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リベラルは他責する。
リベラルは日本を責める。
日本を責めるのが一番都合がいい。
日本人として、日本を選んで生まれてきたわけではない。
だから我々が日本を責めることは、「自分で選択したわけではない」祖国を責めること。
自己責任じゃない。他責。
自分を責めずに済む。
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他国で考えるとわかりやすい。
日本人がアメリカに住んで、アメリカの悪口を言ったとする。
アメリカ嫌なら他へ行けばいいじゃん。日本に帰ればいいじゃん。
そう言われて終わり。
自責になっちゃう。アメリカに住むことを、自分で選択したんでしょ。
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日本は違う。
祖国は選べない。
だから日本人が日本を責めることは、永遠に他責していることになる。
自己責任じゃない。自責する必要がない。
だから、他責体質の人は、日本を責め続ける。
だからリベラルは、他責体質。
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以上が、楠木建さんの論旨。
なるほど。その視点はなかった。
さすが稀代の読書家だけある。
この論旨を敷衍すると、親を責めるのも同じですね。
親は選べない。
だから、親を責めることは、自責じゃない。
他責。
他責する人は、親や日本を責める。
自責する人は、親も日本も責めない。
自責する人でありたし。