「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

 ~上を向いて♪  

2011-12-31 | ルピナス♪ノート



ノートの中から出てきたはがきに、貼ってあった切手。
平成11年1999年3月16日発行「私の愛唱歌シリーズ第9集」のものです。
和田誠さんのイラスト。大ヒットした坂本 九さんの歌声も聞こえてくるような気がする。

3・11以後、この歌を使ったTVCMをよく耳にした。紅白でも歌ったそうです。(・・・見ていなかった)
このはがきを貰ったころには、
後にこの歌がこんな使われ方をしようとは思いもよらなかった。
でも、あまりにも重い困難の中から、立ちあがっている人々・・・
少しでも、うっすらとでもいい、希望の光が見えてきますように。


                  

   滞りがちな当ブログをお訪ね下さいました皆さま、ありがとうございました。
   来る年もどうぞよろしくお願いいたします。
   善き年をお迎えください。

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このごろ   ~春の七草  ~清川先生の講演会

2011-12-24 | 花笑み日和(清川 妙先生のこと)

木曜日ーー園芸教室。「春の七草」を作るので、小ポットの7種の苗を持ち帰りました。
 小ポットで少し根を張らせ、29日に鉢に植え込みます。
 お店でお目にかかるような、雲竜という白い化粧砂?と名札もつけるのです。
 苗は千葉のほうの無農薬の畑から持ってきたそうです。
 セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ
 七草粥を食べるところまでが課題。

★★土曜日ーー藤沢ルミネ9階の朝日カルチャーセンター湘南教室での清川 妙先生の
 講演会にご一緒。万葉集の大伴家持の歌を中心に20首。最後には、好きな歌2首を投票。
 一位はダントツの18票、同点で2首ありました。
  
  春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子(をとめ)  大伴家持

    新
(あらた)しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと) 大伴家持


私も、この2首を選びました。「いやしけ吉事」には、大変な年であった今年から、来年への
祈りのような思いを皆感じていたのではないでしょうか。
そして本にサインをなさる90歳の先生のしなやかな指先におしゃれ!なマニュキアが☆” 
素敵なピンクラメ。この桃の花の娘子のようなキュートさでした。

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★ 追記;12月25日の「朝日新聞」16面<55プラス>古典に親しむ2 に、清川 妙先生の
 『うつくしきもの枕草子』=学びなおしの古典= (小学館)  が紹介されています。
                                                                                     
  (12/25)
   

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母の所へ  ~茂原

2011-12-22 | ルピナス♪ノート

12/21 茂原へ。 なんとか今年中にと思っていた母の所へやっと行ってきました。
妹は8時ごろ、私は9時ごろに家を出て、施設にはお昼近くに着きました。

 

刈り取られた近くの田んぼは、いちめんの淡黄色になってーー。
車いすを押して一階の食堂まで行き、一緒にランチをしました。
妹が母の好物を持ってきてくれていました。

薄く切った林檎、お酒に漬け、とろとろに熟した大きなカキ。(洋菓子のような甘さがした。)
そして、フナの甘露煮。
めったに口にできない、お蕎麦や、昔ながらの好物を目の前に、
ほんの一口ずつを口に含み、感に堪えないように天を仰ぎ、「おいしいねえ」
そばは、前日に妹の夫が打ってくれたそうだ。細やかな心遣いがありがたい。


  妹と写真を見る。

食事の後、若い男性の職員の方が、「ウメさん、ご家族が来てくれてよかったですねえ。紹介してください」
少し戸惑うので、「三女の〇子。長女の△子」と母にいうと、
「そうだったっけねえ、もう、どっちが上だったか、下だったかわからなくなってしまったわよ」
耳は遠いけれど、近くで大きな声で言えばわかる。
手紙を読むのは、大丈夫だという。
「ぼくも、時々読ませてもらっているんですよ」
そうだ、職員さんへの言葉も書いたら、楽しいかも。


「お母さん、軽井沢の暮らしで、何が楽しかった?」
「うーん、何だったかねえ」
「キノコ採りとか、クリひろいとか、ウド堀りとか・・・」
「そういう楽しみもあったねえ~」
昔のこともだんだん薄れていく記憶。
私たちも同じ。縁のないことは遠く、人の名前も、聞かれたとたんに、思い出せなくなったり・・・。

母は何とか自分で食べ、顔の色つやもよく、97歳にしてはしっかりしている方だと思う。
出来ること、良いことを数えていきたい。
施設の職員の方たち、弟たち、妹たち、その他に支えられて母は日々を過ごしている。

「お母さん、元気でね。風邪ひかないようにね。また、来年、来るから」
「らいねん、ね」
骨ばった、はるかに柔らかくなった母の手と握手して帰ってきた。

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清川教室の一日

2011-12-19 | 葛西スケッチブック

千代田線新御茶ノ水駅を降りて、サン・クレールの地下の中庭を突っ切って、最短距離で、
山の上ホテルの清川教室へ。今年最後の教室です。(12月16日) 
大きなツリーの飾られたサン・クレール地下の中庭です。  

  



上が切れてしまいましたが、山の上別館のツリー。

 



そして中は、ラブリーに。素敵なプレゼントは何でしょうか。

     

                          


教室のあとは、中華レストランでした。
いつものようにお茶の水橋の下を神田川が流れ、人々の日々も暮らしも~
おなじみのーー21階からのながめです。
      

    



ラストは、日本橋のデパートのツリーです。明日17日は藤沢へ。
     
                                           

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回り道して駿河台下へ

2011-12-19 | 日常の小さな喜び&こころ便り

清川教室(16日)の後、神保町方面に用事があったので、お茶の水駅・聖橋方向から本郷通りを下り靖国通りに突き当たって、小川町~駿台下方向を歩いてみました。
いつもは通らない道です。
本郷通りは、ニコライ堂が大きく聳え、あとは下り坂でずっと黄金色のイチョウ並木でした。





明治大学や山の上ホテル近くは、すっかり散ってしまったり、辛うじて葉をつけているものと
木によってまちまちでしたが、この本郷通りは黄葉真っただ中のイチョウ並木。
午後の日差しが銀杏を輝かす。しっとりと落ち着いた雰囲気です。








ビルの壁面にもニコライ堂が。


      

〇十年ぶりに小川町から駿河台下のすずらん通りまでーー小さな発見もなつかしさにも出合えた素敵な回り道。

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