平成15年一月三日から妻と二人でタイバンコクへ行く。バンコク市内のバイヨークスカイホテルに4泊しアユタヤパンパイン離宮~アユタヤ日本人町跡~アユタヤワットプラシーサンペット~バンコク水上マーケット(舟に乗り運河を巡る)~プラバトムチェデイー
~エメラルド寺院~ローズガーデン(象に乗る)を観光する。
アユタヤはバンコクからバスで約一時間半ぐらいかかる。ユネスコの世界遺産に登録されているところで、その昔西暦1,350年から400年にわたって栄華を誇ったアユタヤ王朝の廃墟の町である。ビルマ軍により破壊された寺院や仏塔が無残にのこり当時の華麗なる都の様子が偲ばれる。木の根にはさまれた仏塔はすごく印象的であった。
アユタヤには山田長政でご存知の日本人街の遺跡がのこっていた。ただ石碑と記念館、お土産やさんがあるのみであったがその店でタイシルクの織物が比較的康かったのでシャツとテーブルクロスを買い求める。
パンパイン宮殿はタイ王室の離宮で中国風の華麗な建物が建ち池の中に立つ建物(見晴台)はすばらしい。タイ在住の華僑たちが寄進したという豪華な中国風の建物も目を楽しませてくる。池のそばに生えていた大きな菩提樹の木がいまでも印象に残る。
水上マーケットは水の都タイの雰囲気のある活気みなぎる運河を小船で果物や野菜、日用品、種々さまざまな食品や商品を売るマーケットである。観光客の観光小船の発着場は舟でごったかえしていた。特に日本と違い果物の豊富さと値段の安さはうらやましい。果物の女王と言われるマンゴースチンを買って食べたがおいしくて廉かった。パパイヤ、ランブータン、ドリアン、リンチー、ドラゴンフルーツなど又大きなジャックフルーツにはびっくりする。
エメラルド寺院(ワット・プラケオ)はさすがバンコクのメーンスポットだけあってかなりの観光客で混雑していた。1782年にラーマー一世が建てた寺院で中央に金色に輝く仏舎利塔が目に飛び込んでくる。寺院の本堂の外装はキンキラキンに綺麗に装飾がほどこされ素晴らしい景観である。本堂の中も見学できたが写真撮影は禁止になっていた。中央にエメラルド仏が安置されていたが、エメラルド仏といっているが実際は翡翠でできているらしい。寺院を出て歩いていると目の前を若者が警官に追いかけられて逮捕されるその瞬間を見たがタイはすりが多いと聞いていたがビックリした。
ところが翌日バンコク市内のショッピングセンター伊勢丹で、買い物をしてホテルへ帰る途中、舗道に露天が並ぶ人込みの中を歩いていたところ、男の人が突然前かがみになって、私の靴をつついて何かしきりに話すので、びっくりしてうつむいたところ、おかしいと思って買い物袋を持ったままズボンのポケットを押さえていたところ、後ろから突然手がポケットの中に入ってきて、財布を取ろうとするのを、妻が発見し大きな声をだしたので、私を取り囲む形でいたらしい3~4人の男が逃げていった。財布は盗られず無事であった。
ローズガーデンでは象の背中に乗ることができた。ここでは象ノショーやタイの民族舞踊やムエタイ、などのショーがあり結構楽しむことができた。
タイ料理はタイすきなど日本人好みのものが多く満足した四日間であった。