2016年の観劇始めは名古屋能楽堂での万作を観る会。
今年で十七回目です。

番組は狂言三曲と素囃子。
万作さんは「枕物狂」のシテをされました。
「枕物狂」は百歳に余るという老人の恋のお話で、謡が多くて物狂い能のパロディーのような曲です。
今回、万作さんはこれまでこの狂言で使用されたのとは違う面を使用して上演に臨まれたとの事。
これまでは老人ではあるけれど、真剣な恋という側面を表すような面を使用されていたそうなんですが、今回は、それだけではなくて、老人のふんわりとした面も出したいとの思いがあったのだそうです。
私はこの曲を拝見するのは初めてでしたので、これまでとの比較は出来ないのですが、私が印象的だったのは最後に想いを寄せていた乙を得て、橋掛かりを歩く姿のかわいらしさでした。
そして腰を曲げた姿勢での動きも美しくて身体能力の高さを改めて感じました。
他の狂言2曲は「しびり」と「花折」。
どちらも狂言らしい曲で楽しい。
「しびり」は高野さんが、「花折」は萬斎さんがそれぞれシテをされました。
昨年、58年ぶりに再演された「楢山節考」が今年も上演される予定と終演後のトークで紹介がありました。
再演のお知らせがあった時にかなり気になっていたのですが、東京との事で諦めた作品ですが、今年も東京のみのようでかなり残念ですが、機会があれば、是非、観たい作品です。
その他に静岡朝日テレビが万作さん、萬斎さん、裕基くんの親子3代に取材した「おやじの背中」という番組の放送があるそうです。
静岡朝日テレビの放送地域では1月30日の午後4時30分から、それ以外の地域の放送はBS朝日で1月31日の午後5時からです。
楢山節考の様子も少しは流れるようです。
それも含めて楽しみですが、録画が沢山溜まっている私はいつ見れるかわかりませんが、録画の予約はしようと思っています。

今年で十七回目です。

番組は狂言三曲と素囃子。
万作さんは「枕物狂」のシテをされました。
「枕物狂」は百歳に余るという老人の恋のお話で、謡が多くて物狂い能のパロディーのような曲です。
今回、万作さんはこれまでこの狂言で使用されたのとは違う面を使用して上演に臨まれたとの事。
これまでは老人ではあるけれど、真剣な恋という側面を表すような面を使用されていたそうなんですが、今回は、それだけではなくて、老人のふんわりとした面も出したいとの思いがあったのだそうです。
私はこの曲を拝見するのは初めてでしたので、これまでとの比較は出来ないのですが、私が印象的だったのは最後に想いを寄せていた乙を得て、橋掛かりを歩く姿のかわいらしさでした。

そして腰を曲げた姿勢での動きも美しくて身体能力の高さを改めて感じました。

他の狂言2曲は「しびり」と「花折」。
どちらも狂言らしい曲で楽しい。
「しびり」は高野さんが、「花折」は萬斎さんがそれぞれシテをされました。

昨年、58年ぶりに再演された「楢山節考」が今年も上演される予定と終演後のトークで紹介がありました。
再演のお知らせがあった時にかなり気になっていたのですが、東京との事で諦めた作品ですが、今年も東京のみのようでかなり残念ですが、機会があれば、是非、観たい作品です。

その他に静岡朝日テレビが万作さん、萬斎さん、裕基くんの親子3代に取材した「おやじの背中」という番組の放送があるそうです。
静岡朝日テレビの放送地域では1月30日の午後4時30分から、それ以外の地域の放送はBS朝日で1月31日の午後5時からです。

楢山節考の様子も少しは流れるようです。
それも含めて楽しみですが、録画が沢山溜まっている私はいつ見れるかわかりませんが、録画の予約はしようと思っています。
