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加藤文宏さんの近著『検証 暴走報道』で学んだこと。
後藤徹さんに敗訴したイジりブロガー鈴木エイト氏による、冒頭画像の「2世信者グループだとしたら興味深い」発言により、多くの人が大きく傷ついたことを知りました。
彼の「信仰の覗き趣味」が人を苦しめている。
彼の「興味深い」の意味は、揶揄と侮蔑と嘲笑だろう。
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大きく敷衍すると、暗殺事件後のこの2年の本質は、下世話な「信仰の覗き趣味」の延長だったと言えなくもない。
人を殺すような治安を害する行為をしない限り、どんな「変な」宗教にも存在の価値がある。それが民主主義社会。「愚行権」ってのがある。
だから宗教法人の解散の要件も「著しく公共の福祉を害することが明らかな行為をした」という、もっのすごくハードルが高い。「治安をすごく害する場合」ってことです。
上記のTweetからうかがえる、後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏の「下世話な信仰の覗き趣味」をとくとご覧あれ。
彼の「興味」と関心と利害関係を、国家権力が後押しした。それがこの2年のニッポン。
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このTweetを見ると、後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏がいかに「万能感」を感じてしまうかが分かる。
20年、陽の当たらなかったオレにようやく国家がお墨付きを与えてくれた、、、
私が彼の立場にあったら、そりゃあ万能感を感じてしまうと思う。浮揚感というべきか。それは本人には決して客観視できない。
しかし。
天は見ている。
盛者必衰は永遠の理。万能感を感じる者が長く尊敬を勝ち取ることはない。
オウム騒ぎで今のエイト同様に持ち上げられた有田芳生の今を見よ。彼は当時「万能感」を感じていたことを告白している。
あれから30年経ち、まだ議員の議席を確保するくらいの影響力を保ってはいるものの、心ある者は誰も彼の言を信じない。
後藤徹さんに敗訴した鈴木エイト氏が、有田芳生のようなロングテールにならぬことを願う。
いや、願うだけではない。
私はそのために日々戦っています。