夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年金生活の今、改めて幸(しあわ)せな時を、実感させられる時は・・。

2011-05-31 20:20:30 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私たち夫婦は子どもに恵まれなかったので、たった2人だけの家庭で、
古惚けた一軒屋に住んでいる。

日常の私は、定年後から自発的に買物の専任者となり、
殆ど毎日スーパー、専門店に行き、責務を終えた後は散策をしたりし、
季節のうつろいを享受し、心を寄せたりしている。

こうした中で、大半の時間は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
或いは音楽も聴いたりして過ごしている。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。


日頃、家内より、
年寄りのみすぼらしさは、やめて下さいね、と私は言われている。
こうした関係もあり、私はせめて身なりは程ほどのメーカー品の容姿となり、
溌剌とした表情で、颯爽と歩くことが多いので、
昨今でも、ご近所の奥様たちからも、
12歳若いと称されるひと廻り若い、と言われたりしている。

私はもとよりリップ・サービス(お世辞)と承知しているが、
しかし長年の交際している叔父さんからも、7歳ぐらい若く見えるよ、
と言われたりしているので、
私は人生の苦労は、まだ足りないのかしら、微苦笑している。


午前11時過ぎに、いつものようにスーパーに買物に行った後、
昼食後に私は駅前の本屋に向かい、独りで歩いた。

梅雨の合間の晴れ間、20度ぐらいの穏やかな陽気で、
ときおり微風が吹き、心地良く、樹木のたわわな葉は緑の色合いを深め、
揺らいだ情景を眺めながら、季節のうつろいを感じたりした。

駅前の本屋で、目的とした『暮らしの年表/流行語 100年』を見つけた後、
雑誌コーナーで、定年後から購読している季刊誌の最新号に気付き、
買い求めたりした。

この季刊誌は、『文藝春秋SPECIAL』であり、たまたま今回は季刊夏号となり、
《老後の核心》の特集となっている。
私は総合月刊誌の『文藝春秋』と共に、何かしら心身に波長の合う雑誌となり、
こよなく愛読している。


この後、私は『暮らしの年表/流行語 100年』、
そして『文藝春秋SPECIAL 季刊夏号』を本屋から頂いたお洒落なビニール袋を提げて、
商店街を歩いていたのであるが、数多くの高校生の方たちにすれ違ったりした。

この付近は、音楽専門大学の付属高校、都立高校があり、
今頃に下校時間だったのか、
と私は年金生活をしているので、ときおり社会の動きに不明となっている。


私の定年前の5年間は、リストラ旋風の中で出向となった。
都心の本社勤務を30年した後で、少し遠方の勤務先となったりした上、
更に多忙な勤務時間となったので、50代の体力テストは勘弁して欲しい、
と心の片隅で思い、身体は疲れ果てながらも奮闘していた。

そして待ち焦がれた定年退職後、この直後から年金生活を始めた時、
このようなのんびりとした日中を過ごして良いのかしら、
と戸惑ったのは事実であった。

そして数ヶ月過ぎれば、年金生活に順応して、甘受した。


都立高校の近くの歩道を歩くと、数人のグループの高校生が圧倒的に多く、
談笑しながら携帯電話を触りながら歩いてきたりし、
私は昨今の高校生の言動に微苦笑したりした。

この後、独りだけで小柄な容姿で、黒髪でセミロングした女子高校生が、
本か教科書か解からないが小脇に抱えて歩いてきた。
幅の狭い歩道であったので、私は脇に寄り、道を譲ろうとした。
そして、この女子高校生は私の動作に気付いて、
恐縮するように、道の脇に寄った・・。

私はこの女子高校生に黙礼をしながら、すれ違がおうとした時、
女子高校生は私に黙礼をした。


この後、私は坂道を下りながら、
先ほどの女子高校生のご家庭の親御さんのしつけも良いが、
もとより自身の身につけた何気ないしぐさに、私は魅了されたのである。

そして、遥か遠い昔の50年前頃、私が高校生だった時、
ときおり文学少女を見かけたが、あのような容貌としぐさだったかしら、
と私は思わず微笑んだりした。

昨今は政治は昏迷、経済は低迷、そして社会は劣化する中で、
私はのんびりと昼下りに、何よりも好きな本を購入でき、
その上、偶然の賜物として、文学少女のような女子高校生に30秒ばかりめぐり逢え、
幸(しあわ)せな甘味のひとときを過ごせたのである・・。


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『暮らしの年表/流行語100年』の本、齢ばかり重ねた私でも、思わず読んでみたい一冊・・。

2011-05-31 10:07:25 | 読書、小説・随筆
私は今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいたら、
3面の最下段に出版広告のひとつに、しばらく目を留めた・・。

《 1911(明治44)年から2010(平成22)年まで
             この100年を日本人はどう暮らしてきたか

    『暮らしの年表/流行語 100年』
     
 身近な出来事を豊富に盛り込んだ年表と、
 時代を映す流行語の辞典を組み合わせたユニークな近・現代日本クロニクル。
 ヒットした商品・曲・本・映画のデータも充実!

 読んでも面白い! 永久保存版 》
                

このように表示されていたので、私はこっそりとこの本をネットで調べたのである。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=216745X
☆【講談社ホームページ】<==編者:『暮らしの年表/流行語 100年』☆


私は東京郊外の調布市に住む年金生活の身であるが、
私たち夫婦は子どもに恵まれなかったので、たった2人だけの家庭で、
古惚けた一軒屋に住んでいる。

日常の私は、定年後から自発的に買物の専任者となり、
殆ど毎日スーパー、専門店に行き、責務を終えた後は散策をしたりし、
季節のうつろいを享受し、心を寄せたりしている。

こうした中で、大半の時間は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
或いは音楽も聴いたりして過ごしている。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。


このような生活をしているが、私は高校生の時代から、
歴史年表をこよなく魅了されて、読んだりしている。
古今東西、人々の営みを凝縮した出来事のひとつでも、その時代に思いを馳せ、
私なりに享受させられることが好きなのである。

昨今、何かと私が愛用している本のひとつには、
神田文人・小林英夫の両氏に寄る編集『戦後史 1945~2005 年表』(小学館)を、
机の脇にある小さな本箱に置いて、
時折この本を開いたりしている。

『政治・経済』、『世界』、『社会』、『文化・芸術』、『世相』の区分で、
それぞれの年の出来事を一覧できて、
つたない私は、あの年にあのようなことがあったのだ、
と恥ずかしながら学んだりすることもある。

或いは興味のある出来事を知り、喚起されて、
原因、関連を学ぶために、単行本・新書・文庫本も買い求めることもある。


今回、この本は、この100年の日本の社会の出来事を主軸に、
日常生活のみじかな変貌した出来事を整理され、羅列した本と理解し、
私なりに読んでみたい本の一冊となったのである。


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レディー・ガガ、『なんで私にお金がない、ってみんな言ってるの・・?』発言、私は大笑いさせられて・・。

2011-05-30 21:36:22 | 音 楽
夕方のひととき、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 ガガ、派手なツアーで大赤字 》

と題された見出しを見て、
私はレディー・ガガに好感しているひとりとして、クリックした。

無断ながら記事を転載させて頂く。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000026-flix-movi
☆【YAHOO! JAPAN】
   <==【シネマトゥデイ 】澤田理沙・著『レディー・ガガ、派手すぎるコンサート・ツアーが大赤字なことを告白!』☆


私はレディー・ガガに関して、遅ればせながら半年前の頃、
圧倒的に魅了された66歳の身である。

何かしらレディー・ガガが、
《・・2009年から2年にわたって「モンスター・ボール」ツアーで世界を周ってきたが、
300万ドル(約2億4,600万円)の借金を負うほどの赤字だった・・》

そしてこの間に、この状況に知らされていなかったレディー・ガガ本人が、
《・・「コンサートツアーにすべてを投じて、ツアー前半では実際に破綻状態だった。
でも、私はまったく知らなくて、関係者に電話をして
『なんで私にお金がないってみんな言ってるの? 
私はナンバー1シングルが5枚もあるのよ!
ないわけないでしょ!』
と聞いたら、
『借金が300万ドルになってるよ』って言われたの」と語った。・・》

このレディー・ガガの発言に、私は大笑いさせられた・・。

もとより日本の屈折の多くのアーティストのライブは、殆ど大赤字で、
グッズ関連の売上げ、そしてコンサートのライブ盤のCD、DVDなどの販売、
或いは音楽配信など収益で結果として黒字になっている、と私は風の噂で聞いたりしたことがあった。


私は過ぎし5月19日に、
《 ガガ、フォーブス誌の世界セレブ番付で1位 》
と知り、私はこのサイトに於いて、

【 『レディー・ガガ、フォーブス誌の世界セレブ番付で1位』、齢を重ねた私でも、絶賛し・・。】

と題して、嬉しげに投稿した身なので、
今回のニュースを微笑みながら、読んだりしたのであった。


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『2チャンネル「60歳以上板」が話題』のニュース、私も瞬時に魅了され、そして・・。

2011-05-30 01:25:39 | 時事【社会】
昨夜の6時過ぎに、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 2チャンネル「60歳以上板」が話題 》

と題された見出しを見て、
「60歳以上板」とは、何のことかしらと齢ばかり重ねた66歳の私は、
興味を持ちながら、クリックした。

ビジネス&メディア ウォッチとして名高い【J-CASTニュース 】から配信された記事と解かり、
私は精読した。

無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・
         2チャンネル「60歳以上板」が話題 達観した書きぶりや秀逸言い回し
                                J-CASTニュース
                                5月29日(日)13時32分配信

高齢者のインターネット利用が目立っている中で、
いま、ネット掲示板「2ちゃんねる」の60歳代以上が集まるカテゴリーが話題だ。
達観した書きぶりや言い回しの面白さがあり、親近感を持つユーザーも多い。

総務省の調査(2011年5月18日発表)によると、
2010年末時点での世代別インターネット利用率は、
60~64歳が70.1%、65~69歳が57.0%、
70~79歳が39.2%、80歳以上が20.3%で、
2年前に比べて、いずれも右肩上がりで伸びている。


■「74歳だけど、何か質問ある?」

ITジャーナリストの井上トシユキさんは、
シニア層の利用者増加について、
「インターネットが一般的になったのは10年前の2001年。
今の50~60代はバリバリ仕事をしていた時期だし、
社内のオートメーション化を経験しているので、(ネットを)使うことには違和感がない。
70代の利用者となると、元技術者という人も多いと思います。
それに今は、スマートフォンやタブレットPCがあって簡単に使えますからね」と話す。

インターネット掲示板「2ちゃんねる」には、
2008年冬ごろにできた、60代以上が集まるカテゴリー「60歳以上板」がある。
高齢者のインターネット利用増加の報道とあいまって、
2011年5月19日ごろ、ここにある書き込みが面白いとネット上で話題になり出した。

スレッドには「60歳以上が2ちゃんって…」(10年3月)、
「74歳だけど、何か質問ある?」(10年4月)、
「若者よ人生金じゃぞ」(10年9月)、
「60才のつぶやき」(10年12月)、
「パソコン使える老人は…」(11年2月)などがある。


たとえば、「74歳だけど、何か質問ある?」というスレッドでは、
「親子四代2ちゃんねらーとは儂の事だ」ときりだしたところ、
「言葉のチョイスにセンスを感じる」と笑いを誘った。

また、2ちゃん寝らーが「老いぼれども、早く氏(死)ねよ 」と罵倒すれば、
「一生ニートやってろw残りが長いだけ苦しみも長い」とやり返し、
秀逸な切り返し方だと絶賛された。


ほかには「64歳の誕生日をむかえたわけだが、
いかんせん一人暮らしなもんで、誰も祝ってくれない。
最近はネットで2chやTwitter、ニコ動をしている」と嘆くものや、

「若いときに貯めるだけ貯めときなさい。なんなら借りに来い。
わしら最後の人助けじゃ。自殺はいかんよ自殺は」と諭すものもあった。

さらには、過去そして現在の女性関係を書いた色っぽい内容も多々ある。


■「楽しそうに見えて困る」「親近感湧いた」

一連の書き込みに対しては、
「元気だなぁ。俺もこんな精力的に生きられるかなぁ」
「なんだかんだで楽しそうに見えて困る」
「親近感湧いた」
「書き込みの貫禄が違う」と好意的に見られ、
30代~40代の利用者が多い2ちゃん寝らーからは
「なんだ未来の俺達か」
「老後も俺らの居場所あんじゃん」という意見も出た。

2チャンネルでは特定の世代に対して、ののしりに近い書き込みも多く、
とくに高齢者に対する批判的な意見も少なくない。
これに反する意見も出たことについて、
前出の井上トシユキさんは「(10年前は20~30代だった、現30~40代の)心境の変化もあると思います。
私もそうですが、10年後のこと将来のことはめちゃくちゃ気になる。
ですから、上の世代に対して、バカにできない部分もあるのでは」と分析している。
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
2004(平成16)年の秋に民間会社を定年退職してまもない時、
ブログの世界を知ったのである。

そしてブログサービスとして、
ポータルサイト系の【Yahoo! ブログ】、【エキサイトブログ】、【gooブログ】、
【livedoor Blog】、【楽天広場ブログ】、【はてなダイアリー】等、
プロバイダ系として【ココログ】、【ブログ人】、【ウェブリブログ】等があり、
或いはブログに準じた簡素なサイトも数多くある、と学んだ。

私が四つばかり彷徨(さまよ)いながら加入した後、
ブログに準じたサイトは【goo簡単ホームページ】と、
一時中断したことがあったがブログサイトとして【gooブログ】とした。

その後、2007(平成19)年の秋に【goo簡単ホームページ】が閉鎖となり、
私はこれまでの投稿分が移動できる【OCN Cafe】に加入させて頂き、
昨年の2010(平成22)年の初夏まで加入していた。

そして、現在は【gooブログ】に集約して、
《 年金青年のたわむれ記』 ~かりそめ草紙~ 》、と題したタイトルを掲げて、
発信名は『夢逢人』としている。

私は【2チャンネル】に関しては、16歳から25歳の若者層の専用と思っていたので、
加入の対象外と判断していたのである。


今回のニュースを精読し、「60歳以上板」は、60歳以上層が対象と解かり、
私は好感させられた。

この中で圧倒的に魅せられたのは、
《・・
2ちゃん寝らーが「老いぼれども、早く氏(死)ねよ 」と罵倒すれば、
「一生ニートやってろw残りが長いだけ苦しみも長い」とやり返し、
・・》
こうした洞察力ある川柳風な内容であったならば、私は瞬時に加入したくなった。

しかし、私はブログ加入の最終目的は、文章修行をしながら、
命果てるまでに確固たる散文による随筆をたったひとつ書き上げたく、
もとより読書などでも多忙なので、
無念ながら楽しそうな【2チャンネル】の加入を断念することにした。


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X JAPANの『The Last Song』、小雨舞い降る情景を眺め、思わずを心の中で唄えば・・。

2011-05-29 15:21:44 | 真摯に『文学』を思考する時
東京郊外は、一昨日より『入梅入り』となり、
今朝も朝から小雨が降って、小庭の樹木の枝葉はしっとり濡れ、
先ほど、庭のテラスのはずれで、ぼんやりと空を見上げたりしていた・・。

こうした時、突然に脳裏からひとつの歌が流れて、
私は心の中で唄いだした・・。


♪傷つくだけ 傷ついて 解ったはずの答えを
 どうしてまだ 問いかける

【『The Last Song』 作詞、作曲・YOSHIKI、編曲・X JAPAN 】


私はどうしてこの歌が思いだされたのか、
我ながら、どうしてなの、と少しばかり驚いたりしていた。

この歌は、ロック・グループのX JAPANの最後の頃の名曲であるが、
改めてどうしてなの・・、と私は思い返したりしていた。

私は昼前に、【『究極の節電 昭和の「非電化」製品に人気』のニュース、私は懐かしげに微笑んで・・。】
と題した投稿文を綴ったりしたので、
こうした昭和のことを思いだし、過ぎ去った私の軌跡を思い浮かべたのかしら、と思ったりした。


私は昭和19(1944)年に東京郊外で農家の児として生を受け、
小学2年の時、父に病死され、
東京オリンピックが開催された昭和39(1964)年に大学を中退し、
アルバイト、契約社員をしながら、映画・文学青年の真似事をしたりした。

その後、あえなく挫折し、25歳の時に企業に何とか中途入社し、
35年ばかり音楽業界のある会社に勤め、定年退職した。

私は中学時代の頃からは、表面は明るく振舞っていたが、
心の中で血みどれに自己格闘し、
ときおり確固たる根拠なく自信をもたげて独断・偏見の言動もあり、
ときには卑屈になったりして、屈折した半生でもあった。

このような心の軌跡があるので、
サラリーマンの家で生を受け、それなりの文化に育(はぐく)まれて、
大学を卒業し、大企業で勤めたエリートの人々とは、
最も遠い存在と思ったりしているのである。

このような心情を思い返してか、

♪終らない雨 抱きしめた 夜が朝を向かえる
 心はまだ濡れたまま
 傷つくだけ 傷ついて 解かったはずの答えを
 どうしてまだ 問いかけている

【『The Last Song』 作詞、作曲・YOSHIKI、編曲・X JAPAN 】

このような心の中で唄っているのである。

この心の根底には、つたない私でも命の果てるまで、
確固たる散文のひとつだけを書き遺(のこ)したく、もとより文章修行が必要であるが、
ときには自信が揺らぐ時もある。

多くの作家は、一流の大学の文学部の国文科を卒業しながら、
文学修行して、この中のごく一部が作家として、何とか筆一本の生計が成り立つのが、
ここ50年に多いと思われる。

私は場合は、独りよがりで独学であり、
かって若き日は、30代を迎えた時、とても妻子を養う自信がなく、
早々と敗退宣言をした苦い体験があるが、
現在は年金生活をしているので、生計だけは心配がないだけであり、
かっての感性と感覚の衰えは隠せないのである。


私の最後の目標は、人生と文章修行の果てに、
たとえば鎌倉前期の歌人のひとり鴨長明(かもの・ちょうめい)が、
遺(のこ)され随筆の『方丈記』があるが、
このような随筆のかけらが綴れれば、と念願している。

私にとっては、多少の人生経験を頼りに、
果たして確固たる散文のひとつを遺せるか、自信が揺らぎ、
独りよがりの思い込みをやめて、安楽な年金生活を過ごすことゆだねれば、
ともうひとりの私が誘惑するのである。

こうした迷いで弱気になった時、心の片隅みに揺れ動き、
このような歌が浮かび上がった、と私は苦笑している。


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『究極の節電 昭和の「非電化」製品に人気』のニュース、私は懐かしげに微笑んで・・。

2011-05-29 11:50:19 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
先ほど、ネットでニュースを見ようと、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を開き、
たまたまひとつのニュースにめぐり逢え、思わず微笑んだりした・・。

《  究極の節電 昭和の「非電化」製品に人気
             魔法瓶 土鍋 よしず、販売増 》

見出しされた記事で、私は昭和19(1944)年に生を受けたので、
懐かしさもあり、そして精読した・・。

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20110526-OYT8T00660.htm
☆【YOMIURI ONLINE】《 究極の節電 昭和の「非電化」製品に人気 》☆


私は東京の郊外に1944(昭和19)年に農家の児として生を受けた。
祖父、父が中心となり、ときには小作人の手を借りながら、
程々に広い田畑、竹林、雑木林、そして田んぼの外れに蓮(ハス)専用の水田があった。
父、祖父が亡くなる小学生の前半までは、このような情景であった。

この当時は、母屋、納戸小屋ふたつ、蔵があり、
母屋の裏手には井戸があり、釣瓶(つるべ)の井戸は使われなくなり、
手こぎのポンプで井戸の水をくみ上げ、一坪ぐらいコンクリートの水辺を設置され、
樽(たる)、桶(おけ)、そして最新のブルキのバケツが置かれていた。

樽は、夏の時節には、西瓜(スイカ)、瓜(うり)、
桶(おけ)には、茄子(ナス)や胡瓜(キュウリ)などを浮かべ、冷やされていた。

もとより水道もなく、母屋に台所、風呂場があるので、
それぞれ使用に応じて、この手こぎのポンプで井戸の水をくみ上げ、使用していた。
確か私も小学一年生の頃になると、
叔母の父の妹にまといつきながら、風呂の水汲みに手伝だったりした。

梅雨の頃から秋のお彼岸の頃までは、
家の廊下の一部には、茣蓙(ござ)を敷いたり、
各部屋は簾(すだれ)で陽射しをさえぎったりしていた。
そして、団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりし、暑さをしのいだりし、
祖父、父、母、叔母たちは、外出の時は扇子(せんす)を用いていた。

夜になると、和室の10畳のふたつ、8畳の部屋は、
それぞれ蚊帳(かや)が吊られて、少し暗さ増す中、
それぞれ布団が敷かれて、寝室に変貌した。

そして廊下の外れに、風鈴(ふうりん)が微風を受けると、鳴り響いていた・・。


電気は関しては、この当時の生家は、
蛍光灯もなく、それぞれの傘の付けられた電球の灯りに頼り、
テレビもなく、ラジオからニュース、流行歌を聴いたりしていた。
そして、電話もなく、緊急の場合は、近所の知人、或いは電報の時代であった。

そしてガスもない時代であり、竈(かまど)で枝葉、薪(まき)、
簡易なコンロで炭(すみ)火、或いは練炭(れんたん)などで、煮炊きしていた時代であり、
風呂も枝葉、薪(まき)で、風呂釜を沸かしていた。

魔法瓶は私が小学高学年から、利用されていた。
ヤカンで水を沸かした後、お湯を魔法瓶に移して、
母や叔母たちは、大変助かるわ、と悦んでいた・・。
私は遠足に簡易な携帯魔棒瓶を持っていった記憶があるが、
この当時の魔法瓶は丁重に扱わないと壊れてしまい、私は怒られた記憶もあった。

その後、私が中学生になると、冷蔵庫、扇風機、電話、テレビが生家に入り、
大きく変貌した。


齢ばかり重ねた今の私は、暑さが何よりも苦手となっている。

我が家は毎年、梅雨の晴れ間から秋の彼岸の頃まで、
簾(すだれ)で夏の陽射しをさえぎったりしている。

簾を各部屋に掛け、洋間の場合は、雨戸、網戸、ガラス戸となっているが、
この季節はカーテンを外して簾とする。
そして和室も同様に、雨戸、網戸、障子であるが、簾をつけたりしている。

朝涼(あさすず)が残る朝の9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾にして、庭越しの風を通したりしている。

この後は、私は居間のクーラーの冷気に頼っていて、
外出の買物、散策は帽子を深くかぶり、扇子(せんす)を扇(あお)ぎながら、
歩いたりしている。

そして、帰宅後は洗面所で冷たい水で顔を洗ったりし、
着替えをした後、居間のクーラーの冷気の下で涼むことが圧倒的に多くなっている。

そして、ときおり団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりし、
私の小学時代の昭和32(1957)年の頃を懐かしく、思い重ねたりしている。


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東京の郊外、早くも『入梅入り』、私は小雨舞い降る空を見つめて、戸惑いながら・・。

2011-05-28 23:53:30 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
昨日の27日、小雨が降ったり止(やん)んだりする日中のひととき、
家内を誘い買物に行っりし帰宅後、
読売新聞の夕刊を見ていたら、関東の梅雨入り、とニュースに驚きながら、
読んだりした。

この記事と同一の内容が、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】にも掲載されているので、
無断であるが、この記事を転載させて頂く。

《・・
       史上2番目の早さ…関東の梅雨入り

気象庁は27日、関東甲信と東海の各地方が梅雨入りしたとみられると発表した。

各地方とも平年より12日、昨年より17日早い。
統計を取り始めた1951年以降で、
関東甲信は1963年の「5月6日」に次いで2番目、東海は3番目の早さ。

同庁によると、前線が活発化するため、関東甲信では今後1週間、雨や曇りが続く見通し。
また30日から31日にかけては、
台風2号の影響を受ける恐れがあるとして、同庁で注意を呼び掛けている。

(2011年5月27日15時05分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。


私の住む地域は、平年の『梅雨(つゆ)入り』は毎年6月中旬の頃であるので、
その前に一時的に長い期間降る序曲のような長雨の『走り梅雨』と、
ここ数日は解釈していたのである。

今回のニュースで、前線、そして台風のダブル・パンチとなり、
気象庁は、やむなく『梅雨(つゆ)入り』宣言をされた、と私は思ったりしている。

私の住む地域の平年の『梅雨(つゆ)明け』は、
学童たちが夏休みに入る7月21日の直前の終業式の頃であるので、
今年の『梅雨(つゆ)』の期間は少し長いかしら、と思ったりした。


私は本日の28日の日中、いつものように買物に行き、
少し遠回りして遊歩道を歩いたりした。

この遊歩道沿いのある場所に、アジサイが群生しているので、
小雨降る中、傘を差しながら、見つめていたが、少し満開には早かった、
と思いながら、スーパーに向ったりした。

このように私は小雨舞い降る情景は、それなりに情感があり好きであるが、
今年の『梅雨(つゆ)』の季節に迎い、少し長い期間になるのかしら、
と少しばかりため息をしたのも、事実である。


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韓国では若年層の1割強がネット中毒と推定、ネットの愛好者の私でも、驚嘆させられ・・。

2011-05-28 10:14:28 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいたら、
6面の【国際】面の左側に、

《 ネット中毒 韓流ケア 》

と大きく見出しされた、私もネットを日々愛用しているので、
何のことかしら、と思いながらクリックして、この記事を精読した。

この記事とほぼ同一の記事が、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】にも掲載されているので、
無断であるが、この記事を転載させて頂く。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110527-OYT1T00909.htm?from=main7
☆【YOMIURI ONLINE】《キレる・引きこもる…韓国にネット中毒専門外来》☆


私はこの記事の中で、特に注視したのは、
《・・(欧米は、)ネット上で文章を送り合って会話する「チャット」を頻繁に行う女性に
ネット中毒者が多い・・》
こうしたことは、日本だけの場合は、
携帯電話で頻繁に交流している若き女性の多くを私は見かけたりしているので、
こうした方は、まぎれない携帯中毒者と私は苦笑してい。

そして何よりも驚嘆させられたのは、
《・・ネットゲームに熱中する男性に中毒者は多い 》
ということである。
しかし、日本でも私は無知であるが、ネットゲームの愛好者が多い、
と新聞、テレビのニュースなどでゲーム業界のニュース実態を読んだりしたことがある。

しかしながら、動顚させられたのは、
《・・韓国では、キャラクターを育成するゲームを好む余り、
引きこもるになるタイプと、
敵を倒すゲームにはまって周囲に攻撃的になるタイプに二分される傾向があるという・・》
こうしたことには、私は困惑したのである。


私は定年退職の直前に、我が家でも遅ればせながら、
自宅にネット回線を施設したのは、2004年の初秋であった。

私が電子メールで友人、知人に連絡したり、
ネットでニュースを見たり、現役時代の務めた業界のニュースを見たりすることであった。

何よりも私は定年後の日々の心情、これまでのそれぞれの時代の半生の軌跡、
そして命の果てるまで確固たる散文のひとつだけを書き遺(のこ)したく、
もとより文章修行が必要という思いで、
自身の『ホームページ』の解説の考案していた時、
偶然に、『ブログ』の世界を知り、簡易に管理できるので、早速に加入して熱中した。

初めて3年前後は、コメント、掲示板などで、めぐり逢えた人と、
盛んに交流していたので、私自身の投稿文を含めて、日々4時間ぐらいは、
パソコンに向っていた・・。


日常の私は、定年後から自発的に買物の専任者となり、
殆ど毎日スーパー、専門店に行き、責務を終えた後は散策をしたりし、
季節のうつろいを享受し、心を寄せたりしている。

こうした中で、大半の時間は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
或いは音楽も聴いたりして過ごしている。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。


このような生活をしているが、『ブログ』の世界で盛んに交流していると、
肝要の読書の時間が激減したので、やむなく原則としてコメントなどの返信はやめ。
私の関心のある方の投稿文を読み、この人生このように穏やかにお過ごしになっている、
と教示されたり、或いは微笑みながら拝読することにした。

このように私は、国内旅行、パソコンの故障がない限り、
ほぼ毎日はブログの投稿文を綴り、関心のある150名ぐらいのお方の投稿文を拝読したり、
ネットのニュース、かっての業界に関するニュースを見たりし、
数時間はパソコンの対面している。

このように過ごしている私は、今回の《 韓国では若年層の1割強がネット中毒と推定 》
とニュースを読み、
確かにネットはお金の掛からない実態が多いといえ、
こうした時間で過ごす若者は、ご自分を粗末にしている、
と私は動顚しながら、驚嘆しているのである。


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たかがテレビ、されどテレビ、遅ればせながら我が家は、『地デジ』に対応させ・・。

2011-05-27 19:23:28 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の身であるが、
私たち夫婦は子どもに恵まれなかったので、たった2人だけの家庭で、
古惚けた一軒屋に住んでいる。

日常の私は、定年後から自発的に買物の専任者となり、
殆ど毎日スーパー、専門店に行き、責務を終えた後は散策をしたりし、
季節のうつろいを享受し、心を寄せたりしている。

こうした中で、大半の時間は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
或いは音楽も聴いたりして過ごしている。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。


本に関しては、小説、随筆、歴史書、現代史が圧倒的に多く、
過日5000冊前後あった本を大半処分した結果、
居間と書庫だけ本棚となった今、2000冊ぐらいかしら、と感じている。

映画の場合は、VCT、DVDを専用棚に於いて1000本前後あり、
ときおり選定し、居間で観賞している。

音楽については、たまたま私は音楽業界のあるレコード会社に勤めた影響で、
レコード、カセット、CD、DVDが、過日に処分もしたが、
やはり専用棚として1000枚ぐらい残し、
ステレオセットを定年前に処分し、やむなくCDラジカセで聴いたりしている。


テレビの機器に関しては、総務省の過ぎし年の発令で、
『地上デジタル』の実施が、もとより今年の7月中旬に実施、と知っていたが、
我が家は何となく対応していなかったのである。

現在のテレビの機器構成は、
テレビは1997年頃に、アナログのワイド32型、
映像はビデオテープ・レコーダーを買い改めた機器で、
この後、確か2000年頃にDVDレコーダーを初めて購入した。

アンテナは、NTT東日本の光フレッツに2005年に加入し、
光電話、インターネット回線を利用し、
その後テレビの伝送のフレッツ・テレビを利用しているので、
アンテナは不要となっている。

そして私の定年退職後にゆっくりと映画作品、ノンフィクション作品を鑑賞しようと、
50代の半(なか)ばの頃から、ビデオ販売店で盛んにVCT、DVDを買い求めたり、
或いは『NHK-BS』、5年ぐらい加入した『WOWOW』で、
録画したりしていた結果、専用棚に於いて1000本前後の作品となってしまったのである。

私はテレビの放送される番組は、
NHKのニュース、ときおりドキュメンタリー番組を視聴するぐらいである。
テレビ・ドラマに関しては、ここ10数年は失望することが多く、
やむなく保存している映画の作品を観ることが圧倒的に多くなっている。


このようにことであるので、『地上デジタル』に関しては、
ハードよりも、肝要の放送番組内容である、と私はソフトの中味を問題視してきた。

このようなことを私は思ってきたが、
昨年の春頃、いずれデジタル対応のテレビに買い改める必要があると思いながら、
家内と話し合い、我が家の予算としては40万を計上した。

その後、私は昨年の秋に家電量販店に別の商品を買い求めに行った時、
テレビ・コーナーを見たりして魅了されたテレビがあった。
そして私は販売員と話し合った時、
これからの時代は3Dになりますよ、と私は言われた上、
来年の春に各メーカーは新製品を発表となります、とアドバイスを頂いたのである。


そして今年の春に各メーカーは新製品を発表の前後、
東日本大震災が発生し、その後も幾たびか我が家でも余震を感じたりしていたので、
テレビの買い替えの時期を延期していた。

本日の昼過ぎに私は家内を誘い、家電の量販店に行った。
そして昨年の秋に魅了されたテレビの改定版の新商品3D機能の50型、
これに対応したハードディスクのあるブルーレイ・レコーダを購入した。

そして帰路、私は家内に、
『我が家は・・これで10年は大丈夫だ・・』
と遅ればせながら、『地デジ』に対応させることができたことに、
微苦笑しながら言ったりした。


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レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、ドイツのビジネス研究者も注視し、私は微笑んで・・。

2011-05-27 08:07:04 | 時事【社会】
今朝、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 ガガに学べ SNS活用で親近感 》

と題された見出しを見て、齢ばかり重ねた私でも、思わずクリックした。

【ロイター】から配信された記事であり、
《 レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、SNS活用で親近感 》
と題された記事を精読した。

そしてドイツのビジネススクールの教授で、
アーティストから学ぶビジネス書も最近出版したマーティン・クップ氏は、

《・・
レディー・ガガのブランド構築の仕方に注目。
レディー・ガガはミュージシャンなのか、芸術家なのか、ファッションデザイナーなのか、
どれか1つに当てはめることができないとし、
新たなビジネスモデルとなっていると指摘する。

同氏によると、レディー・ガガは、
インターネットという新たな媒体に適応していくことに苦戦していた音楽業界を生き返らせ、
彼女のファッションなど音楽以外の活動が、
レコードの収益にもつながっているという。

またクップ氏は、レディー・ガガのソーシャルメディアの使い方が、
企業を活性化するのに役立つとみている。

レディー・ガガは、従来のマーケティング手法ではなく、
会員制交流サイト「フェースブック」や
短文投稿サイト「ツイッター」上で交流することで、
多くのファンを獲得しており、
「ソーシャルメディアが一方的なコミュニケーションではないことを理解している」と分析する。

クップ氏は、レディー・ガガがファンのことを「リトルモンスター」、
自分のことを「マザーモンスター」と呼んでいることにも触れ、
そういった絆や親近感を生み出せるのは、ソーシャルメディアならではの特長だと指摘している。

ロイター 5月26日(木)15時41分配信
・・》

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110526-00000763-reu-ent
☆【YAHOO! JAPAN】
   <==【ロイター】《レディー・ガガに学ぶビジネス戦略、SNS活用で親近感》☆


私は音楽業界のあるレコード会社の管理畑の片隅みで、35年ばかり務めて、
2004年の秋に定年退職をし、年金生活をしている身である。

読書の多い日々を過ごし、最新の音楽の興味も薄らいいるが、
昨今、私もレディー・ガガに動顚させられながら、魅了させられた、ひとりである。

こうした思いは、このサイトに於いて、5月19日に投稿した。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/eae9b7049ec5450218105f289ecfaa6d
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     《『レディー・ガガ、フォーブス誌の世界セレブ番付で1位』、齢を重ねた私でも、絶賛し・・。》☆

このような投稿文をしていたので、
今回のニュースは、私なりに学び、微笑んで読んだりしたのである。


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編集者の達人の大村彦次郎、『ものを書くには、技術もさることながら、生まれついての天稟に負う。』

2011-05-26 18:15:08 | 真摯に『文学』を思考する時
私は数年前に、大村彦次郎(おおむら・ひこじろう)・著の『文壇うたかた物語』(ちくま文庫)を読み、
先ほど、ぼんやりとこの中の一節を思いだしたりしていた・・。


もとより大村彦次郎氏は、
長年『講談社』に勤め、編集の立場、出版社の重責を歴任された方であり、
こうした視線から私の敬愛している数多くの小説家に於いて、
作品から発露されていない言動を知る立場であったので、
私なりの関心があったので深く精読したのであった。


そして編集者と作家の立場の箇所を読むと、
《・・
編集者にとって、作家とは何だろう。
話をしているうちに、なんとなく原稿を書かせたい気分になる相手、
いや黙っていても原稿を注文したくなるような相手、
それが作家の愛嬌であり、魅力である。

銀座通りを素っ裸かであるく覚悟がなければ、小説は書けない、
といったのは、太宰治だ。
ものを書くには、技術もさることながら、生まれついての天稟(てんびん)に負う。
ナルシシズムとある種のマゾヒズム、それがたがいにからみ合って、芸は昇華する。

かって太宰や安吾にのめり込んでいった編集者たちは、
きっとそんな作家の底知れぬ魔力にとり憑かれいったのにちがいない。
・・》
注)ページ208から引用
注)原文にあえて改行を多くした。


こうした部分を読み込むと、私はテラスに下り立ち、
煙草を喫いながら、考え込んでしまうのある。
そして、若き世代で小説家をめざす人、或いは出版社で文藝の編集者をめざす人、
この人たちにとっては哲学書の一冊に相当する集約された明言、と確信をしたのであった。

私は『文壇うたかた物語』を二度ばかり反復するように読んだ限りであるが、
数多くの小説家、編集者の軌跡と言動が明示されているので、
この分野にめざす人の必読書と思い深めたりした。


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AKB48の新曲、初日“実売”94.2万枚、齢ばかり重ねた私でも驚きながら、そして微笑んで・・。

2011-05-26 10:37:27 | 時事【社会】
今朝、ネットでニュースを見ようと【YAHOO! JAPAN】を開き、

《 AKBの新曲、初日売上枚数94.2万枚 》

と題された見出しを見て、昨日のニュースで初回出荷枚数は145万枚、と私は知っていたので、
やはり店頭販売枚数は94.2万枚になったか、
と私は心の中で呟(つぶや)きながら、クリックした。

音楽情報専門の『オリコン』から配信された記事であるが、
無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・
   AKB48、“投票権付き”新曲が初日“実売”94.2万枚 前作比30万枚増
                     
                         オリコン 5月26日(木)4時0分配信

人気アイドルグループ・AKB48の21stシングル「Everyday、カチューシャ」(25日発売)が
店着初日の24日に94.2万枚を売り上げ、
5/24付デイリーシングルランキング首位に初登場した。

この初日売上は、オリコンが1日単位で売上枚数の発表を開始した2009年3月以降、
全作品を通じて最高記録。
AKB48としても、前作「桜の木になろう」(2月発売)で記録した初日売上65.5万枚を、
約30万枚上積みする自己新記録となった。


同シングルは、8月発売予定の22ndシングルを歌う21名の選抜メンバーを
ファン投票で決める「第3回AKB48選抜総選挙」の投票権付き。
所属レコード会社のキングレコードによると、初回出荷枚数は同グループ史上最多の145万枚に及ぶ。

1年前に発売された前回の総選挙投票権付きシングル
「ポニーテールとシュシュ」(初日売上35.4万枚/昨年5月発売)との初日売上比は、約2.7倍増。
大島優子が速報で暫定首位発進した「第3回選抜総選挙」の総投票数も大幅な増加が見込まれる。

AKB48はこれまで、「Beginner」(昨年10月発売・ミリオン突破13週目)、
「桜の木になろう」(今年2月発売・同3週目)の2作がミリオンセラーを記録。
今作が発売2週目までに100万枚を突破すれば、自己最速のミリオン達成となる。

■AKB48 最近5作のシングル「初日」売上枚数
「Everyday、カチューシャ」(2011年5月25日発売)…94.2万枚
「桜の木になろう」(2011年2月16日発売)…65.5万枚
「チャンスの順番」(2010年12月8日発売)…47.1万枚
「Beginner」(2010年10月27日)…56.8万枚
「ヘビーローテーション」(2010年8月18日発売)…34.0万枚

・・》
注)記事の原文に、逢えて改行を多くした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000325-oric-musi
☆【YAHOO! JAPAN】<==
    【オリコン】AKB48、“投票権付き”新曲が初日“実売”94.2万枚 前作比30万枚増 ☆


私は東京郊外に住む年金生活の66歳の身であるが、
このような人気アイドルグループの頂点にある『AKB48』に関して、
あえて取り上げたのは、ここ10数年の音楽業界の衰退を憂いているひとりあるからである・・。

私の現役のサラリーマン時代は、
音楽業界のあるレコード会社の管理畑の片隅みに35年ばかり勤めていたので、
この当時は、もとより音楽専門誌『オリコン』、『日経エンターティメント』、
流行月刊情報誌『日経トレンディ』なども精読して、
ソフト全般の動向には、ある程度は理解できていた・・。

レコード業界は1998年の売上のピークで、これ以降今日まで下降している。
主因としては、経済の低迷化の中で、ネットの違法な音楽配信の蔓延化、
そして社会全般の多趣味化である、と私は思ったりしている。

そして正規な音楽配信元の音楽利用料金が、著作権を有するアーティストに対して、
CDと比べて余りにも廉(やす)過ぎる、と私は風の噂で聞いたりしている。

このような環境化で、肝要の音楽アーティストの多くは、
収入の激少化となり、生活もままならず、創作意欲がなくなってしまうのではないか、
或いは転職を余儀なくされてしまうのではないか、と憂いている。

昨今このように思っている私は、
今回、AKB48の新曲、初日“実売”94.2万枚、と知り、
たとえ総選挙投票権付きシングルでも、このような驚異的な売上げを悦んでいるのである。

この後、この画面の下段に掲載されているサイトを、
長らく私は読んだりしていた。

http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51824159.html
☆【The Natsu Stele】
    AKB48新曲: 初動予測 "126.3万枚" 
        ミスチル『名もなき詩』が持つオリコン史上最高初動の更新可能性あり☆

このサイトは私は初めて見るサイトであったが、
私が週に数回見ている【オリコン】のサイトを巧く活用している優秀な内容、
と感じたりしたのである。

そして、このサイトを見ながら、
かってのレコード業界は、レコード、カセット、そしてCDなどで、
各社が苦楽を共にしながら、純粋に売り上げを伸長していた、と思いを馳せたりした。

尚、『AKB48』に関しては、私の勤めていたレコード会社とは、
無念ながら別会社であることを付記する。


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『ハルヒ・・って、何なの・・』、と齢ばかり重ねた私は、心の中で呟(つぶや)きながら、こっそりと・・。

2011-05-25 15:38:54 | 定年後の思い
私は今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいたら、
5面の全面に、

《 あたしは、止まらない。
   世界が大いに盛り上がる その日まで。》

と大きく縦書きされて、この下には横書きで、

《 ハルヒ、
      世界同時発売。 》

と明示されていた。

私は、ハルヒって、生まれて初めて知る言葉なので、何のことなのかしら、
と思ったりした。

私は年金生活の66歳の身であるが、
何事も好奇心を失くしたら、この人生は終わりだ、と信念で、
これまでの人生を歩んできた。

そして、この記事の左上の片隅に『スニーカー文庫』、
そして最下段の左に『角川書店』と明記されていたので、
何か新しい文庫本シリーズで、好評の新刊の全面広告と判断した。

その上、青春向けの小説を受け止めて、こうした本はどのような方が読むのかしら、
と思ったりした。

何かしら広告に掲載されている表紙の絵は、華やいだ雰囲気が感じられるので、
中学生の男子生徒、或いは女子生徒が読者層かしら、
と感じたりしたのである。


私は現役のサラリーマン時代は、音楽業界の片隅みに35年ばかり勤めていたので、
音楽専門誌『オリコン』、『日経エンターティメント』、流行月刊情報誌『日経トレンディ』なども、
精読して、ソフト全般の動向には、ある程度は理解できていたが、
退職後は年金生活をしているので、ここ7年ぐらいは解からなくなっている。

しかし、音楽業界の動きは、『AKB48』、『嵐』、『少女時代』、『KARA』などは、
少しだけは解かっているが、
昨今の出版業界の若者向けの本に関しては、無知である。


やむなく私は、この広告に、この件に関しての専用サイトがあるらしく、
検索キー【ハルヒイズム】と明記されていたので、
こっそりとキー・インしたのであった。

http://www.haruhikyougaku.jp/
☆【角川書店】<==【ハルヒイズム】
          <== 『涼宮ハルヒの驚愕』発売記念! スペシャルサイト ☆

このようなサイトの内容が表示され、私は異次元の世界にまぎれたかのように、
動顚しながら5分ばかり見たりしたのであった。

この後、私は呆然としながら、
角川グループの最高責任者の角川歴彦(かどかわ・つぐひこ)氏の思考を発露した本を思い出したりした。
確か昨年の2010年の春に発刊された『クラウド時代と<クール革命>』(角川oneテーマ21)であり、
氏の著作であり、私は多々教示さられた。

この本を思い浮かべて、事業展開として、こうしたこともひとつなの、
と私はこの【ハルヒイズム】のサイトを見ながら、思ったりしたのである。


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純白な蓮(ハス)の花、私は愛惜を秘めながら、限りなく心に託(たく)して・・。

2011-05-25 07:52:47 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の身であるが、
主庭のテラスに下り立ち、いつものように陽射しに向かい、手を合わせたりした。
こうしたことは、この地上は少なくとも太陽の陽射しと水の恵(めぐみ)は欠かせないので、
単純な性格の私は、定年後の習性となっている。

この後、樹木の枝葉を眺めたり、
群生している小判草(コバンソウ)の草花が首を傾げたように揺れるのを見たり、
半化粧(ハンゲショウ)もかすかに揺れている・・。

日中は初夏のような陽射しになるのかしら、とぼんやりと思ったりしていると、
脳裏の片隅から蓮(ハス)の花が浮かべたりしていた・・。


私は東京の郊外に1944(昭和19)年に農家の児として生を受けた。
祖父、父が中心となり、ときには小作人の手を借りながら、
程々に広い田畑、竹林、雑木林を維持管理していた。
田んぼの外れに150坪ぐらいの半反程度の広さの蓮専用の水田があった。

父、祖父が亡くなる小学生の前半までは、毎年この時節は幼いなりに甘受していた。

7月の下旬の頃になれば、蓮の花は莟(つぼみ)となり、
8月の初めに私の住む地域はお盆を迎えるので、
祖父か父が6本前後採ってきた・・。

私は祖父に懇願して、大きな葉をひとつ貰ったりした。
私はこの大きな葉に水を少し入れると、水玉になり、
陽射しを受けると、キラキラと水玉が輝きを帯びたりするので、
幼児なりに魅了されて楽しんでいたのである。

そして泥だらけの中で、
どうしてあんなに白い花が咲くの、と子供心に不思議となったりした。


お盆の時、仏壇の前に畳一帖ぐらい台を設置し、
位牌の前に、盆棚を置いて、野菜、果物を供えたりしている。

外れに茄子(ナス)や胡瓜(キュウリ)に割り箸で足を付けて、
馬や牛にみたてたりしている。
台の手前は、座布団を敷き、その脇に桶に水を入れ、蓮の葉を浮べ、
淡いピンクのミソ萩を小箒(こぼうき)のように作ったのを、水にしたし、清めていた。
そして台の左右に、この時節の草花を飾り、この中の中核は蓮の花となっていた。

夏休みが終わった頃、蓮の田んぼに行くと、
花が終り、可愛い蜂の巣のような実となっていた。

数週間過ぎた頃、この実を採り、
少しむくとどんぐりのような形の実が出てきて、
食べたりした後、少し甘い香りが残った・・。


やがて蓮の葉が枯れる頃になると、
祖父、父が泥だらけの地中から大きくふくらんだ蓮根を取り出し、
青果市場に父は出荷した後の残りが、我が家の食卓を彩(いろど)った。

私は蓮(ハス)と呼んでいたが、
後年になると、レンコン、と世間の多くの人が言ったりしているので、
戸惑いを覚えたりしている。


このような想いでがあるので、
公園などで淡い紅色した華やかな大賀蓮(オオガハス)観かけた時とか、
名所と知られているある寺の観せる美麗な蓮は、
あれは蓮じゃない、
と幼児の思いに還ったりしている。


定年退職後の翌年の夏、
ある書物で、黒羽山の大雄寺の高僧が、蓮のことについて、綴られているのを知った。

《・・
泥中に生じ汚れなく、幽香を漂わせる蓮の花は、
清浄、柔軟、可憐から、他の植物にはない特徴があることから、
仏教の象徴的な意味を持つものとなっている。

泥の中で成長し根を張り、清楚な美しい花を見せる。
そして、普通の花は、まず花が咲いてから実をつけるものだが、
蓮は花をつけると同時に実を中に詰めたつつみが出てくる。
このことから蓮は、過去・現在・未来を同時に体現しているとされている。
・・》
こうようなことを綴られていた。


私は宗教に関しては興味はなく無知であるが、
泥の中から茎を出し、純白な花びらを見せてくれるのに、
圧倒的な思いで魅了されている・・。

私なりに身過ぎ世過ぎの日常生活を身勝手に過ごしているが、
改めてこうした純白の花を眺めると、
何かしらこれまでの私の人生の歩みを浄化してくれる随一の花と思っている。


このように私なりに深い思いを秘めているが、
私の住む周辺は1955(昭和30)年の初めに頃になると、
田畑、雑木林は次第に消え、もとより蓮の水田も消え去り、やがて住宅街に変貌した・・。

私は家内と共に国内の旅行をした時、
旅先で偶然に、水田にある蓮の花を見かけたりすると、
しばらくのあいた見惚(みと)れながら、
まぶたが熱くなってしまうことが多いのである。


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ブログの投稿文、私のささやかな願い、そして留意していることは・・。

2011-05-24 18:30:32 | 定年後の思い
私は定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活をしているが、
たまたま定年後まもくしてブログの世界を知り、
季節のうつろいの中で、日常の思い、感じたことを、あふれる思いとなって、
心の発露として投稿文を綴っている。

随筆(エッセイ)かコラム、或いは日記か、
その日の思いで、綴っているが、出来うる限り随筆風にしたいと思っている。

そして、私は表現方法のひとつとして、
文章で表現する方法で20歳以来からしているので、
写真、動画などの画像表現は、避けている。

もとより心の深淵を表現には、古来より少なくとも平安時代から行われているし、
随筆の場合は、殆ど散文だけで行われ、
ここ50年ぐらいは、ときには挿絵(さしえ)の画が入っているのもあるが、
圧倒的に文章の綴りだけで表現されている。

このような伝統もあるので、つたない私なりに準拠致したく、
私は綴ったりしている。
しかし、無念ながら私の投稿分が読んで下さった方に、
伝わらない場合は、ひとえに私の筆力不足で、文章修行が未熟のせいである。


投稿後、無視されるのは辛(つら)く、出来る限り多くの方に読んで頂きたく、
投稿内容が同じようであると飽きられるので、
なるべく多岐にわたり分野で、最後まで読んで頂けるように、工夫したり、
タイトル名も重視している。

タイトルは、小説、映画、テレビ・ドラマなどと同様に、
内容をすべて集積した短文で表現するので、
程々に魅力あるタイトルにしなければ、星の数以上にある投稿文の中から、
あえて選んで読んで頂くことは少ないのである。


そしてブログの投稿文は、小説・随筆、論文など本の印刷された活字羅列と違い、
パソコンの液晶画面で読んで頂く為に、
あえて改行を多くしたりしている。
昨今に於いては、携帯電話で読んで下さる方もいて、私は驚いたりしている。

私のブログの画面は、文章だけであるので、読みやすくするひとつとして、
背景の黒の色合い、文字の白文字もこうしたことを配慮した結果である。


つたない脳裏の私は、綴るときは苦心惨憺する時もあれば、
楽しく綴れる時もあり、こうしたことは退職後の7年生の今でも変らない。

しかし、後日に過去に綴った投稿文を読み返したりした時、
殆どが駄文となり,赤面しながら、文章修行が足りない、
と我ながら困ったなぁ、と苦笑している。


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