夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

人生の晩秋期に備え、書庫より衣服室に、私たち夫婦は模様替えして・・。

2022-09-30 14:14:45 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、断捨離に関しては、時折ためらいながら、少しつづ整理している。

我が家は断捨離に関しては、家内が先導となって、

3年以上着ない衣服、そして靴なども、収納スペースの制約があり、やむえず断捨離をしてきた。

しかしながら、これ以外は何かをきっかけに、ためらいながら破棄をしたりしてきた。




過ぎし2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災に動顛させられ、
やがて我が家も保存している物を見直しをしたりした・・。

自宅の本棚、押し入れを中心に整理し、大幅に処分をしたりした。

私は若き頃に、映画・文学青年の真似事をした体験もあり、
小説、随筆、歴史書、近現代史など本は5000冊前後、
映画作品としてビデオ・DVDが1000本前後あったりした。

そして現役サラリーマン時代は、たまたの音楽業界のあるレコード会社に35年ばかり勤め、
製作畑ではなく、管理畑の片隅に勤めていたが、少しづつ買い求めた結果として、
レコード、カセット、CD、DVDの総数として3000枚前後となったりした。

こうして家の中の本の整理を主体にして、押入れに収納していた単行本を整理をし始めたのであるが、
主に私が東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)前後の5年間ぐらいで購入した
小説・文学評論が圧倒的に多かったりした。

たとえば石川達三さん、丹羽文雄さん、三島由紀夫さん、安部公房さん、大江健三郎さんなどが多く、
そして福永武彦さんの本は、殆ど所有していたのには、微苦笑させられたりした。

この方たち作家の作品は、今後は読むこともないだろう、市の資源ゴミにだすことに決めたりした。



この数年前、自宅から徒歩10分ばかりのある古本屋のチェーンの支店長と私は話し込んでいた時、
私は思いついたように、自宅の本を思い浮かべて、
もしも古本屋に売却したら、と小説、文藝評論の数々の名を上げて言ったりした。

『信じられないような廉(やす)さと思いますよ・・

ご愛読された本と思いますので、
ご自宅で保管された方がよろしいかと思います・・』
と私は支店長から言われてしまったりした。

その後、やむなく市の図書館に寄贈しょうと思ったりしたが、
友人にこのようなことを話したら、昨今は図書館でも過剰で困り果てているのが多い、と教えられた。

私が保有している小説、随筆、評論などは、市の図書館の本館に、8割方ぐらいあるが、
今現在としては、全ての本を処分する気にはなれないので、
結果として、図書館に寄贈は断念したりした。




結果として、押入れにあった本は、3冊だけ保存することにして、500冊ぐらい処分とした。
そして石川達三さん、丹羽文雄さん、三島由紀夫さん、安部公房さん、大江健三郎さん、福永武彦さんなどに、
さよならを告げたりした。

この後も、本棚も整理して、1500冊ぐらい処分し、3000冊前後が愛着を秘めて保管している。

そして映画作品の収容棚、音楽作品の収容棚も、程々に整理したりした。

このようなささやかな断捨離を我が家としてはしてきたが、やはり何かをきっかけにしなければ、
難しいよねぇ、と私は苦笑したりしている。




このように我が家はしてきたが、これからの私たち夫婦の人生の晩秋期に備えて、
四畳半に相当する書庫のスペースを

衣服のウォーキング・クローゼットに改定することにした・・。

こうした根底には、ときおり物忘れもある私でも、

自身の幾10かの衣服の保管、活用が簡単にできるように、
幾10かのハンガーが、ぶら下げられるプロハンガーを4本購入した・・。




そして昨日、私たち夫婦は午後より、書庫にある本棚を整理した・・。、

そして私は本棚の小説・随筆の単行本を整理したら、
三島由紀夫・著作の『春の雪』、開高 健・著作の『輝ける闇』、
遠藤周作・著作の『沈黙』など再読しないと思われる100冊前後あり、
やむなく市の指定日の『燃えるゴミの日』に出そうと決意した。

この後、本棚の映画の関係本を整理したら、
専門誌の『キネマ旬報』の月刊誌、特に前年のベストテンが掲載されている2月決算号が、
1964年前後の10年間に及び各号が出てきたので、
懐かし気にページをめくり、見たりした。



そして若き青年時代、アルバイト、契約社員をしながら、
映画そして文学青年の真似事をしていた時期が蘇(よみがえ)り、
お金に余裕がなく、食事代を倹約して、欲しかった本を幾度に買い求めてきたなぁ・・、
と独り微苦笑をしたりした・・。

しかしながら本の数々を見ながら、これから再読することは少ないと思われ、
これからの私は人生の晩秋期・・ポケずに衣服の選定ができることが肝要・・、
と思い、ため息をひとつ付いたりした・・。
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『アンチエイジング』と『老年症候群』の相違、78歳の私は学び、微苦笑して・・。

2022-09-29 14:30:51 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ていたら、
『 データが語る 令和高齢者の実像
アンチエイジングと老年症候群 食事と生活習慣で改善可能 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
恥ずかしながら、何かと無知なことが多く、
今回の《・・アンチエイジングと老年症候群・・》って、
私は明確に表現できず、どのようなことなの・・、
と思いながら記事を読んでしまった。




この記事は、長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
の永田宏さんの寄稿文であり、
日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、9月29日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・1990年代に、アメリカで「アンチエイジング(抗老化)」という、
健康増進における新しい潮流が生まれました。

高血圧、動脈硬化、糖尿病などが、

「成人病」から「生活習慣病」に言い換えられた時代と一致しています。

それらの病気が、好ましい食事や生活習慣を続けることで、
かなり予防できることが分かってきたからです。

老化も、生活習慣病のリスクが高い人のほうが、

早い傾向にあることも分かってきました。

だとすれば、栄養やライフスタイルに気を配れば、
老化を遅らせることもできるはずです。
それがアンチエイジングの発想です。



最初のうちは、中高年女性の美容ばかりが強調されていましたが、

今世紀に入ってから、徐々に健康長寿を目指した取り組みが増えてきました。

フィットネスやダイエット、食事と栄養のバランス、ストレス解消法など、
専門家や、そうでもないちょっと怪しげな人々が、
老化に抗するためのさまざまな方法を提唱しています。

さらに製薬業界や食品業界からの参入も多く、
今では巨大なマーケットが形成されています。



アンチエイジングとほぼ同時期に、アメリカの老年医学の専門家たちの間で
「老年症候群(geriatric syndrome)」という言葉が使われ始めました。

老化が進んだ人は、持病の有無にかかわらず、
同じような健康上のトラブルを生じやすいことが、
当時からよく知られていました。

たとえば日常生活での転倒や転落、風呂などでの溺水、

食物による窒息や誤嚥(ごえん)性肺炎、
ちょっとしたことでの骨折、認知機能の低下などです。

それら一連の症状をまとめて、老年症候群と呼ぶようになったのです。



この言葉の誕生は、以後の老人医学に大きな影響力をもたらしました。

それ以前は、老人の健康問題の多くが「年のせい」
と簡単に片付けられていました。

しかし老年症候群なら、医療の対象となり得ますし、
予防や治療の可能性も出てきます。

アンチエイジングと老年症候群は、よく似た概念です。

あえて言えば、前者は主に現役世代の老化予防を目指しており、
後者は高齢者の健康維持と介護予防を目指しています。

いまの日本は、定年も年金受給年齢も70歳(長期的には75歳)に、

引き上げられそうな情勢ですから、50代や60代にとっては、
アンチエイジングのほうが、より関心が高いでしょう。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
の永田宏さんの寄稿文より、
多岐に及び、教示されたりした。

特に《・・『アンチエイジング』と『老年症候群』の相違・・ 》、
学んだりした・・。

《・・アンチエイジングは、主に現役世代の老化予防を目指しており、
老年症候群は、高齢者の健康維持と介護予防を目指しています。・・》
このように私は、多々教示されたりしながら、微苦笑をしたりした。



私は無念ながら、70歳の頃から体力の衰えを感じ始めて、
やがて75歳の頃から、体力の衰えを深め、
たとえば2時間半ばかり歩き続けると、疲れ果てて、
ベンチを探して、休息したりしている。

或いは、ときおり物忘れもあり、独り微苦笑をしたりしている。

殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
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精神科医・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法、78歳の私は学び、微苦笑して・。

2022-09-28 16:55:29 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『 精神科医・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法

             「肉食、ワイン、若い世代と交流」 』、  
                 と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

しかしながら、私は体力の衰えを75歳の頃から実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。








このような心情を深めている私は、
今回の《・・和田秀樹さんが本当に実践する13の健康法・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2022年9月22日号に掲載された記事で、
関連の【 介護ポストセブン 】に於いて、9月24日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 著書『80歳の壁』シリーズで高齢者の道筋を照らした
精神科医で老年医学の専門家の和田秀樹さん(62歳)。

執筆依頼が絶えず、目が回るような忙しさの中、
還暦を過ぎてなお第一線で活躍し続ける”異端の医師”が実践している健康法とは?

「80歳の壁を越える方法は、嫌なことをがまんせず、
好きなことをすること」

平均寿命が大きく延びた現代を楽しく元気に、
サバイブするための術を伝授する異色の医師は、そう語る。

ストレスをためずに、好き勝手に生きる──
確かに魅力的な人生であることは間違いない。

しかし、多くの人は仕事や家庭、固定観念に縛られ、
そう簡単には実践できないのが現実だ。



だが、和田さんは、いまや年を重ねるほどに、自由になれる時代だ、と指摘する。

「仕事や子育てなど、若いうちは、
多かれ少なかれ人生に対して“受け身”にならざるを得ない。

しかし、ずっと“子供が主役”と家庭のために生きてきた女性でも、
単身赴任で会社が決めた場所に住まなければならなかった男性でも、
 子供が巣立って定年を迎えたら、
その先の人生を自分の意思で決めるチャンスが増えます。

ぼく自身、子供2人が結婚してから、
夫婦がそれぞれ自立した生活を送るようになりました。

年齢を重ねるほど、それまで受け身だった人生を、
能動的に変えられます。



高齢の患者さんの中には
『年をとってしまったら、新しいことはできなくなる』
と思い込んでいる人も多いですが、むしろその逆です」

しかも、いまのシニア層は、昔と比較して圧倒的に若く、元気だ
と和田さんは続ける。

「たとえば現在の70代は、
戦後、日本人の栄養状態が改善された頃に生まれており、
それ以前の世代に比べて寿命が長く、体格もいい。

ぼくは、高齢者を長年診ていますが、
30年前の70代が背中が曲がり、よぼよぼしていたのに比べて、
いまの人たちは、背筋がシャンとして、10歳ほど若返った印象です。

教育水準も高く、知的でおしゃれやぜいたくも経験してきた世代でもある。
だからこれから先の人生についても、自分の頭を使って、
賢く選択できるはずです」

・・(略)・・



☆実際に和田秀樹さんが実践する健康法の一覧
行動|理由

◎スパイスヨーグルト
   スパイスの力で血管を拡張して心肥大を防ぐ。

◎卵
   卵が含有しているたんぱく質やコレステロールは、
   重要なエネルギー源。

◎ワイン
   ワインをよく飲むフランスやポルトガル、スペインは、
   健康寿命が長いという調査が。

◎肉食
   健康で長生きする人の共通点は「肉好き」。
   免疫機能を高め、意欲や筋力のもとになる男性ホルモンを
   増やす作用がある。

☆節制しすぎない
   栄養が余ることで生じる害よりも、
   足りないことで起きる害の方が、はるかに大きい。
   エネルギーが足りなければ、元気が出ないのは動物として
   当然のこと。

☆朝の運動習慣 
   「シックスパッド」、「振動マシン」、「スクワット」の3つ    を習慣づけている。

☆30分ウオーキング
   1日のうち、何度かに分散して30分歩くことで、
   下肢の筋肉を鍛える。

   目的を作るため、あえて食料の「買いだめ」をしないのもポイント。


☆降圧剤
   薬は極力避けているが、血圧は別。
   200mmHgあった血圧を、
   降圧剤によって和田さんにとっては"適正"の170まで下げた。


☆ストレスをためない
   ストレスやがまんは、免疫力を低下させて、
   がんリスクを上げる原因に。

☆アンチエイジング
   いまのシニア世代は、圧倒的に若い。
   それを保ち、さらにブラッシュアップするためには、
   サプリメントや前頭葉を鍛えること。

   心身ともにアンチエイジングを心がけている。


☆若い世代との交流
   意識して若い世代とつきあうことで、脳が刺激される。
   和田さんも一回り以上下の若手と積極的に交流を持っている。

☆バラエティー 豊かな仕事
   ルーティンワークや毎日決まった行動は、
   脳を衰えさせる"感情の劣化"につながる。

   和田さんは、医療から映画監督までさまざまな分野の仕事を
   並行して行ってきた。



☆肩書より名前
   どんなにいい肩書を持っていても、それは一過性のもの。
   偉くなるよりも、自分の名前で生きて周囲に受け入れられる方が
   幸せで健康な老後を過ごすことができる。

☆脳を若々しく保つこと
   アンチエイジングが必要なのは、外見だけではない。
   和田さんは、脳を若々しく保つことはさらに大事だと指摘する。
   「人間の脳は、年齢を重ねると前頭葉が萎縮し、
   意欲や好奇心が低下します。

   そうした“感情の劣化”が起きると、
   新規の発想や創造ができなくなり、
   新しい物事に取り組むことが苦手になります。

   すると体を動かさなくなったり、頭を働かせなくなったりして、
   見た目も中身もすべて衰えてしまいます」

   行きつけの店にしか行かなくなったり、
   似たような著者の本ばかり読むようになったら危険のサインだという。

   「感情の劣化を避けるには、前頭葉を使うことが大切です。
   何でもいいから自分のやりたいことを見つけて、
   なるべく普段とは違う体験をすることがおすすめ。

   ぼく自身、医師としての仕事に加え、
   執筆や映画監督、中学受験の指導など、
   日々まったく異なった仕事をこなしてきました。

   これは、子供の頃から注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向があって、
   じっと座って同じことをし続けるのが大の苦手だから仕方ない、
   という面もあるのですが、年を重ねてからは
   こうした仕事の仕方の方が、脳の活性化にいい。

   女性なら髪形や服装を変えて、
   おしゃれに気を配ることも脳を活性化します。

   コロナの制約はありますが、
   いろいろな人と会って話をすることも効果的です。
   特に自分より若い世代とつきあうと、
   脳への刺激が大きくなります」・・(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、敬愛している精神科医・和田秀樹さんより、
《・・ 本当に実践する13の健康法・・》、
78歳の私は、遅ればせながら学び、多々教示されたりし、
やがて微苦笑してしまった。

食事に関して、スパイスヨーグルト、卵、ワインは月に一回程度であり、
牛肉、豚肉、鶏肉は大好きな私は、その日に応じて愛食している。

朝の運動習慣に関しては、「シックスパッド」、「振動マシン」、「スクワット」などは、未知の世界で、
日中は殆ど毎日のように、自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、
住宅街を歩いたりしている。



こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
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久しぶりに私たち夫婦は、都心に買い物をして、やがて疲れ果てて・・。

2022-09-27 16:23:12 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


私が年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

こうした中で、私たち夫婦は3週間に一度ぐらい最寄り駅の付近で買物して、

私は家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらいしている。

或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物をしてきた。




しかしながら2019年の4月、家内は初期の膵臓がんに遭遇して、
 家内は2泊3日で検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。


もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。

やがて手術後、3年3カ月が過ぎた9月1日、

定例の精密検査をし、幸運にも転移がなく、私たち夫婦は安堵をしたりした・・。

この間、2020年の2月、新型コロナウイルスの烈風に伴い、
長らく感染防止で、閉塞感のある日々が続いてきた。


ここ一カ月、終活の延長戦として、私たち夫婦は、
子供いないため一世一代となるため、仏壇のことも検討してきた・・。



本日、たまたま私が満78歳の誕生日を迎え、
お日柄も良き日であるので、久しぶりに私たち夫婦は、都心に買い物をしたりした・・。

仏壇として名高い『はせがわ』の都心にある店に行き、
仏壇と多岐な備品を確認した後、買い求めたりした。

もとより私たちのどちらかが亡くなった時、
残された方が心の負担を軽減したい為、
或いは生前に仏壇をお互いに確認しておきたい、思いであったりした。

この後、私たち夫婦は、新宿の小田急、そして京王デパートに寄ったりした。

私のスポーツシャツで外出用が古びてきたので、
家内は私のお誕生日のプレゼント代わり、選定したりした。
結果的には3枚ばかり買い求めたりした。




こうした中で、久しぶりに私たち夫婦は、
人出の多い都心に買い物をした為か、お互いに疲れ果てて、
遅い昼食代わりの食事処もパスしてしまった・・。

やがて我が家の最寄駅にある駅ビルにあるスーパーで、
お弁当を買い求めて、帰宅した。

帰宅後、遅い昼食のお弁当・・私たち食べながら談笑して、
今日の買い物・・仏壇と備品、そして私のスポーツシャツ・・
おかしな買物をしてきたが、一生に一回の買い物だ、
と微苦笑したりしている。
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老後資金、多くの人が見ぬふりをしている〈シリアスな問題〉、私は学び、微苦笑して・・。

2022-09-26 15:25:42 | 喜寿の頃からの思い

 
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建て住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、

そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
『働らなくても、何とか生活ができるので助かるわ・・』、
と家内がときおり、 呟(つぶや)くように私に言ったりする。

『そうだよねぇ・・』
私は苦笑しながら応じたりしている。
何かと無知なことが多く、真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。





このような我が家であるので、
今回の《・・老後資金、本当に「2000万円」で十分か?・・》、
やはり社会状況が変貌している今日、どのようなことかしら、
と思いながら記事を読んでしまった・・。

この記事は、幻冬舎ゴールドオンラインのGGO編集部が記載された記事で、
幻冬舎ゴールドオンライン】に於いて9月26日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・「老後資金2000万円」が話題になってからしばらくたつが、
よほど鮮烈だったのか、いまも多くの人が、
老後の資産形成の目標額を「2000万円」と回答している。

だが、本当にこの金額で十分なのだろうか。実情を探る。



☆老後不安に震える高齢者たち

日本経済が勢いを失ってから久しいが、
それに伴い、高齢者たちの老後不安も大きくなっている。

金融広報中央委員会の2021年に実施された『家計の金融行動に関する世論調査』では、
84・5%もの人たちが「老後が心配」と答えている。

30年前の1992年には、63・7%だったことを考えると、
増加が著しい。

これだけ日本経済が失速すれば、高齢者ならずとも将来不安は募ってくる。

しかも少子高齢化の進展による社会負担の増大もあることから、
不安要素には事欠かない。 

1990年代前半、日本の高齢化率は12%程度だった。
それが2000年には17%、2010年には23%、
そして2021年には29・1%と、30%超えも時間の問題だ。

2040年には、35%に達するとの試算もある。 

ここまでの現実を目の当たりにすれば、
自身による老後資産形成の重要性が、痛いほどわかるという者だろう。 



厚生労働省『令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』によると、
国民年金受給者の平均受取額は月額5万6358円、
厚生年金受給者の平均受取額は月額14万6145円だ。

自営業者夫婦なら年金は10万~12万円程度、
会社員と専業主婦なら20万~22万円程度、
会社員夫婦なら28万~30万円程度となっている。 

だが、老後夫婦二人の月の支出は、23万~26万円が平均といわれている。
つまり、月に3万~5万円程度の赤字だ。

世間では、老後が30年続くと仮定して算出した「必要な貯蓄額」は、
およそ1000万~2000万円程度と言われているが、
それに近い数字が見て取れる。 

このようなシミュレーションが周知されているからか、
上述した調査でも貯蓄の目標額に「2000万円」と回答する人が多かった。

しかし、逆にいうと「老後資産は2000万円あれば安泰」
と多くの人が考えていることになる。




☆老後資金の目安は「病気・介護」を考慮していない

ただし、計画通りに老後生活を送れるとは限らない。

「2000万円でOK」という試算は、
30年間健康に過ごせることが、前提になっている。

年齢を重ねるごとに支出が増える可能性が高い、
医療・介護の費用は、考慮されていないのである。

 厚生労働省『令和2年度 介護保険事業状況報告(年報)』によると、
2020年前期高齢者(65~75歳未満)は1756万人、
後期高齢者(75歳以上)は1833万人、合計で3589万人。

そして、要介護(要支援)認定者数は、2021年3月末時点で682万人。

第1号被保険者に占める要介護(要支援)認定者の割合は18・7%。
さらにサービス受給者数は月に575万人。

高齢者の5人に1人程度が多かれ少なかれ介護を必要とし、
6人に1人程度が実際に介護サービスを利用していることになる。



また施設介護サービス受給者は、2020年度累計で1148万人。

1ヵ月あたり平均で、介護老人福祉施設が56万人、
介護老人保健施設が35万人、介護療養型医療施設が1・8万人、
介護医療院が3・2万人、総数96万人となっている。 

これを見ると「老後30年健康に生活する」ことを前提とした
「2000万円」では、老後の備えは不十分だといえる。 

いくら高額医療費制度があるとはいえ、
継続的な治療が必要な病気になったり、
あるいは介護施設への入所が必要になったりしたら、ひとたまりもないだろう。 

老人ホームへの入居の場合、「一時入居金」と「月額費用」をもとに、
入居可能な施設を選ぶわけだが、一時入居金は施設によって大きく異なる。

0円のところもあるが、高額なところは数千万円になるケースもある。
月額費用には「家賃」、「管理費」、「食費」、
「介護保険サービスの自己負担分など」、「個人で支払う費用」が含まれるが、
こちらも10万~30万円程度の施設が多い。 

老人ホームの平均入居期間は、1・5~4年程度といわれているが、もっと長くなるケースも当然ある。

「老後資金2000万円」という数字はあくまでも目安であり、
病気や要介護状態となったときの費用も含めたうえで、
資産形成を進めることが大切なのだ。
                GGO編集部・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、《 老後資金、本当に「2,000万円」で十分か?・・・
多くの人が見ぬふりをしている〈シリアスな問題〉 》、
私は、多々教示されたりしながら、微苦笑をしたりした。

過日、この幻冬舎ゴールドオンライン】に於いて、
高齢者[二人以上世帯調査]』(2021年)の貯蓄額の実態を学んだりした。

《・・金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]』(2021年)
世帯主60代世帯の平均貯蓄額(保有金融資産額)は平均2427万円、
70代世帯で2209万円。

一方、中央値で60代世帯で810万円、70代世帯で1000万円。
ここには「貯蓄なし(金融資産なし)」と回答した人も含めたものなので、
「貯蓄あり(金融資産あり)」と回答した人の数値をみてみると、
60代世帯では平均は3014万円、中央値は1400万円。
70代世帯では平均2720万円、中央値は1500万円となります。 

平均では「老後に問題なし」でしたが、
中央値でみると「老後は少々心許ない」というのが、
高齢者世帯の実情が見えてきました。

余裕のある暮らしを叶えられるのは、ほんの一部の高齢者だけ。
引退して悠々自適な老後、しかしそこには常に経済的な不安が付きまとう・・・
これが日本の高齢者のよくあるパターンなのかもしれません。・・》

このようなことを私は改めて学んだりした。



過ぎし数年前、麻生財務大臣が、
『国民に10万円を支給したが、殆どの人が貯金して、消費されなかった・・』、
と感嘆していたが、私は高齢世代の深情は理解していない御方、
と思ったりした。

私を含めて、程々の貯金があっても、いつの日にか大病、
或いは介護施設にお世話になる。

そして長寿社会の到来の中で、自身はいつまで生きられるのか・・
こうした老後資金の難題を秘めて、日常生活を過ごしながら、
貯金の取り崩しに慎重になっている。

このように思案している私は、ため息ばかり重ねたりしている。



そして私は、もとよりお金も大切なことであるが、
ささやかに潤(うるお)いのある生活を継続して、過ごすのが、
我が家の主針・・と微苦笑したりしている。
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10年前の私の投稿文、読み返して、独り微苦笑を重ねて・・。

2022-09-25 14:56:22 | 喜寿の頃からの思い
先程、ぼんやりと10年前の頃、どのような心情ですごしていたのだろうか
と思い馳せたりした。

私はブログの投稿文に関しては、原則として毎日一通を投稿してきたので、
こっそりと10年前の頃の投稿文を読み返したりした・・。

たまたま2012年9月27日に於いては、
『満68歳の誕生日を迎えた私は、この人生に乾杯、と恥ずかしながら心の中で呟(つぶや)き・・。』、
と題して投稿していた。

この当時は、ブログに写真を表示させる技量もなく、
文字通り文書だけの簡潔な投稿文となっていた・・。

映画の世界は、リバイバル上映があるが、
私も少し真似事をして、再公開をさせて頂く。



《・・ 私は恥ずかしながら、本日満68歳の誕生日を迎え、
過ぎし2009〈平成21〉年に初めて高齢者の入門を許されて、
私の住む調布市から『介護保険証』が郵送され時は、私は驚きながらも高齢者なってしまったのか、
と微苦笑を重ねたりしてきた。

そして本日は、高齢者の4年生に進級したのか、と微苦笑したりした。

私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みに住む年金生活の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は東京オリンピツクが開催された1964(昭和45)年に大学を中退し、
アルバイト、或いは契約社員をしたりしながら、映画・文学青年の真似事をした。

ある年、親戚の叔父さんから、
今は良いとしても、30歳を過ぎた時、妻子を養って家庭を持てるの、
と私は諭(さと)されて、
確固たる根拠もなく独創性があると自信ばかり強い私は、あえなく挫折した。

そして、やむなくサラリーマンに転職しょうと、軌道修正をした。

コンピュータの専門学校に一年ばかり学び、これを梃子(てこ)にした上、
ある知人のご尽力もあり、この当時は大企業のある音響・映像メーカーに、
中途入社できたのは、1970(昭和45)年の春であった。

この後、まもなくしてこの会社の一部が、外資系のレコード会社として独立し、
私もこの新たに創業された外資系のレコード会社転籍させられて、
本社に30年ばかり私なりに奮闘して務めた後、
音楽業界のリストラ旋風の中、私も出向を5年ばかり苦節の体験して、
定年退職となったのは2004(平成16)年の晩秋であった。

このように私は、大学を卒業して、大企業で邁進されたサラリーマンのエリートの方たち、
或いは官公庁で栄達された方たちとは、
遥かに遠い拙(つたな)い身なので、もとより年収も退職金も程ほどに少なく、
せめてその時代に流行(はや)った名曲と共に、時代を深く共有できたのが、
心の宝物のひとつかしら、と微苦笑している。


私は定年退職後、その直後から年金生活をしているが、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。

年金生活の直後、独りで近所の遊歩道を散策したりすると、
こんなに自由に散歩できるなんて、許されても良いのかしら、
と定年直前までの多忙期を思い重ねたりし、戸惑いながら甘受したりした。

そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住みながら、
何よりも朝の陽射し、昼下りのひととき、そして夕暮れ時に、
ゆっくりと時を過ごし、苦楽の激しかった現役時代を思いながら、微苦笑を重ねたりしていた。

日常は定年後から自主的に平素の買物担当となり、
独りで 毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。

日常の大半は、随筆、ノンフィクション、小説、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを心の発露の表現手段として、
このブログのサイトに綴り投稿するのが、生きがいのひとつとなっている。

我が家は年金生活なので、原則として厚生年金とわずかな企業年金の年金支給額で平素の生活を過ごし、
国内旅行、冠婚葬祭、そして耐久品などの購入は、
程ほどの貯金を取り崩して過ごしているので、ごくありふれた年金の家庭であると思ったりしている。


私たち夫婦は若き新婚の頃から幾たびか国内旅行をしてきたが、
年金生活を始めた翌年の2005〈平成17〉年の5月下旬に、
知床半島のウトロから出港してオホーツク海を北上して、半島の先端の知床岬で日の出を洋上から観る
早朝クルーズに惹かれて、3泊4日で道東をめぐる観光団体観光ツアーに参加した。

この後、3日目の昼下り、阿寒湖の湖畔で1時間ばかり休憩した時であった。

私たち夫婦は団体周遊旅行で、私たちと同様にご夫婦の方も多くいるので、
私たち夫婦は40代の頃から、好感したご夫婦と旅行中で話し合ったりするタイプである。

この時も年配のご主人と湖畔の喫煙場で、私は話し合ったりした・・。

『僕は70を過ぎているが・・あなたは60過ぎた頃でしょう?
僕も60代の頃は、家内と海外旅行など・・盛んに行ってたの・・
自分達が好きなことが一番できる時期なの・・
あなたたちのご夫婦を見ていたら・・思いだされたのよ・・』
と年配のご主人は私に微笑みながら私に言った。

『あの頃は、体力は少しは衰えは感じていたが・・何より気力はあった・・
あなた・・知っているでしょう・・
ゴールデン・イヤーズということ・・この人生で一番充実していた時・・』
と年配のご主人は言葉を重ねられた・・。

私は改めて、このご主人から、60代は人生の黄金期と学んだのである。


このようなことを私は思い馳せながら、
私たち夫婦は、お互いに歯の治療ぐらいで、入院する程の大病にすることなく、
8年目の年金生活を過ごしている。

ときおり家内は、『働くなくても・・こうして生活を過ごせるのだから・・』
と微笑みながら、私に言ったりしている。


昨日、私は我が家の小庭を手入れをし、汗まみれ泥まみれで孤軍奮闘した。

我が家の敷地は変形で、家屋の関係により玄関庭と主庭に分離された上、
隣接にマンションなどが建っているので、冬の時節は一部が陽陰となったりしている。

そして無念ながら私の実力不足で、わずか100坪ばかりの敷地なので、
大きく伸長する欅(ケヤキ)、山桜(ヤマザクラ)などが植えられず、
何かと拙(つたな)い人生を過ごしてきた我が身に相応しい、と苦笑をしたりした。

そして樹木の下に這(は)いつくばったりして草むしりして、
何とか小奇麗になった小庭を眺めたりしていると、
いずれは私たち夫婦は片割れとなり、こうした古ぼけた家でも維持管理するのは、
苦楽が伴なうので住めないだろう、と私は改めて感じたりした。

そして現在の古ぼけた一軒家の生活は、
あと10年ぐらい私たちは五体満足で生かしてもらいたい、と思ったりした。
この時は私は77歳となり、家内は70歳となる。

その後は身体も衰え、やむなくスーパー、病院、公園の利便性のあるマンションに転居し、
互いに思いやりを増して、どちらかが終末となり、残された人は『おひとりさま』の生活となる。

このようなことをぼんやりと思ったりしたが、
果たしていつの日か解らないが、こればかりは天上の神々の采配に寄るものである。

いずれにしても、体力は少し衰えて心は溌剌としたゴールデン・イヤーズと称せられる60代の今、
私が何かで日常生活で失敗した時、
『ボケチィンねぇ・・』
と家内は笑われたりする時もある。

或いは『ダメオ(駄目夫)クンねぇ・・』と家内は苦笑されたりしているが、
私は長き37年の人生の苦楽を共にした良き叱咤激励と思いながら、
何よりも気楽に寝食を共にでき、談笑できる相手がいれば良いと思ったりしている。・・ 》


このような『10年ひと昔』と称せられる10年前の頃、
投稿文を読み返して、独り微苦笑を重ねたりした・・。


この10年間、私は目の白内障の手術、この後に左眼だけの硝子体手術、














私は高齢者に入門した65歳の頃、作家・渡辺淳一さんが何か随筆で、
その年にならなければ、解らないょ、
このような意味合いの言葉を学んできたので、齢を重ねるたびに気付かされて、
確かに・・微苦笑したりしている。
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年金生活18年を過ごしてきた私、予期せぬ出来事の中で、最大のピンチは・・。

2022-09-24 16:30:17 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活のまもなく78歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

そして 雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住み、
我が家の周辺は住宅街であるが、自動車もない稀(まれ)な家となっている。



         
私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

そして、私は出向身分であったので、リストラ烈風が更に加速なる中、
会社の首脳部が社員を自主退職させる希望退職優遇制度などの免れたのも事実であり、
定年前の退社を余儀なくされた同僚、後輩に少し後ろめたく、

退職後の年金生活に入った理由のひとつとなった。

しかしながら根底の実情は、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

このような拙(つたな)いサラリーマン航路である上、
そして定年退職するまで半生期は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれながら、
ときおり敗残者のように感じることも多く、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。



                         

年金生活は、これまで人生航路が悪戦苦闘が多かった為か、

予期した以上に安楽な生活を享受してきたが、
年金生活18年を過ごしてきた中で、
幾たびの予期せぬ出来事の中で、最大のピンチは・・
と思い馳せたりした・・。

やがて、2019年の3月の初めの頃、
突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の硝子体手術を受けたことだった・・

と微苦笑したりした。



過ぎし2015年の晩秋、私は左眼、そして右眼の白内障の手術を受けて、
それまで酷い近眼であつたが、手術後は0.8前後の視力となり、
高校生より長年にメガネを愛用してきたが、

メガネが不要となり、人生観さえ変わったりした。
        
この清く正しくなった両眼は、2019年の3月の初めの頃に、

突然に左眼だけが視力が激変し、
私は困苦しながら、最寄り駅近くにある眼科専門医院に通ったりしてきた。




この眼科専門医院は、私は2015年の晩秋に白内障の手術を受けてきた医院で、
この前後を含めて、少なくとも数10回通院してきたので、
医院長をはじめ10数名のスタッフとも、 顔なじみとなり、
男の癖におしゃべりな私でも、少し遠慮しながらも談笑したりしている。

このように信愛できる医院長に診察された結果、特殊手術が必要と判断されて、
この医院長より特殊手術ができる『御茶ノ水』にある井上眼科専門病院を紹介されたりした。

そして2019年の3月下旬に、

この『御茶ノ水』にある井上眼科専門病院に行く予定であったが、
まもなく3月8日、この顔なじみとなっている最寄り駅近くにある眼科専門医院で再度診察を受けた結果、
想定より悪化しているので、同じ井上眼科専門病院でも、本院の『御茶ノ水』よりも、『西葛西』にある分院には、
この特殊な手術に特に優れている医師を紹介する、と紹介状を書いて下さった。

何かしら瞳を支えている眼球の周囲にある緬膜(めんまく)が離脱して、
このような状況下で視力が不安定で低下し、特殊な手術が必要と教えられたりした。




こうした結果、2019年の3月9日、『西葛西』にある井上眼科病院に朝8時に私は訪ね、
やがて受付で、紹介状を提出したが、何かしら紹介状の宛名の御方は、 副医院長だったが、
本日はお休みと知り、 多種な眼の検査を受診した後、代理の医師より診察を受けたりした。

やがて私は、副医院長の診察を受ける3月13日の日時を指定して、
予約をした後、私は我が家に帰宅した。

この後、3月11日の日中、『西葛西』にある井上眼科病院より、
私は電話を頂いたりした。

私が予約している3月13日を一日早い12日では・・と尋ねてきた。
そして12日、私は家内を伴い、『西葛西』にある井上眼科病院を訪ね、
そして眼の多種な診察を受けた後、紹介状の副医院長に私は診察を受けた。

              

やはり左眼の水晶体の後方の壁を後嚢(ごうのう)と称せられているが、
これを足場にしている3年半前に挿入した眼内レンズが脱臼(だっきゅう)』して、
硝子体に浮かび、視力が不安定となっている、このようなことを診断して下さった。

そして硝子体の一部の手術となり、
3年半前、幡手に挿入した眼内レンズを摘出。
②硝子体の一部を切除。
③新たな眼内レンズを眼球の一番外側は線維質な膜で覆われている強膜(きょうまく)内に固定。


このような手術の内容を話して下さり、病名は『眼内レンズ脱臼(だっきゅう)』と記載され、
麻酔は『局所』と明記された。


そして手術の実施日は、2019年の4月2日午前、として、
手術後の経過診察などで6泊7日の入院となり、
やがて私たち夫婦は、手術の当日は、8時少し前に病院に到着した。




そして指定された病室で、私は着替えて待機していると、
まもなく手術前の検査を受診したのは、8時15分過ぎであった。

この後は、手術前の待機であったが、小心者の私は、
どうせ手術するなら早い方が良いのに・・と少し待ちわびたりした・・。
            
やがて10時半少し前に、看護師より手術室に導かれて、
私は手術して下さる副医院長、スタッフの前では、
まな板の鯉のような心情であったりした。

そして45分過ぎた後、手術して下さっている副医院長より、
手術は無事に完了、とスタッフと私に大きな声で明言されたので、
私は一堂に聞こえるように、お蔭様でありがとうございました!!、
と若き自衛官に負けないような声で御礼の言葉とした。

この時、若き女性スタッフより、さりげなく手渡された。

            

そして私は指定された病室に戻り、表紙には、
      西葛西 井上眼科病院
            手術室一同 と明記されて、

開くと右側には、千羽鶴の折り紙となって、
左側には、お大事に なさって 下さい。
女性が書かれた字体が優美に明示されていた。

私はベットの横に設置されているサイドテーブルの上に於いて、
神棚のように置いて、女神のような後光を感じて過ごしてきた。 

         

この後は、6泊7日の入院生活の中、
検査、診察、そして各種の点眼薬と称せられる目薬を注(さ)すこと以外は、
単調な時を過ごしたりした。

私は病室に設置しているテレビは、日に一時間ぐらい視聴する程度であり、
持参した新書本、家内に買ってもらった週刊誌2冊、 そして休憩室にある新聞を読む程度であったが、
やはり手術後の眼には、疲れが実感させられたりした。 




やむなく眼をつぶり、物思いに耽るしかなく、あてどもない時を過ごしたりした。

こうした中で、時空を超えて、幼年期とか定年後の年金生活の出来事が
不意に思い浮かび、とりとめなく思い馳せたりした。 


そして私は、何よりも学んだことは、午前中の検査、診察で、 受診前に待機している私たち・・
私は隣接した男性、或いは女性の60歳以上の御方と、
ささやかな人生のこぼれ話し、お互いに微苦笑しながら話し合ったりしたことであった。



          
このような眼科医院に6泊7日で入院していたことを思い浮かべて、
改めて数多くの御方に、私はささえられ深く感謝して、これも人生だよなぁ・・と
私は思い深めたりしている。
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年齢を重ねても脳を若く保つために、効果的な20の生活習慣、私は学び、多々教示させられて・・。

2022-09-23 14:07:31 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 介護ポストセブン 】を見ている中で、
『「60歳を過ぎたらシュークリームを食べましょう」
     認知症と無縁の健康脳を作る20の習慣【医師監修】 』、  
                 と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく78歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


しかしながら、私は体力の衰えを75歳の頃から実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。




このような深情を重ねてきたので、
今回の《・・認知症と無縁の健康脳を作る20の習慣・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、『女性セブン』の2022年9月22日号に掲載された記事で、
関連の【 介護ポストセブン 】に於いて、9月22日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。



《・・ 年齢を重ねるごとに身体と共に、脳の衰えを感じる人も多いはず。

しかし、最新の研究で、脳の老化は高齢になったから起こるわけではなく、
90代でも刺激を与えれば、成長することがわかりました。

認知症と無縁の健康な脳を保つためには、
どんな生活を心がければよいのか?

科学的に証明されている脳に、いい生活習慣や考え方を紹介します。

年齢を重ねても脳を若く保つために、効果的な生活習慣とは。
今日から始める健康脳を作る「20の習慣」



【1】趣味や生きがいを持つ
65歳以上の約3割は趣味がゼロだと、脳科学者の西剛志さんは言う。
「趣味が、ゼロよりも1つでもある人の方が、
認知症の発症リスクが下がります。

女性の場合、趣味が4つある人が、最も発症リスクが低かったというデータも。

趣味など自分の好きなことや楽しいことに打ち込むと、
脳内にドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌され、
ストレスが解消されるといわれています。

趣味を持つと、友達ができやすくなるという利点もあります」(西さん)。



【2】毎日小さな目標を立てる

掃除が終わったら録画しておいたドラマを見る、書店に新刊を買いに行くなど、
クリアしやすい小さな目標を立てるのもおすすめ。

「目標をクリアすると、脳内には幸せホルモンのドーパミンが放出され、
達成感が得られます。

それは脳にとっても心地よく、ヤル気にもつながります」(西さん)。

脳は目標の大きい・小さいまでは区別できず、達成感だけを把握するため、
目標はあくまでクリアしやすい小さなものでOK。
とにかく毎日続けよう。



【3】毎日ひとつ新しいことをする

毎日同じ生活を続けると、脳は刺激を失う。

「新しいことをすると、脳に刺激を与えられます。
記憶と経験が刷新されると、脳内ネットワークの密度が高くなります。
そうすると認知機能も上がっていきます」(西さん)。

たとえば、知らない道を通る、新しいレシピに挑戦する、
いつもと違うテイストの服を着る、普段は選ばないジャンルの映画を見る、
花を飾る、いつもと違う足から靴を履くなど、ささやかなことでOK。
早速試してみよう。



【4】「自分は若い」と本気で思う

「自分のことを若いと思うだけで脳は若返り、
精神も安定することがわかっています。

髪を染めて実年齢より若く見えるようにしただけで、
血圧が下がったという実験結果もあります。
若作りは、脳にも体にもいい方向に作用します」(西さん)





【5】小さな幸せを感じる

主観的な幸福感が高いと、幸せホルモンのドーパミンが放出され、
ストレスレベルが下がる。

「あくまで自分が“幸せ”と感じられているかどうかが重要です」(瀧さん)。
きれいな花を見かけたなど、些細なことでいいので、幸せを積み重ねよう。



【6】聴力低下を防ぐ

私たちは聴覚を通じて、脳にたくさんの刺激を与えている。
「聴覚が失われると、一気に脳の老化が進み、認知機能は低下します。
電車内では、イヤホンを使用しない、
聞こえづらくなったら補聴器をつけるなど、耳を守ることも大切です」(西さん)。



【7】「でも」を口癖にする

「脳には、 “最後の言葉を記憶する”という性質があり、
最後に使った言葉が、その後の行動に影響に与えます。

たとえば、 “今日は疲れた”と言うと、実際は疲れていなくても、
脳が勝手に“疲れた”と思い込み、疲れた状態を作り出してしまいます。

ですから、疲れた、わからない、難しいなどのマイナスの言葉を使った後は、 
“でも”をつけて前向きな言葉をプラスしましょう」(西さん)

脳が喜ぶ「でも」変換例
・疲れた→疲れた。でも、早く帰れた
・わからない→わからない。でも、昨日よりできた!
・面倒くさい→面倒くさい。でも、終わったらケーキが食べられる
・難しい→難しい。でも、成果が出た



【8】旅行や芝居などの“予約”をする

「旅行などの予約をすると、
脳内には、ヤル気ホルモンのドーパミンが分泌され、活性化します」(西さん)。
旅行に行ったときよりも、計画を立てているときの方が、
未来へのワクワク感から脳が活発に働く。
行く行かないは別として、予約が大切!

将来のことを考えたり、好奇心を持つことは、脳を活性化させる。



【9】量より質で友人関係を整理

人とつながりを持つことは、脳にいい刺激を与える。
しかし、つながる人数が多ければいいというわけではない。

「脳が知り合いとして処理ができる人数は150人で、
親近感を抱いて信頼できると思えるのは約10~20人。
心を許せる相手となると1~2人ですが、
それだけいれば、脳はストレスを緩和できるといわれています。

逆に、苦手な人とのつながりは、ストレスの原因に。
プラスに思えない人間関係は、清算することも大事」(西さん)。



【10】人の話はうなずきながら聞く

うなずくことで、話の内容を理解しようとする脳のスイッチが入る。

「うなずく動作をするのは、相手の話を理解したとき、
という経験を脳が覚えているために、起こる現象です。

特に相手の気持ちを読むための共感力が落ちてくる50代前後は、
意識してうなずいて、話を聞くことが大切です」(西さん)。



【11】「ボールは友達!」脳活キャッチボール

脳を活性化させるために、運動は必須。

その方法として、近年注目を集めているのが、
複数の動きを同時に行う「コーディネーション運動」だ。

「この運動は、ウオーキングなどの有酸素運動や
筋トレの約2倍の効果があるといわれています。

特におすすめなのは、ボールを使った運動です。
ボールを頭の上に投げて、手を1回叩いてからキャッチする。
これを5回行います。

ボールを投げる強さや、ボールの落ちてくるスピードを瞬時に判断しながら、
キャッチしないといけないので、簡単な動きでも脳機能をすごく使うことになり、
脳活に最適です」(西さん)。



【12】60歳を過ぎたらシュークリームを食べる

「コレステロールは、悪いものではありません。
不足すると、心を安定させてくれるホルモン・セロトニンの生成ができなくなり、
精神が不安定に。

特に60歳以降は、体内で作られるコレステロールの量が減るので、
肉や卵などを積極的に摂ること。
シュークリームは、コレステロールが豊富なのでおすすめです」(西さん)



【13】睡眠は6時間取る

睡眠の役割は、体の疲れを取ることだけではない。

「人は寝ることで、海馬の働きを整え、記憶を固定させています。
さらに、寝ている間に、アルツハイマー型認知症の要因とされる
たんぱく質・アミロイドβなど、脳の中の老廃物が排出されます。

それらが滞りなく行われるためにも、
睡眠時間は6時間ほど必要なのです」(瀧さん)。



【14】早歩きを習慣に

有酸素運動は、心肺機能を高めて、脳への血流を増やしてくれると同時に、
認知症リスクにつながる血管系の病気の抑制にもなるといわれている。
とはいえ、やりすぎもよくない。

「おすすめは、息が少し弾む程度の早歩き。
たとえば、家を出てから最初の100mだけ、
早歩きをする程度の運動を日課にするといいでしょう」(瀧さん)。



【15】ダンスは脳活の極み

上記のコーディネーション運動の中でも、特に脳にいいのがダンス。

「相手の動きを見ながら踊る社交ダンスは、
瞬時の判断力も鍛えられます」(西さん)。


【16】犬を飼って世話をする

ペットを飼うと孤独感が解消され、触れ合うことで
愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されるなど脳にいい効果がある。

「特に犬の世話は、散歩やしつけなど、
脳の機能をフルに使うので認知機能の向上につながると考えられています。

最新の研究で、犬を飼うと認知症のリスクが減ることもわかっています」(西さん)。

犬や猫などのペットを飼うことで、認知症の予防も期待できる!



【17】若返り遺伝子を活性化させる栄養を摂る

「若返り遺伝子とは、サーチュイン遺伝子のこと。
これが活性化すると、老化の速度が緩やかになることが
科学的にも証明されています。

サーチュイン遺伝子を活性化させる食品として、
かつおぶし、きのこ類、いちご、ブルーベリー、まぐろのとろ、
アセロラなどがあります」(西さん)。

これらを積極的に摂ろう。


【18】人と会って会話をする

会話中、脳内は言語機能にかかわる領域や、
共感性、社会性にかかわる領域などが活発に働き、
前頭葉もフルで活動する。

「会話は、単に言葉だけをやり取りしているだけでなく、
相手の表情やしぐさから、感情や気持ちを読み取って、
適切な言葉を選んで発しているため、脳にかなりの刺激を与えます」(医師・瀧靖之さん)。
会話は、対面がより脳を刺激する。



【19】過去を思い出す

「思い出すという行為は、
頭の中に保存されていた記憶や情報を引き出す行為なので、
海馬を使い、脳の活性化を促してくれます」(瀧さん)


【20】酒・たばこは控える

アルコール摂取量と脳の体積の関係を調べたところ、
アルコール摂取量の多い人ほど、脳が萎縮していることがわかっている。

特に酒が飲めない人は、もともと分解酵素が少ないので、
無理して酒を飲むと、脳へのダメージが進む可能性が高い。
要注意だ。

「たばこは、百害あって一利なし。
肺機能が落ち、その結果、体全体の機能が低下。
酸素が体の隅々まで行きわたらず脳にも、いいとはいえません」(瀧さん)。


☆教えてくれた人

医師・医学博士/瀧靖之さん
東北大学加齢医学研究所教授。脳画像研究の第一人者。
MRI画像を用いたデータベースを作成し、
脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究に従事。
著書も『回想脳 脳が健康でいられる大切な習慣』(青春出版社)など多数。

脳科学者/西剛志さん
脳科学を生かした才能開発メソッドや、
才能の伸ばし方などを提供するサービスを展開。
これまで企業から個人までのべ1万人以上をサポート。
主な著書に『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)。
               取材・文/鳥居優美 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、《 年齢を重ねても脳を若く保つために、効果的な20の生活習慣 》、
私は、遅ればせながら学び、多々教示されたりし、微笑んだりした。

私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
こうした中、私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物に関して、
自主的に買物専任者として宣言したりした。


そして家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

やがて私は我が家の買物の責務を終えて帰宅した後は、
やはり独りで自宅周辺の3キロ範囲を歩くことが多くなっている。
         
やがて午後より、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴いたりしている。




こうした中、パソコンの故障、国内旅行、入院をしていない限り、
原則として、毎日一通は投稿している。

そして投稿文を発信した後、特に数多くの50代以上の皆様の投稿文を読ませて頂きながら、
いつも感じられることは、日記として綴られている場合は、
その人なりの思いをその御方ご自身の言葉で、淡々と綴られているのに、
圧倒的に感動を覚(おぼ)えたりしてきた。

そして日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが圧倒的に多く、
お住まいの地域、これまで綴られた人生航路の軌跡に思い馳せながら、
何よりも生きた人生の教科書、と確信を深めたりしている。

こうして読ませて頂きながら、つたない私は秘かに励ましを感じたり、微笑んだりして、
確かな人生の底知れぬ哀歓を学びながら、年金生活を過ごしたりしている。

                            

こうした数多く投稿文を読ませて頂く中、たとえたった一行の綴りでも、
私は瞬時に心の中の琴線(きんせん)が静かに奏(かな)でり始めて、
やがてその御方のブログに魅了されて、愛読者のひとりになってきた・・。

或いはコメントを頂いたり、或いは私は数多くの方の投稿文を読ませて頂き、
感きわまってコメントをしたりしている。

何よりもこの広い空の下で、お逢いしたこともない御方に投稿文の上で、
めぐり逢えたことに秘かに感謝を深めたりしている。



         

そして私は、亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

こうした中、新コロナウィルスの烈風の以前は、
私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、
話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしていた。

いずれも新コロナウィルスの烈風で、世の中は様変わりとなり、
私も閉塞感を感じながら、人気の少ない処、時間を配慮して、
独りで散策したりしてきた・・。


ここ3カ月前の頃から、遊歩道、公園などを散策していると、
顔見知りになった御方と談笑し、ささやかな復活に悦んだりしている・・。


こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

ときには遊歩道、公園などを歩いたりしていると、見慣れた情景でも、
樹木、草花など、 初めて気づかされて、こんなに美麗な花だったの・・
新たなめぐり逢いに感謝をしたりしている。




このような私の平素の日常生活であり、
今回の《脳を若く保つために、効果的な20の生活習慣》、
殆ど実行しているので、何かと単細胞の私でも大丈夫・・と微笑んだりしている。

しかしながら、【11】「ボールは友達!」脳活キャッチボール、
そして【15】ダンスは脳活の極み、
或いは【16】犬、猫を飼って世話をする・・などは苦手であるので、
困ったなぁ・・と苦笑したりしてる。
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70代でも「変わらず元気な人」に共通する“7つの習慣”、私は学び、微苦笑して・・。

2022-09-22 13:44:13 | 喜寿の頃からの思い
昨夜、ときおり愛読している【幻冬舎ゴールドオンライン】を見ていたら、
『 
長寿大国ニッポン‥70代でも「ピンピンしている人」に共通する
         “7つの習慣”【医師が解説】』、
と題された記事を見たりした。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、
そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を18年近く過ごしてきた。

そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。




こうした中で、70歳の頃から体力の衰えを実感し、
ときおり物忘れもあり、独り微苦笑をしたりしている。




こうした深情のある私は、
今回の《・・70代でも「ピンピンしている人」に共通する“7つの習慣”・・》って、
どのようなことなのですか、と思いながら、記事を読んでしまった。

この記事は、【幻冬舎ゴールドオンライン】の『健康』に於いて、
9月21日に配信され、無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・日本が「長寿の国」であるといわれて久しいですが、
実はここ20年で平均寿命の伸びに比べて、「健康寿命」が伸びておらず、
「不健康な期間=介護や医療の介入を必要とする期間」が、
増えていくことになるかもしれないと、
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長の山本康博氏はいいます。

65歳未満と比べて、およそ4倍に膨れ上がる年間医療費・・・
健康かつ金銭的にも余裕のある老後を過ごすため、
70代でも「変わらず元気な人」に共通する“7つの習慣”について、
 みていきましょう。

長寿の国ニッポンの陰で・・・実は縮んでいる「健康寿命」
「平均寿命」とは、生まれてから亡くなるまでの平均値です。

したがって、なかには大病で早くに亡くなられた人や、
認知症などで長く療養していた人も含みます。

 
一方「健康寿命」とは、文字通り「健康に過ごせる期間」のことです。
これは、ただ疾患にまったくかからないということだけでなく、
介護などの手を借りず、自分で日常生活を送れる期間のことを指します。
 
したがって、認知症で介護が必要な状態で長生きした場合、
平均寿命は伸びても、健康寿命は伸びません。
 
平均寿命と健康寿命の差をみると、
なんらかの治療や介護が必要な(健康ではない)状態が、
どのくらいあるかを知ることができます。
 
2010年の厚生労働省の調査によると、
男女ともに2001ねん〜2010年までの平均寿命と健康寿命を比較したところ、
平均寿命の伸びに比べて、健康寿命の伸びが小さいことが、
わかっています。

平均寿命は、今後も伸びていくと予想されますが、
健康寿命は伸びないということであれば、
それだけ「不健康な期間=介護や医療の介入を必要とする期間」が
増えていくことになります。

 
☆不健康な暮らしは「資産寿命」も短くさせる

また、人生100年時代の現代においては、
「健康であること」が「資産寿命」を延ばすことにもつながります。
 健康は医療や介護にかかるお金の節約に直結しているからです。
 
老後は医療にお金がかかる可能性がぐっと高まります。
厚生労働省によると、国民1人あたりの年間医療費は、
65歳未満が「18万3900円」であるのに対し、
65歳以上は「72万7300円」と約4倍に上昇します。
 
さらに、要介護状態になった場合、
介護保険範囲外の費用で必要と考えられている月々の金額は
平均「17万円」とされています。

いまはまだ元気だからと、目の前の仕事や生活に追われ、
睡眠時間や食生活が乱れて、運動もしていない日々を送っていませんか?
 
いまは問題がなくても、不健康な生活は長期的にみれば、
健康寿命を短くしてしまい、生活に影響が出てくることがあります。
 
このように、健康寿命が短くなってしまうことは、
個人の生活の質を低下させるだけでなく、家族や周囲の人、
社会への負担増にもつながります。

したがって、単純な寿命だけではなく
「健康に過ごせる期間=健康寿命」を延ばすことが必要なのです。



☆運動、食生活…健康寿命を延ばす「7つのポイント」

健康寿命を延ばすには、まず生活習慣病などの予防できる疾患を
できるだけ予防していくことが大切です。

そのほか、適度な運動や十分な睡眠、適切な食生活など、
以下の7つの点が健康寿命を延ばすポイントとなります。

 

1.生活習慣病を予防する

生活習慣病は、「がん」、「循環器系疾患」、「糖尿病」などが代表的です。
食・運動・休養・飲酒・喫煙などの生活習慣が、
不適切なまま続くと、発症しやすくなります。

健康寿命を妨げる最大の要因ともいえるため、
定期的な検査と予防が大切です。

 
2.適切な食生活

主食・主菜・副菜をバランスよく食べるとともに、
意識的に野菜を摂取するようにしましょう。

果物の適度な摂取も、不足しやすいビタミンや食物繊維の補給につながります。
 
また、塩分の摂りすぎは、高血圧からの循環器系疾患や
胃がんのリスクを高めるため、控えましょう。
1日の食塩摂取量の目安は、「男性8g未満、女性7g未満」です。

 
3.適度な運動

運動は、心臓病や脳卒中、がん、足腰の痛みなど、
さまざまな疾患のリスクを下げます。

18歳〜64歳は、歩行以上の身体活動を毎日60分、
息が弾み汗をかく程度の運動を、毎週60分行うことが目標です。
 
65歳以上の方は、運動の強度に関わらず、
毎日40分程度の身体活動を目標にするとよいでしょう。

 
4.十分な睡眠や休養

健康を維持するためには、休養をしっかりとることも重要です。
脳と体をしっかり休ませることで、睡眠の質を高めます。

規則正しい生活で体内時計が整うと、
ホルモン分泌や体内の活動が調節され、快眠できるようになります。

 

5.禁煙

タバコには、約200種類もの有害物質と、
約70種類もの発がん物質が含まれています。
 
また、喫煙する人の近くで煙を吸い込む「受動喫煙」も、
健康被害があります。

禁煙はもちろん、タバコの煙にさらされないことも重要です。
 
6.節酒

過剰なアルコール摂取は、肝臓だけでなく、全身に悪影響を及ぼします。
厚生労働省の推奨する「節度ある飲酒」=ビール中瓶1本、
日本酒1合程度を守るようにしましょう。

 

7.歯や口腔内の健康を守る

近年、歯周病と全身の疾患との関連性が示唆されています。
毎日の歯磨きや定期的な歯石除去を行い、歯周病を予防することが、
「健康寿命」を延ばすことにもつながります。
 

☆おわりに・・・健康寿命を延ばすには、健康的な生活習慣から

健康寿命とは、WHOが2000年に提唱した
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことで、
医療や介護の介入がなくても、自分で日常生活を送れる期間のことを指します。
 
今回は健康寿命を延ばすために重要な生活習慣をご紹介しましたが、
 一朝一夕にはいかないものが多いです。

生活習慣病を防ぐのと同じように、
コツコツ健康的な生活習慣を積み重ねることが大切です。
 
また、近年では歯周病と全身の疾患との関連性も示唆されています。
 自分の歯を守るためにも、健康寿命を延ばすためにも、
口腔ケアを心がけましょう。・・。
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。


 
今回、MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長の山本 康博さんより、
多岐に及び、健康寿命を延ばす7つのポイント、学んだりした。

これまで私が学んできたことと重複する箇所もあるが、
もとより健康寿命を延ばすために、大切な7箇条と思い深めている。












2019年は予告もなく私は、
新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、 心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、

 しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、
結果的に8泊9日の入院となったりした。

こうした入院する前の私は、若き大学一年の夏季合宿にタバコを喫い始めて、
長年こよなくタバコの愛煙者だった・・。

この後、映画、文学青年の真似事をしている時、
やがて敗退した後のサラリーマン時代に於いて、
タバコを喫いながら、物事を思案したり、思考したりしてきた・・。

こうした習性が55年以上続き、タバコを喫煙したならば、
言葉とか文章が、脳裏より舞い降りて、こなくなるかもしれない、
と危惧したりした。

そして私は、困ったなぁ・・と溜息をしたりした後、
自身を鼓舞するように、人生は気合だ、と心の中で叫んだりし、
これを機会にタバコにお別れとなったりした。


こうした根底には、やはりタバコは身体に良くないと、担当の医師から進められて、
何かを断念しなければ、この先はないと思い、断腸の思いで禁煙したのは本音であった・・。



こうした中、苦い体験を重ねてきたして、
何とか今回の《・・健康寿命を延ばす7つのポイント・・》に、
近づいている・・と私は微苦笑をしている。
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日本人の老い方を実態データ分析、私は学び、感嘆したり、或いは光明を感じて・・。

2022-09-21 12:04:09 | 喜寿の頃からの思い


 
何かと無知なことが多く、真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。

この記事は、電通シニアプロジェクト代表、社会福祉士の斉藤 徹さんの寄稿文であり、


☆【(斉藤徹) - 個人 - Yahoo!ニュース  】 
日本人の老い方をデータ分析してみた 男性は25%が75歳までに亡くなり、女性は80代で3割が要介護に ☆




私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
年金生活を始め、やがて62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、

無念ながら病死したりした。

まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、 この知人は『おひとりさま』となり、
私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、
60代で妻が夫より先に亡くなることは、 考えたこともなく、
こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。                                                                      

ここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、
この世を去ったり、 ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、

数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、 
私は震撼させられたりしてきた・・。


こうした中で、私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。




私は過ぎし3年半前、


或いは、こうした後、家内が初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断され、
摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。


こうした私たちは大病を体験し、いつの日にか体力も衰え、
やむなく介護施設にお世話になる時がくる、と漠然としながらも思案している。



このような私は、今回の記事を学び、感嘆したり、
或いは晩秋期に光明を深めたりしたのは、下記の箇所となったりした・・。



◎『男性は4分の1が75歳までに亡くなる章に於いては、

《・・当然のことながら、全ての人が平均寿命まで生きられるわけでなく、
平均ゆえに約半数の人は、その年齢まで辿り着くことなく、
何らかの理由で死亡することになります。・・


年齢を重ねるにつれて生存割合は下がり、
男性では75歳前後には4人に一人が亡くなり、
平均寿命の81・47年には、半数が亡くなります。

女性は、男性よりも生存割合は高いですが、
それでも85歳には3割が亡くなり、
平均寿命の87・57年までには、半数が亡くなるということです。・・ 》



◎『要介護状態が高くなるのは80代から章に於いては、

《・・健康状態と死亡状態の間に、いわゆる”要介護状態”が存在します。
しかし全ての人が、介護が必要になるわけではありません。

要介護状態とは、脳血管疾患、関節疾患、骨折・転倒、高齢による衰弱、
認知症などを理由に、自立生活が困難になることを意味します。・・ 》




◎『健康寿命が尽きると「要介護状態」ではない章に於いては、

《・・60代後半での要介護認定率は、わずか数パーセントに過ぎません。

要介護認定率が高くなっていくのは、70代後半からで、
80代前半で男性が2割、女性が3割要介護認定されるということになります。

よく健康寿命を過ぎると、要介護状態になるのではないか、
と勘違いされている方がいらっしゃいます。

健康寿命は、
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されており、
これは国民生活基礎調査で、現在の健康状態を「良い」「まあ良い」「普通」と回答した人を「健康」、
「あまり良くない」「良くない」と回答した人を「不健康」として健康寿命を割り出しています。

なので、健康寿命は、あくまで健康である状態の平均寿命が、
現在何歳くらいかを示すひとつの指標である、
と考えておいた方が良いかもしれません。

では、実際にどの程度の人が要介護状態になるのか。
気をつけなければならないのは、
実際には要介護認定を受ける前に、
病気など何らかの理由で、その年齢までに亡くなってしまう人が一定数いるという事です。・・》



◎『介護予防が必要なのは圧倒的に女性章に於いては、


《・・男性の場合は、女性と比べて平均寿命が短いために、
多くは要介護状態とならず、死亡していきます。

死亡率を考慮した実介護認定率は、
80歳代で1割程度とさほど高くはありません。
要はその前に、別の要因で男性は死亡しているのです。

それに対して、平均寿命の長い女性の要介護率は高くなる傾向にあり、
80代前半で2割、後半で3割の方が要介護認定を受けています。

このように見ていくと、高齢期の何に備えていくべきかが、
男女で実は異なることが分かります。

男性は、要介護状態になることを極端に恐れる必要はないのです。
むしろ、それよりも死亡要因となる病因を予防するための努力が
大切であることがわかります。

一方、女性は要介護となる確率が、
男性よりも格段に高いことがわかりました。
介護予防の備えが重要なのは圧倒的に女性なのです。・・ 》



◎『死因「ガン」がトップは70代まで、80代からは「その他」がトップ章に於いては、


《・・日本人の死亡要因のトップが、
「ガン(悪性新生物)」であることは良く知られた事実です。

しかし、どの年齢でも常にトップということではなく、
年齢段階に応じて死亡要因は異なります。


男性は、70代前半までは悪性新生物の比率が高いですが、
その後は心疾患(高血圧症を除く)、脳血管疾患、肺炎の比率が
高くなることがわかります。

最も伸びが高いのは、「その他」です。
その他には、「その他の呼吸器系の疾患」「その他の消化器系の疾患」「神経系の疾患」などが含まれます。

女性の場合は、悪性新生物の比率が一定程度高いことがわかります。
 80代後半から増えてくるのは、心疾患、脳血管疾患と老衰です。

老衰とは、加齢に伴うさまざまな身体機能の衰弱に伴う死のことを示します。

老衰は、日本人の死亡要因として悪性新生物、心疾患に次ぐ3位に
この数年浮上してきています(それまでは脳血管疾患が3位)。

何らかの病気による死亡ではなく、衰弱による死亡が多いという事実は、
裏返せば、それだけ日本の医療技術の向上の結果であるとも言えるでしょう。 ・・ 》



このように私は今回学びながら、
敬愛している高齢者専門の精神科医の和田秀樹さんより学んだ、
健康長寿のポイントの4箇条、
1.栄養をたっぷりととること。  
2.ストレスを避ける、
3.意欲を持ち続ける、
4.できないことより、できることに目を向ける


こうしたことを晩秋期の指針として、過ごそうと思い深めている。
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『老人脳自己診断チェック』、こっそりと私は受診して、微苦笑を重ねて・・。

2022-09-20 13:22:18 | 喜寿の頃からの思い
『 老人脳セルフチェック!
    やる気や記憶の衰えほか5つのタイプを診断【脳科学者監修】 』、  
                 と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく78歳の身であるが、
こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりしている。


そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。




しかしながら、私は体力の衰えを70歳の頃から感じ始めて、
やがて75歳の頃より、ときおり深く実感させられたり、
物忘れも多くなり、やはり老化が増したのかしら、
と微苦笑したりしてきた・・。


このような私は、今回の《・・老人脳セルフチェック!・・
やる気や記憶の衰えほか5つ・・》を、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった・・。


この記事は、『女性セブン』に2022年9月22日号に掲載された記事で、
関連の【 介護ポストセブン 】の『健康』の『予防法』に於いて、
9月20日に配信されていた。

無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・厚生労働省によると、2025年には、
65歳以上の5人に1人が認知症になるとの見込みだ。

しかし、その前からすでに、
「人やものの名前が思い出せない」など、
脳の衰えを感じている人も多いのでは?

「脳力」のピーク年齢は、分野によって違う。
ただし、衰えるスピードには個人差がある。
まずは自分の脳の状態をチェックすることが大切だ。

「人の名前が出てこない」、
「言いたいことを忘れた」なんてこと、ありませんか?



☆老人脳自己診断チェック【1】タイプを確認しよう!

A~Eの各パートで該当するものは?(監修/脳科学者・西剛志さん)

<A>
□ 新しい場所に行くのが億劫
□ 集中力が続かない
□ 流行っている曲を聴いてもわからない
□ 食べたいと思えるものがあまりない
□ 新商品には興味がない
□ 昔と比べると本を読まなくなった
□ 昔話は「あの時代」がいかによかったかばかりを話す

<B>
□ 人の名前や顔が覚えられない(アイドルが同じ顔に見える)
□ 同じことを何度も言うことがある
□ 約束の日時や場所を忘れる
□ 何度も忘れ物がないか確かめる
□ 用事があってその場所に行っても何をするか忘れてしまう
□ ものをどこに置いたかわからなくなる
□ 同じものと気づかずに2度買ったことがある

<C>
□ 考えて買うより感覚で買うことが多くなった
□ 情報を鵜呑みにしてしまう傾向がある
□ 同時に2つの作業ができなくなってきた
□ スケジュールを甘く見積もって遅れてしまう
□ 料理・計算・運転でうっかりミスをすることがある
□ 過去の成功体験にしばられて同じ選択をしてしまう(同じメニューを頼む、いつも同じ人とつきあうなど)
□ 衝動的に行動することが多くなった(待てなくなった)

<D>
□ 他人の意見に共感することが少なくなってきた
□ 服装に気を使わなくなってきた
□ 人の話をあまり聞かなくなった
□ 批判されても気にならなくなってきた
□ 店員さんにタメ語をよく使うようになった
□ プレゼントをあげても喜ばれなくなってきた
□ 気づいたら相手を傷つけていることがあった

<E>
□ 名前をよく聞き間違える
□ (テレビなど)ボリュームを上げないと音が聞こえにくい
□ 騒音の中では、会話や電話がしづらい
□ 高い音が聞こえにくいときがある
□ テレビや音楽の音が大きいと周りから言われる
□ 音がどこから聞こえてくるかわかりづらい
□ 早口でしゃべられると理解できない



☆診断結果 5つの老人脳タイプ
 4つ以上当てはまったパートが、あなたの老人脳タイプ。

<A>やる気低下型の老人脳
 何をするにも億劫。やる気のホルモン“ドーパミン”を放出する線条体の働きが衰えている可能性が。

<B> 記憶低下型の老人脳
 記憶の中枢といわれる海馬や記憶に関連する部分の働きが低下している可能性がある。

<C> 客観・抑制低下型の老人脳
 物事を客観視したり、判断したり、感情を抑制する前頭前野を中心とした部分に衰えがみられる。

<D> 共感低下型の老人脳
 人の気持ちを理解する前帯状皮質や島皮質などを含む部分が衰えてきていると考えられる。

<E> 聴覚低下型の老人脳
 耳の機能低下や、それによって起きた脳の変性により、認知機能全般が衰えてきている可能性が高い。

相手の気持ちを読む力は、48歳がピークだと言われている。



☆老人脳自己診断チェック【2】片足で何秒立っていられる?
 
平らな床の上に立ち、腕を横に広げたら、目を閉じて片足で立つ。
上げる足は、左右どちらでもいい。
目を閉じた状態で何秒立っていられるかを計測する。

平均秒数/脳年齢
58.8秒/30代
32.9秒/40代
23.7秒/50代
9.4秒/60代
4.5秒/70代
2.9秒/80代

30秒以上片足で立っていられれば、脳はまだ若い。
逆に、実年齢の平均秒数より短い人は、
脳の老化が進んでいるので生活改善に取り組もう
(国立長寿医療研究センターによる年代別平均値。
30代については、西さんが個別に50名の平均値を算出)。
               取材・文/鳥居優美  ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、
脳科学者の西 剛志さんより、多々教示されたりした。

そして《・・老人脳自己診断チェック・・ 》を読みながら、
何かと単細胞の私は、こっそりと受診をしたりした・・。

<A>に関しては、
    □ 昔と比べると本を読まなくなった
<B>に関しては、
    □ 人の名前や顔が覚えられない(アイドルが同じ顔に見え
<C>に関しては、
    □ 考えて買うより感覚で買うことが多くなった
    □ 同時に2つの作業ができなくなってきた
<D>に関しては、
    □ 批判されても気にならなくなってきた
<E>に関しては、
    □ (テレビなど)ボリュームを上げないと音が聞こえにくい

このような項目が該当したので、やはり衰えている、
と実感させられたりした。



尚、片足で何秒立っていられる?・・関しては、
何かと私は自身を叱咤激励をする時は、
人生は気合だ・・と鼓舞させてきたので、
今回の受診は、35秒少し・・となり、独り微苦笑をしている。
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“長生き元気”なシニアの共通点、老いを遅らせる「あ・か・さ・た・な」、私は学び、微笑み・・。

2022-09-19 13:18:55 | 喜寿の頃からの思い

 
もとより健康でなければ、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、
そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を18年近く過ごしてきた。

そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

こうした中で、70歳の頃から体力の衰えを実感し、
ときおり物忘れもあり、独り微苦笑をしたりしている。



このような私であるが、今回の《・・老いを遅らせる「あ・か・さ・た・な」》って、
どのようなことですか、と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、
週刊女性PRIME 】に於いて、9月19日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・ 日本人の60代では“およそ40人に1人”にすぎない認知症有病率は、
80代になると、なんと“3人に1人”まで跳ね上がる。 

【画像】老いを遅らせる「あかさたな」行動表

脳機能だけでなく、身体の健康も見た目も、70歳が分岐点。
高齢者の健康長寿は、70代をどう過ごしてもらうかにかかっています」  
こう語るのは、高齢者医療の第一人者である和田秀樹さんだ。  



和田さんによると、健康長寿のポイントは4つあり、
もっとも大切なのが、
1.栄養をたっぷりととること。  

以降、2.ストレスを避ける、
3.意欲を持ち続ける、
4.できないことよりできることに目を向ける、と続く。



☆塩分も糖分も気にしすぎは逆効果

まず和田さんが強く訴えるのは、栄養を減らしすぎることのリスクだ。  
例えば、健康でありたいと、塩分(ナトリウム)のとりすぎを気にする高齢者は多い。

だが年を重ねると、ナトリウムを体内にためておく力は、自然と衰える。 
「体内のナトリウムが少なすぎると、どうなるか? 
低ナトリウム血症を起こして朦朧としたり、最悪、死の危険も。
高血圧の高齢者でも、塩分は控えすぎないほうがいいのです」(和田秀樹さん、以下同)  

血糖値も同様だ。
あまりに糖質を制限したり、インスリン治療で低血糖を起こすと、
意識障害を起こしたり、手足の震えや失禁を起こしたりする。
こうした時間が長く続くことは、脳にも悪影響を与えてしまうのだ。



☆日本はがんで死ぬ国ストレスが寿命を縮める

年を重ねたら、食事であれもこれも制限することより、
よく食べて体重を増やすことを心がけるくらいがちょうどいい。

ちなみに和田さんが高齢者にすすめるのは、
“最安値のブレイン(脳)サプリメント”である納豆。
良質の植物性タンパク質を効果的にとれ、認知症予防に最適なのだ。

栄養の次に大切なのが、ストレスを避けること。
 「アメリカやイギリスの人の主たる死因は、心筋梗塞。
ですから彼らがその可能性を高める血糖値やコレステロールを、
気にするのはわかります。

ですが日本は、先進国で唯一、がんによる死が多い国。
がんの原因のひとつが、ストレスですから、
食事を制限するよりも先に、ストレスによって、
免疫力が下がることを避けてほしいのです。

食事制限でストレスを感じていたら、本末転倒。
禁煙も同じで、ストレスになるならしなくていい」  

免疫力を下げないためには、よく笑って毎日を楽しく過ごすこと。
笑うと副交感神経を刺激して、心身がリラックスするだけでなく、
がん細胞やウイルスを退治するNK(ナチュラルキラー)細胞が、
活性化して免疫力が高まる。 



「さらには、 “頭も身体も若くいよう”、
“元気に歩ける自分でいよう”と意欲を持ち続けることが、
とても大切です」  

80歳、90歳でも若者顔負けの頭のキレと、
スタスタ歩ける体力の人がいる反面、
60代で歩けなくなる人もいる。 

「コロナ禍による外出自粛で、実感した人も多いと思いますが、
身体の機能は使わないと衰える。

その衰えは、年を重ねるほど大きく、進行も速くなります。
ですから脳も身体も、日々使い続けることが大切」  

わかっていながら、それができなくなってしまうのは、
“意欲”を失ってしまっているから。

意欲も脳や身体と同じで、持ち続けようと意識しないと、
減退する一方なのだ。 

「記憶力が落ちることを恐れる高齢者は多いのに、
意欲が衰えることを気にする人は少ない。

しかし一度失った意欲を取り戻すことは難しいので、
それを保つことをもっと重要視してほしいのです」  

高齢の親には、まずは外出してもらい、友人知人と話したり、
趣味や料理など、好きなことに打ち込んでもらおう。
こうしたことこそが、生きる意欲につながるからだ。



☆脳トレのドリルよりもすべきは会話・趣味・仕事

外出時には、おしゃれも楽しむことをすすめる。
 「“年がいもなく”なんて言葉を気にして、消極的になるのはナンセンス!
きれいでいたい、若くありたいという意欲を、もっと周りも本人も認めるべきです」  

高齢者の意欲が落ちて行動に消極的になった結果、
外出が減って足腰が急速に弱ってしまうのが問題だ。 

「結果として認知症の発生リスクも高まります。
とにかく今できることを減らさずに持続する。

つまりは4つ目のポイント、“できることに目を向ける”につながります」 



☆できることに着目しその機能を伸ばす  

残念なことに、年を重ねると身体機能は、どうしても衰えていく。
失ったものを数えると気がめいるが、そんなときには、
「パラリンピックの選手たちをお手本にするといい」と和田さんは言う。

 「彼らは、できないことよりも、できることを伸ばして活躍している。
高齢者も同じように、残存機能を持続し、
さらにはそれを伸ばそうという考え方が大切です」  

そのためにも、サポート用品は積極的に活用したい。
 「例えばリハビリパンツ(ショーツ型おむつ)をはけば、
安心して外出することができます。

トイレの心配をして家にいるよりも、
外出していろいろな刺激に触れることのほうが、ずっと大切」 

そして“年がいもなく”とか、
“高齢者はかくあるべし”といった固定観念は手放すこと。

 「“人生いろいろ、なんとかなるさ”と考えて。
タレントの高田純次さん的生き方がおすすめですよ(笑)」  

これら4つのポイントを親に実践してもらえば、
認知症発症を遠ざけ、健康寿命を延ばす手助けになる。

 「85歳を過ぎたら、どんな人でも脳に認知症の変化が生じます。
ですが、発症を遅らせることは可能。

それには脳を活性化することが大切ですが、
かといって脳トレのドリルを何冊もやればいいということではありません」  

脳を活性化させるには、会話を楽しみ、趣味や仕事を続けるなど、
刺激を受けて生き生きと過ごすこと。
 


老いを遅らせる「あかさたな」行動表 注・《一部転記させて頂いた

あ・・歩く・・歩行は心肺機能や筋肉を鍛え、老いを遠ざける。
か・・噛む・・咬筋(こうきん)を動かすことが、脳への刺激に。
       記憶力もアップ。
さ・・サボる・適当に怠け、疲れをとることも高齢期には大切。
た・・食べる・栄養状態をよくし、おいしいものを食べることは、
       脳も活性化する。
な・・和む・・うまく気持ちを和ませて、ストレスの解消を


「私が考えた“あかさたな表”(上)も参考にしてください。
高齢だからと節制させたりできることを取り上げるのではなく、
適度にゆるく過ごしてもらうのが正解です」 
                <取材・文/千羽ひとみ>・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、 “長生き元気”なシニアの共通点、老いを遅らせる「あ・か・さ・た・な」、






今回も私は学び、多々教示され、
老いを遅らせる「あかさたな」行動表の一部を転記させて頂きながら、
確かな5箇条ですねぇ・・と微笑みながら学んでいる。

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心臓をいたわり、長生きするための5つの生活習慣、私は学び、多々教示されて・・・。

2022-09-18 11:35:45 | 喜寿の頃からの思い


《・・ コロナ禍の陰で静かに増え続けている「心不全」。

厚労省の推計では、心不全の患者数は1996年に約21万人だったが、
2017年になると約34万人と、約20年で激増している。

心臓の専門医によると、心不全は死亡率も再入院率も、
実は、がんより高いという。

心臓をいたわり、長生きするための生活習慣について、
専門医に教えてもらった。


国立循環器病研究センター心臓外科部門長の藤田知之さんによれば、
“長生き心臓”を持っている人の特徴は、
「動脈硬化がなく、脈拍がゆっくり」だという。

「動脈硬化がないということは、
血管と心臓がやわらかくしなやかだということ。

ゆっくりと拍動し、そのたびに心臓が大きくふくらんで、
血液をしっかりと押し出すことができています。

若い頃に運動習慣があった人は、特にその傾向が強い」(藤田さん・以下同)

若い頃から運動が苦手でも、慌てる必要はない。
いまからでも心臓を“鍛える”ことは可能だ。



1.週3回30分程度の運動を

「最低週に3回、30分程度の運動をおすすめします。
心臓のためには、ラクすぎるものでは意味がありませんし、
キツすぎるものは、かえって心臓に負荷をかける。

1回30分程度のジョギングなど、
少し息が上がって、 “ややきつい”と感じるくらいがベスト。

すでに心不全の兆候がある場合でも、
1日7000~1万歩ほどのウオーキングは、悪化を防ぐことにつながります。

筋肉を動かすことで、血管が心臓の拍動に合わせてポンプのように動き、
血流を促進する。

筋肉が、 “第二の心臓”となって、負担を減らしてくれるのです」



2.日々を穏やかに過ごす

小倉記念病院副院長で循環器内科主任部長の安藤献児さんは、
「穏やかであること」も重要な条件の1つだと語る。

ストレスを抱えると、交感神経が優位に働いて心身が、
“戦闘モード”になることで血圧が上昇し、脈拍も速くなるからだ。

小倉記念病院副院長で循環器内科主任部長の安藤献児さんが言う。「ストレスは、心臓病の大きな要因です。

また、精神的な負荷で、交感神経が優位になると、
寝つきが悪くなり、睡眠の質も落ちる。

すると、血圧や脈拍が上がったままの状態が続き、
心臓に負担をかけます。

日々を穏やかに過ごし、毎日7時間以上、ぐっすり眠っている人は、
 心不全になりにくいと言えるでしょう」

食生活の乱れに運動不足、ストレスと、
ここ数年のコロナ禍で、思い当たる節がある人は多いだろう。

また、コロナ感染によって、
急性心筋梗塞のリスクが上がるというデータもある。



3.心臓をいたわるには血圧を下げることが大切

心臓をいたわり、長生きさせるためにもっとも大切なのは、
血圧を下げることだと、藤田さんは言う。

「110~130ほどが理想的な血圧で、下げすぎもよくありません。
血圧を下げれば、心臓の負担が減り、ラクに血液を拍出できる。

そのためには、運動のほか減塩など、
生活習慣で意識できることはたくさんあります」(藤田さん)

長生き心臓になるための食事、運動、睡眠、生活習慣
長生き心臓になるための生活のルール


高血圧等を防ぐ塩分摂取量の目安は、1日66g未満だと、
日本抗加齢医学会指導士で管理栄養士の森由香子さんが言う。

「試しに、110mlの水に6g(小さじ1ほど)のしょうゆをまぜて、
なめてみてください。
“薄い”と感じるなら、日頃から濃い味つけを好んでいる証拠。

しょうゆや漬けものなどは、減塩タイプを選ぶなど、
塩分を減らした食事を続けて、舌を慣らしていった方がいい。

DHAやEPAが豊富な青魚も、開きやみりん干しは、塩分が多いため、
できるだけ生で食べてほしい」



4.肥満を改善し適正体重を目指す

糖質や脂質に気をつけて肥満を改善し、動脈硬化を防ぐのも重要。
肥満ぎみならまず、適正体重を目指すのが第一歩だと、森さんは言う。

「腹八分目を心がけるのはもちろんのこと、
缶コーヒーやスポーツドリンクなどが盲点になりがちです。

果糖ブドウ糖液糖は体内への吸収が速く、血糖値を急激に上げ、
太りやすい。
肥満ぎみの人は、飲み物を無糖のものに変えるだけでも
大きな効果が見込めるでしょう」(森さん・以下同)

動物性脂肪に多い「飽和脂肪酸」、
使いまわした揚げ油などに発生する「トランス脂肪酸」などは
LDL(悪玉)コレステロールを増やすほか、
血管をふさいで動脈硬化を引き起こすプラークができる原因になる。

また、糖質を摂りすぎると「AGEs」という物質が血管を傷つけるとも。

「血中で酸化したLDLコレステロールが増加すると
動脈硬化が悪化するため、抗酸化作用のあるβカロテン、
ビタミンC、Eと食物繊維の豊富な緑黄色野菜や果物を積極的に摂ること。



5.極端な糖質制限に注意

体重を減らしたいからといって、極端な糖質制限はおすすめしません。
糖質制限は、もともと糖尿病患者のための食事法で、
コレステロール値の高い人が糖質制限をすると、
塩分や脂質の摂りすぎにつながり、動脈硬化を悪化させる恐れがあるのです。

血糖値に異常がない限り、炭水化物は抜かず、毎食適量食べてください」

心臓とは文字通り、一生のつきあい。末永くいたわって。


☆教えてくれた人☆

藤田知之さん/国立循環器病研究センター心臓外科部門長、安藤献児さん/
小倉記念病院副院長で循環器内科主任部長、森由香子さん/
日本抗加齢医学会指導士で管理栄養士 ・・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、心臓をいたわり、長生きするための5つの生活習慣、

私は学び、多々教示されたりした。

平素、運動が苦手な私でも、もとより健康でなければ、
自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、

そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を18年近く過ごしてきた。

そして私は何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

こうした中で、70歳の頃から体力の衰えを実感し、
ときおり物忘れもあり、独り微苦笑をしたりしている。





このようなことを、ときおり空を見上げて、
こっそりと祈願している・・。
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高齢者専門の精神科医の和田秀樹さんの著書、ベストセラー旋風、私は学び微笑んで・・。

2022-09-17 10:59:03 | 喜寿の頃からの思い
 



たとえば『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、
『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マンジンハウス)など購読してきた。

或いは【プレジデント・オンライン】に配信された氏の寄稿文など、
数多く読み、
体力の衰え、ときおり物忘れもある私は、多々激励を感じて、
何とか健康寿命が保持できている。

過ぎし8月下旬、駅ビル内にある本屋で、
和田秀樹・著作の『老いの品格』(PHP新書)を見かけて、
遅ればせながら学ぼうと思い、購読した・・。



そしてPHPのホームページに於いて、本書の解説文が、
掲載されて、読みながら微笑(ほほえん)でしまった・・。

《・・長年、老年精神医学に携わり、6,000人以上の高齢者を診てきた著者は、

いい歳のとり方をする人と、そうでない人がいることを日ごろ実感している。

いい歳のとり方をしている人は、老いを素直に受け入れ、

老いの現実にジタバタしたりビクビクしたり、
あるいは何かに固執したりすることなく、老いそのものを楽しもうとする。

本書では、そうした魅力的な理想の老人を、
「品のある老人」
「賢い老人」
「おもしろい老人」という三つのカテゴリーに分けて解説し、
それらを備えていることが「老いの品格」であるとする。

そのようなすてきな老人になるためにはどうすればよいか。

著者は、「知識に経験を交えながら議論する」
「いつまでも現役の消費者でいる」
「墓より金より名前を残す」など、具体的なヒントを提示している。

70代、80代を安心して快活に生きる方法を説く本。

老いることに勇気が湧き、老いを楽しみたくなる!・・ 》

このように9月下旬になれば、満78歳になるが、
70代を過ごしてきた日々に、反省しながらも愛惜を重ねたり、
或いは、80代の未知の世界に、鼓舞されたり、叱咤激励も感じながら、
多々教示を受けたりした。

このような真情のある私は、
今回の記事、知的好奇心に負けて、読んでしまった。



この記事は読書家のための本の総合情報サイトとして名高い【 ブックバン 】に於いて、
9月17日に配信され、無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・9月13日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、
新書第1位は『80歳の壁』が獲得した。  
Book Bang
Book Bang
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「家事ができない夫」を諦めてはいけない、長い目でしっかり覚えてもらおう、私は学び、微苦笑して・・。

2022-09-16 15:20:53 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ている中、
『 「家事ができない夫」を諦めてはいけない
             長い目でしっかり覚えてもらおう 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市の片隅に住む年金生活のまもなく78歳を迎える身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後44年の古ぼけた一戸建てに住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。


私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
多々の事情で、年金生活を始めた。
                         

私が年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、 私は自主的に買物専任者として宣言し、
家内から依頼された品を求めて、 独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、
買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

こうした中で、料理、洗濯、掃除などの家事に関して、

ときおり家内から私は教えられているが、
実情はいつになっても、若葉マークと称されている初心者となっている。



このような心情を秘めている私は、
今回の《・・「家事ができない夫」を諦めてはいけない・・
            長い目でしっかり覚えてもらおう・・》、

こっそりと学びたく、読んでしまった・・。

この記事は、『女性セブン』の2022年9月2日号に掲載された記事で、
関連【マネーポストWEB】の『ライフ』に於いて配信されて、
無断であるが、記事を転載させて頂く。


《・・ 料理を頼めば、買い出しからつまずき、
洗濯物を干し方もままならなず、
掃除用具は新型も旧式も使いこなせない・・・。

“家事ができない夫”に、苛立ちを隠せない妻も少なくないようだ。

では、そんな夫に“そこそこ”でいいから、
家事を少しでも担ってもらうためには、何から始めるべきなのか。


家事評論家の佐光紀子は、一切を任せるべきだとアドバイスする。

「まずは何か1つ、完全に任せてみることです。
そしてそのときは、どんな結果になろうとも、途中で手を出してはいけません。
でないと、夫の家事能力は、永遠に高まらない。
新入社員にベテランと同レベルを要求してはいけません」

黙って見守ったことで、お米のとぎ方が、わからなかった夫が、
ご飯を炊けるようになり、さらにお米の種類にも、
こだわりを見せるようになった例もある。

「その家庭では、炊飯器の使い方を失敗して、
お米が炊けなかったときも、妻は助け船を出さずに、
家族でおかずだけを食べたそうです。

家族から『今日はどうしてご飯がないの?』と聞かれたときは、
『炊けなかった』という失敗を正直に話し、みんなで共有した。
夫は針のむしろだったと思いますが、
それ以降は、失敗することなく、お米を炊けるようになりました。

いまでは米を自分で買うようになり、
炊き方にもこだわるようになったそうです」(佐光さん)



ポイントは、失敗したときに責めることも、フォローすることもせずに、
その事実を共有し、最後まで責任をもってやってもらうこと。

「妻が途中で手を出すと、
“最後は妻がやってくれる、手伝えば充分”という認識から、抜け出せない。

ゴミ出しを夫に頼んだのに、忘れられたとしても、
代わりに出さずに、そのまま放置してください。
ゴミが異臭を放ってようやく、“きちんと捨てなければ、不快な思いをする”
と学ぶことができる。

作業内容を具体的に伝えることも大切です。
皿洗いを頼むなら、洗うだけなのか、乾かして棚に片付けるまでなのか、
家事の着地点を共有する。

時間がかかってもいいので、覚えてもらわないと、
家事ができない夫に、介護されるという恐ろしい状況も起こり得ます」(佐光さん)

 

家事“そこそこ夫”を作る5つのルール
家事“そこそこ夫”を作る5つのルール


『定年ちいぱっぱ』(毎日新聞出版)など、
定年後の夫婦関係を題材にした著書があるエッセイストの小川有里さんも、
「長い目で見れば、夫にしっかり覚えてもらう方が楽」と声を揃える。

「覚えの悪い夫に教えるよりも、
自分でやった方が早いという人もいますが、家事に定年はありません。

時間がかかったとしても、できるようになってもらっておいた方がいい。
何年か前、“私の誕生日プレゼントに1日でいいから、
私のやっている家事を代わってほしい”と夫にお願いしたら、無言で拒否されました(笑い)。

でもそれって、家事の大変さを認識しているってことですよね。
そうやって大変さをアピールするのも重要です」(小川さん)



☆忘れてはならない「ありがとう」の一言

夫がある程度、家事ができるようになってきたら、
分担して、少しでも妻の負担を軽くしよう。

そこで忘れてはならないのは、やってもらった後に、
必ず感謝の気持ちを伝えること。

元プロレスラーの佐々木健介(56歳)はこう話す。

「ぼくたち夫婦は、何かをしたりしてもらうのを、当たり前だと考えずに、
お互いに感謝の気持ちをもつようにしています。

だから家事に限らず、妻はぼくが何かやると、
それがコップやお箸を渡すだけでも、『ありがとう』と言ってくれる。
やっぱりうれしいです。

特に、妻が乳がんで闘病中だったとき、
毎日3食、何を作ればいいのかわからずに、本を買って必死で作って、
毎日の食事を用意するのは、どれほど大変なのかと身に染みたから、
料理をしたときに『おいしい、ありがとう』と言われると、特にうれしい。
あえて口に出すことは、大切だと感じています」


 

夫婦の家事時間には大きな差が
夫婦の家事時間には大きな差が


感謝の気持ちを伝えることは、夫の家事スキルを上げるうえで、
精神医学の観点からみても正解のようだ。

精神科医の樺沢紫苑さんは言う。
「人を動かすには、ポジティブなフィードバックが大事だといわれています。
特に『きれいに片付いて気持ちがいいわ。ありがとう』など
事実と感謝を同時に伝えて、ほめるのが効果的。

叱ったり怒ったりする“ネガティブフィードバック”は、
何度も行使すると、相手はそれに慣れてしまいますが、
『ありがとう』は劣化しない魔法の言葉。
何度感謝されても、うれしい気持ちは、変わらないのが人間です」

人生100年時代。
家事を分担して、老後を夫婦円満で快適に過ごすために、いまから夫に変わってもらおう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、私は記事を読みながら、世代に差異があるよなぁ・・と微苦笑したりした。

私は1944年(昭和19年)の秋に生を受けて、
東京オリンピックが開催されて1964年(昭和39年)に大学を中退し、
映画・文学青年の真似事をし、やがて敗退し、
ある民間会社に何とか中途入社できたのは、1970年(昭和45年)の春であった。

職場で共にした多くは、新卒の団塊の世代であり、妹のふたり、そして家内もこの世代の人である。

そして私たちの先輩たちは、1960年(昭和35年)の前後から、日本の高度成長と共に、
一生懸命に社内で働いて、一家の収入の責務を負い、
奥様は専業主婦となり、子供の育児などを含めて、家庭内の専守防衛に徹して、

主人の後方支援となっていた。

このような先輩たちを学びながら、私達の世代、そして団塊の世代も邁進した。

こうした中で、一家の主(あるじ)が懸命に働ければ、年収は確実に上昇し、
専守防衛の専業主婦に収入を渡すことができ、喜びを共にできた時代であり、
確かに明日に希望を託すことの出来た時代であった・・。

こうした中で、ささやかながら、白黒テレビ、電気冷蔵庫、電気洗濯機など、
その後は自動車、クーラー、カラーテレビなどの耐久商品を少しつづ購入しながら、
住宅を一生の高い買物と思いながら、ローン返済に奮闘したり、
子供の教育にも自分たちの夫婦より、少しでも高いレベルと思いながら、捻出して、
家族それぞれが悦びを共に享受できた時代であった。

こうした中で、
一家の主(あるじ)が定年退職後、年金生活をした時、
料理の好きな男性、或いは単身赴任して、家事も好きな男性を除き、
殆どの男性は、料理、掃除、洗濯などに戸惑う、と思われる。



ここ30年、サラリーマン諸兄諸姉は共稼ぎの時代となり、
家事は妻がやるべきものという考え方は、
時代錯誤となっている。

私の甥っ子夫婦は、家事はお互いに分担して、
楽しく過ごしている



私達の世代、そして団塊の世代が家事をするようになるのは、
何かのきっかけが必要・・と私は思ったりしている。

たまたま私は、年金生活を始めた時、
私たち夫婦の両親は、家内の母だけとなり、
遠い地で一戸建てで、独り住まいとなったりしていた。

こうした中で、家内は家内の母宅に5泊6日前後で、
大掃除、季節ごとの衣料などで行き、
我が家に私は残され『おひとりさま』生活の特別演習となったりした。

こうした関係で、料理、洗濯、掃除などの家事に関して、
ときおり家内から私は教えられているが、
実態はいつになっても、若葉マークと称されている初心者となっている。

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