後期高齢者の旅とひとりごと

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山代温泉へ

2008-03-21 21:28:52 | 旅行記

3月16(日)昼食後北陸自動車道西金沢ICから入り、

加賀ICで高速を出て、2時過ぎに

山代温泉の予約しておいた、旅館山下家にチェックインする。

部屋にてしばし休憩のち、早速温泉につかる。

高所から三筋の温泉が落下する、大きな浴場で、まだ時間が早いせいか、一人のんびりと大名気分である。

入浴後夕食までの間、旅館のすぐ近くにある、北大路魯山人の

寓居跡(いろは草庵)を見学する。

入場料500円。

ここは大正初期、北大路魯山人が、山代温泉の旅館の看板を

彫るために、訪れ、吉野家旅館の食客となり、吉野家主人の

別荘で約半年間滞在し、看板彫と作陶に又加賀の食文化にも

傾倒し、美食家としての料理を学び、

食器は料理の着物である・・と有名な言葉を残している。

山下家の大浴場前には、魯山人が彫った木の看板が、残っていた

魯山人は、晩年日本の重要無形文化財保持者(人間国宝)の

認定を辞退している。

自然美礼賛の人らしく、権威主義になじめなかったようだ。

夜は部屋食で日本海の幸を肴に、熱燗で乾杯

食器は九谷焼 やはり食器は料理の着物なり

満腹の夜 早めの就寝

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