夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

街の本屋に寄れば・・♪

2007-06-30 18:21:00 | 定年後の思い
9時半過ぎに家を出て、川沿いの遊歩道を歩いた。

快晴の中、陽射しがさんさんと照り続けているので、扇子で扇(あお)ぎながら歩いていたが、
汗が噴出しアロハシャツに伝わってくる。

木陰に差し掛かると、ほっとしながら歩いたりしながら、
駅前に出た。

スーパーの洗面所に寄り、顔を洗い、ハンドタオルで拭く。

この後、歯科医院で治療を受けた後、本屋に立ち寄った。

これといった目的の本がなく、探しあぐねていた時、
藤原正彦・著の『藤原正彦の人生案内』(中央公論新社)を購入。

昨年の晩秋に発売された本であったが、買いそびれた一冊である。

著作者の特有なセンスが人生の迷いの質問者に対し、
どのような形で回答されるか、興味があったのである。

私は遅ればせながら、昨年『国家の品格』で初めてこのお方を知り、
殆どの発売されている著作を読んだりした。
しかし、直接の数学者に関する随筆には、
数学の苦手な私は、余りにも分からない分野であるので、避けている。

このように著作者の随筆を読み続ければ、
人生の相談者に対して、著作者は多分こうしてお答えするだろう、
と私なりに想像した上で、著作者の回答を読むのも知的な人生体験の遊戯の思ったりしている。

この後、駅前のコーヒーショップの『ドトール』でアイスコーヒーを飲みながら、
そして帰宅後、自宅の和室で横たわりながら読んだりしている。



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梅雨の合間、夏の朝を迎えて・・♪

2007-06-30 07:23:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、快晴の朝を迎えている。

昨日はどんよりとした曇り空の日中の後、夕方の4時過ぎに雨が降り出して、
夜の7時過ぎに止んだりした。
梅雨の時節の蒸し暑い夜となった。

今朝、6時過ぎに目覚め、しっとりとした樹木を眺め、
まばゆい陽射しを見詰めたりしている。
夏の朝の情景であり、日中は31度前後の暑い1日を迎える。
夜半から雨が予測されているので、梅雨の合間の晴れ間となる。

暑さの苦手な私は、歯の治療で駅前まで散策しながら歩き、
買物をしたりする予定である。

夏の風情に相応しい遊歩道、街並みは・・、
と扇子を片手に思案したりしている。

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旅から戻れば・・♪

2007-06-29 06:11:00 | 定年後の思い
昨夜、9時半過ぎに、伊勢鳥羽の2泊3日の小旅行より、帰宅した。

今朝、五時前に目覚め、庭先に下り立ち、樹木を眺めながら、煙草を喫ったりした。

樹木は初夏の景観となり、深緑の中で枝葉を伸ばしる。
紫木蓮(シモクレン)の花が咲き、紫式部(ムラサキシキブ)の白っぽいピンク色の花が枝にたわわに咲いている。

旅先で観た白い花の夏椿(ナツツバキ)、紫陽花(アジサイ)の花の彩(いろど)りが甦(よみが)ったりしている。

少し疲れが残っているが、
さて日常の庭の手入れ、買物、歯の治療など日々の調整のことも脳裏にかすめている。

東京の郊外は、日中はどんよりとした曇り空で、夕方より雨が予測されている。


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旅立ちの朝は・・♪

2007-06-26 04:41:00 | 定年後の思い
旅行に出かける朝は、日常の日々より起きだすのが早いので、
目覚めてもぼんやりしている。

前夜、寝付くのは日常と余り変らないので、睡眠不足なのである。

起きだして、玄関庭の外れで煙草を喫い、心身を外気に触れた後、15分過ぎれば正常の感覚になる。

こうした折、現役時代の時は、何時も睡眠時間を削っていたので、
こんな感覚だった、と思い出されたりした。

定年退職後、三年生の身であるが、
旅行に行く朝は、ふとこうした折に甦(よみが)る。

しかし勤務と違い、これからの安楽な時を考えれば苦にはならないのが、
趣味のひとつでもある旅行の朝でもある。

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明日より、伊勢地方の鳥羽に小旅行・・♪

2007-06-25 18:23:00 | 定年後の思い
明日より、ある旅行会社の観光ツアーで、伊勢地方の鳥羽にある観光ホテルに2泊3日の小旅行に出かける。

私が30代の終りの頃、家内と南紀州周遊観光を5月の連休の時、
そして一昨年、家内の母を含めて南紀に温泉滞在を2月にした折、
伊勢神宮に参拝したので、今回は訪れない。

私は鳥羽地域に関しては、20代の初め、映画青年の真似事をして、宝塚撮影所の所用を終えた後、
独りで伊勢地方、鳥羽地域を周遊したりした。

家内は初めての鳥羽地域である上、鳥羽の観光ホテルに連泊であったので、
訪れることにした。

ネットの設備のない観光ホテルと思われるので、
この間は投稿は出来ませんので、
ご了承の程をお願い致します。
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霧雨の朝を迎えて・・♪

2007-06-25 08:15:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、早朝より霧雨が降り続いている。

どんよりとした曇り空の日中であるが、
昼過ぎのひとときは晴れ間になり、最高気温は25度前後、
と天気予報は報じている。

私は庭に下り立ち、上部の数枚の葉が白く染められた半夏生(ハンゲショウ)の群生、
花穂が淡いピンクの花になり、たわわな花穂を彩(いろど)った唐糸草(カライトソウ)を眺めたりしている。

そして、霧雨の降る中の樹木を眺めてたしているが、
紫木蓮(シモクレン)の花がここ4日前から10輪程度咲いている。
毎年、春のひとときに華やかに咲いた後、
この時節にふたたび紫色の花を彩(いろど)る私の好きな花木のひとつである。

こうして庭の樹木を眺めながら綴っているが、
霧雨が降り続けて折、梅雨の時節に相応(ふさわ)しく、
和(なご)める朝のひとときである。

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雨の降る日中は、読書・・♪

2007-06-24 16:59:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、午後より雨が予測されたので、
私は10時過ぎに買物に出かけた。
スーパーの店内は、日曜日もさることながら、
私の思いと同様に午後からの雨を避けるように混み合っていた。

帰宅は11時過ぎであったが、まもなく小雨が降りだしてきたので、
『俺には・・いまだに・・幸運の女神がついているよ・・』
と私は家内に軽口を言ったりした。

午後になると本降りの雨となり、
私は居間の外れに簡易ベットに横たわりながら、
本を開いた・・。

足立全康・著の『庭園日本一 足立美術館をつくった男』の終章を読み終え、
『足立美術館 ~日本庭園と近代美術~』を日本庭園の章だけ読み込んだ後、
雨の降りしきる中の樹木を眺めながら、
軒下で煙草を喫ったりした。

足立美術館は、過日の19日(火曜日)に観て以来、
観る前の私なりのイメージと初めて現地で観た思い、
そして先程まで私の大半の脳裏を占領した熱い思い、
雨をしばらく眺めると、何となく心が吹っ切れた・・。

その後、平常心となった私は、
塩野七生・著の『ローマ人の物語』第21巻(新潮文庫)の残り10ページ程、
読み出した。




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どんよりとした曇り空の朝を迎えて・・♪

2007-06-24 07:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、梅雨の時節に相応(ふさわ)しく、どんよりとした曇り空の朝を迎えている。

先程、天気予報をテレビで視聴していたら、
西日本から雨が降り、中国・四国地方、近畿地方、北陸・東海地方、そして関東地方と雨雲が移り、雨となる、
と報じていた。

私の住む地域では、午後より雨が降りはじめ、夜にかけて大雨が予測されている。

私達夫婦は過日、山陰地方などを周遊した折、
2泊3日の小旅行日は快晴時々曇りであったので、
出雲大社、宍道湖、松江城のお堀、足立美術館の庭園、東郷湖の羽合温泉の観光ホテルからの景観、
鳥取砂丘、城崎温泉の街並み、天橋立の情景などを思い馳(は)せながら、
雨の降りしきる情景を重ね、話し合ったりしている。


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夢幻のひととき、足立美術館の庭園・・♪

2007-06-23 17:36:00 | 定年後の思い
足立美術館の茶室の前は、秋の情景だった。

私はどうした訳が分からないが、お茶会に招待され、和菓子は避けて、抹茶を頂いている。
周囲の客人も面識のない女性ばかりであった。

この後、私は独りで軒下でたたずみ、
枯山水の庭を眺めていると、ひとりの年配の男性が傍に寄ってきた・・。
このお方は、軒下に部下のような40代の男性に安易な椅子を二席用意させ、
私に座るように目でうながしている・・。

私は年配の男性のお方とは面識がなかったが、
創設された足立全康・氏と分かった。

私は座ると、家内のような女性が抹茶の茶碗を私に手渡した・・。

私は頂ただくと、常温の純米酒であることに気付き、
私は照れて、扇子を取り出し、扇(あお)ぎはじめた・・。

『お気に頂けました・・』
と創設者は私に訊(たず)ねた。

『これだけの庭を創られたこと・・大変な事と・・感じました・・
思いつきはどなたでも出来ますが・・
いざ、具現化する時には・・
資金があったとしても・・出来ないことを言葉に重ねるばかりでして・・』
と私は言った。

創設者は微苦笑して、私の家内のように人に、
私が頂いている抹茶茶碗を指して、お代わりを持ってくるように、
手振りをしていた・・。

私は気付き、
『充分・・頂きましたので・・』
と言ったが、声にならなかった。


ここで夢だったか、と昼寝から目覚めた。

私は思い込みの激しい人なので、関心のある方、興味のあることが、
幼年期より夢の中で、よく見ることがある。
亡くなわれた創設者が夢の中で出てきたりするので、
不可解にも夢幻と現(うつつ)の世界を行き来することもある。

先程、庭に下り立ち、樹木を眺めながら、
過日の旅の折、足立美術館の枯山水の庭は、
私の心に何時までも残影があり、余韻があった、
と改めて認めたりしている。





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今年、初めての梅雨の1日となり・・♪

2007-06-22 17:21:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、過日『梅雨入り宣言』後、
初めて梅雨の時節に相応しい1日となった・・。

連日、30度前後の暑さが続き、空梅雨かしらと水不足を心配していたが、
今朝の早朝から降ったり、止んだりした後、10時過ぎから小雨が降り続いている。

私は梅の実を採った後、ここ数日読んでいる本を午後より開き、読んだりしている。
『足立美術館~日本庭園と近代美術~』(山陰中央新報社)、
足立全康・著の『庭園日本一 足立美術館をつくった男』(日本経済新聞出版社)の2冊である。

最初の一冊は足立美術館の基本解説書であり、
あとの一冊は美術館の依頼主の人生の軌跡であり、
私なりに気になるお方である。

この本の帯には、作家の堺屋太一・氏が、

「金儲け、社会還元、道楽、三つとも該当する」・・・
そういいながら71歳で日本一の庭園美術館を創った人物、凄い!

このように推薦文として、明示されていた。

この文を読んだら、私なりに興味が沸(わ)き、購入した次第である。

この二冊は、足立美術館のミュージアム・ショップで私なりに選定し、
買い求めた二冊の本である。

この2冊を小雨の降り、最高気温でも25度程度の過ごしやすい日中を読んだりしていた。

暑さに苦手な私としては、梅雨の時節、
待ち焦がれた静寂な小雨の1日でもある。


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梅の実を採(と)れば・・♪

2007-06-22 12:14:00 | 定年後の思い
昨日の昼下り、家内に梅の実を明日採る、と私は言った。

天気予報に寄れば、午前中は曇り、午後より雨が予測されていたので、
遅ればせながら梅の実の収穫日とした。

今朝、4時に目覚めると、雨がポッリと降っていて、
少し早めの雨になったのかしら、と布団のは中でウトウトし、
6時に起きだした。
その後、雨は上がり、庭に出たのは7時前後であった。

我が家は2本の白梅があり、ここ10年は梅酒、梅ジャムなどで家内が頂いている。

梅の実の収穫は、わずか30前後であり、平年は少なくとも100前後の収穫があったが、
収穫時が余りにも遅かったのである。

今年の6月は、旅行が2回、そして私が歯の治療で通ったりしたので、
何かしら梅の実の採り入れ時期を怠った為である。

枝葉の整理を半分程した時、小雨が降りだしてきた。

やむえず断念し、お風呂に入った後、時計を見れば10時半過ぎである。

東京の郊外は、梅雨の時節であるが、ほんのわずかしか降っていなく、
こうして綴りながら庭先の小雨を眺めたりしているが、
真面目に雨は降って欲しい、と大雨を期待したりしているのである。
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湖上に浮ぶような羽合温泉『望湖楼』・・♪

2007-06-22 00:19:00 | 定年後の思い
山陰八景のひとつに数えられる東郷湖の湖岸に建つ宿泊先の『望湖楼』は、
初めて泊まる観光ホテルであった。

湖上に陽が沈みはじめると、篝火(かがりび)が湖上を照らしだし、
彼方の山なみの稜線が翳(か)すみだした。

部屋の窓辺から前方の露天風呂の2つの建物が湖上に浮ぶように建てられ、
本館より桟橋で結ばれている。

湖岸、桟橋、そして湖上の露天風呂の建物の周辺に篝火が夜の闇に浮んだ。
そして、月の下で湖面は、篝火が揺らめいていた・・。

私は海辺に建つ観光ホテルは幾度も宿泊したことがあるが、
湖上に建つ露天風呂も風情があり、湖岸の本館の室内、ロビーはゆったりと出来、魅了させられた。

早朝の5時前に目覚めると、窓辺からの湖上の水面は鏡のように穏やかで、
前方の2つの露天風呂の周辺の湖面は、少し揺らいで折、
彼方の山やみの稜線は空と溶け合っていた。

こうした情景を眺めていると、初冬、初春、晩秋の時節を思考すると、
この観光ホテルは、どの時節でも周囲の情景と彩(いろど)りの調和の取れる稀(まれ)なホテルである。

冬の時節、雪が舞い降る中、数日のんびりと滞在するのも良いかしら、
と夢想しはじめた・・。



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初めての足立美術館・・♪

2007-06-21 20:31:00 | 定年後の思い
旅から戻り、ここ2日間は枯山水の庭を思い返している・・。

私は枯山水の庭は、日本の各地で十数ケ所しか観ていないので、
設計されたお方の創作に基づき、作庭師が具現させながら、
庭師の方達が従事する総合作業と思い、
依頼主の思考を加味させた総合芸術のひとつと確信している。

その上、季節の移ろいに応じて変化する景観なので、
創作はもとより維持管理は苦労の絶えない庭と感じている程度である。

従って、素人なので観た感覚しか綴れない。

最初に感じたのは、借景が十二分に生かされたゆるぎない美の結晶と思い、
5分程、眺めた後は、確固たる美でありすぎるので、
心に余情が生まれないのである。

こうした思いになると、西洋人の一部のお方が絶賛する理由が分かるのである。

いずれにしても、その季節の移ろいごとに眺め、
百年後の風雪に耐えた枯れた庭を観たい気になるが、
これは叶わぬ夢である。

私は絵画、彫刻、童画の世界には興味はないが、
陶芸の世界は多少興味がある程度である。

館内から茶室の『寿立庵』までの飛び石の配置、そして松を中核とした庭には、
和やかな心となり、素直に感銘をした。

晩秋のひととき、この茶室で抹茶を頂ただき、余情を感じたまま、
その後、枯山水の庭を眺めるのも一考かしら、
と夢をみたりしている。








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海上から鳥取砂丘を眺めれば・・♪

2007-06-21 10:33:00 | 定年後の思い
浦富海岸から遊覧船の島めぐりは、
リアス式の風光明媚なダイナミックの景勝地で、山陰の松島と称されて折、
乗船し周辺の光景を観た後、今回は特別クリーズとして鳥取の砂丘を海上から観る航路であった。

鳥取の砂丘が観えた時、あんなに細くかぼそかったかしら、
と思ったりした。
学生時代に1日かけて砂丘を散策したことがあるので、
45年近い歳月を想いかえしていた・・。

賀露港で下船した後、鳥取砂丘に行ったが、
家内は楽しみにしていた駱駝(ラクダ)に乗ったが、
私は興味がないので、周辺をデジカメで撮ったりしているうちに、
家内の乗せた駱駝は10分ぐらい周囲を廻った後、戻ってきた。

この後、遊覧馬車に私達は乗り、砂丘まじるの草地の傾斜地を廻り、砂丘の丘陵を眺めたりしたが、
私は乗客のひとりの勝手な身であるが、老馬が可哀想な心中となったりした。

昼食を砂丘の外れにあるレストランでビールを呑みながら、軽食を頂いた。
家内は土産売り場で、紫色のジャガイモを購入してきた。
沖縄に旅した時、紫色のサツマイモを頂いたことがあったが、
地元の品質改良に勤(いそ)しみ方が作られた、とのこと。

この後、麒麟の国の食と舞と称したイベントを市内の県民文化会館で観覧したが、
お神楽などの郷土の祭りごとに興味のない私は、
冷房の効いた席で大半は眠ったりしていた。
その後は、イカめし、飛魚つみれ汁を無料サービスで頂いたが、
つみれ汁の苦手な私は、見た目より遥かに美味であった。

4時過ぎに東郷湖にたたずむ羽合温泉に向かった。




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余情のある山陰の情景・・♪

2007-06-21 08:25:00 | 定年後の思い
城崎温泉を朝の8時過ぎに後にし、香住で日本海が観えた時、
呑兵衛な私は車窓から香住酒造の看板を探した・・。

私に住む近くの日本酒専門販売店に於いて、
7年前頃、香住の方達が『香住鶴』5種類の試飲の招待を受けて、
私は参列し、試飲しながら、香住酒造の人々と私なりの山陰地方の旅の思いでも重ね、談笑した。
さわりのない美酒と感じ、2本の1升瓶を抱え、タクシーで帰宅したことがあったりした。

私は香住の街並みを意識したのは、昭和63年頃であった。
今は亡き紀行作家・宮脇俊三・著の『途中下車の味』の中で、
『一円電車と松葉ガニ』に於いて、香住の蟹、余部鉄橋が綴られ、
私は深く感銘を受けた作品であった。

このような想いで、山陰本線の線路が国道の車窓から樹木の林から見え隠れした後、
余部鉄道が観えた時、これがあのお方が感動を享受した鉄橋か、
と想いにしたった。
そして、教養人なのに恥じらいを知る含羞ある宮脇俊三・氏の残された作品が数々想いだされた。



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