後期高齢者の旅とひとりごと

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2015戦後70年の幕開け

2015-01-01 15:32:40 | 日記
1945年の終戦からもう70年、70年前は小学校1年生であった。
アメリカのB29戦闘機が飛んできて空襲警報がなると通学途中林の中え逃げ込んだ
記憶が蘇ってくる。
戦後の食糧不足で父が戦地から帰ってくるまではおふくろが自分がお嫁に持ってきた
着物や帯を食料に変えてのたけのこ生活であった。
子供ながらにひもじい思いに耐えて生き延びてきた体験が、忍耐強く生きるすべを 
会得したように思う。
戦前戦後を生き延びてきた者として一番印象に残っていることで、戦後の日本の
歴史上最大の反政府,反アメリカデモの安保闘争である。1960年岸内閣のときに安保条約に反対し、
国会を何十にも取り巻いて数十万人がデモを行い、当時自分は東京で苦学生活をしていたが
デモに参加し、国会の南門をこわして国会内に突入を試み、その闘争のなかで
東大生の樺美智子さんが死亡する事件があった。いわゆる6。15事件として語り継がれている。
 しかし当時のアメリカとの安保条約が締結され、結果として安保条約のおかげで、日本は
経済復興を成し遂げ、世界の経済大国になったよう思う。
一体あの激しい闘争は何だったのか?今になって思うと当時の学生運動の波に飲まれて
しまっていたように思う。
これからの社会はどうなるのか、自分が生きているうちには、あまり変化はないように思うが、
最近の資本主義経済のほころびとも言える、格差社会をどうやって変えてゆくかが大きな
テーマになるように思う。
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