戦中の、国家神道華やかなりし頃、大本事件が起こった。
大本教が、治安維持法に違反すると。本部は政府・官憲により打ち壊された。物理的に破壊された。
そのせいで大本はいまは小さい。生長の家とか
その大本に、政府と世間の波に抗して、無罪判決を言い渡した、リベラルで、勇気ある裁判長が、高野綱雄裁判長。
~~~以下ウィキから引用~~~
1942年(昭和17年)7月31日、高野綱雄裁判長は判決文の中で「大本は宇宙観・神観・人生観等理路整然たる教義を持つ宗教である」として、治安維持法関係全員無罪の判決を言い渡した。
検察の調書の信頼性が低いことも判決文で指摘された。
本判決を下した高野について、土井一夫(陪席判事)は「高野裁判長はいい裁判長でした。公平だし、名利にとらわれなかった」と回想した。
高野の下で長く書記をつとめた豊田真三は「高野さんは立派な方でした。あんな方は一寸ないでしょう。あれだけ世間でやかましかった事件を無罪にしたのには、勇気がいります」とも述懐している。
また田村千代一(陪席判事)は「予審調書を読んだとき、どの調書もまったく同じことで、これはおかしいと思った」とまずはじめに疑問をいだいた
~~~引用終わり~~~
この、「どの調書もまったく同じことで、これはおかしい」ってのは、先日、家庭連合の福本弁護士が報告した、解散命令請求の、文科省が出した証拠(陳述書)と一緒ですね。
こちら(福本弁護士報告書)
最新のSunday世界日報で、この高野綱雄裁判長が、浄土真宗の熱心な信仰者だったと記載されている。
信仰の力でしょうか。
信仰は勇気を生む。
信仰は、健康的な無常観を生むから。
現世・世俗を、精神より、軽く見るから。
信仰が勇気を生むさまについては、三浦綾子『塩狩峠』一冊を読めば十分だろう。
天は見ている。
家庭連合の解散命令請求を裁く、鈴木謙也裁判長にも、高野綱雄裁判長のような、勇気を期待します。