へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

バス停の住人

2012-11-29 06:46:33 | 日々雑感
 今月に入って、毎朝の通勤ランコースにあるバス停の一つに荷物が置き去り?にされていることに気付いた。3日経っても引き取り手の無い荷物・・・いよいよ警察に通報しようとした4日目の朝・・・

 なんと、そこにはシュラフにくるまって寝ている人・・・荷物の持ち主が判明した。

 その日の帰り道、缶詰を食べている横顔をちらりと見た。つい昨日までスーツを着てサラリーマンやってた、あるいは作業着を着て作業現場にいたような横顔だ。

 あれから3週間・・・徐々に路上生活が板についてきたバス停の住人・・・

 いまやどこの自治体も、路上生活の定番?だった歩道橋や高架下には人が入れないよう、ゲートが施されている。その結果が「バス停」なのか・・・

 毎朝の通勤時にはそれなりの人がバスを待つ・・・会社員、女子高生・・・にもかかわらず、そこでシュラフにくるまって眠れる「バス停の住人」に私は一瞬、度胆をぬかされた。

 しかし、次に、もし、私が住むところを失い、働き口も見つからなくなったら、どのように生活していくのだろうか・・・と思わず自分の境遇を案じた。そうなのだ。今の世では、路上生活は他人事ではない。明日のわが身にも起こりうることなのだ。

 「早くいい人見つけなさい。」と人は言う。しかし、その「いい人」が失業すれば、結局は同じなのだ。人やモノに頼らない生き方・・・が求められている??

 でも、まじめに、路上でどのように生きていこうか?研究する価値はあると思う・・・

 いろいろなことを教えてくれた「バス停の住人」に感謝・・・!!
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沖縄の冬

2012-11-28 06:45:36 | 日々雑感
 全国的に、特に北日本を中心に寒風の吹き荒れた先日、沖縄とて例外ではなく、一気に気温が下がりました。最高気温も20度に満たず、最低は14度・・・内地からすれば十分暖かいのですが、風通しの良い沖縄の住宅では十分な寒さです。

 沖縄に来るまでは多くの人と同様、私も「常夏の島」のイメージを抱いていました。年末に芸能人がこぞってハワイへ行き、海でくつろぐイメージでしたが、冬の沖縄はハワイのように暖かくはありません。

 12月もNAHAマラソンが終わると同時に、海から北風が吹き、遮るもののない沖縄本島では、直に吹き付けます。だから、体感温度は実際の温度より2度ほど下がる・・・

 でも、唯一、暖かい場所があります。どこでしょう??

 それは、「海の中」・・・年間を通して23度から下がりません。ここなら大丈夫?ただし、あがった後の保証はいたしません。夏場でも水温17度そこそこの北海道太平洋側の海からすれば十分暖かいですね??
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駄マラニックよ永遠なれ・・・!

2012-11-26 06:39:26 | 旅とランニング
 3連休を利用して被災地復興支援ランならぬ岩手3都市(陸前高田~大船渡~釜石)を走るランニングイベントに参加してきた。

 走って被災地を元気づけよう!というより、結果的には被災地から元気をもらい、各地に戻って被災地の様子を伝えることが我々参加したランナーの使命のように感じられた。

 56kmという距離を集団で走るのだが、途中、一緒にスタートして10kmでゴールする参加者もいる。加えて地元の子供たちも参加して・・・最終的には、みんなで喜びを分かち合うようにゴール~という構想は素晴らしいのだが・・・

 10kmのゴール地点でふるまわれた浜焼き(ホタテ、イカ)、おにぎり、バナナ、最近はやりのトクホ・コーラ、温かい汁もの・・・は、地元のココロが伝わり、うれしくなった。そしてプレハブで3.11当日のビデオを見る・・・ここまでは良いのだが、参加者多数のため、2グループに分け、最終的に1時間近く、気温3度くらいの寒さの中で待機することになる。その後も甘酒や心温まるもてなしがあるのだが、速く走りたいランナーにとっては、エイドのたびに足止めをくらい、カラダが冷える。逆に、私のようにジャーニーラン主体となってしまったランナーにとっては1キロ7分ペースは速い。とても、周りの景色を堪能し、周囲のランナーと会話を楽しむペースではないのだ。

 コンセプトそのものは素晴らしいし、否定する気は全くないのだが、本来の趣旨からするとこの11月下旬の東北の気候はあまりに厳しすぎる。(特に今年は全国的に寒く、現地の気温は-1度~+4度)来年は10月の連休にしてもらいたい。(ひょっとして、橘湾とかぶる??)

 そして・・・やはり、56kmという距離を集団で行く・・・ということに、そもそも無理があるのでは?主催者サイドは、ウルトラというより、トレイル系、そしてトライアスロン出身者が多かったように感じた。確かに、彼ら・彼女らはパワーがあり、なにより我々オジサン・オバサン主体のウルトラランナーより若い!でも、みんなが、ちゃっちゃと行ける人たちばかりではない、ウルトラランナーもいれば、ジャーニーランナーもいる、ひとえにウルトラと言っても参加者の幅は広いということを知って欲しい。

 そこでふと、思った。あの、駄マラニックのことを・・・!56kmという距離を集団で行くのは無理だといったが、あみりんの主催する駄マラニックは、コースによっては、フルに近い距離をほとんど参加者が一体となって走っていることを・・・私も数々のマラニックやウルトラの練習会に参加してきた。最も楽しいのは?と聞かれたら、駄マラニック、と答えるだろう。それも2月という厳寒期、佐賀の武雄温泉に向けて走るマラニックは、最初からみんなでワイワイ言いながら走る。途中でパン屋の工場前で休み、ダンゴを買って食べていると差し入れが出てきたり・・・

 そういえば、毎年1月3日に参加している北九州の練習会も、みんなでコンビニによって、ほぼ最後の方までみんなで走っているなあ~。やっぱり互いの走力、気心の知れた仲間と走るのが一番楽しいのかな?
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被災地ナウ

2012-11-25 06:52:40 | 旅とランニング
一昨日から陸前高田入りし、釜石までのランニングイベントに参加してきた。陸前高田、大船渡、釜石の3つの市を回ったけど、陸前高田に至っては、街の中心部がやられ、津波の爪痕が生々しく残っていた。打ち上げられた船の下には花がたむけられていた。基礎だけ残して跡形もない家、そして瓦礫の山...瓦礫の受け入れ先が決まらない限り、そこに新たなモノを造ることはできない。ぜひ、全国の自治体の首長は、被災地に足を運んで、考えて欲しい。それでも瓦礫を受け入れられないのか、と。

大船渡は、陸前高田よりは被害が少なかった。その大船渡にある、カモメのたまごという菓子メーカーの専務が、震災当日撮影したビデオを見た。津波警報第3号が発令されたところから、このビデオは始まっている。逃げろ、逃げろと従業員を近くの高台へ非難させ、カメラを海の方へ向ける。波が堤防を越えて市街地に浸入...何のための防波堤なんだ!という驚きと落胆の声...やがて木造家屋がそのままの形で道路上に流れてくる。次から次へと流れてきて、家同士がぶつかりあって煙が出る...誰か止めてくれ~という嗚咽...
ただし、多くの人は、第3号の警報で高台に逃れている。命を落とした人は、忘れ物を家に取りに行った人...

もっと生々しい話を聞いた。ランナーの中に震災を体験した人がいた。逃げようとしたら、近くの家に年寄りがいて動けないから助けてくれ、と頼まれた。迷ったが、助けに行くと既に救助が来ていたので、自分は自転車で逃げた。後ろから津波が迫り、自転車を捨てて走って逃げた。向こうから妻の乗ったクルマが流れてきて、窓から逃げ出した妻が、目の前で木にしがみついていた。片手でしがみついている。見るともう一方の手は、店の当日の売上金を握りしめている...その手を振りほどき、両手で木にしがみついて一命をとりとめた彼女は、いまだに売上金を手放したことを後悔しているうだ。

大船渡が教えてくれた津波の教訓...ここは大丈夫!と過信しないこと。。揺れが建物の中は危ない。揺れがおさまつたら、外へ逃げること。決して忘れ物を取りに戻らないこと。逃げる時は、クルマで逃げないこと。

今、被災地は二度目の冬を迎えようとしている。仮設ながらも、イオンや商店街、屋台村...と、街は本来の生活に向けて歩み始めている。あとは、瓦礫の受け入れ先が決まれば、一気に復興への道のりが狭まっていく...
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旅に出よう!

2012-11-23 07:29:33 | 旅とランニング
昨日の夜、仕事を終えてから羽田に向かった。何故か那覇からの乗客はビジネスマンが多かった。ホテルのある秋葉原で山の手線を降りて、歩いて行けるはずが、よくわからない。タクシーに近くですいません。と乗るが、おっちゃんも場所わからない。最近、この辺、沢山ホテルできたから...と言われても2000kmの時空を越えてきた者には、単なる言い訳にしか聞こえない。スカイツリーが見える23階の部屋に転がりこんだら、日付が変わりつつあった。
今朝、起きて窓の外を眺めると、確かにスカイツリーが見えた。近隣のビルも高くて23階という気がしない。今朝の東京は、雨まじり。これから新幹線で一ノ関へ。そこでメンバーと合流、陸前高田に向かいます。初めて見る被災地...でも、被災地というフィルターをかけず、そこはあえて生の感情を持って接したいと思います。どんな思いが、どんな出会いがあるのか楽しみ...
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