たぶんクリスピータイムだと思いますが、いま花盛りです。花畑を匍匐前進?ふんわりとやさしく地を覆っています。
あまりにもかわいいので――
唯一タイムの間から花を咲かせ、いま飛び立たんとしているタンポポの冠毛。
テーブルにも。
いただいたエリカチョコレートのグレープフルーツ・ピールのあしらい??にも。
脱線ですが、このチョコ・ピールほんとうにおいしかった!
グレープフルーツのさわやかな苦みとチョコの甘みが絶妙。
ごちそうさまでした。
以前に、集合住宅の耐震工事をしたとき、「はつり工事」のお知らせが配られてきました。
凄まじい振動と音、埃の日々でした。
思えば、疑問はその時のままでした。笑われますね。
銀座のデパートの広告に載っていた漆芸家.村瀬治兵衛さんの
「沢栗のはつり盆」です。
沢栗はわかりそうな気がするけれど・・・、盆はお盆のことでしょうけれど
・・・・。問題は「はつり」です。
その言葉に出合ったのは、今回で2度目でした。
情けないことにその言葉は、私の辞書にはありませんでした。開き直る
ことではないですね。
再度出合った「はつり」と言う言葉。やっぱり知りたいーー。
☆ 「はつり・はつる」とは、漢字では「削る」。
栗材を削って作ったお盆と言うわけでしょうか。
山奥で生長した栗材は水に強く、木目が美しくまた軽いので、材としては
最高なのだとか。
☆「沢栗はつり盆」の記事を見つけました。
上を見上げると、大きな木にも目立たないけれど、花が咲いています。
決して派手ではないけれど、それなりの主張をして。
ウバメガシでしょうか?
モチノキ?? よくわかりません。
モチノキの葉の実験。
これはわかります。ハナズオウ。
ついでに足元のほんの小さな花も。茎も花もふわふわっとした感じです。
ノミノツヅリ。つづりは=綴り(つぎ合わせて作った、粗末な着物。また、
法衣。大辞林)小さな葉を蚤の着物にたとえた名前。
似たものに、ノミノフスマがあります。
ふすまは=衾。寝るときに掛ける夜具のこと。さしずめ蚤の掛け布団と
いうところでしょうか。
花は切れ込が深く、花びらが10枚あるように見えます。
とっても美しい色のアメリカフウロを発見!
今までのは、ピンク系や白っぽい色が多かったけれど、これは飛び切りの美人花!☆”でしょう?
生育環境がいいのか、のびのび育っています。
果たしてこれはアメリカフウロの赤版?でしょうか??
この前出合ったアメリカフウロの白に近いピンク色。↓
なんだか葉の形が少し違うような~~
もう一度調べて見ると====これは オトメフウロ というそうです。
姿形はやはりオトメが相応しいですね!
近くの豆腐屋さんの植栽です。
街の垣根に、友人たちの花畑にヤマブキが咲いている。
ヤマブキといえば、
若き日(!)面影橋の「山吹の里」付近に住んだことがあった。
当時、都電で、高田馬場から二つ目が面影橋だっただろうか。
街のくすみ加減と神田川に架かる橋の名のゆかしさが心に残った。
橋を渡ったオリジン電気の門の近くに「山吹の里」の碑があった。
太田道灌の故事に因むものだ。
狩りの途中雨にあい、蓑を借りようと寄った一軒の家で、少女が道灌に差し出したのは、お盆にのせた山吹の一枝。
意味がわからず、蓑も借りられずに帰ったところ、歌に心得のある家臣が古い歌をよみとく。
七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞかなしき
「お貸しする蓑ひとつすらありません」という意味だったのだ。
実の~と蓑 が掛け言葉になっている。
昔、そこいら一帯は、ヤマブキのいっぱい咲く地だったのだろうか。
近くには、新宿区山吹町という地名もある。
ヤマブキの別名は、面影草(おもかげぐさ)というそうだ。
”山吹の里”と橋の名が、スーッと一本につながった。