夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ひとり暮らしの高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2021-05-31 14:42:01 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】見ている中、
「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、いつの日にかどちらかが死去され、
残された方が『おひとりさま』となるが、もとより私たち夫婦にとっては、

未知の世界なので、不安があり、幾たびも私たちは話し合ったりしてきた・・。




こうした深情があり、まさかの出来事で家内があの世に旅立ち、

私は『おひとりさま』となり、日々の生活状況などを思案したりしてきたが、
今回《・・「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、
シニア生活文化研究所代表理事の小谷みどりさんが、
終活独身の『「ひとり終活」不安が消える万全の備え』として連載寄稿文である。

そして今回は【第4回】として、
「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント 』、
【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に2020年9月17日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・ひとり暮らしをしている高齢者は、
「子どもや孫と一緒に暮らすこと」を望んでいる人ばかりとは限りません。

しかし、望んでひとり暮らしをしている高齢者も、
ケガや病気などで、いつか介護が必要になったらどうしよう、
と不安を抱いている人は少なくないのです。

今回は、シニア生活文化研究所・代表理事の小谷みどり氏の著書『ひとり終活』より一部を抜粋し、
ひとり暮らしの高齢者が、健康寿命を延ばすためにやるべきことを紹介します。


ひとり暮らし高齢者の多くが、健康へ不安を感じている

高齢者のひとり暮らしについては、
「元気なうちは、いいけれど」
という言葉が決まり文句のようについて回ります。

つまり、裏を返せば「病気になったらどうしよう」
という不安がつねにあるということです。
 
内閣府の「一人暮らし高齢者に関する意識調査」でも、
「健康や病気のこと」を不安に感じている人が、
最も多いという結果が出ていました。

年をとって身体の不調を感じたり、風邪をひきやすくなった、
疲れがとれにくくなったなど、ちょっとした衰えを自覚したりすると、
健康への不安はいっそう高まります。

 
「健康寿命」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる期間のことです。

厚生労働省の発表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年となっています。

不健康な期間が、10年程度もあるというのは、
特にひとり暮らしの人にとっては、とても不安なことです。
 
不健康期間を極力縮められるよう、健康寿命をできる限り延ばす努力が必要です。

そのためには「テクテク・カミカミ・ニコニコ・ドキドキ」が
大切だといわれていますが、ご存じですか?
 
運動をする(テクテク)、
食事を規則正しく3食とる(カミカミ)、
笑顔で穏やかに暮らす(ニコニコ)、
興味や関心、生きがいを持つ(ドキドキ)ということです。

みなさんはこれらをどのくらい実践できているでしょうか。
この機会に一度ご自分の生活を点検してみてください。



☆テクテク・・無理せず、楽しく体を動かす

最近では、ジムに通って水泳やエクササイズをする高齢者が増えていますが、
何も激しい運動をする必要はありません。

ウォーキングで足腰を鍛えることで、転倒予防になりますし、
ラジオ体操をしてストレッチをすることで、
筋力アップやバランス能力を維持することもできます。

体を動かせば、ストレス解消にもなります。
家のなかで歩き回ってもいいのですが、
散歩を習慣にすれば、楽しく体を動かすことができます。
 
ここ数年、近所の公園を利用し、
高齢者を対象とした無料の公園体操教室を定期的に開催する自治体が増えています。

たとえば東京の大田区では、区内在住の65歳以上で、
医師から運動制限を受けていない人であれば、
事前予約は不要で、「いきいき公園体操」に参加できます。
 
名古屋市にある東海学園大学では、
スポーツ健康科学部(愛知県みよし市)の学生が、
地域の高齢者を対象にキャンパス近くの公園で、週に一度、運動指導をしています。
 
NPO法人全国ラジオ体操連盟のホームページでは、
原則として年中無休でラジオ体操をおこなっている全国の公園のリストを掲載しています。

自治体が開催する体操教室などについては、
市区町村の高齢福祉課で情報を教えてくれます。
 
自宅でひとりで体操するのは、張り合いがないかもしれませんが、
大勢で体を動かせば、会話もはずみ、楽しく運動を続けることができます。

体操が終わった後、参加した人と一緒にお茶を飲んだり、
公園でおしゃべりをしたりするのも、
ひとり暮らしの高齢者にとっては外出の楽しみにつながりますので、
 ぜひ参加してみてください。



☆カミカミ・・・規則正しく1日3食取る

ひとり暮らしだと、食事もひとりでとることが多いのではないでしょうか。
誰かのために料理をしたり、誰かと一緒に食べたりといった機会がなければ、
食事を作ることが面倒になり、だんだん栄養バランスにも
気を使わなくなってしまいます。
 
日本能率協会総合研究所が2015(平成27)年に実施した調査では、
ひとり暮らし高齢者の45%は、
栄養バランスがとれていないと自覚していました。

栄養バランスだけでなく、ひとり暮らしをしていると、
食事の時間が不規則になったり、1日3食をきちんととらなかったり、
毎日同じものを食べ続けたりしがちになります。
 
暴飲暴食はよくありませんが、
そうかといって粗食が、いいわけではありません。

エネルギーとたんぱく質が欠乏し、健康な身体を維持するのに必要な栄養素が
足りない高齢者は少なくありません。

その意味で、健康寿命を延ばすためには、
バランスのとれた食事がとても大切なのです。
 
多くの社会福祉協議会では、ひとり暮らし高齢者を対象とした
料理教室を定期的に開催しています。

みんなで料理をして、作ったものをおしゃべりしながら食べるというのは、
食事の楽しみにもつながります。


もちろん、仲間作りのきっかけにもなります。
こうした料理教室に顔を出してみるのもおすすめです。



☆ニコニコ・・・人とコミュニケーションを図る

今日一日どれくらい笑いましたか。
また、楽しい会話はあったでしょうか。

笑いはNK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化して、
身体の免疫力をアップすることはよく知られています。

しかも笑っているときは、腹式呼吸をしているので、
全身の血流も良くなります。
 
しかし心配ごとや悩みごとがあるときや、
頭やおなかが痛いなど身体の調子が悪いときには、
自然な笑顔はなくなってしまいます。
 
ひとりでテレビのお笑い番組を見て、げらげら笑うのもいいのですが、
人とコミュニケーションすることで、ニコニコは生まれます。

心配ごとや悩みごとがあっても、
誰かに話すだけで気持ちがすっきりすることもあります。
 
「相手も同じような悩みを持っているのだ、自分だけではないのだ」
 とわかるだけで、安心できることもあります。

誰かの役に立ち、「ありがとう」と言われたとき、
うれしい気持ちになるのも同じです。

ニコニコ実践のためにも、外出したり、誰かと交流したりしたいものです。

そのためにも、前述したような地域の公園の体操教室や料理教室など、
気軽に誰でも参加できる教室に出かけてみるのはどうでしょうか。


ドキドキ・・・好奇心を持ってチャレンジする

私の知人には、65歳を過ぎて、
若い頃からあこがれていたクラッシック・バレエを習い始めた人がいます。
幼稚園児と一緒に、年に一度の発表会に出るそうです。
 
また、私が数年前から講義をしているシニア向けの大学講座には、
70代、80代の学生がたくさんいます。

「今さら勉強なんて・・」と思う人もいるかもしれませんが、
彼らは目を輝かせて、熱心に大学に通ってきます。
 
新しいことを学んだり、チャレンジしたりするのに年齢は関係ありません。
何歳になっても、いろいろなことに興味や関心を持ち、
ドキドキすることは大切なのです。

特にひとり暮らしの人は、家族への気兼ねなく、誰の反対を受けることもなく、
チャレンジできるという利点があります。
 


☆大切なのは、かかりつけ医を見つけること

健康寿命を延ばす努力をしたとしても、病気にかかることもあります。

そんなときのためにも、「かかりつけ医」を持っておくことが、
ひとり暮らし高齢者にとってはとても大切になります。
 
かかりつけ医とは、日常の健康管理はもちろん、
ちょっと調子が悪いなといったときにも気軽に相談できる医師のことです。

風邪をひいたときにはあそこの診療所、
耳が痛いときにはここのクリニックなどと、
自覚症状に応じて診てもらう医療機関や診療科を独断で決めるのではなく、
信頼できる特定の診療所や医師に、まずはかかるようにします。
 
かかりつけ医は、普段の健康状態を把握していますから、
どの診療科を受診していいかわからない場合にも
適切なアドバイスをしてくれます。
 
かかりつけ医は、自宅の近所で見つけることが一番です。

急に気分が悪くなったり、病気になったりしたときにはなおさら、
すぐに行けるという利便性が安心感につながります。

また、話しやすい雰囲気があり、説明がわかりやすいのも、
良いかかりつけ医の条件です。
 
かかりつけ医は専門病院と連携しているので、
重篤な病気や手術が必要なときには、すぐに紹介状を書いてくれます。

大病院のなかには、医師の紹介状なしでは
診察の予約を受け付けないところがありますし、
診察してもらえたとしても、
通常の医療費の他に特別料金が徴収され、診察料が割高になります。

特別料金は初診時が5000円以上、再診時が2500円以上で、
具体的な金額は病院によって異なります
(大学病院や公立病院、赤十字病院など約240カ所の大病院で、
紹介状がないと特別料金を負担することになります)。
 
かかりつけ医は、患者の病状だけでなく、
これまでの病歴や健康状態をすべて把握していますから、
もしものときに素早く対応してもらえるのが最大の利点です。

「あの医者とは気が合わない」、「処方してもらった薬は効き目がない」など、
ひとつの病気で医療機関を転々と替える人がいますが、
こうしたはしご受診は、そのたびに初診料がかかるうえ、
同じ検査の繰り返しで時間も無駄になり、患者にとって何の利点もありません。
 
医師に自分の症状を理解してもらうには、病状をあらかじめ紙に書いておく、
不安に思っていることを的確に伝えるなど、
私たちも努力しなければなりません。

医師といかに信頼関係を築けるかが大切なのです。‥ 》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、シニア生活文化研究所代表理事の小谷みどりさんに関して、
私は月刊誌などで、幾たびもシニア生活に詳しく、多々教示されてきたが、
今回の記事でも適切な「健康寿命」を延ばす4つのポイント、
学んだりした・・。


私は『おひとりさま』になってしまった時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。

そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、 70代が多いと思われるが、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。

この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか700円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、
談笑できるので安らぎのひとときと思える。

やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。



その後は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くと思われ、独りを愉しむ時を過ごす。

この間、料理、掃除、洗濯は、相変わらず初心者マークであるが、
同じするなら明るく楽しく・・私が現役サラリーマンで指針にしてきたことを思い重ねて、
日々実践ねぇ・・と自身を叱咤激励すると思われる。

こうした中で、週たった一度だけ定期便のような駅前の居酒屋に行き、
中年の仲居さんと談笑し、からかわれながら、純米酒を二合ばかり呑むだろう。

そして私は家内の位牌の代わりに、定期入れに愛用した革のケースに、
家内のスナップを入れて、いつも持ち歩くと思われる。
こうした日常生活を過ごすと思われる・・・。
 


このように過ごせば、たとえ私は『おひとりさま』になっても、
ときおり寂しさは感じても、孤独は無縁だよねぇ・・
と心身のバランスが保てる、 と微笑んだりしている。


このように幾ばくか思案を重ねたりしてきたが、
果たして私は実際に家内に死別された後、

ひとり暮らしになった私は、どのようにふるまうか・・
どのような深情になるかは、わからないのが本音でもある。
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東海林のり子さん、70代より元気になった理由は「思い込み力」、76歳の私は、多々教示されて・・。

2021-05-30 15:12:43 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. (アエラドット) 】を見ている中、
『 東海林のり子 70代より元気になった理由は「思い込み力」?
 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。




こうした中、私は70代を過ぎた頃より、体力の衰えを感じたり、
ときには物忘れもあり、独り微苦笑する時もある。

そして日本人の健康寿命は、男性なら約72歳、
女性なら約75歳と学びながら、
平均的には最後の約10年を、
支援や介護を受けて、やがてこの世とお別れになる、

多くの書物から学んだりしてきた・・。

そして出来うれば、最後の10年も人の助けを借りずに
健康に暮らしたいと念願したりしている。


こうした深情秘めてきた私は、
今回の《・・70代より元気になった理由は「思い込み力」?・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、『週刊朝日』の2021年5月28日号より抜粋され、

 関連の【 AERA dot. (アエラドット) 】に於いて、5月24日に連載され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。



《・・(略)・・
「現場のショウジです」のフレーズでおなじみ、
リポーターの東海林のり子さんはまもなく87歳になる。

https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2021052000051_1
東海林のり子さん (本人提供)

「良かった。今の私にインタビューしてくれて」
取材を申し込んだ記者に、東海林さんは言った。


70代のほうが、今よりずっと元気がなかったからだという。

分岐点は、ちょうど75歳ごろ。


仕事が生きがいで、頼まれれば全国どこへでも飛んでいくつもりなのに、
年のせいか、次第に声がかからなくなった。

自分はもう求められていないのか。
何とかしなきゃ。はじめは寂しさや焦りばかりが募った。
「そのころはまだ、自分流の生き方というのが、見えてなかったのね」

だが余裕ができた分、大好きなライブに足繁く通ったり、

若い友達と会ったり、充実したひとときを過ごすうちに、
元気を取り戻していった。



かつて取材で出会った作家、宇野千代さんとの思い出が忘れられない。

当時すでに90代。

なのに、赤ん坊のようにきれいな肌をしていた。

「お肌キレイですね」と声をかけると、
宇野さんは「あらありがとう、私ね、死なないような気がするの」と答えたという。

「そのたたずまいが、何とも印象的で。

お年を召されても、可愛くて、生命力にあふれてて。

結局はお亡くなりになったけど、先生の言葉がいつも頭にある。
だから私も、死なない気がするの。
思い込みなんだけど、思い込みって、力あるのよ」



元気とはいえ、年相応に、月に1度は転ぶ。

だが骨折でもしない限り、病院には行かない。

自分は元気だ。治るんだ。
自然の治癒力を信じ、思い込む。
この「思い込み力」こそが東海林さんの活力源だという。

入浴時、タニタの体組成計に乗ると、

体内年齢が「71歳」と表示される。

それを見て、思い込む。
<あ、私若い。元気だ>



呼び出されれば、すぐ現場へ駆けつけた長年の習慣から、
今も毎朝、化粧をする。

年を重ねるにつれ、顔に刻まれた皺は確実に増えている。
こればかりは仕方ない。

化粧をしないと、「こんなしわくちゃばあさん、やだな」と自分でも思う。
でも「化粧するとごまかせるのよね」。


ファンデーションやマニキュアを塗り、赤い紅をひく。
そして<まだいける>と思い込む。



3年前、60年近く連れ添った夫を見送り、今は一人暮らし。


同じく「おひとりさま」で、夫婦問題研究家の岡野あつこさんとネット配信番組で共演し、
本も一緒に出した。

今の仕事は、ラジオ1本。
キャリアをスタートさせたのもラジオ局からで、原点に戻った気がしている。

コロナ禍で自粛生活が長くなり、

空を見上げ、星をながめることが増えた。

何10年も生きてきて、星や月や太陽に興味を持ったことなんて、
それまで一度もなかった。

年を重ねるとは、坂道を転げ落ちるようなものかと思っていたら、

そうでもなかった。
むしろ、ますます元気になっているようにさえ感じる。



人生って、おもしろい。

「年を重ねるごとに人生わかっちゃった、みたいな生き方じゃないの。
わかんないこといっぱいあるから元気なのよ」

 (略)              本誌・大崎百紀・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私は今回の東海林のり子さんは、無念ながら未知の御方であるが、
発露された思い、信念に瞬時に魅了され、素敵な女性の御方と感じ深めたりした・・。

特に《・・思い込みなんだけど、思い込みって、力あるのよ・・》、

或いは《・・年を重ねるごとに人生わかっちゃった、みたいな生き方じゃないの。
わかんないこといっぱいあるから元気なのよ・・》




私は年金生活を過ごす中で、もとより健康でなければ、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
殆ど毎日のように、自宅の3キロ範囲にある遊歩道、小公園、住宅街の小道を歩いたりしている。

 
こうした中で、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。




或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



しかしながら、コロナの烈風に伴い不要不出の中、
大幅に変更が余儀なくされて、戸惑いながら過ごしているのが実態であるが、

いつの日にか夜明けとなり、まばゆい朝の陽射しが到来する・・
と念願したりしている。
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東京オリンピック中止の宣告を待ちわびて、無力な年金生活の私でも、思案を重ねて・・。

2021-05-29 12:48:16 | 時事【政治・経済】等
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし昨年の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。


こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。



しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。

このような深情のある私は、何かしら菅首相は、

うつろなまなざしで会見する実態を
テレビのニュースで見たりして、落胆を重ねてきた・・。

しかしながら国民の健康と命に関わる新コロナウィルスの対策の責務でも、
菅首相は、好き嫌いの園児のようなふるまいに、
無力な国民のひとりの私でも、困惑してきた・・。



過ぎし昨年の秋、長らく感染に対応する医療関係者の重圧、疲労感が増し、
医療崩壊の危険が叫ばれる中、
西村康稔コロナ対策担当大臣が確か昨年の11月25日頃、
勝負の3週間、と公言されたりした。

この後、都心の街並みは、人出が多く、
やはり『三密』のエチケットも無視される御方が多く、
無力な私は憂いたりした。

私は菅義偉首相が国民の命を守る為に、感染が沈静化するまで、
人の動きを止める為『GoTo』関係を中止、
宣言されることを待ちわびたりした・・。




やがて昨年の12月14日夜、、遅ればせながら菅義偉首相は、
首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、
観光支援事業「GoToトラベル」について、
28日から来月11日までの間「全国一斉に一時停止する」と表明されたりした。

私は、西村康稔コロナ対策担当大臣が、

確か昨年の11月25日頃、勝負の3週間と公言され、
12月14日まで、菅内閣として感染の拡大を放置していたのか、
と余りにも遅い言動に不信を深めたりした。

菅首相に関して、もとより経済も大切であるが、
国民の健康と命を守ることも総理大臣としての責務であるので、
早く辞任して欲しい、思い重ねてきた・・。




昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【現代ビジネス】を
見ている中で、
ひとつの記事を精読して、長らく思案させられたりした。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83554
現代ビジネス】:2021.5/28(金) 7:02配信
『 世界的知性が続々苦言「なぜ日本人は、東京五輪を中止できないのか」』

無断であるが、日本は現在、瀬戸際の危機と思い、
あえて記事を転載させて頂く。



《・・コロナ抑え込みに失敗し、ワクチンが遅々として行き渡らない日本。

国民も世界の人々も、このまま五輪なんて到底ムリだと言っている。
 それなのになぜ、権力者たちは暴走を止めようとしないのか。


☆日本の評価は地に落ちた


「ドイツをはじめとした欧米各国では、
国民の半数近くがコロナワクチンの接種を1度は受けています。

接種が完了した人には外出制限を緩めたり、
マスクを外しても構わないという動きも出ている。  

しかし翻って日本は、ワクチンに関して
信じがたいほど遅れをとっています。

きわめて困難な状況に陥っているにもかかわらず、
東京五輪を強行しようとしているのは、
日本人の高いプライドのなせる業なのでしょうか」  

こう語るのは、ドイツ・ボン大学国際哲学センター所長のマルクス・ガブリエル氏だ。

世界的ベストセラー『なぜ世界は存在しないのか』などで著名なガブリエル氏が住むドイツでは、
昨年12月26日からコロナワクチンの接種が始まった。  

5月末時点で全国民の4割強、約3500万人が1回以上の接種を終え、
7月中には、全国民が接種を完了する見通しだ。  

日本を除く先進各国はいま、
猛烈なペースでコロナワクチンを打ちまくっている。

物量で他を圧倒するのがアメリカだ。
各国に先んじて12月14日から接種を開始すると、
街のスーパーマーケットやドラッグストアなどで、
いつでも誰でも受けられる体制を確立。

一日200万人以上のハイペースで打ち続け、
接種済みの国民は半年足らずで、1億6000万人を突破した。  

かたや日本は、惨憺たる状況である。
2月17日にようやく接種を始め、
一日の接種者数が10万人を超えるまで、2ヵ月がかかった。

いまや欧米諸国はおろか、
トルコやブラジルにも大きく引き離されている。  



バブル期に日本の凋落を予言したベストセラー『日はまた沈む』の著者で、
イギリス「エコノミスト」誌元編集長のビル・エモット氏が言う。

「日本政府のワクチン政策は、大失敗と言わざるを得ません。
世界ですでに何百万、何千万人が接種を済ませているワクチンの認可に何ヵ月も手間取った。

迅速で効果的な接種プログラムを作ることも、
実行することもできなかった。

これらの事実は、すでに日本の国際的な評判に大ダメージを与えています」



☆五輪は「危険なバクチ」

米有力紙ワシントン・ポストは5月5日、
「なぜ日本は、これほどワクチン接種で大失敗を喫しているのか」
との記事を掲載し、こう評した。

〈世界最高の物流能力で名高い日本が、
富裕国クラブであるOECD加盟37ヵ国の中で、
ぶっちぎりの最下位を走っている〉  

〈日本は根本的に変われるか、否かの瀬戸際にいるのだ〉  

いまや世界中が、日本が「コロナ敗戦」を喫しつつあることに驚き、
 失望し、そして懸念を表明している。  

それはほかでもない、開会式まで残り2ヵ月を切った東京五輪を、
開催するか否か――その決断の時が、ついに迫っているからだ。  

本誌は、冒頭で紹介したガブリエル氏をはじめ、
世界的知性と呼ばれる海外の研究者やノーベル賞受賞者、
さらにジャーナリスト、スポーツ関係者や医療従事者に
日本のコロナ対策の現状をどう評するか、
そして東京五輪の開催可否をどう見るかについて訊いた。  



すると誰もが、口を揃えて「東京五輪開催はありえない」と語った。 

「日本のワクチン接種の異常な遅れは、
とても先進国とは思えないレベルです」  

こう断じるのは、ハーバード大学教授で世界的心理学者のスティーブン・ピンカー氏だ。

「私は昨年のコロナ禍が始まった直後、
貴誌(週刊現代)の取材に『楽観主義であれ悲観主義であれ、
人は深層心理に沿って行動してしまう。
それならば、楽観的になったほうがいい』とお話ししました。

しかし日本の現状を見ていると、とてもそんなことが言える状況ではない。  

五輪という一大イベントが待ち受けていることを知っていながら、
なぜ日本人は、これほど後手に回ってしまったのでしょうか。

日本政府は本当に真剣に取り組んでいるのか。  
菅総理は何度も『責任は私がとる』、『心からお詫びする』と言っていますが、
結果が伴っていないのだから、それも空虚な言葉です。
(菅総理は)無能と言われても仕方がないでしょう」  



さらにノーベル経済学賞受賞者で、
ニューヨーク市立大学教授のポール・クルーグマン氏もこう指摘する。

「日本政府もIOCも、どんな犠牲を払うことになっても、
断固として東京五輪を開催しようと考えているようです。  

しかし開催するとなれば、たとえ無観客であっても、
9万人もの選手や大会スタッフ、メディア関係者が日本にやってきます。
その中に感染者が一人もいないはずがありません。  

変異ウイルスも猛威を振るっている中、
いくら検査を徹底しても100%の安全はあり得ない。

もし大会期間中に感染拡大が起きてしまえば、
日本人のみならず世界中の人から『それ見たことか』と言われるでしょう。  

国家の威信を地に落としかねない危険なバクチを、
日本がなぜここまでして続けようとするのか。
私には理解不能です」



☆カネの亡者たち

各国のワクチン接種率を比較すると、
ワクチン接種が進んでいる国ほど、
おおむね感染者数の減り方も大きいことがわかる。  

たとえばピーク時の今年1月初旬、
一日に7万6000人もの感染者を出していたイギリスは、
同月中旬からワクチン接種を急加速し、
現在は新規感染者を一日2000人程度まで抑えることに成功している。

これは日本の半分の水準だ。  

コロナの抑え込みについに成功しつつある欧米諸国から見て、
いまや日本はコロナ対策後進国である

彼らからすれば、東京に自国の選手団を送り込むのは、
不安で仕方がないだろう。  

しかし日本政府、そして五輪を取り仕切るIOCの首脳たちは、
決して「中止」を口にしようとはしない。

その最たる理由が「大損をするから」だ。



5月11日、米最大手紙のニューヨーク・タイムズに
「五輪を中止せよ」と題する歯に衣着せぬ論考が掲載され、
世界中で話題となった。 

〈科学的思考にもとづいて、この危険な茶番を止める時が来た。
東京五輪は中止すべきだ〉  

〈だがそれでも、五輪という暴走機関車は止まらない。
三つの大きな理由は、カネ、カネ、そしてカネだ〉  

この論考の筆者であり、元五輪サッカーアメリカ代表選手で、
現在は米パシフィック大学教授・政治学者のジュールズ・ボイコフ氏が言う。 

「日本の皆さんも、大多数が五輪開催に反対していることは知っています。
賢明なことだと思います。

しかし、いくら世論が反対しても、五輪の『黒幕』たちは意に介しません。

IOCのバッハ会長、コーツ副会長らは
『緊急事態宣言下であってもなくても開催できる』と公言しています。  

彼らは五輪というスポーツ・ショーを開き、カネ儲けをするためなら、
日本の人々を危険に晒しても構わないと考えている。
信じられないほど傲慢です。

五輪にはマトモな政治のルールや科学的思考が通用しないのです」



☆令和の「不平等条約」だ

ボイコフ氏をはじめ、今回複数の識者が指摘したのが、
東京都がIOCと結んでいる「開催都市契約」の異常さである。

この契約こそ、日本人がIOCに楯突くことを許さない「首輪」なのだ。  

全87ヵ条にも及ぶ契約書を読むと、重要事項は軒並み
「開催都市や開催国の組織委員会が、IOCに対して義務を果たす」
という形式になっている。  

たとえば、第1条には
「IOCは、本契約にて、開催都市およびNOC(開催国の五輪委員会)に、
本大会の計画、組織、資金調達および運営を委任し、
開催都市およびNOCは、オリンピック憲章および本契約の規定を遵守して
その義務を履行することを約束する」と書かれている。

その一方で、第41条には「(五輪に関する)あらゆる種類および性質の権利、権原、利権が、
全世界を通じて永久にIOCの独占的な財産であること」
も定められている。  

要するにこれは、IOCが絶対的な権限を振るい、
開催国や開催都市に過大な負担を強いる「不平等条約」なのだ。  

中でも前出のクルーグマン氏が注目するのが、医療に関する条文である。  

「第24条では、『開催都市は大会中、関係者に発生したあらゆる症状について、
無料で医療サービスを提供する義務がある』
という旨が記されています。  

コロナ禍の中でこの要求を満たそうとすれば、
日本は莫大な数の医療従事者を動員しなければなりません。  

ただでさえ日本の病床は逼迫していると聞きますが、
IOCのこんな無茶苦茶な要求を受け入れるキャパシティが残っているのでしょうか。
これほど一方的な契約は見たことがありません」  

もし日本側がこれらの契約を破る―つまり五輪を中止すれば、
IOCは開催都市、すなわち東京都に「違約金を支払え」と迫るのではないか、とも囁かれる。

疫病で五輪が取りやめになった前例はないため、まだ確たることは言えない。  

しかし一つだけ間違いないのは、
いま日本は「進むも地獄、退くも地獄」
という最悪の状況に追い込まれつつあるということだ。  

前出のガブリエル氏は、「日本が五輪中止を言い出さざるを得なくなった場合、
IOCからの訴訟の嵐に見舞われるのではないか」と懸念する。

「開催都市契約」の第9条「IOCに対する請求の補償と権利放棄」では、
かいつまんで言えば、「五輪に関するあらゆる損害賠償や損失の補填は、開催都市が負う」
ことが定められている。  

五輪が中止となれば東京都、ひいては日本がカネの埋め合わせをさせられるわけだ。



ここで問題になってくるのが、五輪の莫大なテレビ放映権料である。 

実は4年間で6000億円を超えるIOCの収入のうち、
およそ3分の1がアメリカ三大テレビネットワークの一角、
NBCが支払う放映権料で賄われている。  

全米の五輪中継を独占するNBCは、
人気競技の開始時刻をアメリカのゴールデンタイムに変更させたり、
 開会式の選手行進の順番を変えさせたりするほどの影響力を誇る。 

詳細は非公開だが、全世界からの放映権料を合わせれば、
IOCは収入の7割超、約4500億円をテレビ業界から得ていると推定される。

IOCにとって、この金ヅルを失うことは破滅を意味する。

東京五輪の情勢をウォッチし続けている、
ドイツ最大手紙「南ドイツ新聞」のトーマス・ハーン東京特派員が言う。 

「IOCの幹部や日本政府の首脳が、
日本国民や世界の一般市民からみて常識外れとしか思えない言動を続けているのは、
ひとえに、この放映権料を失うと大変な事態になるからなのです」



☆どう転んでも損をする

すでに五輪のために1兆6400億円を費やしているのに、
さらに数千億円の賠償金まで背負わされれば、
日本国民の怒りは爆発するだろう。

「ワシントン・ポスト紙はコラムで、
バッハ会長のことを『ぼったくり男爵』とあだ名し、
ちょっとした流行語になっています。  

彼が選手ファーストでも、開催国ファーストでもなく、
おカネファーストでものを考えているのは明らか。

巨大なリスクを負って開催すれば、
日本は感染拡大に怯えなければならず、国際的な批判にもさらされる。

中止したいと申し出れば、巨額の賠償金を払わされる。

どう転んでも得をするのはIOC、損をするのは日本です」(前出・クルーグマン氏)  

日本人はいま、究極の選択を迫られている。
東京五輪を強行して、もし大規模なクラスターが発生したり、
あるいは「東京株」とでも言うべき変異株が生まれてしまったら、
東京五輪は日本の汚点になる。 

「こうなることはわかっていたのに、なぜやったのだ」と、
全世界から批判が殺到することは避けられない。  

一方で中止に踏み切れば、
日本はただでさえコロナ対策で身の丈に合わない支出を垂れ流しているのに、
さらに大きな金銭的負担を背負わされるかもしれない。

どちらを選んでも、待ち受けるのは茨の道だ。 



だがそれでも、カネは人命には代えられない。

米名門医科大学のジョンズ・ホプキンス大学で准教授を務める、
疫学者のデイヴィッド・ダウディー氏が言う。  

「新型コロナウイルスの猛威は、
裕福な国であろうと貧しい国であろうと平等に襲ってきます。

失われた命は取り返せませんが、五輪はまた開催することができる。 

まだ日本の皆さんが、ワクチン接種を済ませてもいないのに、
どうしても五輪を開催する必要があるとは、私には思えません」 

  『週刊現代』2021年6月5日号より -・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、記事を読みながら、無力な私でも、震撼させられた・・。

こうした中で、《・・ノーベル経済学賞受賞者で、
ニューヨーク市立大学教授のポール・クルーグマン氏もこう指摘する。

「日本政府もIOCも、どんな犠牲を払うことになっても、
断固として東京五輪を開催しようと考えているようです。  

しかし開催するとなれば、たとえ無観客であっても、
9万人もの選手や大会スタッフ、メディア関係者が日本にやってきます。
その中に感染者が一人もいないはずがありません。  

変異ウイルスも猛威を振るっている中、
いくら検査を徹底しても100%の安全はあり得ない。

もし大会期間中に感染拡大が起きてしまえば、
日本人のみならず世界中の人から『それ見たことか』と言われるでしょう。  

国家の威信を地に落としかねない危険なバクチを、
日本がなぜここまでして続けようとするのか。
私には理解不能です」‥ 》




そして《・・ハーバード大学教授で世界的心理学者のスティーブン・ピンカー氏。

「日本のワクチン接種の異常な遅れは、とても先進国とは思えないレベルです」  
(略)
五輪という一大イベントが待ち受けていることを知っていながら、
なぜ日本人は、これほど後手に回ってしまったのでしょうか。

日本政府は本当に真剣に取り組んでいるのか。  
菅総理は何度も『責任は私がとる』、『心からお詫びする』と言っていますが、
結果が伴っていないのだから、それも空虚な言葉です。
(菅総理は)無能と言われても仕方がないでしょう」  
・・》


こうした論理を学び、私は日本人のひとりとして、
いたたまれず、項垂(うなだ)れてしまった・・。



そして私は、疫学者のデイヴィッド・ダウディー氏の発言に、
せめて寄り添ったりした。

《・・「新型コロナウイルスの猛威は、
裕福な国であろうと貧しい国であろうと平等に襲ってきます。
失われた命は取り返せませんが、五輪はまた開催することができる。 

まだ日本の皆さんが、ワクチン接種を済ませてもいないのに、
どうしても五輪を開催する必要があるとは、私には思えません・・》


こうしたことを学び、改めて東京オリンピック中止の宣告を待ちわびている。  
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「笑顔」は、チョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり、76歳の私は学び、微笑み返しして・・。

2021-05-28 15:09:29 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイヘルスケア 】を見ている中で、
『 科学で証明!本当に信用できるストレス解消法
   「笑顔」はチョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。




こうした中で、私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだらしく、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりで、
何かと家内と話し合いながら、笑顔を浮かべたりしている。

そして御近所の奥様、御主人様と、何かとお逢いした時は、談笑したりしてきた。

昨年の2月の頃から、新コロナの烈風後は、
マスクを付けて、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
少なくとも2メートル近く離れて、手ぶりも交えて、ときには目も笑いながら、
談笑を重ねている。



こうした深情のある私は、
今回の《 「笑顔」は、チョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり 》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら、記事を読んだりした。

この記事は、明治大学教授、言語学者の堀田秀吾さんの寄稿文であり、
何かしら社会心理学、脳科学の分野にも明るい著名人で、
この【 日刊ゲンダイヘルスケア 】に5月28日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ 職場でも飲食店でも、不思議と楽しそうに笑顔でいる人の周りは、
ポジティブな雰囲気に包まれているものです。

心理学には、「笑顔優位性効果」という言葉があります。


笑っている人の写真と、怒っている人の写真を用意して、
それぞれの顔を覚えてもらい、後日、同じ人たちの無表情の写真を見せ、
「この顔を覚えているか」と確認したところ、
圧倒的に記憶に残っていたのは笑っている人の写真だったといいます。

記憶に残りやすければ、コミュニケーションも円滑に進みやすくなりますから、
笑顔による優位性がさまざまな波及効果をもたらすことは、
想像に難くないでしょう。



「笑う門には福来る」とはよく言ったもので、
表情に乏しい毎日を送るよりも、
笑顔の多い瞬間をたくさんつくった方が、
あなた自身も周りもハッピーになっていくのです。

笑顔には、ストレスホルモンと呼ばれる

コルチゾールを軽減させる効果があることも立証されています。

カンザス大学のクラフトとプレスマンは、
口にさまざまな形で箸をくわえさせるという面白い実験(2012年)を行っています。

被験者に1分間氷水に手をつけてもらうなどしてストレス値を上げ、その後、
①【軽い笑みになるようにくわえる】
②【口角が上がって大きな笑顔になるようにくわえる】
③【無表情でくわえる】と3つのくわえ方をするグループに分けました。

そして、心拍数やストレスの度合いを計測すると、

②のくわえ方をしていた被験者たちの心拍数やストレスが、
もっとも低かったのです。

つまり、口角を上げ笑っているような表情をつくるだけ(フェイクスマイル)でも

ストレスが軽減されるのです。

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」
という心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉がありますが、
笑うことも同じです。

ニコニコしているから気持ちが楽しく高揚していき、
良い作用をもたらしやすくするのでしょう。



また、2019年には山形大学医学部が、

「笑う頻度と死亡や病気のリスク」を分析。

ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて
死亡率が約2倍高いとの結果が出ました。

約2万人の検診データを収集し、7年間にわたって調査・分析。
すると死亡率が約2倍、さらには脳卒中など心血管疾患の発症率も
高かったことが明らかになるという・・“笑えない”結果が判明しました。

大声を出して笑う頻度に対して、

「ほぼ毎日」と答えた人は、全体の36%。
対して「ほとんどない」は、3%ほど。

病気になりやすい年齢や喫煙といった因子を加味しても、
ほとんど笑わない人と、よく笑う人は、
実に約2倍の死亡率の違いがあったそうです。



笑顔には、チョコバー2000個分の効果があるともいわれています。


チョコレートを食べると、脳内でエンドルフィンが分泌され、
幸福感をもたらす刺激が起こります。

しかし、笑顔には、その比にならないほどの幸福感をもたらす効果があるのです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、明治大学教授、言語学者の堀田秀吾さんの寄稿文に導かれて、 
 多々教示され、やがて微笑み返しをしてしまった・・。

しかしながら私は小学5年の頃まで、
劣等感と卑屈にさいなまれ、いじけた可愛げのない屈折した児であった。

兄の2人は学校の成績が良く、私は通信簿は『2』と『3』ばかりの劣等生で、
通信簿を学期末に頂くたびに、
お兄さんの2人は優秀だったのに、と担任の女の先生が溜息まじりに言われたりしていた。
        
  
この当時の私は、クラスの仲間からは、私を『三原山』とあだ名を付けられていた。

何かと平素は無口の癖に、ときたま怒り出し、周囲の多くの同級生が困惑し、
伊豆七島のひとつの大島は、幾10数年ごとに爆発する活火山の由来だった。 
                    
      

やがて小学6年生の頃になると、突然に人前でおしゃべりをすることが大好きと変貌して、
見知らぬ小父さん、小母さん対しても、私の方から話すようになり、
母、兄妹、そして父の妹でこの当時未婚だった叔母も驚いていた・・。

これ以来、私はお調子者のひとりとなって、学生時代、社会人のサラリーマンの中、
ときにはトンボのように自由にふるまったり、おだてられると高揚しながら奮闘したりしてきた。

このように私は、小学生、中学生の時代は劣等生であり、できれば消しゴムで消したいが、
こればかりはなぁ・・と苦笑したりし、あまり思いだしたくないのが本音である。




過ぎし2004年の秋に民間会社を定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした。

こうした中、相変わらず、男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。




こうして歩く時の私は、紳士バックを園児のように斜め掛けして、颯爽と歩いたりしていることが多いが、
大半はデジカメをネクタイのように首から掛けて、歩いている中で瞬時に魅了された情景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりして、記憶のかたみとしている。
             
このように歩いていると、ほぼ1キロを15分ぐらいであるので、
やはり時折、足早に歩いたり、或いは意識して、大股で歩いたりしている・・。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は幾たびか重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



しかしながら、昨年の2月の上旬の頃から、
新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしている。


こうした中で、いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、
人出の少ない処を選定して、独りぼっちで散策して、微苦笑したりしている。
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サラリーマン川柳、この人生の哀歓の優れた哲学書と確信し、愛読して早や30年・・。

2021-05-27 15:25:48 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 「会社へは 来るなと上司 行けと妻」
                           サラリーマン川柳ベスト10 』、
と題された見出しを見たりした。

ときおり私は、『サラ川』と称せられている第一生命が主催されている
『サラリーマン川柳』を愛読している。

         

私は1944年(昭和19年)の秋に農家の三男坊として生を受け、
やがて大学を中退後、映画・文学青年の真似事をして、無念ながら敗退したりした。

この後は、やむなくサラリーマンに転身して、
何とかあるレコード会社に中途入社でき、やがて35年ばかり勤め、
2004年(平成16年)の秋に定年退職をした。

こうした中、私は音楽業界のあるレコード会社に勤めたが、
幾たびかリストラ烈風を乗り超えたが、最後の5年半は遠い地に出向となったりし、
それなりに時代にも翻弄され波乱万丈があり、苦楽の激しいサラリーマンの時代でもあった。


          


このような拙(つたな)い私の半生であり、
何かと『サラリーマン川柳』が好きで、現役時代から愛読し、励まされたり、人生の哀歓を感じたりし、
『サラ川 傑作選』の本を4冊を所有している。


そして私は『サラ川』は、この人生の日常生活の優れた哲学書のひとつと思い、
限りなく人生の哀歓と確信し、ときおり年金生活の今でも本を開いたりしている。


       
        本棚から特に愛読している2冊を取りだして、たわむれに記念撮影


これまで数多くの優秀作品が公表されてきたが、
たとえば『テーマ別に見るサラ川 優秀作品』の中で、『夫婦・家庭』編を読んだりすると、
恐れ入りました、と絶賛させられる作品にめぐり逢ったりする。

◎ 出張を 見送る妻の 目が笑う
                 詠み人・松本松峰


◎ 株価より 妻の機嫌が 乱高下
                 詠み人・頑張るお父さん


◎ 妻子から 絵文字が並ぶ ボーナス日
                  詠み人・孫悟空


◎ 家族旅行 予算削減 パパ留守番
                  詠み人・弐個


◎ 家族との 会話のつもりが 独り言
                  詠み人・ちょいバテパパ



          

そして私は、齢ばかり重ねでも、独断と偏見の多いが、
『サラリーマン川柳』の史上に於いて、今でも心に残り、
不滅の作品であると感じたのは、二作品がある。


◎ 破れてる ジーパン繕い 怒られた
                  詠み人・優しいばあちゃん

◎ うちのパパ おとなのくせに ママとねる 
                   詠み人・めだかの学校のせんせい


私は小説、随筆を60年ばかり濫読してきた身であるが、
短かな言葉で人生の機敏を的確に表現する川柳の世界に於いて、
このおふたりの圧倒的な感性と文才に、ふるえる程に感銘して、思わず脱帽したりしている。




このように何かと愛読してきたサラリーマン川柳コンクールであり、
知的好奇心に誘惑されて、記事を読んでしまった。

この記事の原文は、『 毎日新聞 』から5月27日に配信された記事で、
無断ながら転載させて頂く。

《・・ 「会社へは 来るなと上司 行けと妻」・・・。
第一生命保険は27日、「第34回サラリーマン川柳コンクール」で、
投票で選ばれた上位10句を発表した。

在宅勤務やウェブ会議を題材にするなど、
新型コロナウイルス禍ならではの、サラリーマンの悲哀を詠んだ句が6作入選した。 

1位は、30代男性の作品で、新型コロナの感染拡大で在宅勤務となり、
出社しないよう求める上司と、家にいてほしくない妻との間で、
板挟みになる複雑な思いを詠んだ。

2位は、経済対策として国が配布した1人10万円の特別定額給付金を題材にした
「十万円 見る事もなく 妻のもの」、

3位は、在宅勤務を題材にした
「リモートで 便利な言葉 “聞こえません!”」が選ばれ、
トップ3をコロナ関連が占めた。  

このほか、夫婦関係を人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」にかけて詠んだものや、
若手がいない職場の様子を第5世代移動通信規格(5G)とかけて
ユーモアを交えて表現したものも選ばれた。

応募6万2542句から第一生命が選んだ100句を対象に、
一般から投票を募った。

インターネットなどで全国の10万1149人から投票があった。   【池田美欧】  

第一生命保険、「第34回サラリーマン川柳コンクール」、
    サラリーマン川柳ベスト10

1 会社へは 来るなと上司 行けと妻
2 十万円 見る事もなく 妻のもの 
3 リモートで 便利な言葉 “聞こえません!”
4 嫁の呼吸 五感で感じろ! 全集中!!! 
5 じいちゃんに J.Y.Parkの 場所聞かれ 
6 我が部署は 次世代おらず 5爺(ファイブジイ)
7 お父さん マスクも会話も よくずれる 
8 YOASOBIが 大好きと言い 父あせる 
9 お若いと 言われマスクを 外せない 
10 抱き上げた 孫が一言 密ですよ     》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、記事を読みながら、多彩な選定された作品に、

この人生の日常生活の哀歓を学んだりした。

私は無念ながらでも、私は無念ながら短歌や俳句を詠(よ)む素養はなく、
人さまが詠(よ)まれたのを読ませて頂くのが、好きなひとりである。

          
もとより短歌は、もとより五・七・五・七・七の三十一〔みそひと〕文字の世界であり、
万葉の時代から日本の人々に愛されてきた叙情詩であり、
この内容も恋の歌・日常生活の描写・社会問題・子供の成長・物語や幻想まで、
どんなテーマでも自在である、と受け継がれている。

そして俳句は、五・七・五の三句十七音から成る定型詩であり、
「季語」さえ含めば、内容も自在であり、江戸時代から多くの方に愛されてきている。

或いは川柳は、五・七・五の十七音の定型で、
ユーモアに富んだ言葉使い、或いは世の中を風刺した作風で、
江戸時代に発生し、明治時代の頃から、多くの方たち慕われてきた。


          

つたない半生を歩んできた私は、せめて川柳ぐらいは・・

と時折一句でも吐くことあるが、
やはり素養に乏しく感じ、断念したりしている。


やむなく『ブログ』の世界で、散文のような拙(つたな)い綴りを、
 殆ど毎日投稿をしたりしている。
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65歳男性、平均余命は19年「年金受給年齢」いつにすべきか?、 年金生活16年生の私は学び、微苦笑させられて・・。

2021-05-26 15:11:54 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 
65歳男性、平均余命は19年「年金受給年齢」いつにすべきか? 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
 ささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし2004年の秋に民間会社を定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始め、早や16年生となっている・・。

今回、《・・65歳男性、平均余命は19年「年金受給年齢」いつにすべきか?・・》、
私は年金受給
を受給している身であるが、

過ぎし10日前に、御近所の知人の58歳の男性より、
漠然としながら「年金受給年齢」について、話題になったりした。

そして私は、ご当人のセカンドライフにより、
一概には・・と言いながら微苦笑したこともあったりした。

こうした体験もあり、こっそりと記事を読んだりした。

この記事は、【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に於いて、5月26日に配信させられて、
無断であるが転載させて頂く。



《・・基本的に65歳で、受給開始となる公的年金。
しかし受給額は変わりますが、希望すれば60歳で受け取ることも、
 70歳で受け取ることもできます。

そこで「いつ、年金をもらうのが得なのか?」の議論がかわされていますが、
なかなか結論は出ません。

今回は「平均寿命」ではなく、「平均余命」から考えてみます。

 

☆年金受給年齢・・繰り上げるべきか、繰り下げるべきか?

――いつから年金を受け取るのがいいのか
 年金の支給年齢があがるなか、繰り返される、そんな議論。

そもそも公的年金は、「国民年金」と、
会社員や公務員などが国民年金とともに加入する「厚生年金保険」に分かれ、
国民年金部分にあたるものは「老齢基礎年金」、「障害基礎年金」、「遺族基礎年金」、
厚生年金部分にあたるものは「老齢厚生年金」、「障害厚生年金」、「遺族厚生年金」
と呼ばれています。 

老齢基礎年金は、保険料を納めた期間と、
正式な手続きを経て保険料が免除された期間の合計が
10年以上あれば、65歳から支給されます。

また 老齢厚生年金は、老齢基礎年金の支給要件である年金加入期間10年以上で、
厚生年金保険の被保険者期間が1ヵ月以上あれば、
基本的に老齢基礎年金に上乗せして支給されます。 

また支給開始年齢の65歳で受け取らず、
66歳から70歳までの希望する時期から受給開始する「繰下げ受給」を選ぶことも、
60歳から65歳未満で年金を受け取る「繰上げ受給」を選ぶこともできます。

 「繰下げ受給」では、受給開始月を1ヵ月繰下げるごとに0.7%ずつ、
1年の繰り下げで8.4%、最長の5年で42%ほど年金額が増えていきます。

「繰下げ受給」では反対に、1ヵ月繰上げるごとに0.5%、
1年で6%、5年で30%ほど年金額が減ります。

増えたり減ったりした年金額は、生涯変わりません。 
繰下げ受給・繰上げ受給で年金受給額が変わるので、
冒頭のような、いつ年金を受け取るのが得か、という議論が生まれるのです。 

仮に50歳代前半で年収600万円弱、
65歳で手にする公的年金が月14.4万円、
年172万8000円という会社員でシミュレーションしてみると、
 76歳未満で万が一のことがあるのなら「60歳で繰上げ受給」のほうが、
80歳以上生きるのであれば、「70歳で繰下げ受給」のほうが、
 「65歳で受給開始」よりも得だと言えます。



☆65歳男性の平均余命19.83年、疾病リスクを除くと・・。

このような議論がされる際、
「明日、死ぬかもしれないのだから、できるだけ早く年金を受け取ったほうが得だ」、
「いや、人生100年時代と言われ、長生きがリスクになるような世の中なのだから、
受給年齢は可能な限り遅くしたほうが得だ」など、
さまざまな意見が交錯します。 


よく取り上げられるのが、平均寿命。

厚生労働省『令和元年簡易生命表』によると、
2019年日本人の平均寿命は、女性87.45歳、男性81.41歳。
「これらから逆算すると、いつ受け取るのが得か」という主張です。

 平均寿命のほかに、平均余命という指標もあります。
ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことです。

前出の調査によると、平均余命は60歳で男性23.97年、女性29.17年、
65歳では男性19.83年、女性24.63年、
70歳では男性15.96年、女性20.21年です。

65歳の平均余命は、2010年男性18.74年、女性23.80年でしたので、
10年余りで男性は1.09年、女性は0.83年、長くなりました。 

平均余命を前提とすると、先ほどの「平均寿命から逆算すると・・」、
と年金受取年齢を考える方法とは、少しズレが生じます。 



さらに死亡要因のリスクを排除すると、平均余命はさらに延びます。

たとえば悪性新生物(腫瘍)。
リスクを除去すると、65歳時点で男性なら2.89年、
女性なら1.96年、
75歳時点で、男性なら1.98年、女性なら1.36年、平均余命が延びます。 

心疾患(高血圧性除く)なら、
65歳時点で、男性なら1.11年、女性なら1.20年、
75歳時点で、男性なら0.92年、女性なら1.13年、平均余命が延びます。 

三大疾病のうち、残る脳血管疾患のリスクを除くと、
65歳時点で、男性なら0.55年、女性なら0.58年、
75歳時点で、男性なら0.46年、女性なら0.52年、平均余命が延びます。 

平均余命から考えると、「いつ年金を受け取れば得か」の答えも、少々ズレが生じますし、
死因リスクを考えていくと、さらに変わってきます。

いずれにせよ、得か損かだけを考えるならば、
繰上げ受給のほうが最終的に総受取額は増えることに変わりはありません。



 また総務省『2020年家計調査』を見ていくと、
世帯主60世帯(世帯人数平均2.55人、世帯主年齢平均67.2歳)の消費支出は
27万4798円。

同調査による公的年金受取額平均は21万8980円(無職の65歳以上夫婦の場合)。

「月に6万円ほどの赤字を解消できるよう、年金受取額を増やすには・・」という考え方も。

しかし「住んでいるところによって、消費額も違う」という主張もあります。
 同調査によると、二人以上世帯の平均消費支出は27万7926円ですが、
大都市に限ると29万2241円、小都市に限ると26万8992円と、
2万3000円近い差が生じています。

また県庁所在地別に見ていくと、
最も消費支出の高い「さいたま市」は32万6313円。
一方、最も消費支出の低い「那覇市」は21万6202円。

那覇市であれば、平均的な年金額を受給できるのであれば、
「いつ年金を受け取るのが得か」などと考えずに、
年金だけで暮らしていけそうです。 

なかなか結論が出ない、「いつ年金を受け取るのが得か」の答え。
平均寿命で考えても、家計から考えても、事情も考え方も、
それぞれなので仕方がありません。

議論における様々な意見を参考に、
自身の家計運営の考え方に即して適した受給年齢を決めるのが、
後悔はなさそうです。

GGO編集部・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、記事を読みながら多々教示され、やがて微苦笑をさせられたりした・・。


私が現役サラリーマンで奮戦している50代の時、同僚が病死されたり、
そして知人は定年前の59歳で病死し、残されたご家族の心痛な思いが、

痛いほど理解させられたりしてきた。
           
やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
年金生活を始め、やがて62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。
       
まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。                                      

やがて私は高齢者入門の65歳を過ぎてから、心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながらうろたえたりした・・。




そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、

と専門家の人から数多く発言されている。

もとより70代、80代の私より御年配の御方でも、心身溌剌と過ごされている方達も、
近所にいる御方、知人に多くいることも、私は知って、少しでも学ぼうとしている。
            
ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、

いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、

数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。 




このような深情のある私は、もとより年金受給額も大切であるが、
夫婦がお互いに健康であり、思いやりがある言動のある日常で、
笑いのある家庭こそが、何よりもささやかな年金生活の基軸、
と思ったりしている。
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東京五輪は、海外報道陣3万人“野放し”に 、行動管理は到底ムリ、高齢者の私は学び、震撼させられて・・。

2021-05-25 14:24:30 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイデジタル 】見ている中で、
『 東京五輪は 海外報道陣3万人“野放し”に 行動管理は到底ムリ 』、
と題された記事を見たりした。

過ぎし昨年の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、きまぐれにテレビのニュースを視聴したりすると、
新型コロナウイルスの感染の終息をさせる為に、
謙虚にイギリスを見習って、ロックダウンで人の流れる止める、思い馳せたりした。

そして事前に公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。

日本に於いて欧米のロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖が、
できないならば改正してまで実施する。

多少のゆるい規制であるならば、いつまでも終息できず、
今日の日本の情況であり、幾たびも自粛させる中、
やがて国民の多くは自粛疲れで、だらけて、政府、自治体の知事の協力依頼も徹底できずに、
今日に至っている、と私は思ったりしている。



何かしら実行力に乏しい菅首相は、オリンピックには開催強行に、
不思議な言動している。

こうした中で、選手やコーチらは入国後、
毎日検査を受けることなどを条件に14日間の「隔離」を免除。

選手へのワクチン優先接種まで浮上し、
大会組織委員会はコロナ禍に看護師500人の「動員」さえ要請した、
と新聞で私は知ったりして、驚嘆したりした・・。

こうした医療全般が 逼迫(ひっぱく)している中で、
アスリート・ファーストする代償としては、
都内から首都圏に未曽有の感染爆発が起きる可能性があることは、
園児でも判ることである。

国民の健康と命を守ることも首相としての責務のひとつであり、
オリンピックをやみくもに強行することは、
日本の数多くの人々のコロナリスクを高めるだけある。

まして日本で感染した選手が、
それぞれの国に変異株を持って帰るというリスクが想定され、
オリンピック開催は無理難題、と私は思い深めている。




こうした深情のある私は、今回の《・・海外報道陣3万人“野放し”に ・・》学びたく、
記事を読んでしまった。

この記事は、【 日刊ゲンダイデジタル 】に於いて5月24日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・
23日、平井デジタル担当大臣は、
フジテレビの番組で「五輪開催は今、決まっている」と発言。

五輪開催を既成事実のように語った上に、
緊急事態宣言下でも、強行開催することをにおわせた。



IOCのコーツ調整委員長は先日、

緊急事態宣言が解除されない場合でも「開催する」と明言。

さらに一部メディアによると、
“ぼったくり男爵”ことバッハ会長は、22日の国際ホッケー連盟総会で、
「誰もが五輪の夢を実現するために、何かを犠牲にしなければならない」
と話したという。

人命を犠牲にしてでも、五輪をやる、とも受け取れる暴言に、
ネットは大炎上している。

日本は連日、5000人規模の感染者を出すなど、コロナ禍に苦しんでいる。

メディアによる世論調査では、6~8割の国民が五輪の中止や延期を求めているが、
そんなことはどうでもいいらしい。



■選手、大会関係者は「バブル方式」も

IOCや組織委は、いわゆる「バブル方式」によって
選手、関係者を徹底的に“隔離”した上で、五輪を行うとしているが、
 中国の3000人を含めて、3万人が大挙するという報道関係者はそうもいかない。

選手や大会関係者は、泡で包めても、報道陣はほとんど不可能だからだ。

IOCや日本政府は、報道関係者にワクチン接種を要望し、
「プレーブック」(第2版)によると、
入国後14日間は公共交通機関の利用を禁じ、食事も外食を禁止する方針だが、
宿泊先については、組織委推奨ホテル以外でも可能。

メディアの行動規制ができるのか、不安視する声は絶えない。

世界中に変異株がはびこるだけに、それこそ日本は、パンデミックに陥りかねない。



作家の吉川 潮氏が言う。
「コロナ禍で行われた国際大会では、

選手、関係者でさえ、感染者を防ぎきれていない。
入国後に感染が判明するケースもあるだろう。

そもそも、メディア関係者のすべての行動を管理することはできない。

日本では徹底管理されているはずの相撲取りや野球選手でさえ、
夜遊びしている。

ルールの抜け道を探すような関係者もいるはず。
取材と称して、夜な夜な繁華街を出歩くような者も出てくるかもしれない。

政府は、日本滞在時のルール違反者に国外退去を命じると言っているが、
報道の自由だ、人権侵害だ、などと揉めることは目に見えている。
考えただけでも恐ろしいですよ」



作家の吉川 潮氏は、強行開催に突き進むバッハ会長の“暴言男爵”ぶりにも、
呆れ顔でこう言及する。

「バッハ会長に、モノが言えないIOCや日本政府を見ていると、

戦争末期のドイツと日本を見ているようだ。

日本の軍部は『まだやれる』というドイツの言葉を信じ、
さらなる悲劇を招いた。

何が一番大事かといえば、日本人の安全。
子供だって分かることです」

“大人の都合”で、五輪を強行しようとしているIOCと日本政府。

このままでは、再び大きな悲劇を招きかねない。 ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、記事を読みながら、無力な私でも、震撼させられた・・。

先程、昼下がりテレビのニュースを視聴していると、
《・・アメリカアメリカ政府は、新型コロナウイルスの感染状況から、

日本への渡航警戒レベルを、最も高い「渡航中止」に引き上げた。

現地メディアは、東京オリンピックへの「新たな打撃」と伝えている。

アメリカ国務省は24日、国民向けの渡航情報を見直し、
日本への渡航警戒レベルを、4段階のうち最も高い「渡航中止」に引き上げた。

現在、「渡航中止」の対象は151の国と地域で、
インドやロシア、ドイツなどが含まれている。

その次の段階である「渡航再検討」の対象は、
中国や、ワクチン接種が進むイギリスなど42の国と地域。

さらに、「注意を強化」する対象には、韓国やシンガポールなどが入っている。

国務省に見直しを勧告した衛生当局は、
理由について「日本では変異ウイルスの感染が拡大していて、
ワクチン接種を受けたアメリカ国民にもリスクがある」と説明している。

東京オリンピック開幕まで2カ月を切った中での措置に、
現地メディアは「新たな打撃」と伝えている。

一方、アメリカのオリンピック・パラリンピック委員会は24日、
 「感染予防対策に加え、渡航前、到着後、
さらに期間中の検査により安全に参加できると確信している」とし、
 「代表選手の出場に影響はない」との声明を出した。・・》

このように報じていた。



アメリカのオリンピック・パラリンピック委員会は、
「代表選手の出場に影響はない」と公言されても、多くの関係スタッフ、
まして今回の多数の報道陣スタッフは、どのように思案しているのかしら、
と動顛したりした。

菅首相は、総理の責務の一つの国民の命と健康が大切と自覚するならば、
殆どの国民にワクチン接種の終了させながら、
「三密(密集、密接、密閉)」国民に徹底させて、新ウィルスの沈静化させることである。

もとより危険のある東京オリンピックの開催などは、
論外である。
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65歳以上の高齢者に対するワクチン接種は、7月末までに接種が完了、私は学び、やがて微苦笑して・・。

2021-05-24 14:03:37 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、ここ数日、夕方の4時45分過ぎに、
我が家の近くの高台にある拡声器より、市民に対してのメッセージがされている・・。



《・・市長の長友貴樹です。
すべての市民の方が、大きな関心をお持ちの新型コロナウイルスに対するワクチン接種について
お知らせします。

はじめに、これまでの高齢者に対するワクチン接種に関して、
予約受付等に混乱が生じたことを心からお詫び申し上げます。

そのうえで、現時点で国から6月中に

調布市内の65歳以上の全高齢者分のワクチンが提供されることが確定し、
国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整ったことをご報告します。・・》

少しボケた私には、このように聴こえ、
市長みずから市民に直接メッセージを発することは稀だし、
何はともあれ、 私たち市民の65歳以上のワクチン接種について、
7月末までに接種が完了の公報は、安堵したりした・・。



しかしながら、《・・国が目標とする7月末までには、すべての高齢者に対して、
2回のワクチン接種が終了する準備が整った・・》、

と教えられても、肝心な首相がうつろな言動が多く、
果たして大丈夫かしら、と無力な私でも、思い馳せたりした・・。

本日の朝食後、ぼんやりと配達された読売新聞の朝刊を見たりしていると、
『 接種「7月完了」一点突破
      首相「何言われても、突き進む」』、
と大きく見出しされていた。

私は失礼ながら首相は、ためらう言動が多く、成果が乏しく、
私なりに感じているので、どうしてなのよ、と思いながら記事を読んだりした。

私は読売新聞を愛読して、50数年になり、
このよしみに甘えて、記事の前半の部分を転載させて頂く。



《・・ 政府の新型コロナウイルス対策は、ワクチン接種の成否がカギを握る。
コロナワクチンを巡る政治の舞台裏を検証する。(敬称略) 

菅首相「6月に1億回分のワクチンが来るのが分かってるんだ。
思い切ってやるぞ」

4月23日朝、首相官邸の執務室。
首相の菅義偉は、急きょ呼び出したワクチン担当の行政・規制改革相、河野太郎にこう声をかけ、
接種完了の目標を「7月末」と宣言する考えを伝えた。

新型コロナウイルスのワクチンに関して、
65歳以上の高齢者(約3600万人)に2回接種する必要量(7200万回)を大幅に上回る量を、
6月末までに自治体に届けるめどが立ったことを、
首相は把握していたからだ。

それまで多くの自治体は、
接種終了時期を「8月末」などと見込んでいた。



自治体に任せた接種日程に国が口を出せば、
混乱すると考えたワクチン担当の河野行革相

「それは言わないでください」と何度も菅首相をいさめたが、
「6月末」完了すら検討した菅首相は譲らない。

河野行革相は、渋い表情で見つめるだけだった。

その夜、菅首相は緊急事態宣言の3回目の発令に追い込まれた。
首相は記者会見で発令を謝罪する一方、
高齢者の接種完了時期を「7月末まで」と表明した。



あえて退路を断った菅首相の胸には、こんな思いが去来していた。
今年1月に新規感染者が1日6万人に上った英国は、
都市封鎖(ロックダウン)でも収束せず、
ワクチン接種が進んだ今、日常生活を取り戻しつつある。

日本は今一番きついが、我慢の時。
接種が本格化する6月に必ず雰囲気が変わる・・・。
「何を言われようが、ワクチンだけで突き進む」




河野行革相の反対退け「1日100万回」打ち出す


さらに菅は、自衛隊を動員した大規模接種会場の開設に続き、
5月7日、ワクチン接種の「1日100万回」目標を打ち出した。

接種が加速化する5月24日から7月末まで約70日。
100万回は、この間に高齢者の2回接種(計7200万回)を終えるのに
必要な回数を逆算した「首相発案の数字」(周辺)だった。

これにも河野行革相は抵抗した。
具体的な裏付けもなく掲げて、達成できなければ、非難を浴びるのは確実だった。


「1日70万回でもいいのではないですか」
発表直前、数字を知った河野行革相は、菅首相と直接向き合い翻意を迫った。

季節性インフルエンザワクチンの1日平均接種実績の60万回に、
10万回上積みした数字が限度だと食い下がったが、
「オレがやると言えば、みんな動く」
と強く信じる菅首相は納得しなかった。



首相は、同じ神奈川県選出の河野太郎行革相を、
「将来の総裁候補」と目をかけてきた。

2009年の自民党総裁選では、河野太郎の推薦人集めにも奔走した。
突破力や発信力を評価し、ワクチン担当に河野太郎を起用したのも菅首相だった。

そんな「弟分」の河野太郎の反対も退け、
首相はワクチン接種加速に向け突き進んだ。

首相は、周囲とぶつかり時に暴走する河野太郎も認め、起用してきた。

だが、ワクチンを巡っては、菅首相が周囲の制止を振り切り突っ走る。

ある閣僚は、こう解説する。
「普段は暴走する河野太郎をみんなで止めるのに、
今回は、その河野太郎首相を止めようとしている」・・《略》・・》

この後の記事は、《・・「型破り」自衛隊動員・・、首相 接種加速に自身・・》、
詳細状況が記載されていたが、省略する。

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、首相としては稀な周囲の制止振り切り突っ走る言動に、
無力な私でも、微苦笑を重ねたりした。

やはり東京オリンピックの開催、そして国選、やがて総裁選などの大障害があり、
失態すれば、菅政権は総辞職に追い込まれる可能性がある。

もとより新ウィルスの沈静化の前提として、
殆どの国民にワクチン接種の終了が必要だから、
なりふりかまう余裕がなく、このような首相が稀な言動をするのかしら、
と私は微苦笑をしたりしている。
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膝(ひざ)の痛みに関する詳細、対処、そして「くつ下体操」、76歳の私は、多々教示されて・・。

2021-05-23 13:54:33 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 介護ポストセブン 】』を見ている中、
『 「変形性膝関節症」なりやすい人の特徴3つ
         ひざ痛改善「くつ下体操」を医師が解説 』
と題された見出しを見たりした。

昨年の2月より、新型コロナウイルスの烈風に伴い、
マスクの苦手な私は、外出する時は、やむなく生まれて初めてマスクをしてきた・・。


こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民の責務と思いながら、独りぼっちで出来る限り人影の少ない道を選定して歩いたりしている。

ご近所の御方とは、マスク越しに2メートル以上離れて、短めに歓談する程度となり、
平素の買い物も3日間に一度として、まとめ買いをしたりした。

或いは少し遠方は、路線バスを利用していたが、
「三密(密集、密接、密閉)」が怖くて、歩き続けて、
やがて膝(ひざ)に痛みを感じて、やむなく整形外科に通院したりした。


こうした苦い体験をしてきた私は、《・・ひざ痛改善「くつ下体操」・・》って、
どのようなことなの、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2021年5月20・27日号に掲載され、

関連の【 介護ポストセブン 】の『健康』に5月21日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・ コロナ禍による運動不足が原因で、
いま、ひざに負担を抱えている人が増えているという。

「こういったひざの痛みは、
99%が『変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)』が原因です」
とは、“ひざの名医”こと黒澤 尚(ひさし)さん。

特に女性に痛みが表れやすく、痛いからといって安静にしていると、
 より悪化してしまうのだという。

一体どんな病気で、どんな人がなりやすいのか黒澤先生に詳しい話を伺った。



「変形性膝関節症」になりやすい人3つの特徴

歩いているときや立ち上がるとき、横になって安静にしているときでさえ、
突然襲われるひざの痛み。

このほとんどが、関節の表面にある軟骨が、
すり減ることで生じる「変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」とされる。

「関節の骨と骨との表面は、軟骨で覆われていますが、
その軟骨がすり減ると、削れた軟骨の欠片が関節包の中に散らばり、
 これが原因となって痛みなどの炎症が起こります」
 と、順天堂大学医学部整形外科学名誉教授で江東病院理事長の黒澤尚さんは言う(「」内、以下同)。

この変形性膝関節症の患者は、全国で約2800万人いるという。
では、どのような人が変形性膝関節症になりやすいのか。
主に次の3つが挙げられるという。



【1】中年期の女性
「私が勤務する病院の患者のうち約8割が40代後半以上の女性です。
女性は男性と比べて筋肉量が少ないため、
ひざの周囲の筋肉で体を支えられず、ひざに負担をかけてしまうのです」

また、更年期に女性ホルモンが減少すると、
軟骨の新陳代謝が悪くなり、削れやすくなってしまう。

【2】肥満の人  
 肥満の場合、そうでない人に比べて3倍発症しやすい。

【3】運動不足の人
 筋肉が衰えて体が支えられず、ひざに負担がかかる。

「ひざ痛というと、スポーツでひざを使いすぎたことが原因だと考える人もいますが、違います。

ひざにけがをした場合をのぞいて、
ほとんどが老化や肥満、運動(筋肉量)不足が原因です」



★「変形性膝関節症」の進行度と症状チェックリスト

日々症状が進行するという「変形性膝関節症」。
長い年月をかけて、軟骨はどのようにすり減っていくか。
症状から段階をチェックしてみよう。

■軽症(初期)
軟骨のすり減り方が軽度。 自覚症状もあまりない。
□ ひざにこわばりや違和感がある。
□ 鈍い痛みがある。


■中等症(中期)
軟骨のすり減りが進み、症状が顕著に表れる。
□ 慢性的な痛みがある(ただし、痛みは軽度)。
□ ひざの曲げ伸ばしがしにくくなる。
□ 長時間の歩行が困難に。
□ 階段を下りるときが特につらい。

 
■重症(末期)
軟骨がすり減って骨と骨とがぶつかるように。
日常生活に支障が出る。
□ 立つ・座る・歩く動作で強い痛みが生じる。
□ 安静にしていても痛む。
□ 痛みの出方が人それぞれとなり、逆に軽くなる人も。




★医師考案「くつ下体操」で8割が痛み改善

「軟骨は15歳までに形成され、それを一生使うことになります。
骨と違って修復能力がないため、一度すり減ったら元には戻りません」

つまり、病院で治療をするとしても、軟骨を再生させるわけではなく、
痛み止めを処方されるなどの“対症療法”でしか対応できないのだ。

しかし黒澤さんは、筋肉をつけることで、
ひざの負担を軽くする体操を考案した。

「この体操を2週間ほど続ければ、痛みが改善します。
さらに半年から1年ほど継続すれば、痛みが再発することはほとんどありません」

上記「変形性ひざ関節症の進行度と症状」のうち、
軽症と中等症なら、体操だけで7~8割が改善。
重症でも、3人に1人は痛みが改善したという。

特に痛みが強い場合は、下記の「くつ下体操」からはじめてみよう。

この体操は、フローリングなどのすべりやすい床で、
くつ下をはいた足をすべらせるだけ。

1日20往復×2セットを左右交互に行うと、痛みが改善されるという。

「痛いからと安静にしていると、症状は悪化します。
関節に負荷をかけると、軟骨に栄養や酸素が供給されるため、
動かせば動かすほど軟骨を健康な状態にできるのです」

簡単なので、とにかく“毎日”気軽に実践してほしい。



★特に痛みがひどいときに「くつ下体操」のやり方

いすに座り、くつ下をはいて足をすべらせるだけ。
朝&夜:左右20往復×2セット。
【1】くつ下をはいて、いすに浅く座る。
【2】床に足をつけたまま、片足ずつ前後に20cmほどすべらせる。
  往復で5秒ほどかける。

少し前かがみで座る


★ひざの名医の選び方|ヒアルロン酸注射を打ちたがる医師は・・。

ひざの名医である黒澤先生に診てもらいたいが、
すべての人が診てもらうというのは難しい。

そこで黒澤先生に、こんな先生はやめた方がいい。
というポイントを教えてもらった。
医者探しの参考にして欲しい。

変形性ひざ関節症の場合、病院に行っても、
処方されるのは、痛み止めがほとんど。
対症療法だけなら、病院に行く必要はないのだろうか。

「いまの痛みをとる手助けをしてくれたり、
食生活や運動の指導をしてもらうためにも、医師の診察は必要です。
 ただし、やたらとヒアルロン酸注射を打ちたがる医師は、
おすすめしません」(黒澤さん・以下同)

ヒアルロン酸は、軟骨を保護する作用があるとされ、
ひざ関節に注射すると痛みが緩和され、
関節のすべりがよくなるといわれているが・・・。

「一方で、ヒアルロン酸注射には軟骨を弱くし、
よりすり減らせてしまう側面もあります。

長期的に考えると、余計にひざが痛くなる原因に。
保険適用外ですし、ひざの治療でヒアルロン酸注射をするのは、日本だけです」



関節は皮膚に近く、炎症があれば本来は触ってわかるので、
むやみに薬や注射をすすめてくる医師よりは、
しっかり話を聞いてくれて触診し、
適切なアドバイスをくれる医師を見つけて長くつきあった方がいいという。

「触診もせず、すぐにレントゲンやCT検査を行うのは、技量がない証拠。

画像はあくまで、触診結果をわかりやすく患者に伝えるための手段です。
そうした意図で使わない医師も変えた方がいいでしょう」

薬の処方や注射治療、検査は、病院にとって都合がいいから
すすめてくるものだという。

余計な薬はのまず、適切な運動で改善するなら、それに越したことはない。
間違った治療を続けて症状が悪化しないよう、
かかりつけ医として長く信頼してつきあえる医師を探すことも大切だ。



★教えてくれた人
黒澤尚さん
順天堂大学医学部整形外科学名誉教授。社会医療法人社団順江会江東病院理事長。
専門は、腰・ひざなどの関節痛、スポーツ外傷、関節鏡手術、変形性ひざ関節症、運動療法など。

1980年代後半から、ひざ痛が改善できる「黒澤式ひざ体操」を提唱。
著書は『これで改善!女性の変形性ひざ関節症』(PHP研究所)など多数。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、順天堂大学医学部整形外科学名誉教授の黒澤 尚さんのアドバイスに導かれて、
膝の痛みに関する詳細、そして対処を、多々教示されたりした。

昨年の5月の頃から、私は手の親指周辺の痛み、
或いは右脚の膝(ひざ)の痛み、そして椅子などに長く座り続けると腰の重さを感じるようになり、
これ以来、やむなく最寄り駅の近くにある『整形外科』の病院に週に一度のサイクルで通院している。

そして右脚の膝(ひざ)の痛みに関しては、買物、散策などは数キロぐらいは歩けるが、
ただ階段を下りたり、足を高めに上げたりすると痛みが感じて、
齢を重ねるとこうした老化が始まるのかょ・・戸惑いながら微苦笑をしたりしている。




こうした原因と思われることは、過ぎし日の2月上旬の頃から、
新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてきた。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されてきた。

そして体力も衰えた私は、新型コロナは、
どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
せめて人出の多い処では、苦手であるがマスクをしている。




そして以前は、我が家より片道4キロ以上離れた所は、
路線バスを利用してきたが、感染防止の為、幾たびか往復路を歩いてきた為か、
恥ずかしながら右膝(ひざ)の痛みを感じるようになったりした。

このような結果として、毎週の火曜日に、右脚の膝(ひざ)にヒアルロン酸注射を受けた後、
リハビリ機器の腰痛牽引、マイクロ波など療法を受けて、
自宅では
湿布の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤の『ロキソプロフェンNaテープ』を貼ることをしてきた。

このような治療を昨年の6月より、我が家から近くの整形外科で、
毎週のように週に一度、5カ月近く通院したりした。



この中で、ヒアルロン酸注射に関しては、家内の母が80代の初めに膝痛で困苦した時、
ヒアルロン酸注射で痛みが解消された、と私は家内から聞いていたので、
私が通院した医師に私が要望した結果である。

膝(ひざ)の痛みは、齢を重ねると、多くの御方が感じ、困苦する、
と私は改めて学んだりし、
痛みを感じたら、今回学んだ『くつ下体操』実行しょう、
と独り微苦笑したりしている。
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「ワクチン打ったら、マスク不要」の大きな勘違い、高齢者の私は真摯に学び、多々教示させられて・・。

2021-05-22 14:40:54 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 東洋経済オンライン 】を見ている中で、
『 「ワクチン打ったらマスク不要」の大きな勘違い
      身を守るために知っておきたい「2つの新常識」 』、と題された見出しを見たりした。

過ぎし昨年の新春の頃より、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。




そして生まれて初めて苦手なマスクをしながら、買物や散策をしてきたが、
昨年の5月の頃から、口の廻りが汗ばんだり、何かと息苦しく困苦したりし、
人影のない処では、こっそりとマスクを外したりする時もあったりした。

こうした中、きまぐれにテレビのニュースを視聴したりした学んだ結果、

国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行い、
この後も自粛しながら、やがて終息する・・、
このように無力な私でも、思案したりしてきた。

今回、《・・「ワクチン打ったらマスク不要」の大きな勘違い・・》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、ナビタスクリニック内科医師の久住 英二 さんの寄稿文であり、
【 東洋経済オンライン 】に5月22日に配信され、
無断ながら、記事の前半部を転載させて頂く。



《・・ 一瞬耳を疑った。
知り合いの知り合いの話だが、医療従事者の結婚式に出席したところ、
列席者のうち医療従事者とみられる人は、
披露宴会場で終始マスクをしていなかったという。

おそらく「新型コロナワクチンを接種済みだから、マスクは不要」
という考えだったのだろう。 

この判断は正しいだろうか?  いや、そのはずがない。

日本の現状からすれば、接種済みであっても、
室内でマスクを外し、大勢で歓談しながら会食を楽しむことは、
適切ではない。



■米英での着用義務解除も、個人に対してではない  

接種の進んだ米英ではたしかに、マスクの着用義務を解除する動きが広がっている。 

アメリカCDC(疾病対策センター)は4月27日、
新型コロナワクチンの規定回数の接種が済んだ人は、
屋外でのマスク着用を不要とする旨を発表していた。

5月13日にはその対象を拡大し、
屋内であっても、マスクを着用しなくてもよいとした。

例外として、公共交通機関や食料品店、病院などの一部施設のほか、
 自治体規則やビジネス上の規定がある場合は、
引き続き着用することとされている。

英国でも予定どおり5月17日から、中学以上の学年に相当する全学校で、
生徒たちのマスクの着用義務が解除された。  

勘違いしてはいけないのは、米英でマスク着用義務の解除が始まったのは、
あくまで社会全体として接種が進んだからだ。

その状態に至るまで、「接種した人は、
マスクを着用せずに、室内で誰とでも和気あいあいと会食してよい」
 としていたわけではない。 



例えば5月17日にはアメリカ・ニューヨーク州も、
CDC(疾病対策センター)の方針に倣い、
マスク着用のみならず施設の人数制限の多くを解除することを発表。

その前提として、ワクチン接種の広がりと、
その効果とみられる感染者の減少がある。

クオモ州知事のTwitterによれば、
同州では17日までに成人の52%が接種を完了し、
検査陽性率は1.26%まで低下。
16日の死者数も15人にまで減少している。

CNNによれば、カリフォルニア州やミシガン州でも、
マスク着用義務を解除する動きがある一方、
ニュージャージー州は解除に対し、慎重な姿勢を見せている。

社会全体の状況次第、ということだ。 (略) 

他方、米英に比べて接種が遅れている欧州各国から、
「接種の済んだ個人は、マスク着用義務を解く」といった話は、
当然ながらまったく聞こえてこない。



■高齢者完了でも感染減少は「1割」  

政府は目下「7月完了」を掲げ、高齢者への接種を強力に推し進めている。

だが、東京都の直近のデータでは、
65歳以上の新規陽性者に占める割合は、わずか11%だ。

つまり高齢者の接種が完了しても、新たな感染者を1割減らせるにすぎない。  

そもそもワクチンの接種を受けた人でも、
新型コロナの感染リスクが、ゼロになるわけではない。



 アメリカCDC(疾病対策センター)によれば、
ファイザーとモデルナのワクチンの“感染”予防効果は、
2回接種完了後に2週間経過した時点で90%に上る
(“発症”予防効果は、それぞれ95%、94%)。

また初回接種後2週間でも、80%の“感染”予防効果が得られるという。

非常に期待の持てる数字である。だが、ゼロではないのだ。 

実際、国立感染症研究所は5月13日、
ファイザーのワクチンを接種した110万人超の医療従事者(4月30日時点で
2回接種完了者は約104.3万人[94.7%])について、
その後の感染状況を報告している。

接種後に感染が報告されたのは281人[0.03%]で、
このうち2回接種完了者は47人[16.7%]だった。

報告によれば、男女比では女性が約7割、
年齢構成では20~40代が約7割を占めている。

気になるのは、報告時に無症状だった人の割合だ。
1回目の接種後に診断された感染例のうち、無症状例は20.0%だった。

一方、2回接種完了後の感染では、
報告時に無症状例だった割合は、40.7%に達したという。 

 

「自分はもう打ったから・・・」と油断していて、
万が一にも感染した場合、
無症状・無自覚のままウイルスをばら撒いてしまいかねない、ということだ。

社会全体での接種率の低い日本では、
家庭内を含めた外部のコミュニティに、飛び火しないほうが難しい。

接種が完了した人であっても当分の間は、
ソーシャルディスタンス、マスク、手洗いの徹底と、
場所や状況によっては、行動自粛を継続するしかないだろう。

こうした認識が共有できていないとすれば、
同じ医療従事者として言葉を失う。・・・(略)‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、ナビタスクリニック内科医師の久住 英二 さんの寄稿文に導かれて、
「ワクチン打ったら、マスク不要」の大きな勘違い、
多々教示されたりした。

やはり日本では、遅ればせながらワクチン接種を出来る限り早めに、
 殆どの国民が接種を終える事だろう。

そして従来通り、外出先に於いては、マスク付けた生活を継続して、
お互いに「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
この間、感染専門家による実態状況を公表して、国民は注視して、
やがて新ウィルスの終息をさせる・・。

このようなこと念願しながら、ぼんやりと思い馳せたりしている。
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75歳以上のワクチン接種日、何かとせっかちな私でも決定して、微苦笑を重ねて・・。

2021-05-21 12:13:05 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私の住む調布市より、
75歳以上のワクチン接種に関しての通知案内書が配達されたのは、
5月15日であった。

そして『集団接種の概要を見たりしたが、
6月末までに接種する約9,000人分の予約を、
5月19日(水曜日)午前9時から受付開始と知ったりした。

しかしながら、75歳以上の多くの御方を押しのけて、接種を受けるのは、
何かと気弱な私は、断念した・・。



この後、私が秘かに念願している『個別接種の概要』を見たりした。
何かしら市内全体で週当たり7,000人以上の接種が可能です、
と明記されていた。

そして予約開始日は、5月19日(水曜日)から・・、
接種開始日、6月1日(火曜日)から・・、
予約方法、各医療機関に直接予約・・、
(注)予約開始まで医療機関へのお問い合わせはお控えください、
と明記されていた。


そして私は、我が家より近くにある通院している内科専門医院があり、
特に医院長は私としては信愛している御方なので、
今回のワクチン接種もお願いしょうと決意した。



やがて一昨日の5月19日の朝、
この病院は確か午前診療は9時より、となっていたので、
ワクチン接種の予約だけだから、8時半過ぎに私は到着した。

そして20人ぐらいの御方が正門に近い処で並んでいたので、
私も後方に従いながら、
ワクチン接種の予約ですよねぇ、と前にいた女性の方に言ったりした。

そうですょ・・、と微苦笑しながら私に応(こ)たえたくれた。

やがて9時近くになっても、正門の近くにある門扉は開かず、
並んでいるどなたかが、スマホで市のコールセンターに連絡したらしい・・。

こうした中で、この医院は水曜日が休日たから、
やはりワクチン接種の予約もダメなのかしら、と小声で言ったりした。

私を含めて聴いたりしたので、9時5分過ぎに、
私の後方に並んでいた10数名の御方を含めて、
自然解散となってしまった・・。

私は何かとせっかちな悪い癖がででしまった、
と病気の殆どは治るが、癖は治らない名言を思い馳せて、
我が家に向かったりした。




翌日の20日・・木曜日と確認した後、
敗者復活戦のような心情で、この医院に8時半少し前に着いた。

そして驚いた事には、既に30数名の御方が並んで、
私も最後方に準拠した・・。

やがて受付が始まったが、なかなか前にいる御方が減らず、
やむなく後方にいる男性と、150センチの間隔あけて、
もとよりマスクを付けて、談笑したりした。

私は亡き母の遺伝を素直に受けついだ為か、
男の癖におしゃべりで、周辺の日常の散歩道など、
私と同世代の男性と、歓談したりした・・。



やがて私の受付の順番となり、
麗しき若き女性スタッフの御方より、
一回目は、6月5日・・午前8時より、
二回目は、三週間後の6月26日・・午前8時より、
いかがでしょうか、と私に言ったりした。

私はボケてはいけないと思いながら、
『 万全を期して、間違いなくお伺い致します』、
と明るい声で、応(こ)たえたりした。

なぜかしら麗しき若き女性スタッフの御方は、
微笑みながら、ご予約いたします、と私に、
『コロナワクチン予約票』の指定用紙を手渡しして下さった。



結果として、何かとせっかちな私でも、
戸惑いながら接種日が決定して、微苦笑を重ねたりしたのが、
昨日の午前中の出来事であった・・。
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目の不調が整う新習慣5、専門家が教える『ドライアイ』や『疲れ目』対策、高齢者の私は学び・・。

2021-05-20 16:04:54 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、

『 目の不調が整う新習慣5
   専門家が教える『ドライアイ』や『疲れ目』対策 』
と題された見出しを見たりした。

私は過ぎし6年前の晩秋に、白内障の手術を左眼、そして右眼の受けて、
それまで酷い近眼の0.03であったが、手術後やがて1.0前後となったりした。

そして私は高校生よりメガネを愛用してきたが、メガネが55年ぶりに不要となり、
何かと酷い近眼で劣等感を感じてきた私は、人生観さえ変わったりした。

このように私にとっては、眼に関しては特に注意をしているので、
今回の記事を少しでも学びたく、記事を精読した。




この記事は『女性セブン』の2021年5月6・13日号に掲載された記事で、

関連の介護ポストセブン 】5月20日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。


《・・ おうちに時間が長いコロナ禍のなかでは、目を酷使しがち。
そこで、目に優しい習慣を取り入れて、
疲れ目やドライアイなどをスッキリさせちゃいましょう。

専門家がおすすめする『目の不調が整う新習慣』5つを紹介します。

早速トライできる簡単なものばかりなので、ぜひ取り入れてみて欲しい。

パソコンを長時間使うときに、最適な位置など目のための新常識をご紹介


【新習慣1】意識してまばたきをする

「ドライアイは日本で約2200万人も疾患数がいるといわれる病気で、
原因の1つは、まばたき不足です」(骨格矯正士 清水ろっかんさん・以下同)。

まばたきの回数が少ないと涙の分泌が減って、
角膜が傷つき、痛みを感じるように。
気づいたときにまばたきエクササイズを行い、目に潤いを取り戻して。

●まばたきエクササイズ
[1] 1秒間に1回まばたきをする。それを10秒続ける。
[2] 1秒間に2回まばたきをする。それを10秒続ける。
[3] 1秒間に3回まばたきをする。それを10秒続ける。
[1]~[3]を1セットとして、数セット繰り返す。




【新習慣2】手のひらで目を温める

「まつげの生え際には、目の乾燥を防ぐ“マイボーム腺”があります。
 この油分が加齢とともに固まり、網膜に行き渡らなくなると、
目がゴワゴワに。

手のひらで温めるだけで、マイボーム腺が溶けて、
潤いのある目を取り戻すことができます。

さらに疲れ目を改善したり、
涙の分泌を促しドライアイを予防することができます」。

家で行うときは市販のグッズやホットタオルを使ってもOK!

●温め方

リラックスして、両手のひらを擦り合わせる。
「温まった」と思ったら、手のひらで目を包み込むように軽く押さえる。

深呼吸を10回行いながら、「体温で眼球を温めている」とイメージして行おう。



【新習慣3】パソコン画面は目の高さにする

「人間の頭の重さは体重50kgの人の場合、約5kgですが、
頭を前に30度傾けただけで、18kgも頸椎に負荷がかかります」。

パソコンを使うときは、画面を目の高さに上げ、
画面との距離は40cm以上離すのがベスト。

パソコンの下に、辞書などの分厚い本や雑誌などを置くと、
簡単に高さを調節できる。



【新習慣4】だてメガネで目を守る

「目は常に外界にさらされた器官。
メガネをするだけで、空気中の汚れなどさまざまな刺激から
目を守ることができ、目の健康を維持するのにうってつけです」。

だてメガネを習慣にすれば、室内の空調やほこりから目をガードできる
UVカット加工やブルーライトカット加工、花粉対策など自分に合ったメガネを選んで。



【新習慣5】目の遠近トレーニングをする

「日常生活では、スマホなど近くを見ていることが多いため、
目の筋肉がずっと緊張している状態となり、不調の原因に。
目の遠近トレーニングを行って目の筋肉を鍛えましょう」。

血流がよくなり、目の疲れや老眼防止に効果的です。

・やり方
片手を前に突き出し親指を立て、その爪にピントを合わせて10秒キープ。
次に3m以上離れたところにある置物などにピントを合わせて、
10秒キープ。
これを数回繰り返す。



☆教えてくれた人
骨格矯正士 清水ろっかんさん

体幹整体サロン「ろっかん塾」主宰。
40年以上にわたり骨格矯正による美容メニューを次々に開発。
高い技術を持つゴッドハンドとして知られ、
有名女優やモデルなど各界の著名人から高い信頼を寄せられている。

ベストセラー『バンド1本で小顔になれる!』(フォレスト出版)など著書も多数。・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、骨格矯正士の清水ろっかんさんに導かれて、
目の不調が整う新習慣5に関して、多々教示されたりした。

そして特に【新習慣1】意識してまばたきをする、
何かと不器用な私でも、こっそりと10分ばかり真似事をしたりして、
独り微笑んでしまったりした・・。


私は白内障の手術を受けてきた眼科専門医院は、
この前後を含めて、少なくとも数10回通院してきたので、
 医院長をはじめ10数名のスタッフとも、 顔なじみとなり、
私は少し遠慮しながらも談笑したりしている。

昨年は4回ばかり訪れて、眼科の多彩な検診を受けた後、
ドライアイ気味の私は、 いつものように眼を保護し、

乾燥を防ぐヒアレインと名付けられた『点眼液』を頂き、
殆ど一日に3回ぐらい両眼に点眼している。


http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=9721
☆  くすりのしおり 公式サイト・・私が点眼しているヒアレイン『点眼液』 ☆


過ぎし白内障の手術を受けて2週間後の当時、
眼科医院の中で、 若き30代の女性スタッフより、

ヒアレイン『点眼液』の注(さ)し方を教えて下さった。

『点眼液は、たくさん付けても・・眼から外に出てしまいますので、
 たった1滴が最適で、まばたきしなくて、静かに目をつぶって、

 1分ぐらいじっとしておくのが良いですよ・・』、
と私は学び、これ以来忠実に守って、今日に至っている。

そして白内障の手術を受けてきた眼科専門医院より指定された

ヒアレイン『点眼液』を 信愛して5年が過ぎている。



私は6年前の晩秋に白内障の手術後、まもなく眼を保護して乾燥を防ぐ『ヒアレイン』点眼液を、
少なくとも一日二回を点(つ)けてきた。

こうした中、4年前の三月、まばゆい春の陽射しを受けている中、
紫外線の実態を学び、やはり遅ればせながらサングラスが必要だ、と私は気付いたりした。

そしてUVカットのサングラスの中で、紫外線を1%しか通さない紫外線透過率1%を、
平素用は薄いサングラス、都心に外出する時は少し濃いめのサングラス、
ふたつ選定して、これ以来まばゆい陽射しの中を歩く時は愛用している。
 
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年金は激減、出費は増加、「伴侶が逝った」老後の悲惨すぎる末路、改めて高齢者の私は学び・・。

2021-05-19 14:48:45 | ささやかな古稀からの思い
先程、とりおり愛読している公式サイトの【 現代ビジネス 】を見ている中、
『 年金は激減、出費は増加・・「伴侶が逝った」老後の悲惨すぎる末路
  ~ 夫婦2人が元気なうちにできるコト ~ 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、いつの日にかどちらかが死去され、
残された方が『おひとりさま』となるが、もとより私たち夫婦にとっては、

未知の世界なので、不安があり、幾たびも私たちは話し合ったりしてきた・・。



こうした深情があるので、今回《・・「伴侶が逝った」老後の悲惨すぎる末路・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、『週刊現代』の2021年2月27日・3月6日合併号に掲載された記事で、
関連の【 現代ビジネス 】に3月8日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・
☆年金がこんなに減った

おカネの話をするのは、なんだか下品で気が進まない。
そう贅沢な生活をしているわけではないのだから、細かいことは気にしない。
夫婦の間に、そんな空気が流れてはいないだろうか。

だがそれでは、伴侶を亡くした悲しみの中、
残された側は愕然とすることになる。
これからひとりで生きる私の生活費と財産はどうなるのか、と。

いざその時になって、右往左往しないために、
まず知っておくべきは、将来の見通しだ。



大きな変動に見舞われるのが、年金の受給額である。
「家計と資産の管理は、夫にほとんど任せていたし、
なんとなく気後れして、自分から詳しく訊くこともなかった。
収入がほとんど半分になるなんて、思ってもいませんでした」

そうため息をつくのは、千葉県に住む神山法子さん(68歳・仮名)だ。

50代まで正社員として働いていた神山さん自身は、約120万円、
商社に定年まで勤めた夫は、約170万円の年金を受け取っていた。

しかし、夫が昨年亡くなり、
夫の年金170万円は、丸々消えることになった。

そして神山さんは、そこで初めて、
専業主婦であれば、満額受け取れる遺族厚生年金を、
共働きだった夫婦の妻は、その半額ほどしか受け取れないと知ったのだ。

「私の遺族厚生年金は36万円で、
受給額は合わせて160万円まで減りました。

夫が健在のときは、比較的余裕があったので、
孫の学費の足しにと、子ども夫婦におカネを渡すことも多かったのですが、
今では自分の暮らしで精一杯です。

こうなると知っていたら、もっと財布の紐を締めていたのですが」(神山さん)



次の表では、標準的なサラリーマンと専業主婦の夫婦
(平均的な所得で厚生年金加入期間は40年)を例にとった。


『週刊現代』2021年2月27日号より



伴侶を亡くしたあとには、
月々の年金収入が激減したところへ追い討ちをかけるように、
想定外の支出も増える。

たとえば、妻が先に亡くなれば、配偶者控除がなくなるため、
残された夫は、むしろ夫婦二人が健在の時よりも、
所得税と住民税を多く支払わなければならなくなる。

図の夫婦のケースだと、税額があわせて7万4550円から11万9000円と、
1・6倍にハネ上がってしまうのだ。

生活費も、ひとりになったからといって半分になるわけではない。
光熱費や電話代、水道代は、ほとんど変わらない。

ひとり分の食事を作るのが億劫になり、
外食が増えるために、食費がむしろかさむこともある。



さらに、打撃を受けるのは、日々の収入だけではない。
事前の準備を怠っていると、虎の子の資産も目減りさせてしまいかねない。

行政書士の宇田川亨氏が指摘する。
「よくあるのが、株式の相続に失敗するケースです。
株式を相続するには、相続人が同じ証券会社に新しく口座を作って、
 移さなければなりません。

よく「株式ではなく、現金で受け取れませんか」
と言われるのですが、証券会社の手続き上、不可能です。

実際に相続人が受け取るまで3ヵ月ほどかかることもある。
その間に株価が下がっても、指をくわえて見ていることしかできません。

ここ最近は、コロナの影響で価格が大きく変動する株も出ています。 

ある程度の年齢になったら、
株は事前に手仕舞いしておくのが無難です」

この株高なのだから、大丈夫だろう・・
そう思って気前よく子や孫におカネを渡したり、
資産の一部を生前贈与したりしていると、後悔することになるかもしれない。

この場合も、夫亡き後の妻の年金収入は、およそ6割に減る。

逆に妻が先に亡くなったなら、残された夫が受け取れるのは、
以前の7割弱だ。

こうした事実を大前提として知っておかなければ、
ひとり暮らしの計画を立てることも覚束ない。



☆申請でもらえるおカネ

では、いつ連れ合いがいなくなってもいいように、
今のうちに準備しておくべきことは何か。

基本中の基本と言えるのが、夫婦で財産目録を作ってみることだ。
まずはメモ書きでも構わないので、次の項目を調べて書き出そう。
・所有する不動産
・預貯金の名義と金額
・投資信託や保有する株
・自動車など、その他の財産
・借金や負債の金額と返済先
・年金などの定期収入

どうだろうか。いきなり書こうとしても、すぐにはできないはずだ。

財産目録を作る過程で、収入と資産がどれだけあるか、
どの銀行や証券会社に口座を持っているのか、
夫婦のどちらがよりおカネに強く、どちらがより疎いのか、といったさまざまなことがわかる。
それだけでも、大きな一歩になる。

「財産目録は、将来の生活の見通しを立てるのに役立つだけでなく、
 遺言書を書くときや遺産分割協議をするときにも必須です。

また、家系図と一緒に作っておけば、
相続の際のトラブルを防ぐこともできます」(終活に詳しい弁護士の伊勢田篤史氏)

これがいわば「守り」の準備だとすれば、「攻め」の準備もある。
それは、「申請しないともらえないおカネ」を把握し、
きちんと申請しておくことだ。

たとえば、加給年金の存在を知っている人は、そう多くないだろう。
「夫が厚生年金受給者で、妻がまだ65歳に満たない場合に、
夫が65歳に達した時から年額39万900円を受け取れます。

ただし、申請を忘れていたり、夫が老齢厚生年金を繰り下げ受給する場合は
もらえないので注意が必要です」(ファイナンシャルプランナーの横川由理氏)

まだ夫婦二人が元気なうちに、足元を点検し、
できることから一つずつ手を打っていこう。
ひとり残されたあとに「失敗した」と気がついても、もう手遅れなのだから。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



私が定年退職して多々の理由で年金生活を始めてまもなく、
この当時の私は、タバコを喫うし、お酒も大好きな男であったので、
漠然としながらも私は、家内よりあの世に先に旅立ちと思ったりした。

そして残された家内が生活費で困苦しないように、
遺言書として、公正証書を作成したりした。

問題はエンディングノートの各項目であり、
お互いの終末治療の扱い、葬儀、お墓など多岐に及び、
ときおり10数年に及び、話し合ったりしてきた。



私が死去し、家内が残された場合は、
やむなく家を処分して、マンションの2DKぐらいを買い求めて、
趣味を強くして、生きがいとして老後を過ごしてほしい、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた・・。



しかしながら、この世にまさかの出来事で、家内が私の遺してあの世に旅立つこともありえる。

私は家内が亡くなった時は、世の中はこのようなこともあるの、 
と茫然(ぼうぜん)としながら失墜感を深めて、
私たち夫婦が長年話し合ってきた葬儀に関して、 ささやかな家族葬、
やがて四十九日を終えて、約束どおりに樹木園に行き、埋葬をすると思われる。




私が身も心も溌剌であった時は、古惚けた我が家で独り住むことも思案したりする。

過ぎし4年前の頃、私たち夫婦は最寄の銀行に行った帰路、ある地域福祉センターを通り過ぎ、
センターから何かしら集会があったらしく、談笑と歓声が私たち達は聴こえてきた・・。

やがて私たち夫婦は、遊歩道を歩くながら、
『僕がおひとりさまになったら・・家に閉じ込まらなくて・・
ああした地域福祉センターで、 定期便のように通うと思うょ・・』 と私は家内に言ったりした。

私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖に小学5年生の頃から、おしゃべりが好きで、
年金生活の今でも、何かと家内と談笑したり、 ご近所の奥様、ご主人さまと話し合ったりすることが多い。




もとより地域包括支援センターは、《・・介護の必要がなくても、誰でも利用できる。・・》、
《・・介護予防のための体操教室や談話会など・・》を知り、微笑んだりした。

そして私はおひとりさまになってしまった時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。

そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、 70代が多いと思われるが、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。

この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか700円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、

談笑できるので安らぎのひとときと思える。

やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。




その後は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くと思われ、独りを愉しむ時を過ごす。


この間、料理、掃除、洗濯は、相変わらず初心者マークであるが、
同じするなら明るく楽しく・・私が現役サラリーマンで指針にしてきたことを思い重ねて、
日々実践ねぇ・・と自身を叱咤激励すると思われる。


こうした中で、週たった一度だけ定期便のような駅前の居酒屋に行き、
中年の仲居さんと談笑し、からかわれながら、純米酒を二合ばかり呑むだろう。


そして私は家内の位牌の代わりに、定期入れに愛用した革のケースに、 
家内のスナップを入れて、いつも持ち歩くと思われる。
こうした日常生活を過ごすと思われる・・・。
 


このように過ごせば、たとえ私は『おひとりさま』になっても、
ときおり寂しさは感じても、孤独は無縁だよねぇ・・

と心身のバランスが保てる、 と微笑んだりしている。

                                       

しかしながら私は介護・要の介護支援の時は、
無念ながら古ぼけた家でも小庭の手入れも含めて維持管理するのは、
無理なので、

やむなく断腸の思いで処分し、最寄駅の近くのマンションに住む、と思われる。

こうした根底には、近くのスーパーで買物、病院を活用するのが利便があるわょ、
と私は中学時代の同級生の女性から教えられたりした。

こうした中で喫茶店風の店で、モーニング・サービスの軽食を朝食代わりとして、
知人たちと談笑するのも、楽しいわょ・・と学んだりしてきた。




このように幾ばくか思案を重ねたりしてきたが、今回の記事からも多々教示され、
果たして私は実際に家内に死別された時は・・どのように動揺しながらふるまうか・・
と思い深めたりしている。
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「痛い死に方」と「穏やかな死に方」分ける要因、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2021-05-17 12:36:40 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
「痛い死に方」と「穏やかな死に方」分ける要因は何か 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、いつの日にかどちらかがあの世に旅立つが、
何かと気弱な私は、末期に病院で治療を受けると思われるが、
出来る限り痛みが少なく、この世とサヨナラをしたい、と念願したりしている。



過ぎし17年前、漠然としながら、「ピンピンコロリ」と死去できれば・・
と思ったりしていた。

しかしながら10年前の頃、私は「ピンピンコロリ」は難しい、
とネットの記事で学んだりした・・。

がん医療の権威で終末期医療に詳しい大野竜三医師(愛知県がんセンター名誉総長)は、
『・・ピン・ピン・コロリ。それは中高年なら、誰もが願う生き方でしょう。
でも、そう簡単なことでは、ありません。

現実的に60歳以上の日本人がコロリと逝くとしたら、
心筋梗塞か、脳出血か、脳血栓かと思いますが、 

救急搬送されれば、救命措置が施されるでしょう・・』
と私は学び、苦笑したりした。




このような終末期を私は思いめぐらしたりしてきたが、
今回の《・・「痛い死に方」と「穏やかな死に方」分ける要因・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を精読した。

この記事は、『週刊ポスト』の2016年8月19・26日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて、2016年8月13日に配信され、
古い記事の思われるが、終末期はすべてを超越する難題であり、
無断ながら転載をさせて頂く。



《・・
☆辛い死に方を避ける法はあるのか

最も痛くない、苦しまない死に方として、
医療関係者がこぞって挙げたのが老衰死だ。

老衰死とは、直接の死因となる病気を持たず、
老いによる体の機能低下で死を迎える死を指す。

4年前に95歳で母親を看取った前屋庄吉氏(70歳・仮名)の述懐だ。
「母は生前、大病を患ったことがありませんでした。
亡くなる約1か月前から、食事量が徐々に減っていき、
日にお粥を1~2杯食べる程度。

老衰死に至るまでの最後の数日は、水を少し飲むくらいでした。

最期は、自宅の布団の上で微笑みを浮かべたまま、
眠るように亡くなりました。

老衰死とは、こんなに安らかに死ねるのかと家族全員、
驚いたものです」



老衰死は、なぜ安らかに逝けるのか。
その理由を江別すずらん病院認知症疾患医療センター長の宮本礼子氏が解説する。

「老衰になり死が近づくと、私たちは食欲がなくなり、
飲み込む力も衰えます。

体が栄養を必要としていないのです。
飢えているわけではありません。

その時、点滴や経管栄養を行なわず、
食べられるだけ飲めるだけの自然な経過に任せることで、
老衰死を迎えられる。

最近の研究では、動物を脱水や飢餓状態にすると、
脳内麻薬の一種である『β-エンドルフィン』や、
肝臓で生成され脳の栄養源となる『ケトン体』という脂肪酸の代謝産物が
増えることがわかっています。

これらには、鎮痛・鎮静作用があります。
そのため、眠るように死に至ると考えられています」

つまり痛みがないどころか、
この脳内麻薬によって快楽さえ感じながら、絶命すると考えられているのだ。



では、「痛い死に方」と、「穏やかな死に方」を分ける要因は何なのか。
医学博士の中原英臣氏は、生活習慣や食生活を挙げる。

「くも膜下出血や心筋梗塞、大動脈解離は、高血圧や肥満などによって、
血管に過度の負担が掛かることで発症します。

高カロリーな食事を摂り続ける人は、
生活習慣病になりやすく特に注意が必要です。

痛い死に方をしたくなければ、
日常生活にウォーキングなど15~30分程度の有酸素運動を取り入れ、
塩分や脂っこいものは、控える食生活に改めることが肝要です。

未病を心掛ければ、必然的に安らかな死を迎えることができるでしょう」

逆説的に言えば、苦しまないで死ぬためには、
健康に生き続けなければならないということだ。



実は近年、この老衰死で逝く人が増えているという。
老衰死による死者数は、1938年の9万8450人をピークに減り続けていた。

しかし、2000年に2万1213人で底を打ち、
その後、大幅に増加している。

2014年には7万5000人を超え、戦後最高を記録した(厚労省・人口動態調査より)。

前出の中原氏はこう分析する。
「高齢者の絶対数が増え、老衰による死亡者数を押し上げたと言えます。
さらに昨今は、延命治療を断わり、自然な形での死を求める人も、
少しずつですが増えてきています。

日本人の死に方に対する考えの変化が、
老衰死の増加に表われているのかもしれません」・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、「痛い死に方」と「穏やかな死に方」分ける要因学び、
多々教示されたりした。

私はもとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。


そして改めて老衰死を学び、
《・・自宅の布団の上で微笑みを浮かべたまま、
眠るように亡くなりました。・・ 》天国のような世界に、

理想的な境地と、思い深めたりした・・。

しかしながら、一昨年の2019年、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と担当医師から宣言され、
結果的に8泊9日の入院となったりした。



過ぎし15年前の頃、親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。

こうした話を私は聞いたりしてきたが、 自分で食物を口に運び、食べられなかったら、
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。

家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。

このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。




結果としては、それぞれ延命治療は断念して、
「延命治療は望みません。痛み止めだけは処置をお願いします」
と明示するために、
私たち夫婦は、それぞれ『日本尊厳死協会』に入会したりしている。

しかしながら終末期、そしてあの世に旅立つことは、
自助意志も大切なことであるが、
やはり神様か仏様の采配する世界かしら、と私はときおり思ったりしている。
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75歳以上のワクチン接種日の概要、私の住む市は決定して、微苦笑して・・。

2021-05-16 14:31:10 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
生家も近く、結婚前後の5年間を除き、この地域に住んで早や70数年となる、
年金生活の身である。


そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭である。

こうした中、昨夕、門扉の近くにある郵便受け入れ箱の中に、
調布市より発行している『市報 ちょうふ』の臨時号が配達されていた。

https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1620714210707/simple/s210516_00.pdf
『市報 ちょうふ』: 2021年5月16日 臨時号

ぼんやりと私は見ながら、75歳以上のワクチン接種日の概要の案内、
と知り、多くの市町村より少し遅いかしら、と微苦笑したりした。



そして『集団接種の概要を見たりした。

6月末までに接種する約9,000人分の予約を受け付け

対象
昭和22年4月1日以前に生まれた方(令和3年度に75歳になる方)

接種会場
調布駅前広場診療所(プレハブ)

予約開始日
5月19日(水曜日)午前9時から(先着順) 

(注)ワクチンの供給量等を踏まえ、予約枠を変更する場合があります。

この後、予約方法として、『電話』か『インターネット』と明記されているが、
こうしたことは各市町村で難題、とニュースで学んできたので、
何かと気弱な私は苦笑したりした。

先程、こっそりと75歳以上の調布市の人口を調べると、
27、259人と判り、6月末までに接種する約9,000人分であり、
小心者の私は、ダメだ、と断念したりした。



そして『予約ができなかった方を見たりした。

多くの方が一斉に電話を掛け、予約が取りづらいことが予想されますが、
ワクチンは順次供給される予定です。

今後、全ての接種希望者がワクチンを接種することができます。
接種日などは決まり次第、お知らせします。

このような通知を読み、微苦笑をしたりした。




この後、私が秘かに念願している『個別接種の概要』をしたりした。

市内全体で週当たり7,000人以上の接種が可能です。

予約開始日
5月19日(水曜日)から
(注)予約開始まで医療機関へのお問い合わせはお控えください。

接種開始日
6月1日(火曜日)から

予約方法
各医療機関に直接予約

そして私は、通院している内科専門医院があり、
特に医院長は私としては信愛している御方なので、
今回のワクチン接種もお願いする予定としている。

このように私の住む調布市としては、
75歳以上のワクチン接種日の概要
を学んだりした



そして65歳から74歳の方への接種に関しては、
今後、順次ワクチンが供給される見込みです。

ワクチンの供給量などを踏まえて、接種券を発送します。
決まり次第、お知らせします。

このように私の住む市でも前期高齢者は、
24,123人の御方が待機しているので、
私たち後期高齢者は、モタモタしないで、接種を受けたいよねぇ・・、
と微苦笑したりしている。
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