夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

皆様には、感謝の一言です・・♪

2007-12-31 16:27:00 | 定年後の思い
私は定年退職後、別サイトの【goo簡単ホームページ】にほぼ毎日投稿していましたが、
今年の9月末で閉鎖と知り、
この『OCN Cafe』に於いて、従来の『日記』欄が移行できるので、
8月2日に開設し、別サイトの関係もあり、
本格的に投稿したのは8月13日です。

『初めまし~て・・♪』でスタートを切りましたが、
実際の心情は9月30日で投稿した、
『私が加入していたサイトも閉鎖となり・・♪』でした。

私は読書に次、文章を綴ることが好きですが、
年金生活の身ながら、日常は多忙の身ですので、
『コメント』欄の閉鎖、『掲示板』欄で勝手ながら心の交流、と明示したりしました。

かと云って私なりに投稿し、出来る限り数多くの方に、
最後まで読んで頂きたい、と身勝手ながら熱望しています。

このような矛盾した中で、数多くの皆様にささえられ、
今日に至りました。
すべて、皆様には感謝の一言です。


今年も何かと暗いニュースが余りにも多く、
私は憂(うれ)いながらも、心に節度を思っていました。

来年こそは、明るいニュースでお互いに笑える投稿内容となるよう、
切望しながら祈願しています。


皆様には、良いお年をお迎え下さい。





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大晦日の昼下りの音楽は・・♪

2007-12-31 14:21:00 | 定年後の思い
家内と家内の母は、年末年始の買物に出かけているので、
先程から音楽を聴いている・・。

最初は、昨夜レコード大賞を受賞されたコブクロに敬意を示し、
『蕾(つぼみ)』を聴き、彼等のメジャー・デビューの前、
9年前から無名の3年間、路上で唄い続けた心情に熱く思いを寄せたりした。

そして、夢はみるものでなく、明日を信じて労苦の言動を思う時、
胸が熱くなるのである。

この後は選曲は少し迷ったけれど、
モーツァルトも好いが、やはりベートーヴェンの『第九』だろうと、
と思いCD棚が取り出した・・。

今回はたまたま小澤征爾に寄るサイトウ・キネン・オーケストラであるが、
大晦日に相応(ふさわ)しいかしら、と微笑んでいる。



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穏(おだ)やかな大晦日の朝を迎えて・・♪

2007-12-31 07:41:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝の陽射しに恵まれ、穏やかな朝を迎えている。

早朝の薄暗い6時には寒さを感じていたが、
こうして綴りながら庭を眺めていると、
一部は霜で薄っすらと真っ白なベーェルとなっている。

まもなく庭に陽射しが射し込めば、たちまち消えうせて、黒土の一色となる。

泣いても笑っても今年は余白のない大晦日となり、
過ぎ去った日々を思い返したりしている・・。

想いでいっぱいの心に残る春、夏、秋、そして今日を迎えている。

日中は8度前後の陽気となり、
さて散策のコースは、と眩(まぶ)しい朝の陽を見つめていると、
思わず陽射しに感謝し、両手を合わしている。

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『マンゴー』を求めて三千里・・♪

2007-12-30 15:25:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、快晴であったが、ときおり強い風が吹く中、
私は散策と買物に10時半過ぎに出かけた・・。

家内から、散歩のついでに5品の買物を頼まれたのであるが、
この中で南国の甘味のある果物のマンゴーがあった。

家内の母の好物のひとつで、冷凍されたマンゴーであるが、
昨年は28日頃に確保でき、それなりに美味しい、と評価を頂いたのである。

今年も25日に買い求めに行ったが、売り切れとなったので、
今回は敗者復活戦のつもりで駅前の大型スーパーに、
散策がてら30分程歩いて行ったのである。

結果として品切れであり、少し落胆しスーパーを出た時、
小雨が降りだしてきた・・。

私は川沿いの遊歩道を歩いてきたので、
帰路も歩いて帰るつもりでいたので、
予報は快晴なのに、どうして雨が降るの、
と少し途方にくれたのである。

そして、電車を一区間乗った別の駅前の大型スーパーに向かったが、
やはりこの大型スーパーでも品切れであった。

その後、もしかしたら自宅の最寄の大型スーパーにあるかもしれない、
と気を取り直して、寄ってみたが、
残念ながらマンゴーはなかったのである。

たかが冷凍されたマンゴーであったが、
大型スーパーを3店廻り巡って3時間要したのであり、
『母を訪ねて三千里』のような思いとなったのである。

私は心の反動として、私の好物の『祝い鯛』を買ったのである。
小中学生の時代は劣等生で、今は年金生活の身で、少しひけめ感じるが、
店内で一番高価な祝い鯛を購入したのであるが、程ほどの価格である。

帰宅後、家内に、
『XXちゃんさぁ・・残念ながら・・マンゴー買えなかったょ・・
成果のない買物をして・・申し訳ない・・』
と私は家内に詫びたのである。

その後、着替えて、庭に下り立ち煙草を喫っていたら、
風もなく、穏やかな快晴となった。
私は、天上の気候の神々は一体どうしたの・・、と呟(つぶや)いたのである。


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幼年時代、この時節に唄った歌は・・♪

2007-12-30 07:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨夜も雨が降り、今朝は雨上がりの澄み切った朝を迎えている。

雨上がりのせいか、何となく暖かいように感じているのであり、
ここ数日はぐずついた天気であったが、これからの1週間の快晴、と報じていた。

庭に下り立ち、55年前以上の幼年期の頃は、
この時節はどのように過ごしていたのかしら、
と思ったりした。

私の父は小学二年、祖父は小学三年で死去されたが、
一年生の時、冬休みの直前は恒例の二学期の終業式があり、
そして何より苦手であったのは通信簿を貰うことであった。

兄2人は優等生で、私は『2』が多い劣等生で、
父にしぶしぶ見せると、やっぱりね、といった表情を感じたのである。

私はいじけた可愛げのない幼児であったが、
やはりお正月が近くになると、人影の少ない農道で、


♪もういくつねると お正月
 お正月には 凧(たこ)あげて
 こまをまわして 遊びましょう
 はやく来い来い お正月

【 『お正月』 作詞・東 くめ 】


とかぼそい声で唄ったりした。

私は元旦になると、お年玉を父、祖父の両方から頂けることを覚え、
そして兄に教えて貰い、凧を揚げたりし、こまも廻したりした記憶があるので、
劣等生なりにお正月を迎えるのが楽しかったのである。

尚、凧揚げを兄に見習い、凧を揚げようとしたが、
私のだけが少し揚がったと思ったら、直ぐに落下するのであった。

兄達は通信簿『5』の多い優等生であり、
僕のだけは『2』が多い頭の良くない児せいか、
僕の凧、どうして揚がってくれないの、
と悲しくなり、そして益々(ますます)劣等感を感じた時でもあった。










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阿川佐和子・女史は、対談の達人・・♪

2007-12-29 16:36:00 | 定年後の思い
過日、数学者の藤原正彦の対談が掲載されているので、
阿川佐和子の対談集『阿川佐和子の会えばなるほど ~この人に会いたい 6~』(文春文庫)を購入し、
目的の藤原正彦との対談を読み終わった後は、
別の本を読んだりしていたのであった。

阿川佐和子・女史に関しては、無知な方であるが、
父上の作家・阿川弘之の小説、随筆は私なりに愛読し、感銘を受けたりし、
40年が過ぎようとしている。

このような関係で、このお方のお嬢さんか、
と思っていたが、少し気になる人である。

過日、阿川弘之、阿川佐和子の両氏に寄る『蛙の子は蛙の子』(ちくま文庫)を6年ぶりに再読したが、
父と娘の往復書簡を精読すれば、育ちの良さ、それなりの教養が感じられ、
私は阿川佐和子・女史に好感していた。

今朝、遅い朝食を10時過ぎ時に純米酒を頂いたので、
寝室で布団にもぐり、軽い読み物として、
この『合えばなるほど・・』の殆ど未読を読み始めたのである。

衆議院議員の亀井静香との対談は、私は笑い転げ、しばし唖然となった。
あたかも漫才のような対談であったが、
漫才の世界であったならば、これ以上絶妙なコンビはない、
と確信させられるほどである。

その後、野球の中日ドラゴンズ監督の落合博満、
角川春樹事務所特別顧問の角川春樹の両氏との対談を読んだりしたが、
阿川佐和子・女史は紛(まぎ)れもなく、対談の達人である、
と確信を深めたのである。

会話のはずみ、あいづちの微妙さは天性かしら、と感じたが、
この人なりの素養、感性、そして感覚のなせることだと判り、
『週間文春』で連載が700回を突破し好評の秘密が理解出来たのである。


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我家も、昨夕から年末年始の休暇・・♪

2007-12-29 08:52:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日の夕方から雨が予測されていたので、
家内の母の来宅時を心配していたが、6時前に我家に到着した。

『おかあさん・・良かった・・雨の降る前に・・』
と私は、家内の母に微笑みながら云った。

我家では、これからの年末年始に於いて、私達夫婦と家内の母の3人で生活を共に過ごすのは、
今回で4度目である。

家内の父が死去されて、独り住まいとなった家内の母に、
年末年始の時は、我家に来て頂きたい、と私達夫婦の発案であった。

居間の20畳ばかりに一角に6人用の炬燵で設置し、
奥の6畳の和室と書棚の3畳のスペースで休んで頂くのが、
恒例となってきている。

居間の炬燵の中で私達夫婦は、
家内の母から八千代市の自宅から我家までの年の瀬の街の情景を聴いたりした後、
今年、私達3人で旅行で訪れた話となった。
家内、家内の母はビール、私は弐合徳利の純米酒の辛口を呑みながら、
ささやかな料理を食べ、話し込んだのである・・。

2月の中旬に奥飛騨温泉郷の新平湯温泉に5泊6日で滞在し、
北ルートは西穂高ロープーウェイを利用し、北アルプスの冬の光景を眺め、
そして南ルートは高山市の街並みを散策したのであった。

5月の下旬には、伊豆半島の南端の下田に6泊7日で滞在し、
街並み、周辺の公園、観光地などを散策し、
花のうつろいを誉(ほ)めるたたえたりした。

8月の初旬になると、蓮(ハス)の花を観賞したく、
群馬県の最南端の館林市に3泊4日で滞在し、
猛暑の中、観光船に乗り、夢のような一面蓮の花咲く光景を見惚(みと)れたりした。

10月の下旬からは、沖縄本島に8泊9日で訪れたが、
家内の母の希望であったので、それなりなに心の思いは深く残った、
と私に熱っぽく話された・・。

こうした話題をあの時は・・などと話し込めば、2時間ばかりの酒宴は過ぎてしまった。

そして、私はこの間に煙草を喫う為に、
玄関庭の軒下に下りると小雨が降って折、
何かと慌しい年の瀬を浄化してくれる雨かしら、
と感じたりしていた。

私は9時過ぎには寝室の布団の中で熟睡し、
早朝の5時過ぎに目覚め、ときおり小雨の降る庭に下り立った。

そして7時過ぎに、11時過ぎまで母と炬燵の中で・・、と私は家内から聴き、
私は微笑みながら、我家でも年末年始の休暇が始まった、
と実感したりしている。



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コブクロの最新アルバムのタイトル名・・♪

2007-12-28 16:17:00 | 定年後の思い
私は齢を重ねた63歳の身であるが、ときおり音楽を聴くのが好きである。

今年の初秋の頃から、遅ればせながらコブクロという若い人達から絶大な人気のあるディオに魅了された。

最近、アルバムが発売されているが、
アルバムのタイトル名『5296』と称されているので、
私はどのような意味かしら、と少し戸惑ったりしていた。

私はこのサイトで、11月18日に於いて、
『コブクロの『赤い糸』に感銘を受けたひとりとして・・♪』と題し、
投稿したことがあるので、
多少注視していたでデュオであった。

昨夕の読売新聞で、『エンターテインメント 音楽』で、
この方たちの記事が掲載され、私はタイトル名の意味が解かり、
恥ずかしくなったが、了解した今、好感している。

『5296』
2人とも昭和52年生まれ、
結成9年で6枚目のアルバム、と明示されていたのである。

そして私は新聞の記事の中で、彼等の真摯な歌への思いに、
何よりも感銘を受けたのである。

無断であるが、彼等のメッセージを引用させて頂く。


『路上で演奏していたアマチュア時代、
老若男女あらゆる層の通行人を相手に、
1人でも多くの人が足を止め、
僕等の音楽がそれぞれの心に届けばいいと願ってやっていた。
その数が、100万いう規模になったことは、
うれしいと同時に信じられない。
でも、あの時の精神は、今もこれからも決して変わらない』

小渕健太郎はこんな風に、成功の心境を語る。


こうした発言をされると、彼等の熱く真摯な思いは、
齢を重ね少し惚(ぼけ)た私でも感動し、感銘を受けたりしている。

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年末・年始の国内旅行の想いで・・♪

2007-12-28 12:39:00 | 定年後の思い
私達夫婦は、実家の近くに家を建てたのは、
昭和53年(1976年)の春であった。

この年以来、大晦日に家内が作った御節料理を母の住んでいる処に私が届けた後、
家内の両親に来宅して頂き、御年取りと称した大晦日の酒宴で宿泊して貰い、
元旦の昼下りまで共に過ごし、
3日は長兄宅で私方の親族で新年会が恒例となっていた。

この間、家内の妹が結婚された5年前後は、
家内の妹の主人と子供、そして家内の両親と私達夫婦は、
元旦より1泊2日で、湯河原、銚子、富津地域に宿泊したり、
自宅に来宅して貰ったりしたこともあった。

このような形で年末年始となっていたが、平成10年(1998年)の新年間もないときに、
私の母が亡くなり、私達の年末年始は変貌した。

この年の12月の初めに喪中の葉書を出した後、
恒例の御節料理も不要となった。

そして私は父に小学2年生の時に死去されたので、
50代の初めの私でも、何かと母の存在が大きく、
母に去られた後は失墜感があった。

家内の父も体調に自信なくし、
病院に入退院を繰り返し始めた頃であり、暖かい時節に旅行を共に、
ということになったのである。

このような状況となり、私は現役のサラリーマンの多忙な時代であったが、
私達夫婦は初めて年末年始に旅行に出かけることとなった。

秋田県の山里にある秋の宮の稲取温泉に年末の30日より3泊4日、
これ以降の年、29日より山形県の湯の浜温泉に4泊5日、
29日より能登半島の輪島に4泊5日、
大晦日より北海道の北部の紋別、稚内の周遊し2泊3日、
大晦日より宮城県の秋保温泉に2泊3日などを年末年始に出かけたのである。

詳細の心の思いは、このサイトで綴っているので省略するが、
私達夫婦にとっては、その地の年末年始の街の情景が深く心に残り、
お互いに、あの時は、と話し合ったりしている。

私の定年退職の秋に、家内の父が死去し、
独り住まいとなった家内の母に大晦日の数日前に来宅して頂き、
新年の4日まで、私達3人と共に過ごすのが、
ここ3年の恒例行事となり、私達夫婦の年末年始の旅行は終わったのである。





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年の瀬、明日より年末年始の休暇・・♪

2007-12-28 08:21:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、曇り空で朝を迎えているが、夕方より小雨が降り、
明日の午前中まで降り続いた後は、快晴となり歳末、そして新年を迎える、
と予測されている・・。


日本の数多くの人々は、本日は仕事納め、明日より年末年始の休暇と思われ、
いよいよ年の瀬となる。

ふるさとに向かい新幹線、在来線の乗客、或いは自動車で高速道路を利用され、
帰省ラッシュが本日より始まる、と報じていた。

私のふるさとは、今住んでいる処なので、
帰省の方たちを見かけると、少し羨(うらや)ましいのが本音であるが、
どうかご無事で行かれ親愛を深めて下さい、と祈願したりしている。

そして、日本の各地、海外に旅行される方たちにも、
せっかくの年末年始の休暇を楽しまれて下さい、と思ったりしている。

或いは自宅で年末年始を過ごされる方たちには、
明日よりご家族で大掃除、買物などをされ、ゆったりと新年をお迎え下さい、
とニュースを見ながら思ったりしている。

そして、年末年始も仕事で業務に携(たずさ)わる方たちには、
大変ですね、と心を寄せたりしている。


我家は、私の定年退職後は、独り住まいの家内の母を大晦日の数日前に迎え、
新年の4日まで私達と生活を共にする恒例となっている。
ここ1週間は家内の孤軍奮闘の大掃除、年末年始の料理等であり、
私は齢を重ねた買物メール・ボーイとなり、
幾度なく家内の指示された買物に通ったりしていた。
そして、幾分小奇麗に掃き清めた庭をぼんやりと眺めている。





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私の師走の読書は・・♪

2007-12-27 21:29:00 | 定年後の思い
このところ遅ればせながら、作家の佐野眞一の読書が多くなっている。

この師走の時期は、『小泉政権~非情の歳月~』(文春文庫)、
『東電OL殺人事件』(新潮文庫)、そして続編の『東電OL症候群』(新潮文庫)を読んだりした。

特に『東電OL・・』に関しては、
人が秘そむ心の深淵がどれだけ、その人となりに言動で発露されるか、
著作者の熱い思いを行間から感じ取ると、このたった二冊であるが私は数時間の毎日で読み続け、
二週間ばかり要したのである。

それだけ著作者の思い心を受け止めるには、単なる読むには、
著作者の真の言葉の伝達を受け止めることが出来なかったのである。

私はこの佐野眞一の作品は、6冊しか読んでおらず、
今回の作品を含めても8作品となる。

今の私は、未読の『枢密院議長の日記』(講談社現代新書)が過日購入したので、
大正時代の激動期に於いて宮中に身を置いた人の日記、
そして作家の佐野眞一の心情に導かれて、大正時代に思いを寄せ、
改めて明治以降の日本を学ぶ機会になれば、
と思ったりしている。



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今年も 余白が少なくなり・・♪

2007-12-27 07:54:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、初冬の陽射しに恵まれて、朝を迎えている・・。

屋根、庭に霜(しも)が真っ白なベーェルとなっているが、
朝の陽射しが庭に差し込めば、直ぐに溶け込み黒土となる。

日中のひととき、庭と玄関から門扉までを掃き清め、
明日が今年最終の『燃えるゴミ』に収集日なので、
多少小奇麗にするのが私の最低限の責務としている。

世間では、仕事納めが何日に迎えるのか、
とぼんやりとした脳裏で思ったりしている・・。

東京のの郊外は、本日は初冬の快晴となるが、
明日は曇り空で夕方から小雨となり、
明後日の午前中まで降り続く、と予測されている。
その後は、快晴日が続いて大晦日、そして新年を迎える。

齢を重ねた63歳の私は、昨今の社会状況を憂いながらも、
天気予報が一番気になるのが本音でもある。


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買物メール・ボーイの4年生は・・♪

2007-12-26 17:27:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生で、我家は家内と2人だけの家庭であるので、
私の定年退職後より、お互いの担当を取り決めているのである。

家内は家の中の掃除、洗濯、そして料理と家事全般の重要な業務としたので、
私は日中の通常の買物、ときたま庭の手入れをする程度であり、
多少の引け目から茶坊主を日々貫徹をしている。

歳末が近付いたこの時節になると、
家内は大掃除、年末年始の料理、
そして家内の母が7泊八日で滞在して貰うのでそれなりの準備と、
家内は孤軍奮闘して折、ときたま私は補助員程度であり、
私は何かしら落ち着かないのである。

しかし、世の中は巧く出来てい折、年末年始等の買物が増加するのである。

ここ数日前から、普段は二箇所のスーパーで買物をすることが多いが、
余り利用しない駅前のスーパーのチラシを朝方、家内が見たりしていると、
『行ってもいいよ・・』
と私は明るく家内に云ったりしている。


私が買物で最初に覚えたのは、
コーヒー、洗剤などで『お一人様X個限り』の特売であった。

次に野菜、果物、魚、肉の鮮度が良い物であったが、
家内からは、程々の値段で見極めるのが重要なの、と云われたりしていた。
こうした折は、
『だって・・僕は買物一年生・・
XXちゃんは、30数年のプロだもの・・』
と私は家内に言い訳をしたりしていた。

最近は買物4年生となったので、
程々の価格で鮮度の選択が多少できるようになったが、
洗濯関連の洗剤、台所の洗剤、料理の食料油は何回買っても、
商品名、目的の役割、価格が覚えられないのである。

このことは私が、洗濯、料理をしないことが原因であり、
家内からスーパーのチラシに赤丸印を目当てで単に購入しているからである。

私はやむえず、力仕事は男の子の役割、と思いながら、
どのような効果が判らないが『ニュービーズ』、『ハミング』、『ワイドハイター』等の最低購入数を聴き、
我家の在庫切れは困るので、
何時も多めに購入し、両手に重い荷物となって提(さ)げてくるのである。

いずれ洗濯程度は、覚えていた方が私の為と思っているのであるが、
家内の元気な姿を見ていると、そのうちに、と思いながら今日に至っている。

尚、買物に関しては、四年生の身なので、
里芋(さといも)、やつがしら、くわい等の御節料理の素材は、
やはり我家の真打の家内しか見極めできないのであり、
私は荷物持ちに徹しているのである。









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齢を重ねた茶坊主の朝は・・♪

2007-12-26 07:03:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身で、家内と2人住まいであるが
日常は買物ぐらいしか担当しておらず、
ときおり庭の手入れをしている程度であるので、
日頃は家内の茶坊主の役割に徹しているのである。

今朝も何時ものように、6時前に起きだして、
洗面した後、神棚がわりに置いてある相田みつをの『日めくり ひとりしずか』の格言に、
両手を合わせ、心の中で呟いたりしている。

そして、玄関庭に下り立ち、この時節、薄暗い早朝のひととき、
樹木と空を眺め、煙草を喫ったりしている。

その後は煎茶を淹れて、新聞を読みながら、煎茶を頂くのである。

定時の6時半になると、家内の指定されたマグ・カップの2つに、
熱いコーヒー、冷たい牛乳をお盆に乗せて、
2階の寝室に行き、家内の枕元に置く。

『おはよ~う・・XXちゃん・・今日も・・良いお天気よ・・』
と私は目覚めた家内に朝の挨拶を行い、
本来であれば、お目覚めいかがでしょうか・・、は我家では省略しているのである。

日中は家内が洗濯の合間に掃除、そして料理の大役を責務としているので、
朝食、昼食どきは煎茶、コーヒーを淹れたりするのが、
私のささやかな役割となっている。

午前の10時、昼下りの3時過ぎのひとときは、
コーヒーをさりげなく家内の前に置くのは、
私の当然の責務であり、私の定年退職後はこうした行事が続いている。





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『ふみをかざるひとひらの美』・・♪

2007-12-25 18:00:00 | 定年後の思い
日中の大半、家内と銀行、郵便局を廻った後、
買物にスーパーの二軒を廻って、先程で帰宅した。

スーパーの野菜、穀物などは御節料理の素材が並んで、歳末の始まりと感じたが、
私にとっての心の最大の収穫は、郵便局で定期の満期の手続きをとっている間、
棚に並べられた一枚のバンフレットが鮮烈であった。

日本郵政グループの発足記念店展のお知らせのチラシであった・・。


第一部 郵便錦絵展 『明治のあたらしい風』

第二部 扇子原画展 『麗(うるわ)しく華ひらく』

第三部 切手原画展 『ふみをかざるひとひらの美』


と展示課題が掲載され、短い解説が明示されていた。

数分、手続きに待たされている間、私は見ていたのであるが、
特に第二部と第三部のタイトルに魅了されたのである。

『ふみをかざるひとひらの美』などは、
私がこのサイトに綴る折、季節のうつろいを数多く取り上げ、綴っているのであるが、
このタイトルの趣旨の、ふみをかざるひとひらの美、のように表現できたら、
と思いながら、心を深め、私なりに念願している。

具体的に表現すれば、封筒の中に秘められた便箋の文、そして切手の幾重かの絵柄、
季節の移ろいの情景美と私の綴る心の思い、
このような類似性になれれば、と感じたのである。






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