きっかけは、仲間のフェイスブック投稿記事だった・・・
トレイルランニングという、最近流行りの野山を駆け巡るスポーツ。そういったでこぼこ道専用のランニングシューズをアウトドアショップのモニターになってGETしました的な記事・・・
正直、「ああ、いいなあ~、うらやましい」そう思って、その思いをそのまま返信した。
だって、私、物凄いすり足なんで、ランニングシューズの減り方がハンパじゃない。昨年の夏、北海道を往復縦断する大会では、なんと、片道で・・・いや、実際は片道ももたなかった。4日半で、おろしたてのランニングシューズの底に穴が開いたのだ。
「靴に穴が開いた人見るの、あなたが2人目です・・・」と主催者・・・というコトは実際に過去にもいたのだ。このような人が・・・
おそらく、北海道のアスファルトは、除雪車によって幾度も引っかかれているから、内地の道路より硬いのだ!なんて勝手に結論づけて、自身を納得させた。
今回の日本縦断は、硬いアスファルトよりも、柔らかい草地を走ることが多いかもしれない。なんたって、旧道を走るのだから、それこそ、途中で道が寸断され、藪漕ぎして道なき道を行くことになるかもしれない。それはそれで、本当に靴に「穴」が開きそうだ(笑)
と、笑っている場合では無い。ランニングシューズというのは、通常、1万円前後する。なんとか一週間もたせたとして・・・8足から9足は必要!シューズにかける予算約10万円・・・!
ただでさえ、60日分の宿泊費は「31万円」と、これはもう確定している。そして、これから旅先で支払っていく金額だ。加えて、走行中のコース上の飲食代・・・これが案外、高くつく?これから気温も上がり、体温調節のために飲料は欠かせない(アルコールではなく、フツーの飲料デス。)
加えて、テンション上げるためにはビールも欠かせない。
そして、スタート地点に行くまでの交通費(福岡~沖縄)、ゴール後の交通費(根室~福岡)、もっと細かいことを言うなら、島から島へ移動する際のフェリーの代金・・・
日本縦断走り旅の総額は、ざっと50万から60万と見積もっている。
そして、せっかくの旅の記録をネット上でシェアするだけでは、もったいない。やはり、ここは「もの書き」として、一冊の本にしたい!
けれど、まだまだ自費出版に近い形でのデビューしかしていない私に「本を出しませんか?」と自ら歩み寄って来る出版社はいない。だから、自分で探す。最悪、またまた「自費」を投じないといけないかもしれない。
そうそう私の財布の中身も無限大ではない・・・
話は戻るが、そんなこんなであと3週間を切った走り旅を前に「ああ、もっと早く教えて欲しかった~」と先ほどの仲間の投稿に、つい、ぼやいてしまったワケである。
すると、数日後、「おせっかいだったかもしれないけど・・・」とそのお仲間から、フェイスブックメッセンジャーに書き込みがあった。
「あの後、その店の店長にあなたのコトを話したら、興味を持ってくれて、シューズを提供してくれるそうです。」というコトだった。
どうやら、行く前に私に連絡してね。とのコトだったのだが、かるかん見た猫状態で、猫まっしぐらで店長めがけて店に押し掛けたワケである(笑)
「なんとなく話は聞いておりますが」・・・とやや、当惑気味の店長であったが、「行動計画があれば、もう少しサポートできることがあるかもしれません」そして、「本日のところは、とりあえずコレで・・・」と、なんと、トレイルランニングシューズを1足、提供してくださった。
あまりのコトの展開に・・・本人がビックリ・・・した。
だって、それまで必死で通い詰めたA社の店員に日本縦断をPRしても、ピクリともしなかったのだ。(こりゃ、本の出版もランニング誌ではなく、アウトドア専門誌のほうがイケルのかも?)
・・・で、だ。
夢があって、どうしても達成したいコトがあって・・・でも・・・「お金が足りない」
多くの人が夢を諦める理由は、この「お金がない」「時間がない」だろう。
私の場合、仕事を辞めてしまったので「時間」だけはたっぷりある。体力もある。
日本縦断に必要な「お金」「時間」「体力」この三位一体が100%になる時・・・というのは、実はほんの一瞬でしかない。よく、チャンスの神様は前髪しかない、だから思ったら即、つかみ取れ!って言うけど、そのとおり。
完全に揃うのを待っていたら(私の場合、たぶん、体力が落ちて行って・・・・)
そのうち、夢そのものをあきらめないといけなくなるかもしれない。
だから、すべてが完全に揃うのを待ってはいけない。
少々、無謀かな?って思うくらいがちょうどよい。
「お金」のコトでいうと・・・
「お金」が無くて夢をあきらめてしまう、というのはとても悲しいこと。確かに、世の中、お金が無いと出来ない、というコトがあまりにも多い。でも、お金は作れるんです。多少は。お金そのものを生み出さなくても、昨日の私のように・・・ボヤキが本当にモノになって目の前に現れたり・・・
そうそう、この旅の本の出版は、帰って来て企画書を書いてしかるべきところに当たりますが、いよいよ「自費」となった場合は、金額を交渉して、その金額分をクラウドファンディングしようと思っています。うまく通れば、無償で出版できますし、私自身のPRにもなります。
人間は、野生動物のように速くは走れないし、聴覚や臭覚、視力も優れているワケではありません。その代わり、我々人間には「知恵」があります。
「お金が無い」と諦めてしまう前に、もっと知恵をしぼってみましょう。そうすれば、何らかの手立てがあるハズです。(くれぐれも、カードローン系で資金調達しようとしないコト。特に、「銀行系」とついていると、つい、安心して借りてしまいますが、結局は、金利が何パーセントか?に注目しないと、返しても返しても減らないのではサラ金と何ら変わりありませんから。ま、そうなったらどうすればいいか?は後日、お伝えしますけど。)
年度末、そして今日は2度目のプレミアムフライデー!
そして、今日で1年の4分の1が終わりです。明日から新年度・・・!
今年の初め、あなたはどんな目標を立てましたか?
新年度に向けて、どんな新しいコトにチャレンジしますか?
できれば、その夢や目標を自分の胸にしまっておくのではなく、誰かに話してみてください。そうすれば、自分が思っているより意外と簡単に・・・達成できるかもしれません。私のように。。
それでは、ステキなプレミアムフライデーをお過ごしください。