きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

狂言季期

2013-08-06 20:38:38 | 観劇・伝芸
茂山逸平さんの狂言会観劇で真夏の京都に行ってきました。

やっぱり京都の夏は暑かった・・・。

さて、今回の狂言会は茂山逸平さんの息子さん慶和くんの初舞台です。



もともとこの狂言会は息子さんの初舞台は自分の会でという思いから始められたものなので、いよいよその日が来たというわけです。

でも、私の中では逸平さんの息子さんの初舞台を観る日が来るという事はあまり想像してませんでした。

というのも私は子役をされていた頃の逸平さんを知っていますし、狂言を観るようになった頃はまだ学生だったので、いつまで経っても逸平ちゃんと感じがあるんです。

でも、その逸平さんも4歳で初舞台(業平餅の童)を踏まれているので今年で舞台歴は30年なんですよね。なんだかすごく感慨が・・・。


今回の狂言会の話の前に少しだけ昔話です。

逸平さんが小学生の頃、NHKの朝ドラに出演されていました。

私は学生だったので、見る機会はなかったのですが、たまたま、学校がお休みの時にそのドラマを見て、上手い子役さんだなという印象を持ちました。

でも、その時は、その子役さんが誰かという事は知らないままでした。

その後、大河ドラマの「花の乱」で、細川勝元を演じられた野村萬斎さんの存在感に惹かれるものがあって、狂言を観る機会を持つに至りました。

私が初めて狂言を観た頃に丁度、野村家と茂山家が共演する企画などがあったりして、逸平さんのプロフィールを見てびっくり。

あの時、上手いなと思った子役さんは逸平さんだったのでした。

こんな巡り会わせもあるんだなあと、それから緩く、応援しているので、今回の狂言会はとても時の流れを感じましたし、この会場に入れて嬉しかったです。


昔話が長くなりましたので、狂言会の感想は日を改めます・・・。
コメント
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