フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

drawing

2018-10-11 08:22:13 | Weblog

ドローイングをする。図書館でドローイングの本を借りてきてそれを見ながら練習をしている。本の絵は、青い目の作家だからやはり日本人と違って3Ðで線を捉えている。だから何となく馴染めない。いわゆる「洋画」と言われる線だ。引き込まれる線ではなく向かってくる線。見てたら向ってくるからオーバーに捉えてしまって紙からはみだして失敗。気を取り直してもう一枚と続ける。「手を伸ばしたバレリーナ」を描く。どうしても紙いっぱいになるのを少し縮めて描く。すると日本人の線になるんだなぁ。とブツブツ。そうか立体で捉える目と伸びたように感じる目の違いか。結局日本人は日本人の線でしか描けないんだと自分の技術はさておき納得する。でも器用なヤツはやっぱり3Ðだろうなとも思う。仕方ないから自分の線で描く。これじゃぁ練習にも何にもならないかと苦笑。真似るのは出来るけど自分のものにならない。だから自分の線を自分らしくと高めていくしかない。なんせ不器用なんだからオレは。と飽きもせずにバレリーナを描いている。まぁ、それなりには描けるけどそれなりだ。

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