後期高齢者の旅とひとりごと

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女性は産む機械

2007-02-03 19:28:09 | 日記・エッセイ・コラム

女性は産む機械発言で物議をかまし、子供を生めそうもない女党首たちが国会をボイコットして、騒いでいるが大臣の発言は子供を生める女性の数が限られているため機械、装置に比喩して言った事であり、比喩のしかたが少し行儀が悪かったが、少子化問題に警鐘をならしたことに、かわりがないように思う。

野党はいつも与党の人たちのチョンボばかりをとりあげて、さわぐが自分たちもいい法案を提出し、少子化に歯止めをかける対策や環境整備に頑張ってもらいたい。

にもかかわらず国会の予算審議をボイコットするとは何事か・・・

今の都市社会をみてみると、人間はまさに機械であり、歯車であり、部品である。自然を破壊し人工的に都市を作り、自然は失われてしまった。道はコンクリートでかためられ、木は人工的に植えられ、建物も石やコンクリートで囲まれてしまった。いまや人はコンクリートの箱(病院)のなかで生まれ毎日決まった時間に起き、決まった時間に食事し、決まった時間に電車に乗り、決められた仕事をし、まるで都市社会という工場のなかの機械であり、装置であり、また油のようである。管理社会の中で一生を終え生まれたときと同じように箱(病院)のなかでほとんどの人は自然のぬくもりを知らずに死んでゆく  家族と同じ屋根の下で人が生まれ、又死んでゆく そして生まれる喜び 死の尊厳を身近に体験することがなくなってしまった。核家族化が親兄弟親子間の情愛を希薄にしてしまった。

美しい国日本をつくるために、経済至上主義から脱却し自然との回帰に期待をよせる今日この頃である。