川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

他責するリベラル

2025年02月09日 | 人間心理・心理学
リベラルは他責する。

リベラルは日本を責める。

日本を責めるのが一番都合がいい。

日本人として、日本を選んで生まれてきたわけではない。

だから我々が日本を責めることは、「自分で選択したわけではない」祖国を責めること。

自己責任じゃない。他責。

自分を責めずに済む。

ーーーーーー

他国で考えるとわかりやすい。

日本人がアメリカに住んで、アメリカの悪口を言ったとする。

アメリカ嫌なら他へ行けばいいじゃん。日本に帰ればいいじゃん。

そう言われて終わり。

自責になっちゃう。アメリカに住むことを、自分で選択したんでしょ。

ーーーーーー

日本は違う。

祖国は選べない。

だから日本人が日本を責めることは、永遠に他責していることになる。

自己責任じゃない。自責する必要がない。

だから、他責体質の人は、日本を責め続ける。

だからリベラルは、他責体質。

ーーーーーー

以上が、楠木建さんの論旨。

なるほど。その視点はなかった。

さすが稀代の読書家だけある。

この論旨を敷衍すると、親を責めるのも同じですね。

親は選べない。

だから、親を責めることは、自責じゃない。

他責。

他責する人は、親や日本を責める。

自責する人は、親も日本も責めない。

自責する人でありたし。
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