山本七平賞奨励賞を取った、哲学書。
ちょっと読みにくいところ(思考の働きを要するところ)はありましたが、まあサクサクと読める本。
一度、書評的なものは書きましたが こちら 、改めて。
世界は贈与でできている。我々は贈与を受けて暮らしている。
社会のインフラ、親からの愛情、、学校教育、恩師からの師弟愛、、、
その「贈与のありがたみ」を強く感じる者が、教養がある人であり、そういう教養がある人が、また次の世代に贈与を繰り返す。
そんなことが書かれていました。
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大した不遇ではないのに、嘘をついて親を攻撃した小川さゆり嬢を思う。彼女のご兄弟(たしか4人きょうだい)は、親をけなすことなく、ご立派に育っていらっしゃるそうな。
きょうだいは親を責めないのに、一人小川さゆり嬢のみが親を責めて「私が正しいと思うなら、家庭連合を解散させてください」ってプロパガンダに利用されてしまった、、
小川さゆり嬢も、いずれ「親からの贈与」を強く感じるようになるときがくるでしょう。
小川家に平安が来ることを祈ります。