きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

お祭り半纏一式 色褪せ クリーニング・深色加工 綿素材

2022年07月16日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

7/14午前7時14分からWindowsupdateが始まり終了したのが

7/15午後9時40分に終了後に正常にインストールしたかを確認すると

再度のアップデートの要求だったのでもう一度アップデートを

行ったので昨日の記事を出せませんでした。

7/15は地域の氏神の豊平神社の例大祭で御神輿の練り歩きが3年ぶりに

行われました。お祭り衣装を出して見ると泥はねやしみが付いていたり

半纏はかなり白茶けていたので、洗って欲しいとのご依頼です。

半纏て

家庭洗濯をしていた為に全体的に白茶けていました。

半纏 衿ヤケ

汗で衿もやけて変色しています。

鯉口シャツ

腹掛け

股引

股引 汚れ

股引は膝と裾が汚れています。

なかなか家庭用の洗濯では落ちずらいと思います。


半纏 仕上げ後

水洗いをして糊付けしてから色素復活剤を使用して白茶けた状態を

直しました、衿ヤケも色掛けをして分からないようにしました。

結構収縮していたのでプレスでしっかり伸ばしました。

半纏 仕上がり後

鯉口シャツ 仕上がり

股引 仕上がり

お祭り半纏一式

綺麗に仕上がりました

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

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北海道神宮例大祭衣装(敬神講社旗手・白張) 丸洗い 正絹・綿素材

2017年07月15日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(敬神講社旗手・白張)のクリーニングの依頼です。

この衣装(敬神講社旗手・白張)のお手入れする事は初めてです。

敬神講社旗手陣羽織

錦地の表に裏地は赤の別珍生地を使った絢爛豪華な物です。

敬神講社旗手陣羽織

後ろは打裂きになっています。

リボン徽章 

衣装の中にリボン徽章が入っていたために衣装の役名が入っていたので

敬神講社旗手と分かりましたが中々詳しく調べるのは時間が掛かります。

以前お神輿の隊列に加わった時に大きな錦の御旗を持っていた事を

思い出しました。

敬神講社旗手 袴 

長年の風雨にさらされてている為に錦地から出た染料等で移染が起きています。

敬神講社旗手 脚絆

敬神講社旗手 単衣着物 

こちらの着物は袖巾が広くなっています。

敬神講社旗手 手甲

手甲とは汚れ、外傷、寒さ、日射などから肌や体を守るために、

上腕から手首や手の甲までを覆うようにして装着する、革や布で出来た装身具のこと。

時代劇等で旅支度でも付けています。

白張 

 白張(はくちょう)とは、主に平安時代の下級官人によって着用された衣装の1つ。

白丁」とも表記し、「しらはり/しらばり」とも読んだ。

上着は古代日本の衣装である襖(あお)の系統で、盤首・身一幅の単仕立ての狩衣と類似した構造である。

裾をすぼめるために括り袴を併せて着用する。

白麻もしくは白絹に糊を強くつけて張りを持たせた布地を材料とするためにその名の由来とする。

 主に宮中の小舎人、公家や武家の供人、神事の道具を運ぶ仕丁が着用し、

後にこれを着用している人々のことを白張もしくは白丁と呼ぶようになった。

これは官人登用の規定においては、これら下級役人の子弟は一般の良民男子である白丁と

同等の扱いを受けていたことも関係している。

白張袴 

この素材は綿でした。

敬神講社旗手陣羽織 仕上がり 

敬神講社旗手陣羽織 仕上がり  

 敬神講社旗手袴・脚絆 仕上がり 

紐は白の木綿地でしたが移染があちこちに有りました。

 敬神講社旗手 単衣着物 仕上がり 

 敬神講社旗手 単衣着物・手甲 仕上がり

白張(狩衣) 仕上がり 

白張(狩衣) 仕上がり 

白張(袴) 仕上がり 

お祭りの衣装のお手入れ初めての物が多くてとても勉強になりました。

 

着物のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

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北海道神宮例大祭衣装(指令・副司令) 丸洗い 正絹素材

2017年07月14日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(指令・副司令)のクリーニングの依頼です。

この衣装(指令・副司令)のお手入れする事は初めてです。

指令衣装(打裂き羽織)前

指令衣装(打裂き羽織)後 

腰に刀を差す為に後ろ身頃を割っています。

指令衣装(馬乗り袴)

袴も裾がもたつかない様に紐で絞るようになっています。

指令衣装(脚絆

長距離の行軍の為に脚絆も欠かせません。

 指令衣装(着物

中に着る着物は筒袖になっています。

副指令衣装(打裂き羽織)前 

色違いで副司令の衣装も同じです。

 副指令衣装(打裂き羽織)後

副指令衣装(馬乗り袴

副指令衣装(脚絆)

副指令衣装(着物)

今年のお祭りは暑かったので沢山汗をかいていたので、男性臭ですごかったです。

しっかり洗って男性臭も落としました。風合いも以前に比べるとよくなりました。

指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(馬乗り袴)仕上がり 

指令衣装(脚絆)仕上がり  

副指令衣装(着物)仕上がり  

 

 

副指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(打裂き羽織)仕上がり 

指令衣装(脚絆)仕上がり 

以前のお手入れした業者さん袴のひだも十分に取っていないので

畳むのも大変だったと思います。

指令衣装

副司令衣装

第八祭典区が年番だった平成24年に私も副司令の衣装を着てお神輿の隊列で行進しました。

副司令の衣装を着たのは二度目です。わらじを履きましたが中々大変でした。

 

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北海道神宮例大祭衣装(狩衣・袴) 丸洗い 正絹素材

2017年07月13日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

北海道神宮例大祭(札幌まつり)で着用した衣装(狩衣・袴)のクリーニングの依頼です。

狩衣

狩衣(かりぎぬ)は、平安時代以降の公家の普段着。もともとは狩の時に着用したのでこの名前がついたが、

活動的であることから次第に普段着として定着した。

その後、時代を経るに従って公服としての色彩を増し、直垂に継ぐ四位の武家の礼服ともなった。

ただし、狩衣姿での参内(御所への出入り)は一切認められなかった。現在では、神職の常装となっている。

狩衣装束の構成は、下着を着て指貫(あるいは差袴)をはき、狩衣を着るだけである。また、烏帽子をかぶる。

普段着という性質上、狩衣の色目・紋様は全くの自由である。ただし、禁色は避けられた。

なお、白色の無紋狩衣・無紋指貫の形を「浄衣(じょうえ)」といい、専ら神事に用いられた。

私自身も、北海道神宮例大祭に年番で裃を着てお神輿の後の行列に参加したことが有ります。

十数キロ歩きました。長距離をこの衣装で歩くので袴もしわくちゃになります。

狩衣

袖巾がとても広いです。

狩衣

狩衣

狩衣 クリーニング後 

袴 仕上げ後 

袴 仕上げ後

お祭りの衣装は過去に何度かお手入れした事が有りますが

中々お目にかかることは有りません。

良い経験になります。

 

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半纏の家庭洗濯での色泣き 色泣きしみ抜き

2015年08月07日 | お祭り衣装

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

各地で夏祭り真っ盛りですね。

お祭り半纏も随分活躍です。

今回ご自分で、お洗濯した処

色泣きが発生致しました。

 

品質表示マークは綿100%で液温30度を限度とし、

洗濯機の弱水流または手洗いが良いとなっていました。

この半纏は印染(しるしぞめ)でオーダーした商品です。

昨今印染屋さんは反応染料を使用が主流です。

染色後のソーピングを十分に行っていると思いますが、

洗濯後すぐに乾燥しないと染泣きの原因になります。

今回、しみ抜き後再洗いを行いました最後にしっかり色止めも

しておきました。

 

これで次の祭りに間に合うと思います。

染半纏は、家庭では少し難しと思いますので、遠慮なく

専門店の当店をご指名ください。

着物のお手入れは是非

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

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