち

公園へ行く途中の、お宅の垣根に、こんな葉っぱを見つけました。

 ご存じですか? この葉。
  
 スマートな長い葉に、くっきりと3本の葉脈が走っています。 すべすべの肉厚の葉。少し揉んでみると、さわやかな香りがたちました。これは、たぶん、クスノキ科。
以前、乃木神社に行ったとき、乃木邸の庭で同じ葉を見ました。その木の太い幹には、ニッケイと名札が下がっていたのを思い出しました。
   
                                                               
ニッケイって何?  肉桂=ニッキといったら、ピンと来るかも知れません。
ニッキといえば、ニッキ飴、紙芝居で売っていたニッキ棒(?)、八つ橋やおたべなどを思い起こす方もいるでしょう。それぞれ年代を背負っていますね。
根の樹皮を香辛料、として使います。

 

←乃木邸のニッケイ



菓子作りやソースなどに使われる香辛料の、シナモン、カシア、ニッケイは、みなクスノキ科の樹木です。カシアとニッケイは、の樹皮をコルク質のついたまま使います。シナモンは、の樹皮をコルク質を取り除いて使います。

 喫茶店で、シナモンティーを注文すると、細くくるんと巻いたスティック付いてきますね。
紅茶に入れて、ぐるっと一回しすれば、ほらっ、湯気の中から、すてきな香りが顕ってきます。秋の深まりとともに、シナモンティーが恋しくなる季節・・・。

・・・と、思いを巡らしているところにお隣さんから、京都みやげの「生八つ橋」をいただきました。ここはひとつ、あつーいお茶で~。
話が出来すぎているって? でも、本当なんです。ニッキと抹茶の2種類、おいしくいただきましたよ。  

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くちばしがイッパイ

2007-09-27 | 葛西スケッチブック


 葛西橋通りの歩道に沿った花畑に、深い赤紫の小鳥があちこち向いておしゃべり。。。どうしましょう。みんなこんなにくちばしをとがらせて。
たしか、去年も何処かで見たような・・・形。

これは、カンナの実。夏のあいだには真っ赤な花が咲いていました。
 
カンナと言えば丈高く、葉も大きく、夏の象徴のようにダイナミックに咲いていた昔。
そうそう花の元にはたくさん蜜があるので、吸って遊んだという話も聞きましたっけ。


        http://www.hana300.com/kanna0.html
 
このくちばしのついた丸い実の中には、たくさんの豆のような種子が入っているのでしょう。
インドでは、カンナの種子を首飾りのビーズとして使うとか。
日本には明治の末に入ってきました、
今は品種改良された、コンパクトなものもあり、花も葉の色も多様です.
 

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また、張られた。。。  (もう一度、蜘蛛・・)

2007-09-26 | 日常の小さな喜び&こころ便り

不覚にも。。。と言うのかどうかわからないが、またしてもジョロウグモに網を張られてしまいました。今度は、花畑の西よりの菊から、ゼラニウムまでの間に。
  
 ごめんなさい。画像が悪くて巣が見えません。右の画像の白いパイプのところの黒いものがオス。。。。

”オスは、同じ巣に同居している”はず、ということを、この前にジョロウグモの記事を書いた時に知ったばかり。もちろん、確かめましたとも、バッチリと。
・・・・と、言いたいところでしたが・・・・
大きなメスとは一枚網を隔てた小さな網の方に、オスはいました。
最初は、ちぎれた木の葉のカスが引っかかっているのかと思いました。
網をゆらすと、その黒いものが動きだしたので、オスと分かったのです。生きる知恵とはいえ、存在を感じさせないその姿。あんまり動き回り目立っていたのては、「メスの栄養」になりかねない・・・らしい。
さらに、メスが食事をするのに夢中の隙をねらって交尾し、子孫を残すと聞いては。なんだか哀しい。いや、立派なのかも??


網には獲物はまだ、かかっていませんでした。
この蜘蛛が、明日の朝まで巣をたたまずにいるかどうか、興味津々です。

             

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清川 妙先生 講演会のお知らせ

2007-09-25 | 花笑み日和(清川 妙先生のこと)

9月30日に講演会があります 

 

             秋から心を磨きましょう。
   2007年9月30日*朝日カルチャーセンター 新宿  (ホームページより)

手紙を書きつづけよう   若々しい頭と心のために
 通信・公開講座 18990091 


講師: 作家
 清川  妙 
講座の内容: 手紙を書くことは、 いつの日までも、 若々しい頭と心を保ち続ける
最良の方法です。 幅広く執筆活動を続ける講師が、 その効用を
具体的にお話します。
期間・曜日・時間: 9/30
日 13:30~15:00
お問い合わせ TEL03-3344-2527
受講料(税込み): 1回
会員・一般とも 3,400円 
 [申し込みをする]   《Home》

ただ、単に手紙の書き方だけにとどまりません。

    学んで楽しんで 86さい、大間に合いのいきいき人生”が大人気!
            
                
   

  
 2007年11月24日*朝日カルチャーセンター 湘南  (ホームページより)

学んで、楽しんで こころも頭も若々しく生きよう   61090081
 
講師: 作家
 清川  妙 
講座の内容: いつまでも若々しく輝いて生きるために心がけることとは?
年齢にしばられず幅広く活躍中の講師が、 旅や古典の話をまじ
え、 そのコツを語ります。
期間・曜日・時間: 11/24
土 15:20~16:50
受講料(税込み): 1回 会員 2,625円
    一般 3,255円 



        

 

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なんて律儀な

2007-09-22 | いとしき草花たち

 
ここ最近の、花畑仲間の会話は、
「今年は、ヒガンバナがまだ出てこないねえ」
「いつもの年なら、ここら辺にたくさん出るはずなのに、姿も見せない」
「遅いわねえ」etc....といったことだった。
              

今朝NHK1チャンネルをつけたら、埼玉県幸手市「権現堂堤」 のヒガンバナを紹介していた。
テレビ画面のその公園でも、まだ、二分咲きだという。
例年なら、今頃は、土手一面、ヒガンバナの赤で埋め尽くされているはずだった。
解説によると、ことしの夏は、猛暑のうえ、秋口に雨が降らなかったので、なかなか出てこないのだという。

やっぱり、猛暑は、ヒガンバナや、他の植物にも相当ダメージを与えていた。
へばっているのは、人間だけではなかったのだ。 と、つい、だらけきりの我が身をも弁護してしまう。

ところで、花畑仲間のヒガンバナは、つい2~3日前ごろから、姿を現わしはじめ、今日あたりは、ひとつ二つ咲きだした。
トップ組がかろうじて お彼岸 に間に合ったというところか。
                   
  午後、行ってみたら、開きかけた一輪の根元近くに5~10センチくらいの花茎がたくさん出ていた。やっぱり。りちぎ者なんだね、君たちは。

                        

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