夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

脳出血から復活された「加山雄三」さんが明かす闘病生活、76歳の私は真摯に学び・・。 

2021-04-30 15:44:12 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している新潮社の公式サイトのひとつの【ディリー新潮】を見ている中、
『 「加山雄三」が明かす闘病生活 脳出血から復活
          「会話は難儀するのに歌声は昔のママ」』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、

 ささやかに過ごしている。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸16年半を過ごしてきた。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。




こうした中、一昨年の2019年、新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、
心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と担当医師から宣言され、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

過ぎし年、テレビのニュースで、俳優・加山雄三さん が、脳梗塞に遭遇され、
早めの手当てができて、回復に向かっている、と報じていた。

もとより心筋梗塞、脳梗塞などは一刻も早く、医師の手当てを受けないと、
身体に重症が残り、何かと制約される日常となり、最悪の場合は亡くなる、
と近所の知人より教えられたりした。

このような心情を秘めた私は、加山雄三さんが、どのような状況で自覚されたのか・・、
私のこれから、いつの日にか遭遇した時の対応に学びたく、記事を精読してしまった。


この記事は『週刊新潮』の2021年4月29日号に掲載
されて記事理のひとつで、
関連の公式サイトの【 ディリー新潮 】に4月30日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。

 


《・・ 傘寿を超えてなお、若手ミュージシャンを率いてロックフェスを沸かせる・・。
そんな「永遠の若大将」を突如として襲った病魔。

だが、音楽活動を再開した加山雄三(84歳)に迷いは微塵も感じられない。
闘病生活からAIまで、昭和のスターが語り尽くす令和の挑戦。



お陰様で入院前の70%くらいまで回復したと感じていたけど、
ここ最近はさらに体調が良くてね。

滑舌や発声も、俺の病気のことを知らなければ、
リハビリ中とは気づかれないと思います。
いまは9割方、元通りの生活ができてるよ!

〈本誌(「週刊新潮」)の取材に、明朗快活な受け答えを見せた加山雄三。

今月11日に84歳の誕生日を迎えた“永遠の若大将”は、
ここ数年、たび重なる病との闘いを強いられてきた。

一昨年11月には、軽度の脳梗塞で入院。
まもなく復帰を果たしたものの、
昨年8月29日に、今度は小脳出血を発症して、活動自粛を余儀なくされた。
現在はリハビリを続けながら、歌手活動を再開させている。〉



最初の脳梗塞で、右側の脳がやられて、次の脳内出血は、左側でした。

診断の結果は、小脳出血で、
そのときは水を飲もうとしたら、気管に入ってしまってね。

誤嚥というか、“ゴホン、ゴホン!”とむせ返るほど激しい咳が止まらなくなって、
そのうちにぶっ倒れたわけです。

咳き込んだときに、一気に血圧が上がって、脳の血管が破れたのだと思う。
激しい頭痛はなかったけれど、気づけば自宅の床に突っ伏して吐いていた。

幸いだったのはすぐにカミさんが、救急車を呼んでくれたことだね。
 担架で運ばれたのは、かすかに記憶しているし、
“何か大変なことが起きてるな”という感覚だけはありました。

担ぎ込まれた病院でMRIを撮ると、
脳内出血の範囲は、かなり広かったみたいです。

でも、その後に再検査を受けたら、
出血している箇所が、当初よりも小さくなっていた。

ふつうは、そんなこと有り得ないんだけど、
結果的にそのお陰で無事に生還することができたんです。
いや、脳ミソというのは不思議なものだなぁ、と改めて感じましたよ。

ただ、意識が朦朧としながらも、不思議と死の恐怖は感じなかったな。



というのも、19歳のときに一度、死にかけたことがあるんですよ。
注射のショックで、心肺停止状態に陥ってね。

徐々に意識が遠のいて、暗闇に落ちていくような感覚に襲われた。
仮死状態だったのは数分間ながら、心の底から恐ろしいと感じました。

おふくろに頬を引っ叩かれているのに気づいて、
息を吹き返したときは、「生き返った!」って周囲も大騒ぎだったよ。

その経験と比較ができたから、今回、小脳出血で倒れても
「まだ言葉は喋れる。死ぬことはないだろう」と、
どこか冷静に考えることができた。

それと同時に、親父(俳優の上原謙)が亡くなった82歳という年齢を超えていたので、
「死んだら死んだで、しょうがねぇや」
という開き直りもあったかもしれないね。



★歌声は全く問題ない

それよりも大変なのは、リハビリですよ。

開頭手術こそ免れたものの、
40日間は病院のベッドに寝かされたまま、治療に専念していた。

当然ながら、脳をやられたので、どうしても言葉がうまく出てこない。
医者からはリハビリ用のテキストを渡されて、
「らりるれろ」や「だぢづでど」
といった文字を声に出して、読むよう指示されるんです。

「それじゃ、次はさかさまに読んでください」とかね。

変な話だけど、そんなリハビリを続けながら思い出したのは、
自分がまだ俳優として新人だった養成期間のこと。

23歳で東宝に入社して、
最初の2カ月間は延々と発声練習をやらされましたが、
リハビリで渡されたテキストは、それとソックリなんだよ。

当時からこの発声練習が大嫌いで、二度とやるものかと思っていたのに、
まさか60年越しで同じ練習をさせられる羽目になるとはなぁ(笑)。



ただ、リハビリを続けるなかで、自分でも一番驚いたのは“歌”でした。

普段の会話には難儀していたのに、
なぜか歌声だけは、全く問題がなかった。
発声も歌唱も、入院前と何ら変わらない。

それどころか、半世紀前の自分の歌声と比べても、遜色がないんだよ。

実は、病院でリハビリとトレーニングに励んでいた頃、
倉庫にしまってあった資料をスタッフが整理するなかで、
50年以上前に録音したオープンリールのテープが見つかったんです。

正直なところ、全く記憶になかったけど、
確かにプライベートで作った未発表曲だった。

そのときは、若い頃の自分に「この曲を歌え」と言われたように感じてさ。
どこか運命的で面白いから新曲として発表しよう、と。
それが、84歳の誕生日にリリースした「紅いバラの花」なんです。

Aメロは、テープに残されたボーカルをそのまま活かして、
Bメロは、スタジオで新たに録り直した。

つまり、30代の自分と時を超えてコラボレーションしたわけですが、
これが思いのほかうまくいった。

どっちも自分の声だから、コーラス部分も綺麗にシンクロしている。

レコーディングに携わったスタッフも、
「50年前と、いまの加山さんの歌声がまるで判別できません!」
と目を丸くするほど。
これは面白い経験でしたね。

やっぱり、音楽に、時代や世代は関係ないんだよな。
いまや世界的に活躍しているBABYMETALも、
かなり以前に事務所の若いスタッフから聴かされた瞬間、
「これは凄い!」と思った。

同じように古い音楽にも、素晴らしいものはある。
心を動かす何かがあれば、いつの時代でも通用する。
そこが音楽の魅力だね。



一方で、入院中に一番恐れていたのは、寝たきりになってしまうことでした。

つい最近、「若大将」シリーズで共演した田中邦衛さんが亡くなったでしょう。
これにはショックを受けましたよ。
凄い衝撃でした。

彼が寝たきり状態になって、病院に入っていたとは耳にしていた。
でも、それ以降は何の音沙汰もなかったからね。
早く元気になってほしいと、陰ながら祈るしかなかった。

老衰で亡くなったと報じられましたが、
88歳という年齢は、旅立つにはまだ早いよなぁ・・・。



★AIは自分の分身

かく言う俺にしたって、40日間も寝込んだら筋力が衰えるし、
寝たきりになるリスクもあったわけです。

それを避けるため、入院中はトレーニングルームで鍛えて、
いまも散歩を日課にしている。

まぁ、まだ「ゆうゆう散歩」とまでは、いかないね。

昔は趣味でいろいろなスポーツをしていたし、
「ゆうゆう散歩」の頃は、1日に1万歩以上も歩いていたけど、
ここ最近はやる気を奮い立たせて、運動している感じだよ。

事務所のスタッフと一緒に毎日、1キロ程度は歩いてます。

あとは、カミさんの協力が大きいね。
内助の功というのは本当でさ、
自分ひとりでうまく歩けない頃は、
彼女が「一緒に行きましょうよ」
と率先して散歩に付き添ってくれたんです。

カミさんが、1年の半分を娘の住んでいるアメリカで暮らしていた頃は、
“卒婚”だ“別居”だなんて騒がれたものだけど、そんなこと全くありません。

いまは夫婦一緒に暮らしているし、
何があっても仲良くふたりで生きていこうと話してますよ。
彼女はいつも冷静で、公平さを忘れないから頼りにしてる。

まぁ、体調が回復してからは、
散歩に誘っても「ひとりで行きなさい」ってピシャリと言われるけどね(笑)。



今回の病気を巡って、もうひとつ運命を感じたことがあります。 
実は、病気で倒れる前に、自分の声を録音し、
AI(人工知能)を使ってデジタル音声として再現する試みを進めていたんです。

もともとは「仕事が忙しすぎるから、自分の分身がほしいな」
と考えたのがきっかけ。

ちょうどAIを使った音声の合成技術が進化していたこともあって、
 “声”であれば、分身を作れるな、と。

そこで、事務所のスタッフと一緒に試行錯誤していた。
そうやって作り上げたAI音声を、故郷の茅ヶ崎市が活用してくれたんですね。

そして、今月5日からAIで再現した“加山雄三”のデジタル音声が、
 市役所や病院、商店街のアナウンスに使われることになりました。

もし、それぞれのアナウンス原稿を読むとなったら大変な仕事量だし、
まだ滑舌も本調子じゃないから、とても対応できなかった。
音声データを残しておいたからこそ、この企画が実現できたわけです。


★「第1号」がポリシー

実際に聴いてみても、
「へぇ~、こいつは凄いな」という感じだったよ。

何しろ、自分はひと言も喋ってないのに、
「5時30分になりましたら、速やかに退庁しましょう」
というセリフが、流暢な音声になって流れてくるんだから。

どんな内容の文章でも、自分の声で淀みなく読んでくれる。

茅ヶ崎は、駅前の商店街を「雄三通り」と名付けたり、
とにかく地域をあげて一生懸命に応援してくれています。
その心遣いが何よりもうれしいよね。

ネット上では、「こんな企画に税金を使うなんて」という声もあるようだけど、
それは勘違いで、そもそも、すべてこちらで作り上げたものを渡しているんです。
故郷に恩返しをしたいという純粋な気持ちが伝わるといいな。

実際に取り組んでみて感じたのは、
AIには、まだいろいろな可能性があるということだった。

それこそ、医療や介護の現場でも活用できるんじゃないかな。
俺の場合は、有難いことに声を取り戻しつつあるけれど、
病気で自由に喋れなくなる患者さんもいるはずです。

そんなとき、同じように声を録音しておけば、
AIを通じて、自分の声で意思疎通ができるかもしれない。

いずれにせよ、生前に声を録音して、
AIで再現する歌手なんて世界初だと思う。

やっぱり世の中の誰もやっていないことに挑戦するのが大好きなんだよ。
ハワイスタイルのサーフィンをしたのも、
日本では俺がはじめてだと思う。

まだ芸能界入りする前の高校時代に、
見よう見真似でサーフボードを自作して、海で遊んでいたら、
新聞に〈ハワイ式波乗り日本第1号〉と写真入りで報じられた。

何事につけても“第1号”を目指すのは、いまも変わらないポリシーだね。



最近はAIという言葉が独り歩きして、
人間の領域を脅かすんじゃないかと心配する声もあるでしょう。
でも、そんなことは杞憂でしかない。

何しろ、AIは“心配する”という感覚自体を理解できないんだから。
 不安になったり、やきもきしたり、悲しくなるのは人間だけ。

歌を作るにしても、大事なのは、そういった感情の機微に触れる表現なんだ。
それはAIには決してマネできない。

生まれながらにAIを超越した存在なんだから、
人間はもっと自信を持っていいんだよ。



★まだ“これから”がある

いまは“人生100年時代”だから、
少なくとも、あと10年は現役で頑張りたいと思います。

今回、小脳出血で倒れてみて、
健康についてはより一層気を配るようになったしね。

タバコは、52歳でキッパリやめている。
まだ存命だった親父から
「俺は禁煙できなかったのに、よくやめられたな」
と言われたことを思い出すよ。

酒も、還暦を過ぎた頃から、飲まなくなった。

この年齢で、脳の病気を患って、
それでも元気に仕事をしているのは、奇跡に近いと感じる。

でも、そのためには、自分の体調の良し悪しを、
きちんと把握しておかないといけない。

加えて、気持ちの在り様も大切だと思うな。
マイナス面ばかりを考えて、落ち込んでいたら、何も始まらない。

だからこそ、何が起きても物事をプラスに捉える。
たとえ深刻な事態に直面しても、
いまできることは何か、何をすべきかだけを真剣に突きつめる。


今回、小脳出血で倒れたショックは大きかったけれど、
それでも、自分の人生にとって、プラスにしたかった。

そのために、なぜ小脳出血で倒れなければならなかったのか、
自分の落ち度は、どこにあるのかを客観的に分析してみた。

そうするうちに死への恐怖感が薄れて、生きる活力が湧き起こってくるんだ。

リハビリにしても、決して諦めないことが一番大事。
やる気を奮い立たせて、少しでも可能性があるのなら、
絶対に治してやるという意気込みで頑張る。

結局、自分の健康を取り戻すには、自分が努力する以外にありません。
俺にしたってあと10年は現役で頑張ると決めている以上、
諦めている場合じゃないんです。

84歳になっても気持ちが一向に老け込まないのは、
事務所の若いスタッフに囲まれているせいもあるでしょうね。

うちのスタッフの平均年齢は30代で、
子どもどころか、孫に近いスタッフもいるくらい。

彼らからは、全く気を遣われないよ。
何しろ、敬老の精神ってものがないからね(笑)。
でも、それくらいがちょうどいいんですよ。

一緒に仕事をしていても、年齢を意識することはないし、
友達のような感覚で付き合っているから、
AIの合成音声や、若手ミュージシャンとのコラボレーションみたいに
柔軟な発想に触れることができる。

新曲も発表したし、体調も回復してきたから、
今後はコンサートを再開していきたいね。

実際にオファーも幾つか来ているけど、
まぁ、新型コロナの影響で、以前のようにはいきそうもない。

でも、そこで立ち止まってる場合ではないでしょう。
千人規模のコンサートが難しければ、500人限定で会場を手配したり、
ネット配信で新曲のプロモーションを考える必要もある。

いまは若いスタッフたちと次の一手を考えているところです。
面白くなるのはこれからだよ。

まぁ、この歳になっても“これから”があるってのは、
つくづく「幸せだなぁ」と感じるね。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、初出の週刊新潮に於いては、原題が、
「小脳出血から復帰 84歳の若大将『加山雄三』が明かす
『闘病生活』と『AI挑戦』」、
と題されたように、あますことなく御自身の病状、リハビリ、
そして音楽とAIに、
発露されて、私は多々教示されたりした。

そして《・・リハビリにしても、決して諦めないことが一番大事。
やる気を奮い立たせて、少しでも可能性があるのなら、
絶対に治してやるという意気込みで頑張る。

結局、自分の健康を取り戻すには、自分が努力する以外にありません。・・》、
こうしたプラス思考を具体的に実行していることには、
恐れ入りました、と私は呟いたりした。



こうした深情のある「加山雄三」さんは、タバコは52歳、
お酒も還暦の60歳で自制された、と私は学んだりした。

或いは一昨年4月、加山雄三さんは運転免許証を自主的に返納、
「趣味のテレビゲーム中に反射神経の衰えを感じ、
運転が不安になり・・」と発露されていた。


いつまでも若々しくスポーツマンのイメージがある「加山雄三」さんなりに、
底知れぬ努力と鍛錬、気づかい、先進性で、今日に至っていることを学んだりした・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢者のワクチン接種、7月完了見通し示せず、オリンピック開催は無理難題、76歳の私は思い深めて・・。

2021-04-29 12:14:41 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ぼんやりとテレビのニュースを視聴していると、
『 高齢者のワクチン接種、7月完了見通し示せず 』、
と報じていた・・。

何かしら河野太郎行政改革担当相は28日の衆院内閣委員会に於いて、
菅義偉首相が表明した7月中の高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種完了に関し
「自治体の接種計画の把握に努めているところだ」と述べた。

接種完了の根拠についても言及を避け、具体的な見通しを示さなかった。

そして7月末までに終える計画を策定した自治体数について
「検討中のところもあるし、スピードアップを図っているところもある」
と説明した。

この後、共産党の塩川鉄也氏が「首相が7月末と言った根拠は何か」との質問には
「変異株が急速に拡大する中、一日でも早く、多くの人に接種していただくのが非常に重要だ」
と述べるにとどめた。

このようなことを報じていて、やはり菅首相が希望的な願望のひとつで、
私は落胆を深めたりした。



私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。

昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。





過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。

しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。




こうした中、きまぐれにテレビのニュースを視聴したりすると、
新型コロナウイルスの感染の終息をさせる為に、
イギリスを見習って、ロックダウンで人の流れる止める、思い馳せたりした。

そして公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。

日本に於いて欧米のロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖が、
できないならば改正してまで実施する。

多少のゆるい規制であるならば、いつまでも終息できす、
今日の日本の情況であり、幾たびも自粛させる中、
やがて国民の多くは自粛疲れで、だらけて、政府、自治体の知事の協力依頼も徹底できずに、
今日に至っている、と私は思ったりしている。


何かしら実行力に乏しい菅首相は、オリンピックには開催強行に、
不思議な言動している。

何かしら選手やコーチらは入国後、
毎日検査を受けることなどを条件に14日間の「隔離」を免除。

選手へのワクチン優先接種まで浮上し、
大会組織委員会はコロナ禍に看護師500人の「動員」さえ要請した、
と新聞で私は知ったりして、驚嘆したりした・・。

こうした医療全般が 逼迫(ひっぱく)している中で、
アスリート・ファーストする代償としては、
都内から首都圏に未曽有の感染爆発が起きる可能性があることは、
園児でも判ることである。



国民の健康と命を守ることも首相としての責務のひとつであり、
オリンピックをやみくもに強行することは、
日本の数多くの人々のコロナリスクを高めるだけある。

まして日本で感染したアスリート(選手)が、
それぞれの国に変異株を持って帰るというリスクが想定され、
オリンピック開催は無理難題、と私は思い深めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて週刊誌の見出しを見れば、『事実は小説より奇なり』、と76歳の私は感嘆して・・。

2021-04-28 11:57:06 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
小学4年生の頃から独りで、たびたび映画館に通ったりしてきた映画少年の体験も加わり、
これが原因で、東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)の直前に、
映画の脚本家になりたくて、大学を中退した。

この間、映画専門誌の『キネマ旬報』などを精読し、古本屋まで行って買い求めたりし、
一年後には500冊ぐらいなったりした。

こうした中、脚本家として橋本 忍さんを神様のように信愛した。
映画監督の場合だと特にデビット・リーン、そしてフランソワ・トリュフォーなどに

夢中になったりしていた。

そしてアルバイトをしながら、養成所に通い映画青年の真似事をし、

シナリオの習作をしたりしていた。

その後、養成所の講師の知人の新劇の長老からアドバイスを頂き、
映画で生活をするは大変だし、まして脚本で飯(めし)を喰(た)べていくは困難だょ、
同じ創作するなら、小説を書きなさい、このような意味合いのアドバイスを頂いたりした。

                       

私は遅ればせながら高校に入学してまもなく、突然に読書に目覚めて、
この時から小説、随筆、ノンフェクション、月刊雑誌などを乱読してきた。

読書に魅せられるのは、創作者より、文字から伝えられる伝達力、創造力が
それぞれ読む時の感受性、知性、想像力により多少の差異があるが、
綴られた文章はもとより、この行間から感じられる圧倒的な魔力から、
高校生の時からとりつかれたのであった・・。

そして小説・随筆系は文学全集のひとつ中央公論社の『日本の文学』90巻を基盤として精読した上、
純文学の月刊誌『文学界』、『新潮』、『群像』、
中間小説の月刊誌『オール読物』、『小説新潮』、『小説現代』を購読したりしたりした。

こうした中で、魅了された作家は20名ぐらいあったが、
圧倒的に魅せられたのは、井上 靖、そして立原正秋の両氏であった。




この当時の私は、アルバイト、契約社員などをしながら、習作をしていた。
確かな根拠はなく自信ばかりで、純文学の新人コンクールに応募したりしたが、
当選作の直前の最終候補作の6作品の直前に敗退し、こうしたことを三回ばかり繰り返し、
もう一歩と明日の見えない生活をしていた。

こうした時、私の実家で、お彼岸の懇親の時、親戚の小父さんから、
『今は若いからよいとしても・・30過ぎから・・家族を養えるの・・』
と素朴に叱咤された。

結果としては、30代に妻子を養う家庭のことを考えた時、
強気の私さえ、たじろぎ敗退して、やむなく安定したサラリーマンの身に転向したのは、
1970年(昭和45年)の春であった。



                                                                 

この間、何とか大手の企業に中途入社する為に、
あえて苦手な理数系のコンピュータの専門学校に一年通い、困苦することも多かったが、卒業した。
          
やがて1970年(昭和45年)の春、この当時は大手の音響・映像のメーカーに何とか中途入社でき、
そして音楽事業本部のある部署に配属された。

まもなく音楽事業本部の大手レーベルのひとつが、外資の要請でレコード専門会社として独立し、
私はこのレコード専門会社に転籍させられ、中小業の多い音楽業界のあるレコード会社に35年近く勤め、
この間に幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりした。

そして最後の5年半は、リストラ烈風が加速される中、あえなく出向となったり、
何とか2004年(平成16年)の秋に定年を迎えることができたので、
敗残者のような七転八起のサラリーマン航路を過ごした。

こうした中、出向先は遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
           

この間、数多くのサラリーマンと同様に多忙な生活の中では、
特に水上 勉、庄野潤三、城山三郎、松本清張、山口 瞳、向田邦子、宮脇俊三、倉本 聡、浅田次郎の
各氏の小説・随筆、シナリオを読むことが多かった。




やがて2004年(平成16年)秋に定年退職後の年金生活の中で、
単行本、新書本、文庫本の書籍に於いては、
定年後からは特に塩野七生、阿川弘之、佐野眞一、藤原正彦、嵐山光三郎、曽野綾子、三浦朱門、
高峰秀子、松山善三、櫻井よしこ、徳岡孝夫、中西輝政の各氏の作品を中核に購読している・・。

雑誌の月刊総合雑誌としては、『文藝春秋』は50年過ぎ購読し、
毎月秘かに逢える心の友のひとりとなっている。
そして『中央公論』、『新潮45』(数年前に廃刊)は特集に魅せられた時は購読してきた。

或いは季刊誌としては、『文藝春秋SPECIAL』を購読してきて、
季節をめぐる毎の秘かな恋人のように愛読してきた。


こうした中、読書は殆ど小説を読まなくなり、社会、文化などに関しての随筆、
そして近現代史などとなり、
昔の文学青年時代の真似事をした自身に、さまがわりかしら、
と独り微苦笑するときもある。



今朝、ぼんやりと配達された読売新聞を読んでいた時、4面の政治面の最下段に、
『週刊文春』の最新号の広告が掲載されていた・・。

ぼんやりと見出し読むと、
《・・『甘いのょ! 』小室圭さんを叱った
     眞子さま暴走愛 全内幕 ・・

  ★小室さんの代理人 謝罪要求でチラつかせた眞子さま「ご意向」
  ★小室さんが初恋 眞子さま 「激しいご気性が前面に」
            (略)  ・・》
何かと気弱な私は動顛しながら、感嘆したりした。

私は週刊誌は見出しで、読者を誘惑させて購読させる手法は、
知っていたつもりであるが、今回ばかりは・・驚いたりした・・。



もとより、古来より『事実は小説より奇なり』と格言はある。
 
現実の世界で実際に起こる出来事は、
創造によって書かれた小説よりも、かえって不思議な世界、
と私は解釈している。

何かしらイギリスの詩人バイロンの作品「ドン・ジュアン」中の一節から創作され、
後年にアメリカ人作家マーク・トウェインが、
「Truth is stranger than fiction《事実は小説より奇なり》 」、
という言葉に活用された、と私は学んだりしてきた。

このような栓なきことを私は朝のひととき、独り微苦笑をしたりした・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限界ある老化の抑制、60歳から「運動六分」「腹八分」「睡眠十分」、76歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-04-27 16:14:55 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ヤフージャパンより配信されたニュースを見ている中で、
『 残酷な「70歳就業法」に限界ある老化の抑制 
      60歳から「運動六分」「腹八分」「睡眠十分」』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
過ぎし6年前の70歳を過ぎた頃から、体力の衰えも実感させられて、
血液型B型でお調子者の私でも、やはり年寄りになってしまったかしら・・、
と思ったりしてきた。

このような深情のある私は、今回の《・・限界ある老化の抑制・・》って、
どのようなことですか、と思ったりした。



その上、《・・60歳から「運動六分」「腹八分」「睡眠十分」・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、
遅ればせながら学びたく、こっそりと読んでしまった・・。

この記事の原文は、医師、ジャーナリストの富家 孝(ふけ・たかし)さんが、
『夕刊フジ連載寄稿文のひとつで、4月26日に配信されていて、
無断ながら記事を転載させて頂く。



《・・ この4月1日から「70歳就業法」が施行され、事実上定年が消滅するとともに、
65歳を超えて70歳まで働けるようになりました。

いくら働けるといっても健康次第。
いまの65歳は、かつての75歳と言われますが、
それは平均寿命が伸びたための誤解。
私たちは、確実に老化していきます。  

最近は老化を抑える、つまりアンチエイジングの研究が進んでいますが、
生理的な老化は、34歳、60歳、78歳で急激に起こると言います。  



米スタンフォード大の研究チームは、
18歳から95歳までの4263人から得た血液サンプルを用いて
血漿(けっしょう)タンパク質を分析し、
その結果、そうした結論に達しました。

生理的老化は、徐々に進むのではなく、
ある時点で急激に進み、その後一定期間を経て、また進むのです。

となると、60歳で大きく進んだ老化は、
その後一定期間進まないのかもしれません。
その点で、70歳まで働くことは合理的かもしれません。

しかし、多くの高齢者は、働かなくてすむなら、そうしたいと思っています。 

 

近年は長寿遺伝子と言われる「サーチュイン遺伝子」の研究が進み、
 寿命は伸ばせることがわかってきました。
実証実験も行われています。

長寿遺伝子は、空腹になると目覚め、
細胞中のミトコンドリアを活性化させてエネルギー効率を高め、
活性酸素の害を防ぎます。

そうなると、免疫力は低下しなくなり、抗がん作用が高まります。
こうして、老化が抑制されるのです。  

しかし、いくら長寿遺伝子を活発化させても、限界はあるといいます。 

 

老化に関しては、有名な「ヘイフリックの限界」という壁があります。
これは、米ウイスター研究所のL・ヘイフリック博士が発見したもので、
細胞分裂には限界があり、それは50~60回。

限界に達した細胞は「老化細胞」と呼び、老化細胞が増えることで、老化は進みます。
つまり、老化は生命にとって必然なのです。

現在のところ、人寿命の限界は、120歳だと言われています。  

政府が提唱する「人生100年」を考えると、理にかなっていて、
70歳まで働くことができるようにしたことは、
高齢者にとっていいことのように思えます。  

しかし、120歳は限界で、どんなに医学が発達しようと、
80~90歳で、平均的な寿命の限界が来ます。



人は老い、健康な状態では生きられなくなります。
これを無視している点で、この政策は残酷です。

こんなことを政府が言い出したのは、
高齢になっても働かなければ暮らせない人々を
たくさんつくり出してしまったからではないでしょうか。  



最近よく言われているのが、主観年齢が若いほど、
老け込まないということです。

「主観年齢」というのは、自分が思っている年齢で、
たとえば「実年齢」が65歳なのに、
〈自分はまだ若い、50歳のときと変わりない〉と思っている人がいるとします。

その一方で、同じ65歳で〈自分は65歳の年相応だ〉と思っている人がいます。  

両者を比べると、主観年齢が実年齢より若い人間は、
いわゆる年相応になるのが遅く、また、死亡リスクや病気リスクが低いというのです。

したがって、65歳を超えても仕事を続けなければならないなら、
気を若く持つことが重要です。 

 

私は、60歳からの健康法として、
「運動六分」、「腹八分」、「睡眠十分」を提唱しています。

このうち、「腹八分」は、長寿遺伝子の研究からも裏付けられています。
ここに、「気持ち十二分」を加えたら完璧ではないでしょうか。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、医師、ジャーナリストの富家 孝(ふけ・たかし)さんの寄稿文に導かれて、
限界ある老化の抑制、そして60歳から「運動六分」「腹八分」「睡眠十分」、
多々教示されたりした・・。


私は過ぎし2004年(平成16年)の秋に、定年退職時を迎え、
多々の理由で年金生活を始めた身なので、
今回の《・・「70歳就業法」・・》には無縁となり、語る資格はないが、
やはり《・・限界ある老化の抑制・・》には、漠然としながらも、
関心のある切実な課題であったので、多々学んだりした。


今回、《・・生理的老化は、徐々に進むのではなく、
ある時点の34歳、60歳、78歳で急激に起こる・・》、
と学び、自身の人生航路の途上を思い馳せれば、
確かに34歳の頃は・・定年退職時の60歳の頃は・・、
そうだったよなぁ・・と納得させられたりした。

そして今年の9月になれば77歳になる私は、
来年の9月頃からは78歳になるので、どのように変貌するのか、
思い馳せながら、どこまで老化するのかしら、と微苦笑を重ねたりした。



或いは、《・・どんなに医学が発達しようと、
80~90歳で、平均的な寿命の限界が来ます。
人は老い、健康な状態では生きられなくなります。・・》


そして《・・自分が思っている年齢は「主観年齢」であり、
たとえば「実年齢」が65歳なのに、
〈自分はまだ若い、50歳のときと変わりない〉と思っている人がいるとします。

主観年齢が実年齢より若い人間は、
いわゆる年相応になるのが遅く、また、死亡リスクや病気リスクが低いというのです。・・》


私は体力の衰えは実感させられているが、
ご近所の奥様、御主人と談笑したりした後、
あなたは10歳は御若いですょ・・、と社交辞令のお世辞を頂くこともあるので、
何かと単細胞の私は、微笑み返しをしたりした。



この後、医師、ジャーナリストの富家 孝さんの御自身の60歳からの健康法として、
「運動六分」、「腹八分」、「睡眠十分」を提唱されている、

と今回遅ればせながら学び、もっと早く知ったならば、
心身溌剌とした積極的なスポーツ、しぐさが出来たのかしら、と微苦笑したりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症予防の食べ物、飲み物など、76歳の私は学び、やがて微笑み・・。

2021-04-26 14:09:52 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、
『 
認知症予防の食べ方って? 納豆は夕食で、コーヒーは1日4杯
』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。





私は過ぎし6年前の70歳を過ぎた頃から
齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。

たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、
その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。


しかしながら、私の幼年期のことなどは、何故かしら鮮明に思いだせるのである。

たとえば祖父と父が健在だった頃、

所有していた田畑、雑木林、竹林、田んぼの中で流れていた小川などの情景、
或いは初めて観た映画作品は、小学校に入学する前年の1950年(昭和25年)の夏、
『長崎の鐘』を母に連れられて鑑賞したこと、今でも心の片隅に残っている・・。


   

ここ数年、無念ながら物忘れが多くなり、溜息を重ねたりしているが、
確か私が小学3年生の頃、 亡き脚本家の菊田一夫(きくた・かずお)さんが
『・・忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ・・』と、
名作の『君の名は』で遺(のこ)された名言に、私は独り微苦笑したりしている。

そして昨今でも、新聞、ネットのニュースなどを読んだり、テレビでニュースを視聴したりすると、
やがて数日後には、忘れてしまうこともあり、つたない私の小さな悩は、

 収容できずオバー・フローになり、忘れてしまうことで、
悩が適度な記憶量に調整を図っている、 と無念ながら思ったりしている・・。

しかしながら時折、家内より『今からボケたら、困るわょ・・』、
と私は叱咤激励をされる時もある。




私が恐れていることは、いつの日にか認知症になってしまったら、
自身の意志が伝わらず、ささやかな日常生活に困苦するので
《・・認知症予防の食べ方って? 納豆は夕食で、コーヒーは1日4杯 』って、
どのようなことですか、と思いながら真摯に記事を精読してしまった。

この記事は、『女性セブン』に掲載された記事のひとつであり、

関連の【介護ポストセブン】に於いて、2017年11月1日に配信された古い記事であるが、
認知症の難題は時空を超越するので、無断ながら記事を転載させて頂く。





《・・ 運動をしたり、食事に気をつけて、早いうちから予防したい認知症。

脳の若さを保つには、どんなものを食べ、どんな食べ方をしたらいいのだろうか? 
具体的な食べ物でみてみよう。

☆納豆は朝食? 夕食? どちらがベターか

認知症の予防になる食べ方はどっち? 専門家に解説してもらった。

Q1 血流を促すという納豆。いつ食べるのがいいの?
   (A)朝食
   (B)夕食


正解:(B)がベター

納豆に含まれるビタミンKには、
脳神経の細胞死を防ぐ効果があるとう研究結果が。

さらに、脳の伝達物質アセチルコリンを作るのに欠かせないレシチンも豊富。

「睡眠中に滞りがちな、血流をスムーズにする働きを持つ
ナットウキナーゼも含まれるため、夕食時に摂って」
(神経内科医で米山医院院長の米山公啓さん)。



Q2 一日4杯飲むと認知症予防になるというコーヒー。
   より予防効果が高いのは?
(A)ドリップコーヒー
(B)インスタントコーヒー


正解:どちらも〇

コーヒーには集中力を保つ効果があり、1日に3~4杯飲む人は、
飲まない人に比べて、認知症発症リスクが65%も低下。

脳を刺激するカフェインと、
脳神経細胞が傷つくのを防ぐクロロゲン酸はインスタントコーヒーにも含まれる。
生活スタイルに合わせた方法で、ボケ防止しよう。


Q3 食事に欠かせないアルコール、適量飲むならどっちがいいの?
(A)白ワイン
(B)赤ワイン


正解:(B)を1日3杯まで

適量のアルコールは、健康増進によく、
脳卒中や心筋梗塞の予防に働くのは、証明済み。

「抗酸化物質が白ワインより豊富な赤ワインには、
細胞の死滅を防ぎ、長寿遺伝子を活性化させるレスベラトロールなどが含まれるため、
認知症リスクの軽減効果が高いんです」(米山さん)。



Q4 健康にいいと話題の油。どっちを使うべき?
(A)ココナッツオイル
(B)えごま油


正解:どちらも〇

ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸トリグリセリドを多く含む食品。
脳の栄養不足を防ぎ、認知症の改善を促す。

えごま油は、α-リノレン酸が豊富で、体内に入ると分解されてEPA、DHAを作成する。
これらの成分は脳の神経細胞を活性化させるため、認知症対策につながるのだ。



Q5 糖質制限中の人、ご飯はどうする?
(A)ご飯は食べない
(B)茶碗に軽く1杯だけ食べる


正解:(B)

最近話題の糖質制限。
ご飯には、糖質が多く含まれるため、食べないようにしている人も多いが、
糖質のぶどう糖は、脳のエネルギー源でもある。

「野菜や魚を中心とした和定食は、食バランスのとれた素晴らしい食事。
一汁三菜を基本に、塩分の摂りすぎに注意すれば問題ありません」(米山さん)。



Q6 腸内環境の改善にも役立つ乳製品。どっちが期待できる?
(A)ヨーグルト
(B)チーズ


正解:どちらも〇

日本人では、牛乳や乳製品を多く摂るほど認知症発症率が低下する、
ということが確認されている。

マウス実験では、カマンベールチーズには、
アルツハイマー型認知症の発症要因・アミロイドβの沈着が抑えられた。

同じチーズなら、白カビの方がより期待できそうだ。‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、認知症予防の食べ物、飲み物など、
多々教示されながら、やがて微笑んだりした・・。


Q1の納豆に関して、私は朝食の時、長らく愛食している。

最初に、多めの生ワカメ、そして生タマネギのスライスした食べ物に、
ミツカンポン酢を掛けて前菜として、
この後に、納豆を1パックをお醤油も掛けずに愛食した後、
一汁三菜の庶民の食べ物を愛食している。

今回、納豆は夕食に頂いた方が良い、と挙示されたが、
私は夕食の前菜として、千切りにしたキャベツ、ニンジン、ピーマンも千切りにして、
サニー・レタスを数枚の載せて、
大皿の特選のサラダをソースを掛けて愛食している。

この後に、その日に応じて、牛肉、ブタ肉、トリ肉、ラム肉を頂いてるので、
納豆は対象外としている。



Q2のコーヒーに関しては、
私は煎茶が大好きで、お寿司屋さんから頂いた大きめの湯飲み茶碗ふたつに淹れ、
そしてインスタント・コーヒーのゴールド・ブレンドをマグカップに、

お盆に載せて、居間にある机の近くに置き、愛飲している。

しかしコーヒーは、朝食後、夕食後に2杯だけ頂いている。


Q3のアルコール、ワインに関しては、
私は糖尿病の予備軍であり、5日毎にたった一本の缶ビール(500ml)を愛飲している。

ときおり冠婚葬祭、懇親会、国内旅行などの時は、
純米酒、ワイン、ウィスキーも、その時に応じて愛飲している。

ワインの場合は、ボトル1本ぐらい呑みながら、談笑していることが多い。



これ以降に関しては、長文になるので、あえて省略するが、
何となく76歳の身としては、同世代と歓談すると、
健康状態と物忘れは同じぐらいだ、と微笑んだりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風光る薫風の時節、緊急事態の中でも、いつものように散策して、微苦笑を重ねて・・。

2021-04-25 14:18:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。




昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。




そして本音としては、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れの『自粛疲れ』、或いは『コロナ慣れ』となり、

戸惑いながら、微苦笑している。

しかしながら我が身の為、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。




私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
私は今住んでいる処は、私の生家も近くにあり、
私自身としては結婚前後の5年を除き、 この地域に住んで、早や70年は過ぎている。

最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。
或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
そして私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

いずれの最寄駅までの路線バスの利便性は良い所で、 

たとえば都心の新宿のデパートに買物に行っても、
電車を利用すれば、我が家よりデパートの店内に45分ぐらい、

或いは東京駅でも我が家から一時間前後となっている。

            


過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、何かしら重苦しい風潮の中、私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
政府より「 不要不急の集まり」を避けるよう公言されている。

私は体力の衰えた高齢者の身であるので、散策を日々実行しないと益々衰えるので、
なるべく人出の少ない処を選定して歩いたりしている。




そして原則として、電車はもとより、駅までの路線バスなどは乗らず、
自宅から3キロ範囲にある遊歩道、公園、雑木林、住宅街を歩いたりしている。

ある日には『成城学園前』方面、或いは小学時代に通学した旧街道、
そして中学時代に通学した住宅街の中の市道を歩いたりしている。

そして時には、遊歩道の北方面、西方面、或いはそれぞれの最寄り駅までの、
人影が少ない処を選んで、歩いたりしてきた・・。


          

そしてマスクが苦手な私でも、生まれて初めてマスクをして、
水戸黄門さまの紋章のようなワッペンの『不要不急』に戸惑ったして、
過ごしている。


そして公共の交通機関の電車、路線バスも乗らず、
ひたすら人影の少ない処、曜日、時間を選定して、歩いたりしてきた・・。
          


          

いつの日にか、新型コロナウィルスが終焉化になる時まで、
国内旅行は断念して、私は相変わらず我が家の買い物を3日に1回に集約化とし、
散策は殆ど毎日のように人出の少ない処を選定して歩いてきた。




今回、東京、京都府、大阪府、兵庫県は緊急事態宣言を発出されて、
期間は4月25日から5月11日までとされている。


しかしながら、菅首相には、国民の暮らしと生命を守る危機管理能力の言動が、
失礼ながら幾たびに遅い上、欠落していることもあり、

5月11日まで終息させることは到底無理と思ったりしている。

感染学の専任者の多くの記事を新聞、雑誌などで学ぶと、
ロックダウンのような形で人の流れる止め、
そして公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。

こうした原則をした上で、やがて感染の終息に向かうと学んできたので、
菅首相は、新型コロナウィリスが終焉化の具体的な行動もできずに、
東京オリンピックの開催に気をとらえられ、
多くの国民は、あきれ果てて、戸惑っている、と私は感じたりしている。

そして国民の多くは、『自粛疲れ』、或いは『コロナ慣れ』で困惑している、
と私は感じたりしている。




私は我が身を守ることが大切であり、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
風光る薫風の時節、緊急事態の中でも、いつものように散策したりしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態宣言の自粛の中、無力な私は、とりとめなく思い馳せることは・・。

2021-04-24 14:28:48 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ぼんやりとテレビのニュースを見ていたら、
菅首相が首相官邸で開かれた政府の新型コロナウイルス対策本部で、
会見されていた・・。

私は国民のひとりとして、襟を正して視聴した・・。

《・・「全国の新規感染者数が先月来増加が続き、
大阪、兵庫では、医療提供体制がこれまでになく厳しい状況にあります。

また感染力の強い変異株については大阪、兵庫では、
感染者の約8割を占めており、東京においては約3割まで増えております。

こうした状況を踏まえ、本日、東京、京都府、大阪府、兵庫県について
緊急事態宣言を発出することを決定をいたしました。

期間は4月25日から5月11日までであります。



また蔓延(まんえん)防止等重点措置についてこの期間において、
新たに愛媛県で実施することとし、宮城県、沖縄県についても、
5月11日までといたします。

今回の緊急事態宣言は、ゴールデンウイークの短期集中対策として、
 飲食の対策を強化するとともに、
いったん人の流れを止めるための強力な措置を講じるものであります。

飲食店において、酒類やカラオケの停止を要請します。
デパートやテーマパークなどの休業を要請し、
イベントやスポーツは原則無観客を要請をします。

テレワークや休暇により出勤者の7割減を目指します。

影響を受ける方々の支援策も決定いたしました。



資金繰りについて大きな影響が出ている飲食、宿泊に加え、
今回の対象となる小売りや文化関係などについても、
返済猶予は新規融資を積極的に行うよう、
関係省庁から速やかに徹底をお願いをします。

また、飲食店は休業要請に応じた大規模施設、売り上げが減少した事業者については、
協力金や一時金を支給をいたします。

各大臣におかれては、本日の決定に基づき、
職員のテレワークの徹底のほか、
人の流れを抑えるべく所管する業界に働きかけるなど、
感染を抑え込むために、全力を挙げていただくようお願いをいたします」‥》


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の無力な国民のひとりであるが、

失礼ながら菅首相には、国民の暮らしと生命を守る危機管理能力の言動が、
幾たびに遅く、今回も・・と微苦笑をしたりした。

過ぎし安倍首相の時代に於いて、
2020年3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、

緊急事態宣言が行われた。



何かしら全国的に急速なまん延により、
国民生活や経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合などに、
総理大臣が宣言を行い、緊急的な措置を取る期間や区域を指定される。

対象地域の都道府県知事は、住民に対し、
生活の維持に必要な場合を除いて、外出の自粛をはじめ、
感染の防止に必要な協力を要請することができる。

或いは学校の休校や、百貨店や映画館など
多くの人が集まる施設の使用制限などの要請や指示を行えるほか、
特に必要がある場合は臨時の医療施設を整備するために、
土地や建物を所有者の同意を得ずに使用できる。

さらに緊急の場合、運送事業者に対し、
医薬品や医療機器の配送の要請や指示ができるほか、
必要な場合は、医薬品などの収用を行える。

安倍総理大臣は2020年4月7日に
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に
緊急事態宣言を行い、4月16日に対象を全国に拡大した。

このうち当初から宣言の対象とした7都府県に、
北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県を加えた13の都道府県を、
特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要があるとして、
「特定警戒都道府県」と位置づけられた。



そして、5月14日に北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫の8つの都道府県を除く、
39県で緊急事態宣言を解除することを決定した。

5月21日には、大阪・京都・兵庫の3府県について、
緊急事態宣言を解除することを決定した。

緊急事態宣言は、東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道の5都道県で継続。
5月25日には首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言を解除。
およそ1か月半ぶりに全国で解除されることになった。


このような私のメモ書きノートに記載していたのを、
今回読み返して、苦笑した・・。

この時の私は、新型コロナウイルスの感染が怖くて、
都心での懇親会の中止、都心のデパートの買物なども断念し、
都立の公園に行く時も路線バスの乗車を中止として、ひたすら歩いた結果、
右膝を痛めて、やむなく整形外科に通院したりしてきた。



こうした中、きまぐれにテレビのニュースを視聴したりすると、
新型コロナウイルスの感染の終息をさせる為に、
イギリスを見習って、ロックダウンで人の流れる止める、思い馳せたりした。

そして公的機関による国民全員にPCR検査が実施した上、
予防としてのワクチンの接種も迅速に行う。

日本に於いて欧米のロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖が、
できないならば改正してまで実施する。

多少の規制であるならば、いつまでも終息できす、
今日の日本の情況であり、幾たびも自粛させる中、
やがて国民は自粛疲れで、だらけて、政府、自治体の知事の協力依頼も徹底できずに、
今日に至っている。



もとより人の流れを止める経済的な打撃は大きく、
第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストの試算では、
東京と大阪で緊急事態宣言が1カ月間実施された場合、
個人消費を計4860億円程度、国内総生産(GDP)を計4180億円押し下げる。

これに伴い失業者が半年後に約2万4000人増え、
8都府県の重点措置の影響を含めると2万8000人近くの増加になるという。

現状の企業支援策は、時短要請に応じた企業に中小で1日最大10万円、
大企業で1日最大20万円を支給するほか、
1~3月に月の売上高が50%以上減った中堅・中小の法人に最大60万円、
個人事業主に最大30万円を支給する一時支援金もある、と学んだりしてきた。




そして緊急事態宣言の自粛の中、百貨店や映画館、居酒屋など、
十分に補償をしないと社会経済が衰退する、

一時的に国の財力は減少するが、ケチって補償をしないと、
社会経済は再興できず、失業、自裁の人が増え社会は混迷し、
文化まで消滅するのが、何よりも恐れる・・

このようなことを私は思い馳せて、第三次の緊急事態宣言に伴い、
明日の25日より当面として5月11日まで、自粛の厳守期間を迎えている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「老害」にならないための3つの対策、76歳の男性の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2021-04-23 15:01:29 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. (アエラドット) 】を見ている中、
『「老害」にならないための3つの対策 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。



こうした中、昨年の1月下旬より新型コロナウィルスの烈風となり、
これ以前の日常生活と、この後の日常生活が年金生活の我が家でも
大幅に変更が余儀なくされたりした。

新型コロナウィルスの烈風の前は、たとえば私の殆ど毎日のように午前中は、
平素の我が家の買い物は、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に独りで行ったりしている。

やがて帰宅後、殆ど毎日のように自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

     

こうした中で、私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。




ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



しかしながら、コロナの烈風に伴い不要不出の中、
大幅に変更が余儀なくされて、戸惑いながら過ごしているのが、
実態となっている。


こうした中で、最近はテレビのニュースを視聴していると、
ときおり『菅首相・・国民の命と健康を守るのも総理としての責務だょ・・
幾たびも国民にためらいながら規制しても、いつになったら感染の終息をできるのかょ・・
成果がなくて、総理の椅子にしがみつくなょ・・』、
このようなことを呟(つぶや)く時もある。

こうした心情を秘めてきた私は、今回、《・・「老害」にならないための3つの対策・・》を学びたく、
こっそりと記事を読んでしまった・・。

この記事は、『週刊朝日』の2021年4月30日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【 AERA dot. (アエラドット) 】に4月21日に配信され、
無断ながら記事の殆どを転載させて頂く。



《・・「老害」──最近よく耳にするこの言葉に、ドキッとしている人は多いのでは。

いわれなき“年配者バッシング”は許せないが、
加齢に伴う体や脳の変化によって怒りっぽくなったり、
新しい知識を取り入れにくくなったりすることは実際にあるという。

「自転車で走っているときに、

前方の道幅いっぱいに若者が広がって歩いているのを見ると、
イラつきが抑えられなくなって、一度鳴らせばいいベルを
つい何度も鳴らしてしまう。
これが老害ってことなのかな」

都内に住む60代後半の男性は、自嘲気味にこう話した。




高齢化社会となった日本ならではの現象なのか、
昨今、「老害」という言葉をよく耳にする。

中でも記憶に新しいのは、
女性蔑視発言で辞任に追い込まれた東京五輪組織委員会の森喜朗前会長。

釈明会見の中で自身について
「老害は、粗大ゴミになったのかもしれませんから、
そしたら掃いてもらえばいいんじゃないですか」と、
自虐的に話したが、ふてくされた態度が、
余計に“老害感”を醸し出し、火に油を注いでしまった。

後味の悪いこの騒動を見て、

「もしや自分も、老害じゃないのか」と不安になった人もいるのでは。

老害化を防ぐためには、どうしたらいいのか。



まずは老害に陥るメカニズムから解説していきたい。
『「上司」という病』の著書がある精神科医の片田珠美氏がこう語る。

「どれだけ批判されても、自分が悪いとは思わない人を

『自分は正しい』症候群と呼んでいます。

高齢者に限らず、どの世代にもこの症候群の人はいますが、
年をとるにつれてこうした傾向を悪化させる要素が増えていくんです。
そうして暴走してしまった状態が老害であると考えています」

片田氏によると、この症候群を悪化させる要素は主に四つ。

「強い特権意識」、
「過去の成功体験」、
「想像力の欠如」、
「甘い現状認識」だ。

中でも過去に成功体験があり、
ある程度の地位に上り詰めている人ほど特権意識を持ちやすい、
つまり老害になりやすいのだという。

「組織の中で『長』がつくような役職を務めた人は、
特に特権意識が強くなり、
自分は特別な人間だから、普通の人には許されないことでも許されると思いがち。
その意識は『自分は正しい』症候群を悪化させやすい」(片田氏)

支配欲求が強くなり、思いどおりにならないと、

すぐに怒りだしたり、人を排除したり攻撃したりするのも特徴だという。



実は、こうした“変化”には、加齢に伴う脳や身体の機能の衰えも影響している。


眼科医としてのべ10万人以上の高齢者と接してきた医学博士の平松類氏はこう解説する。

「お店や病院などで、少しの時間も待てずに、

クレームをつけてしまうことはありませんか。

それは認知能力や視覚や聴覚が、
若いころより衰えているからかもしれません。

人間は、年齢によって時間の感じ方が違うので、
若いときには何でもない待ち時間でも、長く待たされたと思ってしまうのです」

たとえば「1分経ったと思ったら、ボタンを押す」

という北海道大学の高齢者の時間感覚に関する研究で、
20代は平均して61秒とほぼちょうどでボタンを押したのに対し、
 70代は32秒という結果だった。

つまり、同じ待ち時間でも、高齢者は2倍も長く感じるのだ。



視覚についても、若い人なら平気で読める文字の大きさでも、

高齢者には読みづらく、イライラしてしまうことはよくあるという。

聴覚や記憶力も同様だ。

「高い声は、高齢者にとって聞きづらい音域で、

人が注意するときの声は、音域が高く耳に入りにくい。

さらに記憶力の低下で、新しい情報を見聞きしても脳に定着しにくい。

その結果、『この人は周囲の声に耳を傾けない』、
『都合のいいことだけを聞いている』と言われてしまうのです」(平松氏)


精神科医の和田秀樹氏は、「老害」に陥った人が感情的になりがちな原因をこう話す。

「感情をつかさどる前頭葉の機能が、加齢とともに衰えることで、

怒りなどを抑制することが難しくなる。

普段は温厚でも、何かの拍子にスイッチが入ると、
ブレーキが利かなくなり衝動的になります。

他にも、頑固だった人が、より頑固になるなど、
元から持っていた性格が、極端になる傾向もあります」

避けがたいかに見える老害化の波だが、対策はある。




まずは次の三つの方法を実践してみよう。

【1】自分を客観的に見つめ直す

正しい自己認識はすべての基本だ。前出の平松氏はこう話す。

「高齢の方の中には、自分が高齢者だという意識がない一方で、

周囲に対しては『あの人は年だから』と年をとっていることに
敏感になる人が多くいます。

そんなとき、『自分は周囲から、今どう見られているのか』
と客観的な視点で考えられるようになれば、
老害化を予防する第一歩になります」


【2】手と心を動かして新情報を咀嚼する

新しい情報が脳に定着しないことについては、

次のようなテクニックで対処できるという。

「言葉で聞くだけなど、実体験を伴わない新しい情報は、

頭に残りにくい。
高齢者がよく『腑に落ちない』と言うのは、これが理由です。

実際に手を動かした経験や、感情を揺り動かされた経験は、
強く記憶に残るので、メモをとったり、
心を動かすドラマやドキュメンタリー番組を見たりすることをお勧めします」(平松氏)

たとえば若者向けの最新のドラマを見て心を動かされたら、

理解できずに「けしからん」と思っていた“令和の価値観”が
スッと腑に落ちるかもしれない。


【3】「日常」を崩して前頭葉の衰えを防ぐ

最後に、感情をつかさどる前頭葉の衰えを防ぐには、こんな工夫がある。

「日常生活が代わり映えせず、ルーティン化しているなら要注意です。

前頭葉は、クリエーティブな行動によって維持されるので、
行きつけの店しか行かないとか、散歩のコースは常に同じという人は危険。

行ったことのない店に挑戦してみたり、いつもと違う道を通ってみたりと、
少しでも変化を加えることが重要です」(和田氏)



感情が抑えられなくなるなどの老害の“症状”は、

認知症とも共通する部分がある。

前出の平松氏は「老害化予防は、認知症の予防にもつながる」と話す。
小さな気づきと生活の変化を取り入れて、体も心も健康で過ごしたい。(本誌・秦正理)・・。》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、「老害」にならないための3つの対策、
私は、多々教示されながら、微苦笑を重ねたりした・・。


過ぎし年の1970年〈昭和45年〉の春、
この当時は大手の音響・映像のメーカーに何とか中途入社でき、
音楽事業本部のある部署に配属されたのは、満25歳であった。

こうした中、まもなく音楽事業本部のあるひとつの大きなレーベルが、
外資の要請でレコード専門会社として独立し、
私はこの新設されたレコード会社に転籍させられたりした。

そして制作に直接かかわらないコンピュータを活用した情報畑を20年近く配属されたり、
経理畑、営業畑などで奮戦した。
                                   
こうした中で、1998年(平成10年)に中小業の多い音楽業界全体の売上げピークとなり、
この少し前の年から各社はリストラ烈風となり、やがて私も出向となり、
各レコード会社が委託している音楽商品のCD、DVDなどを扱う物流会社に勤めたりした。

そして遠方地に5年半ばかり通勤し、何とか2004年(平成16年)の秋に出向先で、
定年を迎えることができたので、敗残者のような七転八起のサラリーマン航路を過ごした。





こうした中、私は出向身分であったので、リストラ烈風の中、
社員を自主退職させる希望退職優遇制度などの免れたのも事実であり、
定年前の退社された同僚、後輩に少し後ろめたく、退職後の年金生活に入った理由のひとつとなった。

しかしながら根底の実情は、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
自身の力量のなさを悟(さと)ったりした・・。

そして何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまったので、
やむなくサラリーマン生活を卒業し、年金生活を始めた・・。




このように私のつたないサラリーマン時代であり、もとより一流大学を卒業され、大企業、中央官庁などに
38年前後を邁進し栄達されたエリートの御方には、遥かに遠い存在である。 

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

このようなつたない人生航路を歩んできた私であるが、
最近はテレビのニュースを視聴していると、怒りっぽくなっているのは、思い浮かべながら微苦笑したりした・・。




過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。



しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっていて、

信頼してきた政府の要人の言動が、成果をあげることもなく、時間ばかり過ぎ、
国民を迷走させてきた責任は重い、という根底があるからであり、
無力な私は、怒こる方が疲れるょ・・と心の中で呟(つぶや)いたりしている。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「もしも」の時も、慌てて救急車を呼ばずに、主治医に電話を、高齢者の私は真摯に学び、多々教示させられて・・。

2021-04-22 14:29:35 | ささやかな古稀からの思い
先程、私は愛読している公式サイトの【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ていた中で、
『「もしも」の時も 慌てて救急車を呼ばずに 主治医に電話を 』
と題された見出しを見たりした。

そして副題として、『最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと』、
と記載されていたので、終末期に危篤のような状況になってしまった時の対処かしら、
と感じたりした。

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。


こうした中で、いつの日にか私か家内のどちらかが、
自宅で終末期に危篤のような状況になってしまった時、
介護する方は動顛しながら、平素のような言動がとれないかも知れないので、
この記事から学びたく、記事を精読してしまった。



この記事は、在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」
下山祐人・院長の連載寄稿文のひとつであり、
4月21日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・在宅医療中の患者さん側の困り事には、
基本的に「今困っていること」、
「私たちから見て客観的に困っていると思われること」、
「これから困るであろうこと」の3つに分けて考えています。

このうち予想のつく困り事の場合、

あらかじめ解決の道筋をつけて準備しておけば、
ご家族も慌てることなく落ち着いて対処できます。



具体的にどういったことを念頭に置いておけばいいか、
次に挙げたいと思います。

まずは、「自分たちだけで、やってしまわない」。

たとえば、入院から在宅医療に切り替えた患者さんがいた場合、
家族は薬の世話やトイレの付き添いをはじめ、
すべてを自分たちで、しなければいけないと考えがちです。

しかし、心配ご無用。

今の医療保険や介護保険は、とても充実しており、
収入により決まった上限額の負担で、
がんの末期であれば、医師や訪問看護師さんが連日介入し、
全身の状態の確認や投薬の管理などを行います。

だから、安心して頼ってください。
独居の方でも同じで、人の手を借りることをいとわずに、
頼ってもらえればと思います。



次に、「在宅医療スタッフへなんでも気軽に相談し連絡する」。
患者さんやご家族は悩みや迷いがあっても、
「家に来てもらうほどじゃないし、もし連絡したらお医者さんに迷惑かも」、
「こんなことを相談してもよいのか判断がつかない」など迷われる方が多い。
しかし、少しでもなにかあれば気軽に連絡してください。

連絡いただいた電話で、食欲や体温や排便・排尿についてうかがい、

 往診の必要の有無を判断します。

連絡いただいた内容は、カルテにも記載しているので、
その後の診断にも役立ちます。



最後に、「慌てて救急車を呼ばない」。
救急車の方が、速くて安心と考えがちですが、

受け入れ先の病院を探すのに時間がかかった揚げ句、
到着後、医師の診察を受けられるまで、さらに時間がかかるのは珍しくありません。

救急車を電話で呼んでから診察まで30~40分もかかった・・・
という場合もあるのです。
初診であれば、もっと時間がかかります。

その点、在宅診療では、医師が現場に到着するまで20~30分ほどで、
顔なじみの医師や看護師がうかがい、診察もスムーズに進みます。

仮に容体が変化し、病院への搬送時に死亡した場合は、

病院側では受け入れてもらえず、最悪の場合は警察署に移送され、
遺体安置所で主治医が、死亡診断書を書くなんてことにもなりかねません。

そうなれば遺体は、警察署に留め置かれ、すぐに帰宅できない場合も。

朝起きたら、患者さんの息が止まっていた・・となると、

びっくりして救急車を呼びたくなる気持ちはわかりますが、
まずは診療所に連絡してください。

死亡診断書は、在宅の主治医が書きます。

在宅診療は、常に患者さんやご家族に寄り添います。

いろいろ話して相談してください。

多くの方から、自宅で過ごせてよかったという声をいただいています。
ぜひ、いろいろな気持ちを話してください。‥》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行なっている「あけぼの診療所」の
下山祐人・院長の寄稿文に導かれて、
何かと無知なことが多い私は、多々教示されたりした。

特に《・・仮に容体が変化し、病院への搬送時に死亡した場合は、
病院側では受け入れてもらえず、最悪の場合は警察署に移送され、
遺体安置所で主治医が、死亡診断書を書くなんてことにもなりかねません。

そうなれば遺体は、警察署に留め置かれ、すぐに帰宅できない場合も。・・》



こうしたことも私は無知であったので、
恥ずかしながら76歳で学び、何ごともお勉強だよなぁ、と微苦笑したりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第4波収束は9月と専門家の発言に、勘弁して欲しいと高齢者の私は、動顛して・・。

2021-04-21 14:24:37 | ささやかな古稀からの思い
先程、愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイデジタル 】を見ていたら、
『 大阪3度目「緊急事態宣言」要請も 第4波収束は9月と専門家 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。

昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。



しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。


しかしながら今回、《・・第4波収束は9月・・》と専門家の発言に、
いくら何でも9月までは長すぎるょ、、勘弁して欲しい、
と高齢者の私は、動顛しながら、記事を読んでしまった・・。



この記事は【 日刊ゲンダイデジタル 】に於いて、4月21日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
  
《・・大阪府は20日、国に対し3度目の緊急事態宣言の発令を要請した。

吉村洋文知事は
「医療体制が極めて逼迫しており、一日も早く宣言を出してほしい」と強調したが、
手ごわい変異株の短期収束は容易じゃない。




今回の宣言は、飲食店の「時短営業」にとどまらず、

テーマパーク、百貨店、大規模商業施設、大型映画館にも「休業要請」を実施。
“一斉閉鎖”で、人の動きを大きく止めるという。

昨年春の「STAY HOME」のように人流を抑え、早期に収束させたいようだ。

吉村知事は「私権の制限を伴うが、人の動きを抑える必要がある。
期間は3週間から1カ月が適当で、
国には補償を含めて財政支援をお願いしたい」と訴えた。

大阪の「第4波」はいつまでつづくのか――。




昨年春の第1波は、宣言発令から全面解除まで1カ月半かかった。
ただ、当時、府内の1日の感染者数は最大92人(4月9日)。

現在の変異株が市中に蔓延し、感染者数が連日、
1000人を超える状況とは、大きく異なる。

参考になるのが、英国だ。

昨年12月から変異株が流行の主流になり、
1日の感染者数が6万人を超える感染爆発が発生。

1月5日、人口の8割弱を占めるイングランド全土で、
学校や商店を閉鎖し、原則自宅待機のロックダウンに踏み切った。

強力なロックダウンが奏功し、足元の感染者数は2000人程度と

ピーク時の30分の1までに減少。
それでもロックダウンの緩和は、段階的だ。

3月8日に学校の対面授業を、4月12日には飲食店の屋外営業、
小売り、美容室を再開させた。

今後は5月17日に、飲食店の屋内営業、映画館、スタジアムでのスポーツ観戦などを再開させ、
法的規制の全面解除は6月21日の予定だ。

収束には、ロックダウン開始から、半年近くかかるロードマップを描いている。

しかも、英国は、接種率が高い“ワクチン大国”だ。
昨年12月から、いち早く接種を始め、
これまでに成人の半数以上が少なくとも1回の接種を終えているが、
 大阪では当面、進みそうにない。



西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「感染者数がケタ違いなので、同列には論じられませんが、

英国型変異株の収束プロセスは参考になります。

英国は、変異株を警戒して、慎重に緩和している面がありますが、
徹底的な外出制限とワクチンをもってしても、
飲食店や映画館が正常化するのに、発令から4カ月半もかかる見込みです。

当面、ワクチン接種が進まないことも考慮すると、
第4波が9月ごろまで続いても、おかしくありません。

逆に、感染が収まりきらないのに、
東京五輪など政治的思惑から、早期に宣言を解除してしまうと、
また同じ過ちを繰り返すだけです。

菅政権が、飲食店に限定した小手先の対策に終始してきたツケが、
回ってきているのです」

自粛の夏休みになってしまうのか。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、大阪3度目「緊急事態宣言」要請、そして東京も追随して、
早期に国民の殆どが希望している新型コロナウイルスのワクチン接種後、
感染の終息化を得て、安心・安堵しながら東京五輪の開催判断ができる、

その後に衆・参議院の選挙など、と無力な私でも、思い深めている。

しかしながら、今回、第4波収束は9月と専門家の発言に、勘弁して欲しい・・、
と高齢者の私は、動顛したりした・・。



もとよりワクチン接種後、やがて感染の終息化をしない限り、
何ごと進まず、何よりも高齢者の私は、長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっている・・。


今回、第4波収束は9月と専門家の発言学び、
また長らく自粛生活かょ・・勘弁して欲しい・・、
 幾たびも心の中で呟(つぶや)いたりした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅首相は新コロナウィルスの対策でも、好き嫌いの園児のようなふるまいに、 無力な国民の私でも、困惑して・・。

2021-04-20 14:54:36 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【AERAdot.】の中で、
『 菅首相が吉村知事と違ってわきまえない小池知事に不快感
             「緊急事態宣言の主導権は渡さない 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、 ささやかに過ごしている。

昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。



しかしながら本音として、私なりに長らく自粛してきた為か、
新型コロナ疲れとなっているが、やがて感染が激少するまでは、
自粛の延長戦だ、と自身を叱咤激励をしたりしている。

このような深情のある私は、何かしら菅首相は、吉村・大阪府知事は好感しているが、

小池・都知事には険悪・・このような記事を幾たびも私は学んできた・・。

しかしながら国民の健康と命に関わる新コロナウィルスの対策でも、
菅首相は、好き嫌いの園児のようなふるまいに、
無力な国民のひとりの私でも、困惑してきた・・。



このような心情を秘めてきた私は、今回の記事を読んでしまった・・。

この記事は、公式サイトの【AERAdot.】に於いて、4月20日に配信され、
無断であるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・ 大阪府の吉村洋文知事は、
4月20日にも新型コロナウイルス感染急増を受け、
政府に緊急事態宣言の再発令を要請する。

菅義偉首相が週内に見極めて最終判断するという。



だが、政府関係者は大阪の蔓延を「人災」と憤る。
「とにかく大阪の病床はもう持ちません。
今週中と言わず、大阪には一刻も早く宣言を発出すべきです。

実際、大阪では、コロナ病床が埋まってしまったことで入院できず、
 亡くなられた方も出ています。

これはこんな状況なのに、呑気に訪米をしていた菅首相と
日米首脳会談が終わるまで我慢し、“忖度”していた吉村知事による人災です。

吉村知事は、菅首相の帰国を待って、19日にようやく要請を表明しました」  



一方、東京都の小池百合子知事は、吉村知事より1日早い18日夜、
 緊急事態宣言を要請する方針を表明していた。

 「今は先手先手の対応が不可欠です。
緊急事態宣言の要請も視野に入れまして、スピード感をもって検討するよう、
きょう(18日)職員にも指示をしました」(小池知事)  

しかし、肝心の菅官邸は、
小池知事の「先手先手」発言にカチンとなっているという。 

「菅首相は当初、『(緊急事態宣言を出し)休業要請となると財源(国費負担)の懸念がある』
と財務省に忖度して、宣言には消極的でした。

ところが、『わきまえない女』の小池さんが突如、空気を読まず、
大阪より先に宣言要請発言をしてしまったことで、
吉村知事も引けなくなってしまいました。

現在、菅首相は『吉村さんとは大違いだ。
決めるのは私であって、簡単には(小池さんの)要請は受けない』
と本気で不快感を露わにしています」(官邸関係者)  



緊急事態宣言が発令されれば昨年4月、今年1月からに次いで3回目になる。

現在、大阪と東京は宣言に準じた「まん延防止等重点措置」が適用中で、
飲食店には午後8時までの営業時間短縮要請を続けているが、
変異ウイルスで感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。

 「小池さんの『先手先手』発言は、別に菅首相に先手を打つのではなく、
コロナに対して先手を打つという意味だと思います。

しかし、小池さんが大嫌いな菅首相は。そこが理解できないのです。

『主導権は絶対に渡さない』と戦闘モードになっています。
菅首相は、今週後半にも小池さんに対し、政局を仕掛けるべく根回しをしています。

だが、今は好き嫌いではなく、人命にかかわることですから、
菅首相は科学に基づき判断すべきなのですが・・」(自民党幹部)


西村康稔経済再生担当相らは国会で
「宣言をちゅうちょすべきでない。今まで以上に強い措置が必要だ」と危機感を募らせている。 

吉村知事も記者会見で
「街全体の人の動きをいったん停止するくらいの厳しい処置が必要」と主張。

宣言がでれば、休業の要請が可能になり、
要請に応じない場合の罰則も重点措置の「20万円以下」から
「30万円以下」に引き上げられる。  

大阪府は、飲食店に加えて百貨店、テーマパークなどを含む幅広い休業要請を
国と調整中で京都、兵庫両府県とも連携するという。  

一方、政府は20日、重点措置の対象に埼玉、千葉、神奈川、
愛知4県に拡大(期限は5月11日)する。

前出の政府関係者がこう訴える。
 「緊急事態宣言の流れが東京圏、そして全国へ広がることに対し、
菅首相は拒絶感が強い。

『医療の方ばかり向いていて、経済はどうするんだ』
と関係閣僚に怒り心頭だそうです。

『東京には、緊急事態宣言は出さない』と意固地になり、
まん延防止法で、何とかしのごうとしているところです。



こんな状況にも関わらず、菅首相は実績作りに焦っており、
ゴールデンウイーク(GW)中にインドへ外遊に出かけるつもりです。

巣ごもりの国民に対しての絶好の露出の機会と思っているんでしょう。

万が一、東京への緊急事態宣言発出をGWの外遊まで引き延ばすようなことがあったら、
大阪と同様、過去に経験のないレベルの医療崩壊が発生することが目に見えています」  

緊急事態宣言の再発出を巡っていま、重大な局面にあるという。

菅政権が「人災」をこれ以上、繰り返さないことを祈るばかりだ。 (AERAdot.取材班)・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




過ぎし昨年の秋、長らく感染に対応する医療関係者の重圧、疲労感が増し、
医療崩壊の危険が叫ばれる中、
西村康稔コロナ対策担当大臣が確か昨年の11月25日頃、
勝負の3週間、と公言されたりした。

この後、都心の街並みは、人出が多く、
やはり『三密』のエチケットも無視される御方が多く、
無力な私は憂いたりした。

私は菅義偉首相が国民の命を守る為に、感染が沈静化するまで、
人の動きを止める為『GoTo』関係を中止、
宣言されることを待ちわびたりした・・。

やがて昨年の12月14日夜、、遅ればせながら菅義偉首相は、
首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、
観光支援事業「GoToトラベル」について、
28日から来月11日までの間「全国一斉に一時停止する」と表明されたりした。

私は、西村康稔コロナ対策担当大臣が確か昨年の11月25日頃、勝負の3週間と公言され、
12月14日まで、菅内閣として感染の拡大を放置していたのか、
と余りにも遅い言動に不信を深めたりした。

菅首相に関して、もとより経済も大切であるが、
国民の健康と命を守ることも総理大臣としての責務であるので、
ここ一番、多くの国民が信頼できる言動を期待する。




先程、ぼんやりとテレビのニュースを見ている中、
大阪府や東京都が緊急事態宣言の発令を政府に要請する方向で検討していることに関し、
自民党の二階俊博幹事長は「こういう事態なので適宜適切に対応していくことが大事だ。
医療関係者の専門的な知識によって、判断を下していくということだ」と述べた。

政府が要請に基づいて発令を決定すれば、東京と大阪は3度目の緊急事態宣言となる。

二階氏は「打った手がどうだったこうだったと、後追いで言ってみたところで仕方がない。
躊躇(ちゅうちょ)しちゃいけない。そういう点は積極的にやってもらいたい」と語った。




このような力量のある二階幹事長の発言であるので、
まもなく東京と大阪は緊急事態宣言されるだろう、と微苦笑したりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菅首相、無知で可哀そうな言動に、無力な私でも微苦笑を重ねて・・。

2021-04-19 14:35:59 | ささやかな古稀からの思い
今朝、ぼんやりとテレビのニュースを視聴していると、
菅首相は、国内の接種対象者の全員に必要な量の新型コロナウイルスワクチンについて、
「9月までに供給されるメドが立った」と首相官邸で記者団に公言されていた・・。

何かしら首相は、米国訪問中の17日、
米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談を行い、
追加供給で実質合意した。

国内の接種対象者は約1億1000万人で、
1人2回接種で約2億2000万回分が必要となる。

首相はブーラ氏との電話会談について、
「協議を迅速に進めたいとの話があった」と説明した。
政府は今後、ワクチンの日本向け輸出が安定的に進むように全力を挙げる方針だ。

このような声明を私は学び、やがて微苦笑したりした・・。




過ぎし17日の夜、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイデジタル 】見ている中、
『 菅首相が米ファイザー直接交渉で赤っ恥 CEOとの対面が頓挫 』、
と題された記事を読んだりした。


《・・ 不要不急の外遊で、どれほどの成果を持ち帰ることができるのか。

「バイデン米大統領と対面会談する初の外国首脳」を勝ち取り、
菅首相は意気揚々と訪米。

日米首脳会談の内容もさることながら、新型コロナウイルスワクチン供給をめぐり、
見せ場にしようともくろんだ米ファイザーとの交渉は、鼻であしらわれる赤っ恥。

帰路の足取りは、かなり重いものになりそうだ。



■ワシントンDCからNYに電話

遅れに遅れているワクチン接種スケジュールは、

一向に改善の兆しが見えない。

英オックスフォード大などの調査(10日時点)によると、
少なくとも1回接種を受けた人の割合は、日本は全人口のたった0.87%。

ネタニヤフ首相と諜報機関モサドが陰に陽に動き回ったイスラエルの61.35%、
金に糸目を付けない米国の35.03%に遠く及ばない。

10%超えのG7でも、ケタ違いの差をつけられ、
平均0.65%のアフリカと同水準の情けなさだ。



そこで菅首相周辺が一計を案じたのが、ファイザー社との追加交渉だった。

アルバート・ブーラCEOを滞在先のワシントンに呼びつけ、

対面会談を模索。

「首相による直接交渉」の絵をつくり、
局面打開を狙ったものの、見事に頓挫した。

首脳会談終了後に、
ワシントンの菅とニューヨークのブーラ氏を電話でつなぎ、協議するという。

「新型コロナ対策で対面から電話に切り替えたとされていますが、

袖にされた菅首相のメンツを立てたアナウンスに過ぎない。

1月中旬にワクチン担当に起用された河野行革相が
〈直接ファイザーと話をする〉と交渉役に名乗りを上げると、
引く手あまたのファイザー側は〈首相を出してほしい〉と逆指名したほど強気。
呼べばCEOが出てくると考える方が甘い」(永田町関係者)

本社に乗り込むでもなく、電話で話すんだったら、

東京から、サッサとコールすればよさそうなもの。

米国時間に合わせ、宵っ張りで拝み倒すのが恥ずかしかったのか。




政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「ファイザー社には、世界中からリクエストが殺到している。

日本国総理大臣が訪米するから、
直接話そうなんて、虫のいい話が通らなかったのでしょう。

これをもって後手後手と言わず、
何を後手後手と言うのかというほどのお粗末さ。

菅首相には、国民の暮らしと生命を守る危機管理能力がないことが、
 改めて浮き彫りになったと言っていい」

井の中の蛙に国を預けちゃダメなのだ。・・》




このような記事を読み、無力な私でも、
菅首相は、無知で可哀そうなふるまいをしてしまった、と微苦笑してしまった。


或いは今回のバイデン米大統領と初めての対面会談に臨んだ菅義偉首相について、
鳩山由紀夫元首相は18日付のツイッターで、
「不慣れなオロオロ感と気恥ずかしさがモロだった。
夕食会を断られ、ハンバーガー付きの20分の首脳会談では哀れだった」と投稿した。


このようなことを私は学び、
沖縄のありかた、そして日本を混迷させた鳩山由紀夫元首相には、
私は政治家で最も険悪しているので、
菅首相酷評する資格はないよ・・と苦笑したりした。



確かに菅首相は、新型コロナウイルスワクチンについて遅滞しているが、
どのような形であれ、何とか国内の接種対象者の全員に必要な量、
「9月までに供給されるメドが立った」、遅ればせながら責務を果たした。


いずれにしても、安全保障で踏み込んだ共同声明を公表し、
ある程度の成果を得たと、私は思ったりしている。

しかしながら今後は、早めに国民の殆どが希望している新型コロナウイルスの接種後、
感染の終息化を得て、初めて東京五輪の開催判断ができ、
その後に衆・参議院の選挙など、難題は山積しているので、
菅首相は奮闘しても、大丈夫かしら、と微苦笑している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家事の負担が様変わり、高齢者の男性の私は学び、驚きながら溜息を重ねて・・。

2021-04-18 15:26:06 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 家事の負担が様変わり
     掃除は真っ先に「やらなくていい家事」に 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


過ぎし2004年の秋に、私は定年退職時を迎え、多々の理由で年金生活を始めた。

そして専業主婦だった家内は、専業主婦の延長戦だわねぇ・・、
と微苦笑しながら、家事全般をしてもらうことなったりした。

私としては、せめて平素の買い物ぐらいと思い、
自主的に我が家の買い物専任者を宣言して、
これ以来、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなってきた・・。


しかしながら昨年の新春より新コロナウィルスの烈風に伴い、
感染が怖くて、3日に一度に集約にしている。


そして掃除、洗濯、料理などの家事の全般は、家内にお任せで、
ときおり家内が家内の母宅に5泊6日前後で、介護に行っていた時は、
私は若葉マークと称せられる初心者として、
戸惑いながら掃除、洗濯、料理などの家事をしたりしてきた・・。

このような我が家の家事の実態であるが、
今回の《・・家事の負担が様変わり・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を読んだりした。

この記事は、『女性セブン』の2021年4月29日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【 マネーポストWEB 】に於いて、
4月18日に配信され、無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。




《・・ コロナ禍のステイホームで、とくに影響を受けたのが主婦なのではないだろうか。

夫や子供が家にいる時間が長くなり、主婦の仕事は二極化しているという。

これまで以上に亭主関白が浮き彫りになった家庭と、
家事をシェアする機会が増え、主婦の負担が減った家庭に分かれたのだ。


家事研究家で、『なぜ妻は「手伝う」と怒るのか 妻と夫の溝を埋める54のヒント』の著者、
佐光紀子さんが語る。

「外出自粛を余儀なくされるようになったことで、
それまでは日中は家にいない“お客さん”だった夫が、
家にずっといるようになった。

そのせいで、家事のマネジメント業務が増えた主婦は、少なくありません。

一方で、この期間に家事に参加するようになり、
“お客さん”から、ようやく“家族”に変わった夫も増え始めています」

主婦が日々、家の中でこなさなければならない仕事は無数にある。
事実、男女問わず多くの人が、
コロナ禍で「家事の負担が増えた」と感じていることがわかった。

その影響もあってか、掃除、洗濯、料理、買い物といった昔ながらの家事は、
科学技術の発達や、さまざまな家事代行サービスの登場によって、
様変わりしている。

なかには、近い将来絶滅を迎えるものすらあるかもしれない。



家事シェア研究家で、NPO法人tadaima!代表の三木智有さんが指摘する。
「5年後に専業主婦が完全になくなっているとは思いません。
ただし、家事のハードルは年々下がっていて、
5年もすれば主婦の負担が減ることは間違いない。

“家事は、女の仕事”などという古い価値観も減り、
家事の分担や外注は、当たり前になっているでしょう」

家事は、もはや「主婦の仕事」ですらなくなるかもしれない。




◆最新のロボット掃除機の驚くべき機能

まっ先にやらなくてもよくなる家事は「掃除」だと語るのは、
知的家事プロデューサーの本間朝子さん。

一昔前まで、主婦は掃除機を片手に、部屋の隅から隅まで移動して、
 それが終われば、雑巾やワイパーで床を磨き上げなければならなかった。

だが、大ヒットしたアイロボットの「ルンバ」をはじめとするロボット掃除機の普及で、
掃除にかかる手間は、どんどん少なくなっている。

「最新のロボット掃除機は、吸引力が向上しているのはもちろんのこと、
部屋の角のほこりやゴミもかき出して吸い込みます。

掃き掃除だけでなく、拭き掃除までこなし、
清掃後のゴミは、充電器が自動で収集します。

AI機能が進化して、花粉の時期やペットの換毛期に合わせた掃除の提案もしてくれます。

唯一の弱点は、床が散らかっていると動線が確保できず、
掃除ができないところ。

しかし、いずれそれをカバーする機能や、
整理整頓ができる家電が登場することは、容易に想像がつきます」(本間さん・以下同)


風呂やトイレ、台所などの水回りの掃除は、
「自動洗浄」が当たり前になりつつある。

「TOTOの『おそうじ浴槽』は、
入浴後にボタンひとつで浴槽を洗剤で洗浄し、
『床ワイパー洗浄』は、床面に除菌水を吹きつけて、皮脂や角質汚れを落として除菌します。

一方、パナソニックのトイレ『アラウーノ』は、
使用後、水を流すたびに泡と水流で、便器を洗浄してくれる。

また、同じくパナソニックの最新のシステムキッチンには、
食器洗い乾燥機だけでなく、
まな板に紫外線を照射し、わずか2分で除菌する機能や、
ファンの掃除が10年間不要なレンジフードもあります」

より身近なところでいえば、SCジョンソン社の「スクラビングバブル」のシリーズなど、
水回りにスプレーして数分おき、水で洗い流すだけで汚れが落ちる洗剤は、
どこでも手に入る。

もはや、腰をかがめて、ゴシゴシ擦って掃除する必要はないのだ。

新しい家やリフォームした家であれば、
自動洗浄機能を取り込むことで、掃除の手間はとことん省ける。



◆新たな課題はごみ問題

掃除だけでなく、洗濯の流儀も大きく変わりつつある。

「洗濯物は、“天気のいい日に外に干す”のが当たり前でしたが、
いまは花粉やPM2.5などの影響で屋外に干すメリットが少なくなっています。

洗剤や洗濯機の除菌効果も上がっているので、
今後は“外に干す方が危ない”という価値観になるでしょう。

スチームや紫外線ライトで衣類を除菌できるホームクリーニングマシンも登場し、
洗濯から除菌までのすべては、家の中で、ボタンひとつで行うのが、
  近未来の常識になっているかもしれません」

すでに、襟や袖などの部分洗いや、洗剤の計量・投入が自動でできる洗濯機は、
開発されている。

かつて洗濯板や二槽式洗濯機で苦労したほろ苦い思い出は、
追憶の彼方に消えていくのだ。

「さらに最近は、洗濯からアイロンがけまでを請け負う、
クリーニングの進化系ともいえる『ウォッシュ&フォールド』という米国生まれのサービスが
日本でも登場しました。

家で洗うのは、下着だけで、
洋服などの洗濯からアイロンがけまで外注する未来は、そう遠くないかもしれません」(佐光さん)



一方、コロナの影響で登場した新たな課題がゴミ問題だ。

「デリバリーや宅飲みが増え、家庭ゴミの量が激増しました。
今後は、ゴミの体積を大幅に減らせる圧縮機能つきのゴミ箱や、
ゴミを乾燥させて肥料がつくれる家庭用の生ゴミ処理機などが、
環境保護の観点からも、より広く浸透していくはずです」(本間さん・以下同)・・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、家事の負担が減る要素として、
掃除機の自動化、洗濯機関連、キッチン、風呂、トイレなどの自動洗浄の機能、
恥ずかしながら知らないことが多く、多々教示されたりした。

しかしながら掃除機は、長年使用してきたコード有の掃除機、
或いは手軽なコードレスの片手でもできる掃除機、のふたつで、
この二刀流で従来通り行おうと、家内と話し合いが出来ている。

しかしながら風呂、トイレ、キッチンの自動洗浄の機能は、
高齢者夫婦だけの我が家としては、誘惑されそうで、
私は家内と話し合い、やがて買い求めることもある、
と思ったりした。



ただ難点は、我が家は古ぼけた家であり、風呂、トイレ、
そしてキッチンにしても、リーフォムした上で、新調する必要があるので、
老後の資金を配慮して、程々に・・と微苦笑しながら、溜息を重ねたりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍で『お菓子を買わなくなった』、高齢者の私は実態を学び、驚嘆して・・。

2021-04-17 12:56:17 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 コロナ禍で菓子市場縮小
      「お菓子を買わなくなった」消費者の声  』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。


こうした中で、私は定年後の年金生活を始めた当初より、
我が家の平素の買い物専任者となり、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に殆ど毎日行っている買い物メール老ボーイとなってきた・・。




しかしながら昨年の新春より新コロナウィルスの烈風に伴い、
感染が怖くて、3日に一度に集約にしている。

こうした中、マスクの苦手な私は、外出する時は、
やむなく生まれて初めてマスクをしてきた・・。


そして新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民の責務と思いながら、独りぼっちで出来る限り人影の少ない道を選定して歩いたりしている。

ご近所の御方とは、マスク越しに2メートル以上離れて、短めに歓談する程度となったりした。

或いは少し遠方は、路線バスを利用していたが、
「三密(密集、密接、密閉)」が怖くて、歩き続けて、
やがて膝(ひざ)に痛みを感じて、やむなく整形外科に通院したりした。

そして都心に買い物、懇親会などは自粛したり、都立の公園などの閉鎖もあり、
歩く範囲が限られて、以前より歩く距離は短くなったりしてきた。

もとより私たち夫婦の共通趣味の国内旅行も断念したりし、
いずれにしても年金生活16年で、我が家としては初めての出来事となったりした。



このような自粛生活をしている中、せめて好きなスィーツ、お菓子ぐらい食べようと、
私は家内からの依頼された品を求めて、コンビニ、スーパーに行ったり、
或いは私が食べたくなったおせんべい、板チョコなど、スーパーで購入して、
我が家でお互いにのんびりと愛食しているので、嗜好品は増加している。




こうした我が家の実情であるが、《・・コロナ禍で菓子市場縮小・・》って、
どのようなことなの、と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、関連の【 マネーポストWEB 】に於いて、
4月16日に配信され、無断であるが、転載させて頂く。

《・・ コロナ禍で多くの業界が打撃を受けたが、菓子業界も例外ではない。
人々がお菓子を買わなくっているようだ。

全日本菓子協会が3月31日に発表した、
2020年「菓子の生産数量・生産金額・小売金額(推定)」によれば、
生産数量、生産金額、小売金額のいずれも6%減少。

統計を開始した1960年以来で、最大の下げ幅を記録したという。



菓子業界にも、巣ごもり需要はあったとはいえ、
それ以上にコロナ禍でのインバウンド需要の減少や、
外出自粛に伴う消費行動変化の影響が大きかったようだ。

コロナ禍で「お菓子を買わなくなった」消費者の趣向の変化に迫った。


IT企業に勤める20代の女性会社員・Aさんは、
在宅勤務になってから、お菓子を食べる機会が激減した。
一人暮らしで、家にお菓子は、もともと常備していない。

「コロナ前は、職場のおやつとしてとか、帰宅までの“つなぎ”として、
チョコやおせんべい、ポテトチップス、グミなんかをこまめに買っていましたが、
在宅勤務になると、家ではそんなにお菓子を食べたいと思わないし、
 コンビニに行かなくなったこともあって、
小さいサイズのお菓子を、ちょこちょこと買わなくなりました」(Aさん)



40代の主婦・Bさんは、小学生5年生と3年生の2人の子どもがいる。
昨年の休校中、お菓子を買い込んだこともあったが、
手作りにシフトしていったと明かす。

「うちでは、お菓子は“非日常”のもの。
どこかに出かける時に、車で食べる用とか、
ご褒美、誰かが家に来る時などに買うものです。

コロナ流行後は、まず出かけない。
誰かが家に来ることもないし、行くこともない。
帰省や旅行も中止したので、お土産としてのお菓子も去年は買っていません。

ただ、休校になった時は、それこそが“非日常”だったので、
子供の息抜きとして、お菓子を買ってあげたこともあります。

ただ、とにかく時間を持て余していたので、
一緒に手作りするようになりました。

もちろんお店で売られているもののように作ることはできませんが、
 別の楽しさやおいしさがあって、食育にはよかったかなと思います」(Bさん)



メーカーで働く30代の男性会社員・Cさんが、
在宅勤務になって買わなくなったお菓子は、
勤務時間中に食べていたガムのほか、訪問先への手土産だ。

「オフィスにいるとガムが必須なのに、
在宅だといくらでも気分転換ができるからか、全く食べないというか、
そもそも家でガムを食べたことがないのに気が付きました。

またコロナ前なら、取引先へのちょっとした差し入れとして、
手土産を買うことがありましたが、
在宅勤務になると、対面で会う機会がほぼゼロ。

先方としても、『出社しても全員いるわけではない』という状態なので、
お菓子をもらっても困るでしょう」(Cさん)



菓子市場は、過去「最大」の落ち込みとはいえ、
6%減少で済んだのは、根強い需要があるという見方もできる。
新しい生活様式のなかで、菓子業界の正念場はこれからかもしれない。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、年コロナ禍で「お菓子を買わなくなった」実態として、
《・・巣ごもり需要はあったとはいえ、
それ以上にコロナ禍でのインバウンド需要の減少や、
外出自粛に伴う消費行動変化の影響が大きかった・・》、

と私は学んだりした。

そして平素、お菓子を買い求めてきた御方の3つの例を学び、
世の中の実態を多々教示されたした。



しかしながら年金生活の夫婦だけの実態は不明であるが、
昨年の2月より、新コロナウィルスの烈風で、幾たびも自粛生活をさせられる中、
せめて好きなスィーツ、お菓子ぐらい食べようと、御家庭が多いのではないか、
と高齢者の私は微苦笑をしたりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康長寿は、自分の足で歩けるかどうかにかかっている、改めて76歳の私は学び、賛意を深めて・・。

2021-04-16 14:21:23 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】を見ている中、
『 65歳以上女性600人調査「やっておけばよかったこと」』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。

こうした中で、体力は衰えても、好奇心は盛んで、
女性の御方が、《・・やっておけばよかったこと・・》って、
どのようなことなのょ・・と思いながら、こっそりと記事を読んでしまった。




この記事は、『女性セブン』の2021年4月15日号に掲載され、
関連の【介護ポストセブン】に於いて、4月15日に配信され、
無断ながら記事の前半を転載させて頂く。

《・・65歳以上女性600人調査「やっておけばよかったこと」
1位は運動習慣 7割が健康面で後悔

会社の定年に年金受給の開始、そして新型コロナワクチンの優先接種・・。

現代の日本において、「65歳」は1つのターニングポイントになっている。

人生100年時代といわれて久しいいま、
65歳は、まだ折り返し地点を過ぎたばかり。

残された時間は、まだたっぷりあるうえ、
見た目も心も若々しく健康な「アクティブシニア」が増えたからこそ、
「あのときこうしていれば、
いまの生活がもっと楽しく、彩り豊かになったかもしれない」
と頭を抱える人も多い。





リタイア世代の相談に乗るファイナンシャルプランナーの深野康彦さんにも
そうした悩みが多数寄せられている。

「人生は農業と似ていて、若い頃に植えて育てた野菜や果物を、
老後に収穫して暮らします。

老後が始まる65歳までに、プランを立てておかないと
“収穫物”が足りるのかわからず行動できない。
“もっとこうしておけばよかった”という後悔が募ります」(深野さん)

そこで女性セブンは65歳以上の女性600人を対象に
「65歳になるまでに、やっておけばよかったこと」をたずねるアンケートを実施した。

設問の選択肢で、最も後悔しているものを1つずつ選び、
理由とともに回答してもらった。

今回は「健康面」に焦点を当ててご紹介。
先人たちの嘆きを“他山の石”として、よりよい未来を描いてほしい。




【健康面】65歳までにやっておけばよかったことアンケート結果

『女性セブン倶楽部』を含む女性セブン編集部調査結果より

・定期的にスポーツをする習慣…61

・定期的に歩く習慣…46


・歯磨きや歯の手入れ…41


・間食を控える…36


・歯の定期健診…32


・肌の手入れ…32


・かかりつけ医を見つける…27


・脳を鍛えてボケを防止する…25


・髪・頭皮の手入れ…18


・定期的な健康診断…16


・不調を見つけたときに、早めの治療を開始する…14


・目の定期健診…14


・早寝早起きの習慣をつける…13


・バランスの取れた食事をする…11


・禁酒・禁煙…10


・極力体にいいものを食べ、体に悪いものは食べない…9


・美容整形・永久脱毛…7


・耳の定期健診…4




Q.健康面での後悔はありますか?
■ある…74.1%
■ない…25.9%
65歳以上の女性600人が回答。

※アンケートの結果は1人以下の項目を割愛。
2人以上回答があった項目を掲載した。



☆「運動習慣をつけておけばよかった」
<定期健診で内臓脂肪が多いのは、
長年にわたって積み重なった運動不足が原因だと思う>(71歳)、

<スポーツが嫌いだったので、まったくしなかったが、
少しでもしていれば、コレステロール値がここまで高くなることはなかったのではないか>(66歳)。

こんな嘆きとともに最も多くの女性が、
「やっておけばよかったこと」として挙げたのは、
「定期的にスポーツをする習慣をつける」ことだった。

<年をとってもテニスを颯爽とやっている人を見るとうらやましい>(79歳)と、
同年代の人との“差”へのため息も聞こえてくる。

激しいスポーツは、難しいとしても、
<足の衰え、弱さを危惧している>(71歳)という声をはじめとした、
“定期的に歩く習慣”をつけなかった後悔を挙げる女性も多かった。



☆健康長寿は自分の足で歩けるかどうかにかかっている

『新しい「足」のトリセツ』などの著書がある足の専門医・久道勝也さんは、
「65歳から長く健康に生きられるかどうかは、
いつまで自分の足で歩くことができるかにかかっている」と断言する。

「人生には老年期に入って亡くなるまでに、
歩行・排泄・食事という3つの“下りステップ”があり、
一度下ってしまえば、ふたたび上ることは極めて困難です。

最も重要なのが、最初のステップである歩行。
これさえ維持できていれば、下り階段を下りることそのものを遅らせることができます。

そのうえ、自分の思い通りに動けない状態は、介護する方も大変ですが、
本人がいちばんつらい。
歩行機能は、精神面にも大きな影響を与えるのです」(久道さん)

とはいえ、家事や仕事が忙しいうえ、コロナ禍で外出しづらいいま、
歩く習慣をイチから身につけるのは、難易度が高い。




糖尿病専門医の牧田善二さんは、自宅でも簡単に取り入れられる方法を提案する。
「特に女性は、ウオーキングをするためのちょっとした外出であっても、
髪形を整えたり、メイクをしたりと、身支度に時間がかかるため、
おっくうになりやすい。

家の中で10分間など時間を決めて足踏みしたり、
踏み台を置いて、ステップ運動を行うことでもまずは充分。

とにかく、習慣づけることが重要です。
なるべく食後すぐに実行すれば、血糖値の上昇も防げるため、
肥満防止にも効果的です」(牧田さん)  (後半は略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




こうした中、年金生活を始めた2004年(平成16年)の秋の当初より、
原則として殆ど毎日のように午前中のひととき、私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園、住宅街の歩道を散策して、
季節のうつろいを享受している。

こうした根底には、もとより健康でなければ、私自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮する為、
歩いたりしている。




しかしながら昨年の新春の頃より、
世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。

過ぎし日の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしてる。

こうした中、幾たびの緊急事態の中、何かと制約が多く、無力な私でも、
苦手なマスクをしながら、「三密(密集、密接、密閉)」を避け、
人出の少ない時間、場所を選定した歩いたりしてきた・・。




このような体験をしているので、
今回の《・・健康長寿は、自分の足で歩けるかどうかにかかっている・・》、
瞬時に、そうですよねぇ・・と微笑み返しをしたりしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする