後期高齢者の旅とひとりごと

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老母平穏死で看取る

2016-09-06 09:02:11 | 健康・病気
長年介護施設に入れて世話をしてきた
妻の老親(あと4ヶ月で満100歳)が平穏死した。
たまたま先日の日本経済新聞のコラムでエコノミストの
川本裕子さんが書いておられたことが、自分が決断したことが
正解であったと思うことができた。
それは、長年介護施設で高齢者の死に関わってこられた
石飛幸三医師が書いておられる 「平穏死を受け入れる
レッスン」について正面からタブーにせまる本であり、
自分には望まない延命措置を、なぜ老親に適用しようと
するのか誰もが逃れられない身近な難題を素直に解りやすく
語りかけておられる。
答えは人それぞれで完璧な答えはない。
ただ、人には寿命があり、老衰は治癒できない。
川本氏は、著者は先端医療と高齢者医療の現場に経験の
ある実践者であり、信念に基づく発言は医療制度の
根本を抉ると
必要なことは真実に向き合う勇気であると
自分自身が経験したことに勇気が必要であった。