へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

コバケン

2017-02-28 08:46:23 | 本・映画・音楽

 
 昨夜は、コバケンこと小林研一郎氏率いる九州交響楽団の演奏会に行ってきた。ひさしぶりのクラシック。短大時代は、毎月、コンサートホールに足を運んでいた私だが、ここんとこ、多趣味?が影響して、年2回が精いっぱい・・・だからって、こんなに前じゃなくてもいいでしょ。ってくらい、前のお席だったんです。写真は、席に座って撮ったものです。思わず、管楽器の外国人の方と目が合ったり、とにかく、団員の脚しか見えない。

 靴や靴下が視界に入り、気が散ってしまうので、ピアノのフタに目をやると、中の構造がフタに写って、昨年、本屋大賞を受賞した「羊と鋼の森」の世界を彷彿とさせた。

 昨年も、九州交響楽団の演奏を聴きに来た。その時は、ピアニストの横山幸雄氏との共演で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のクライマックスで音のタイミングが思いっきりズレていた。これは、横山氏の暴走によるものだが、それを止められなかった指揮者の責任は大きい・・・


 今回の指揮者は、マエストロ小林・・・

 彼の前に譜面台は無い。全て頭の中に入っているのだ。実際の彼は、写真で見るより、かなり痩せて浅黒かった。その細身の体躯からほとばしる情熱・・・かといって、身振り手振りが大袈裟なのではない。むしろ、その逆かもしれない。ほとんど、手を動かさない。顔でコンタクトしている、真後ろから見ていて、そんな気がした。

 プログラムの最初は、ショパンのピアノ協奏曲第2番・・・ソリストはカナダ人の若手ピアニスト。写真で見る彼は、まるでショパンを思わせるような色白の美青年なのだが・・・実際は、やや太めで欧米人にしては足が短かった?演奏が終わって渡された深紅のバラの花束が、彼の白過ぎる顔に映えていたのが印象的だった。

 休憩をはさんで(グラスワインを1杯いただく)、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調・・・実は、ニ長調というのがバイオリンの音色が最も美しく聴こえる音階なのだそうだ。そういえば、ショパンのピアノ曲は嬰ハ短調が多い。彼の曲は圧倒的に黒鍵の使用率が高い。

 休憩の間に片付けられたピアノのおかげで、視界が一気に広がった。さらに団員と目が合う。思わず照れる(笑)

 こうして見ると、女性の楽団員が増えている。明らかに男女比が半々なのだ。そのうち、女性だけのアマゾネス楽団ができるかも・・・


 ソリストの坪井夏美氏は、芸大音楽院生で、コンクールにおいてコバケンにその才能を見出された。

 演奏直前の彼女の不安と緊張がじかに伝わってきた。が、いざ、演奏が始まると・・・何たる集中力!

 マエストロは、オーケストラに的確な指示を与えつつ、左横の彼女に励ましのエールを送り続けていた。

 バイオリンの音色を最大限に聴かせるチャイコフスキーの壮大なコンチェルトを引き終えた彼女の表情に、ホッとした安堵と、そして感動の涙がうっすらと目元ににじんでいた。

 アンコールは、モンティのチャルダッシュ。兆速なこの曲を彼女はマエストロのピアノの伴奏でのびのびと思う存分、奏でていた。まるで、すべての競技を終え、エキシビジョンを楽しむフィギュアスケーターのように。

 藍より出でた青が・・・一瞬、藍を越えた気がした。

 まだまだ本格的な演奏活動を行っていない彼女だが、一日も早く彼女の演奏を聴きに行きたい、素直にそう思った。

 最後は、おなじみのラベルのボレロ。以前、佐渡裕氏の指揮で聴いたことがあるが、大柄な彼は汗っかきで、周囲に汗を飛び散らせていた。今回の席だったら、まぎれもなく、汗のしぶきの洗礼を受けていたところである。

 ボレロは、実は単調な曲だ。最初から最後まで、ほとんどリズムと旋律が変わらない。いつもはバイオリンの陰に隠れて脇役のドラムや管楽器が冒頭から主役を買って出る。反対に、いつもは主役のバイオリンが、指で弦をはじかれるがままになっている・・・主客転倒なのも、この曲の魅力かもしれない。

 そして、なまめかしい旋律を奏でるファゴット、オーボエ、クラリネットの管楽器類・・・思わず、バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフの半裸ではねる姿が脳裏に浮かんできた。

 最後は、コバケンのごり押しで終わったような気がした。

 渡された大きな花束をコバケンは団員一人一人に配って、最後に自分に残ったのは、ガワタンだけだった・・・(笑)


 音楽はテクニック以上に「人柄」だ・・・というコトをひしひしと感じさせられた夜だった・・・
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インドワインの・・・ひみつ

2017-02-27 09:03:10 | 飲むこと・食べること


 ひょんなコトから、インドワインを手に入れた。しかも、自宅から歩いて行ける距離に置いてあった・・・

 我が家は、福岡県のほぼ「中央」に位置する人口10万人ほどの都市。そうそう、前市長が賭け麻雀で訴追され、その後任者を決める選挙に行ってきたばかりである(笑)

 福岡市から北東に20数キロ、電車や高速バスで1時間弱、という距離は決して「福岡市のベッドタウン」とは呼べない。それでも、最近、駅周辺にはマンションが建ち並び、そして遂に、我が市初となるタワーマンションが建設された。

 それでも、若者の多くは、近隣の福岡市や北九州市周辺に働きに出ているらしく、平日の日中、町中で買い物&食事をしても、ほとんど若者の姿を見かけない。店を切り盛りする人の多くは、高齢者である。

 石炭が石油に代わる前のエネルギーだった時代、そう、筑豊炭田はまさに日本の近代化を支える「大黒柱」として活躍してきた。近代日本の経済発展を陰で支えてきた地方都市の存在を「前市長の賭け麻雀ネタ」で笑いをとるテレビ局に一発、モノ申したい。

 って、話がそれてしまったが・・・

 その町に、いつの間にかインドレストランができていた。入ってみると、インド人?いや、ネパール人かもしれない。最近は、福岡市内でも多いのだ。経営者は日本人だけど、従業員はネパール人、というパターンが。

 作ってくれるのは全てネパール人かもしれないインド人?(笑)

 注文してからパタパタと手でたたいて作るナンは格別に美味しい!

 そして、私の目を引いたのが・・・棚に並べられたインドワイン!

 残念ながら昼間だったのでその場で飲むワケにいかない。仕方が無く、フルボトルを1本、購入してみることにした。当然、店で客に出す価格だから、通常の酒屋で買うより高い。でも、仕方が無い。何処の酒屋にも置いていないのだから・・・

 結局、1本3000円で買ったフルボトルの赤は、ウルトラマラソン仲間のご自宅のパーティーで開けることにした。

 おそるおそる飲んでみる。別に、恐れるコトは無いのだが・・・まさか、カレーの味、なんてしないよね?(笑)

 カベルネ・ソーヴィニョンを用いた赤は、かなりしっかりした味で、酸味が弱く、濃い味わいは私好みだった。周りにも好評で、あっという間に無くなってしまった。


 あとで文献等で調べてみると・・・
 
 ブドウ栽培には暑すぎるインドだが、標高の高いデカン高原においては、それが可能なのだそうだ。実は、ポルトガルに支配されていた16世紀から、そしてイギリスの植民地だった19世紀において、インドでワインづくりが奨励された。が、ブドウに寄生する虫のおかげで、独立後は、ワインづくりも衰退し、再び脚光を浴びるようになったのは、つい最近のコトだそうだ。

 さらに驚くべきことには、欧州各国からもインドワインは注目を浴びているのだ。

 オーストラリア、ニュージーランドに始まり、南アフリカ、アルゼンチン、そしてチリに次ぐ「第三世界のワイン」はインド、かもしれない。

 だが、私が今、もっとも飲みたいワインは・・・実は、中国ワインである。

 中国でワイン?

 いや、だって「葡萄の美酒、夜光の杯・・・」で始まる漢詩があるように、中国の西部はブドウの産地である。美味しいワインができないハズがない。そう思ってネットで調べてみると・・・


 あった、あった・・・!しかも、フランスみたいに「シャトー」がある!!コイツは驚きだ。もっとも、「マネ」が大好きな中国のことだから、フランスのボルドーばりのモノを作り上げるなんてお手のモノ・・・なのかもしれない。

 代表する「チャンユー」という銘柄?は、1本8000円前後でネットで売られていた。

 いつか飲む機会があったら、次は中国ワインについて書いてみたい。
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モトックス・ワールドワイン・フェスティバル

2017-02-25 09:11:11 | 飲むこと・食べること


 火曜日は、ホテル・ニューオータニ・フクオカで開催された「モトックス・ワールドワイン・フェスティバル」に行ってきました。

 のんべえウルトラマラソン女子のお誘いで、昨年も参加させていただきましたが、いやしい私たちは、ワインの試飲会にもかかわらず、グラスに少量だけつがれたワインを全て飲み干し、さらに他のワインをチェイサー代わりにして、たっぷり2時間居座りました。私は、おとなしく高速バスで帰りましたが、その後、他のメンバーは2次会へ。大変な平日の夜だったようです・・・

 その教訓から、私自身、「今年は、もっと美味しくお上品に飲む!」と決め、珍しく間に「水」のチェイサーを入れ、最後まで異なる味を堪能させていただきました。他のメンバーは、今年もいつの間にか2次会に乱入していましたが・・・


 写真は、このイベントで最も高額だったバルバレスコ1997・・・気づいた時には、「完売御礼」~

 ワインって、値段じゃないのよお~とはよく聞きますが、結果的に手元に残ったチェック用紙を見る限り、私が「美味しい」と感じてマークしたのは、どれも3000円、5000円のものでした。

 
 まず、最初に「のどを潤す」観点から、向かった先は「スパークリングワイン」のコーナー。最初に飲んだフランスの「ブルー・スパークリング」が一番美味しかった。珍しいイギリスのスパークリングが紹介されていたけど、少々、繊細さに欠ける?

 最初は白ワインを責めようと、各地の白を訪ね歩いて行きついたのが「アルザスの白」!

 ドイツワインの白の甘味に飽きてきただけに、かと言って「辛口の白」は、なんだか味気ない。もっと私にピッタリの白は無いのかしら?

 そう思っていた矢先、運命の出会いが「アルザスの白」でした・・・

 ドイツに近いフランスのアルザス地方は、ドイツワインの影響をかなり受けています。だから、通常の辛口の白ではもの足りない私を十分満足させる、白にしては「力強い」味、でした。ちなみに、ドイツはブドウ栽培の北限、と言われています。寒い土地の果物は、通常、「酸っぱい」そのままだと酸味の強すぎるワインが出来てしまうので、通常の製法とは異なり、発酵を途中で辞めてブドウ本来の糖分を残したまま製品にするので、甘くなるのだそうです。(決して、砂糖を入れているワケではないのよお~)

 さて、白の次は赤・・・赤と言えば、やっぱりフルボディ。王道はボルドーでしょ。でも、あえて王道を外して他の産地へ行きたくなる。まず試してみたのは、ギリシアだ。これは、スパルタスロンに参加した某女史もおすすめだ。私も、以前、地元の酒屋にあったギリシアワインを購入して飲んだことがあるが、かなり美味しかった。

 何年ぶりかで再会しギリシアワインは、やっぱり美味しかった。いつも、通販でお取り寄せしているボルドーの赤と違って、ちょっぴり古めかしい味?なんだかそこがまた素朴でいい・・・

 古めかしい、といえば、南イタリアの赤もそうだ。今年は、イタリアのカカト部分に当たる醸造所「カンティーネ・サン・マルツアーノ」から多数、出品されていた。ジョージ・クルーニーばりの醸造主?さんについでいただき、ツーショット!う~ん、「舌の滋養と目の保養」にバッチリ!10年寿命が延びたカンジ?(笑)

 ついでに、醸造所付近の様子をネットで見ると、左右を青い海、アドリア海と地中海?に挟まれた風光明媚な土地だった。行ってみたい。

 
 でも、もっとも私を驚かせたのは・・・なんと、ワインではなく日本酒だった。

 秋田県の「金紋秋田酒造(株)」の「熟成古酒・山吹ゴールド」・・・

 日本酒なのに、まず、注がれたグラスの中の液体は、ウィスキーのような「琥珀色」・・・シェリーのような、と書かれてあるとおりほんのり甘く、でも、スッキリしている。ハマった!何度も、このブースに足を運びました(笑)

 後でネットで調べてみると、なんと2014年に金メダルを獲得した1976年モノは、お値段9万円代で売られていました!

 待てよ、そもそも長期保存がきかない日本酒、熟成古酒、とは如何に?ましてや1976年モノ・・・??


 興味がそそられます。本日は、「ワイン」がテーマでしたので、この続きは、またの機会に・・・
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本日、プレミアムフライデー

2017-02-24 08:59:08 | 日々雑感


 今朝、朝刊を広げて驚いた。新聞の各ページに、といっていいくらい、ニコちゃんマークのロゴの「プレミアムフライデー」を強調する広告が入っていたからだ。私がとっているのは、大手全国紙だが、そもそも「プレミアムフライデー」とはなんなのか?という説明よりもビール会社のハッピーアワーを促す広告やプチ旅の広告でにぎわっている。・・・で、肝心の・・・プレミアムフライデーに関する記事が無い(笑)

 SNSのニュースで「午後3時退社」が企業に導入される、という話はうすうす知っていたものの、今日がその「スタート」だったとは知らなかった。


 いったい、「プレミアムフライデー」とはなんなのか?


 政府が「働き方改革」を推進しているのはご存じだろう。併せて経済の活性化を図るため、政府と経団連が協議し、「月末金曜日は午後3時退社」を推し進めよう~となった。ゆえに、本来の目的は「長時間労働防止」「超過勤務による過労死防止」のほかに早めの退社によって「消費拡大」を図るのがねらいである。が、今朝の新聞を見る限りでは、どうも「消費拡大」が最大目的のように思われる。


 果たして、私が勤めていた以前の業界?も関係してくるのだろうか?公務員は各省庁共通の「通達」でも流れてくるのだろうか?

 とは言え、民間企業でも即、「はい、3時退社」とならないのは目に見えている。実際、「月末」はどこも「締日」があり、それが金曜日に当たったりすると、経理担当者は残業を余儀なくされる。ましてや、経理担当者に限らず、「サービス業界」、特に「消費者」を待ち受ける側は、「はい、3時で店、閉めます」なんてことには当然ならないだろう。

 
 本来の目的であろう、「早めの退社で時間を有効活用し、個人を充実させる」というよりも、なんだか経団連の画策的な「消費拡大」があらわになって少々、嫌な感じがしたのは私だけだろうか?

 
 同じ今朝の新聞に「断捨離」のコラムがあった。世の中、あまりに断捨離ブームなものだから、その陰で片付けられないタイプの人は、「なんで片付けられないんだろう?自分ってダメ人間だ」と自分で自分を責めてしまう傾向にあるのだという。これに対し、断捨離に関するブログを発信している方がこんなコメントを残していた。「私は、断捨離で自分の部屋を自慢するつもりはありません。だから部屋の写真は載せていません。大切なのは、自分がそうしたいから。自分軸で生きる、ということだと思います。ブームに載せられて自分も、という人は自分軸ではなく、他人軸で動いているから無理が生じるのだと思います・・・」


 他人軸ではなく、自分軸・・・!


 世の中がそうだから、周りがそうだから・・・ではなく、「自分にとって、それが必要だから」という考察に基づく結果としての「選択」!


 私が現役だった1年前、私は「カチョウ、お先に失礼します」と言って上司より先に職場を後にしていた。後ろからは、罵声と怒鳴り声・・・でも、そんなコトにはかまっていられない。なぜなら、そうでもしないと自分の心が「限界」に到達しそうだったから・・・心をこわしてまで働く理由は無い。午前6時から出勤して午後7時に退社しようとした結果、浴びせられる罵声に私は一斉、躊躇しなかった。私は正しい。


 おそらく、世の中の多くの人が、そう思いながらも、それが出来ずにしがみついてしまうのは・・・「お金」が関係してくるから、デス。

 もちろん、私だって「かすみ」を食べて生きているワケではありませんので、食費から光熱費、そして税金等々、実社会で生きていく上で必要経費はかかります。だから「お金を得る手段」を確保する、ということは必要ですね。いまは、あまりできていないけど・・・ここがクリアになれば、誰だって「個人の充実」を図れる、自分らしく生き生きと生きていけると思います。プレミアムフライデーにかかわらず(笑)


 さて、ということで・・・今日の私は、自宅近くの税理士事務所へ「税」の相談に行って参ります。

 


 
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日本縦断走り旅 ⑧ 「感動の?ゴール編」

2017-02-23 08:29:36 | 旅とランニング


 この記事は、今年4月19日から6月17日の60日間開催される「日本縦断走り旅2017」への参加を前に、そのコースを紹介する「最終回」です。


 昨日は、ゴールの納沙布岬まで行くハズだったが、途中でネットが切れた。(最近、使用している〇〇モバイル、よくあるんです。こういうことが)
そのうち、スポーツクラブに行く時間となったので、あえなく撤退、続きは本日書かせていただきます(笑)


 6月14日、前日の音別町の民宿を出発し、釧路湿原へ入る。ホント、この辺は何もない。事前に参加者が提出するチェックポイントの選定で私は、ここのルートの担当だったが、ホント、チェックポイントを探し出すのに苦労した。それでも、遺跡跡とかなんとかをネットの地図で探し出してチェックポイントにしたが、コースからかなり離れているので、ルート上で拝んでもらおう。この日は釧路市内に宿泊

 6月15日、旅も終わりが見えてきた。厚岸町から山越え。って、北海道の山越えは怖いね。ヒグマがいるから。鈴は必携デス。山と湿地帯が交互に現れる中、茶内の民宿へ。

 6月16日、浜中町から根室市内へ。いよいよ、日本の東の果て、根室に入る。何もない山間を抜け、海に出る。そこは、花咲ガニの水揚げで有名な「花咲港」カニ、食べれるかな?そして、この日の宿泊は、明日のゴール後もお世話になる根室市内の民宿

 6月17日、最終日。原生花園を見ながら、ひたすら東へ。「四島の架け橋」「平和の塔」なるものを見ながらたどり着いた先は「日本最東端」納沙布岬・・・一応、これで日本最北端(宗谷岬)、日本最南端(波照間島)、日本最西端(与那国島)・・・すべてを「制覇」したことになる。
晴れてたら北方領土が見えるかな?60日間の旅を終えて、どんな気持ちで私はここに立つのだろうか?

 ふと、気づいた。確かにゴールは「納沙布岬」でも、この日の宿は出発した根室市内の民宿・・・来た道を再び走って引き返すのだろうか?(笑)やっぱり「岬」がゴールじゃないと、しっくりこないよね?(笑)

 そしてもう一つ、気づいた。帰りの「足」を確保していない。行くことだけを考えて全く手配していなかった。今から4カ月先の航空券の予約は可能なのだろうか?いっそ、そのまま南下して走って福岡まで変えれば、「日本一周」したよ!って自慢になるか?(笑)

 まあ、ただでさえ、丸2か月の不在間の郵便物をある人にあずかっていただくことになるのだから、あまり長期不在は出来ないし、早くフツーの社会生活に「復帰」しないといけない。(無理に復帰する必要性もないのだが・・・)

 ま、先のことは後々考えよう!なんて言っているうちに、すでにスタートまで2か月を切っている、という事実に「気づいた」(笑)


 本番の記録はランニングの大先輩、篠田雲峰氏のホームページに記載されます。(一応、その日の写真と併せて記事を私がまとめて氏のブログに送信するようになっています。なので、興味のある方は、期間中、毎日更新される篠田氏のホームページで確認してください。)
 ちなみに、5年前の第1回大会の様子も掲載されています。
雲峰のマラソンの歌
unpoh.web.fc2.com/syukis/morituka/transjapan/trans-japan.html
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