きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

再開と中止と

2020-03-21 20:00:17 | ひとりごと
大好きな観劇が出来なくなって3週間以上。

身体は元気だけど、閉塞感は増すばかり。

仕事柄、在宅勤務や時差出勤は出来ずにこれまで通りの日常の中での頭の中で思い巡らせた事を少しだけ書かせてください。


19日から、コロナウイルス感染拡大防止のための政府の大規模イベント自粛要請に従う形で公演を中止していた各社が、公演の再開を始めた。


何が正解なのか分からず、政府や専門家会議の提言も具体的な数値を示さない状態では中止をするのも再開するのも大変な判断だと思う。

でも、舞台演劇を愛するものとしては、再開するのであれば、その決断を応援したいと思う。


今回の自粛要請で問題だと感じたのは、どのような状態になれば公演を行って良いのかという事が示されていない事と、中止によって収入がなくなる人たちへのフォローが無い事。

日本の舞台演劇は上演されなければ収入に結びつかない世界で、お稽古中は無給な公演がほとんど。

BWのようにロングラン制なら、再開後に振り替えの公演をすることもできるが、短いスパンで公演をする日本の場合は振り替えは出来ない。劇場のスケジュールは2,3年先まで決まっているところが多いし、当然、プリンシパルの役者さんたちのスケジュールも決まっている。

唯一、ロングラン制をとっている劇団四季でも、中止の場合は払い戻しとなる。

だから、今回の自粛で、小さな劇団やプロダクションは本当に大変だと思う。

コンサートなどのイベントが中止になった時のための保険というのもあるのだそうですが、コロナは対象外なんだとか。

なんだかすべてがそっぽを向いた中で決断を迫られる主催者が本当に気の毒に思う。

だから、中止の決断も再開の決断も応援してあげて欲しいなと心から思う。

3月上旬の公演再開の時のバッシングはかなり凄くて、これだけ叩かれたら、なかなか再開を言い出せないのではと思ったほどでしたから・・・。


まとまってはいないけど、何の心配も無く観劇できる日が1日も早い事を願っています。

私にとっては日々のストレス解消策には観劇がかなり重要なので、心の健康を保つためにも・・・。

演劇なんて無くても困らない人たちばかりなのは、よく分かっているけれど、観劇を心の糧に生活している底辺の人間のたわごとと思ってお許しください。



本当は今月、予定通りに東京に行っていたら、覗いてみようと思っていた日比谷シャンテ。

行けなくなってしまったけれど、シャンテ前のフライングゴジラを貼っておきます。



ゴジラ君、君の力でウイルス撃退してください。
コメント
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