「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

小さな蛾に出合った

2023-09-27 | 日常の小さな喜び&こころ便り
  

歩廊の壁にはよく蛾が張り付いているのですが・・・
今朝のお客様は、2センチほどの、この方!! でした。 


        


以前、台風の翌日などには、よく見慣れぬ形の蝶?が・・・
調べてみると、それはアケビコノハなのでした…。
幼虫時代は、後づさりするほどの異形だったことをも思い出します。
けれど・・・
この2センチにも満たない小さな、
しかも確かな主張のあるデザインの
この子の名前が分かりません。

キミは、だれ?
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見知らぬ芽生え――ベランダの今

2023-09-23 | いとしき草花たち
   

     

突然芽生えた、キミは誰?? もう少し様子を見てみましょう。


 

季節の中で、アブラハムダービーもこんな咲き方です。


                   
           そして、
いつまでもフレッシュに咲いてくれるハイビスカス!
      私たちも、元気ださなきゃ!

    
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いつまでも、暑~い、秋の日に

2023-09-19 | ルピナス♪ノート

小さな薔薇が、繰り返し繰り返し 咲いています。
たぶん、「ノックアウト」だと思います。
病虫害に強いという薔薇の名前。



空はこんな具合なのに、
お~い、秋、
今、何処にいるの?


ランタナの花には実がなり、
茂った葉陰にはやすむ虫が~



でもね、彼は知っていました。

今朝、いつもの暑い空気の中に
異なる風がひとすじ、紛れ込んでいたのを。

「この風はきっと、秋の風!」


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ストケシア

2023-09-13 | ルピナス♪ノート

   

今は昔ーーhさんに招かれて、k子さんと二人、
代々木のℍさんの新居をお尋ねしたことがあった。
そこは、岸田劉生の描く「切通」の近くで、
案内状にはその絵の写真がそえられていた。

k子さんのお土産の花束の中に、爽やかな青い花があり、
尋ねると、「ストケシア」ということだった。

「その日は花の中でやすみました」
とハガキが届いた。

時は流れ、コロナがあり、猛暑の夏があり、
ℍさんもk子さんもお二人ともこの春から夏の間に
旅立たれてしまった。
まだまだたくさん話したいこと、聞きたいことがあったのに。
私達が通った街は様変わりし、
最近の渋谷には行ったことが無い。
もし行ったとしても、迷路に迷い込んだ気分だろう。
あの日々の記憶は、大切にそっととっておくしかない。

    ************

清川 妙先生のエッセイで読んだ
「一生分のお礼を言う」
心に留めたいーーーと。
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追悼ーーℍさんの青い花(再録)

2023-09-07 | ルピナス♪ノート


 青紫の星のような小さな花を頭頂にたくさんつけた花を、Hさんからいただいたのは去年の四月ごろである。五月になって一本だけ花が咲いた。
 ところで、せっかくの花だがHさんも私も名前を知らない。家にある花に関する本を総動員して調べたが、どの本にも載っていない。何度か、図書館の分厚い園芸植物図鑑なども見てみたがラチがあかない。苦闘のすえに出会ったのが、神保町のタキイ園芸で売っていた植物図鑑。そこでやっと見つけた。その名は、シラーぺルビアナであった。私はささやかな感動を夫に伝えると、
「聞いたこともないね。ぼくはシラノ ド ベルジュラックなら知ってるけどね」
ととぼけたことをいった。
 シラーの仲間はたくさんあるが、このペルビアナは花茎が長く伸び散房花序の青紫の花をつける。地中海沿岸が原産地である。
 水不足に弱いとあったので,日向に出して乾けばしょっちゅう水をやっていた。一年経った今年は、五本の蕾が立ち上がり見事に咲いた。
 写真を撮り、ちょうど五月十日が誕生日のHさんにバースデー・カードにして送った。Hさんは大変喜んでくださったが、
「それにしても、お宅ではきれいに咲いているのに、なぜ家のはひとつも咲かないのかしら。みんな、葉が寝ちゃうのよ。ヘンね」
と不思議がられた。
「それは水不足ではないかしら。友人の畑のもそうだったから。植木鉢だと、すぐに乾くので、いつも水をやっていただけなんだけど」
と答えると、即座に、
「わかりました、愛情ね」
と言って笑った。(2001.5)


      **************** 
 
 



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