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【nhk news web】 8月21日06:47分、"アルゼンチン通貨 最安値更新 経済先行きに不安拡大””

2019-08-21 11:31:01 | 中南米;メキシコ・チリ・ベネズエラ、アルゼンチン…

 

(アルゼンチン通貨 最安値更新)

 

① "アルゼンチン通貨 最安値更新 経済先行きに不安拡大””

 アルゼンチンでは、11日に行われた大統領選の予備選挙で、ばらまきを主張する野党の候補が圧勝したことをきっかけに経済の先行きに対する不安が広がり、通貨ペソは大幅に値下がりしています。

 20日に入っても、ペソの下落は止まらず、一時、1ドル=59ペソと、16日に史上最安値となった1ドル=55ペソを更新しました。

👤 アルゼンチンでは、先週、マクリ大統領が最低賃金の引き上げなど、緊急の経済対策を発表しましたが、市場関係者の間では、経済をさらに悪化させるばらまきだと指摘する声も多く、17日には、経済政策を担うドゥホブネ財務大臣が抗議したうえで辞任しました。

 アルゼンチンは、IMF=国際通貨基金から500億ドルを超える融資枠を得て再建を図っていますが、10月の大統領選挙を前に経済の混乱が収まらない状況で、周辺国などへの影響も懸念されています。

 

 

 

 


【Bloomberg】 8月13日10:15分、""アルゼンチン株指数が1日で48%下落、過去70年で2番目の大きさ””

2019-08-18 21:05:29 | 中南米;メキシコ・チリ・ベネズエラ、アルゼンチン…

① ""アルゼンチン株指数が1日で48%下落、過去70年で2番目の大きさ””

           
2019年8月13日 10:15 JST   
     
  • 1日の下落率としてはスリランカ株指数の1989年の60%強に次ぐ規模            
  • アルゼンチンは2002年にも同程度の大幅安に見舞われた            
A pedestrian waits to cross a street in front of the Presidential Palace (Casa Rosada) in Buenos Aires, Argentina, on Thursday, March 14, 2019. The cobblestone streets of Buenos Aires have charm and potholes in equal measure. They're as much a part of the city's faded fabric as French balconies and bidets, but a threat to pedestrians, cars and commerce.                
A pedestrian waits to cross a street in front of the Presidential Palace (Casa Rosada) in Buenos Aires, Argentina, on Thursday, March 14, 2019. The cobblestone streets of Buenos Aires have charm and potholes in equal measure. They're as much a part of the city's faded fabric as French balconies and bidets, but a threat to pedestrians, cars and commerce.
Photographer: Sarah Pabst/Bloomberg
 
 🎆   アルゼンチン大統領選挙予備選での予想外の結果を受けて同国金融市場が混乱し、株価指数のS&Pメルバル指数はドルベースで48%の大幅安となった。
 
 ブルームバーグが1950年までさかのぼって集計した94の株式市場の指数の1日の下げとしては過去2番目の規模。過去最大の下げは、内戦下にあったスリランカの株価指数が1989年6月に記録した60%強。
 
 
 

📚 アルゼンチン(wikiedia)+

(ブエノスアイレスの中心にある7月9日大通り。世界で最も幅が広い道路である。中央に見えるのはオベリスコ。)

 

 ★★ 経済

IMFの統計によると、2013年のアルゼンチンのGDPは約6,103億ドルである。世界21位であり、南米ではブラジルに次ぐ2位である。一人当たりのGDPは14,709ドルで、こちらはウルグアイチリに次いで南米3位である。[1] アルゼンチンはメルコスール南米共同体の加盟国である。

農産物は、主要輸出品目は小麦トウモロコシ牛肉ワインなどに加え、2000年代以降大豆の生産も盛んになっている[9]。鉱業生産は、パタゴニアの石油と、近年は天然ガスも有望視されている。

2回にわたる世界大戦に直接関与せず、各国への農産品畜産品の輸出により利益を得た20世紀半ばまでは世界有数の富裕国であった。第二次世界大戦後、ペロン政権は国民主義的な政策により、保護政策による工業化偏重政策をとるが産業構造の転換に成功せず、次第に経済が低迷。ペロン政権以降顕著になった福祉のための放漫財政や、ペロンの残した労働組合 (CGT) の強さにより、投資のしづらい国となり、1960年代以降に頻発する政変、クーデター、1982年のマルビナス(フォークランド)戦争とその敗北、民政移管後も長年の放漫財政のツケや敗戦のショックの影響で混迷する経済状況に安易なポプリスモで対処したために累積債務は雪だるま式に増えていった。1988年から1989年の間に5000パーセントというハイパーインフレーションという記録。物の価値は1年間で50倍にもなり、アルゼンチン経済は崩壊し、通貨は紙くず同然となってしまった。結局、アルゼンチンは1989年に対外債務不履行を宣言した。この間の混迷による富裕層の没落、中産階級の海外脱出が続くなど経済は混迷の度を深めた。

その後、1988年から親米・親IMF路線を掲げたメネム政権の新自由主義政策により、1990年代には年率9%にも達する経済成長を遂げるなど、一時的に安定した。しかし、1999年に起きたブラジルレアル切り下げでペソが相対的に高くなり輸出競争力を喪失、国際収支は悪化した。結果的に通貨危機(通貨ペソの対米ドルペッグ制崩壊)により完全に暗転、2001年11月14日には国債をはじめとした対外債務の返済不履行宣言(デフォルト)を発する事態に陥り、経済が破綻。国際的な評価は地に落ちた。デフォルトにより貧困も拡大し、イタリアやスペインに職を求め大量の移民が流出、その中には医者・弁護士などの知識層も少なくなかった。1980年代に国民の約60%を占めていた中間層は2005年には国民の約20%となり[10]、他方貧困率は2002年で53%に達するなど[11]、かつてラテンアメリカで比類なき中流層の国だったアルゼンチンはもはや過去のものとなった。20世紀半ばまでは南米の指導者としての実力を備えていたアルゼンチンは、もはや完全にチリ、ブラジルに先を越されてしまったといえるだろう。

このようにペロン政権以来、一貫した経済政策が採られなかったツケが回り、2002年(アルゼンチン通貨危機)には経済が破綻してしまったものの、2002年変動相場制を導入してからは通貨安のために輸出が拡大してからは持ち直した。キルチネル大統領は、2006年7月9日の「独立190年記念式典」で、「われわれは国際通貨基金 (IMF) にチャオ(さよなら)を告げた。」と演説した。IMFの干渉を排除するため百億ドル近い債務を完済し、2000年末の経済破綻直後の失業率24%を、2006年5月には11.4%にまで改善した。さらに、2003年から2007年まで平均約8%の高成長を続け、2002年の経済崩壊以来の遅れから立ち直りつつある。とはいえ、再び上昇に転じた対外債務率、一向に回復しない内需および内需不振の主要な一因である国民の30%にまで拡大した貧困層の存在など、課題は山積している。

現在はメルコスール加盟国であることにより、南米諸国との経済交流の活発化による諸外国からの投資の増大に、経済の復活を賭けている。特にブラジル、ベネスエラとは政治面でも関係を深め、ベネスエラからの南米大陸縦断天然ガス輸送管の設立も計画している。

現在のアルゼンチンの課題は、この成長を維持したままどのようにして競争力のある新しい産業を育てるか、あるいは国内の法制度、政治文化などの歪みから来る投資リスクをいかに下げるかなどにかかっている。

 

 🌊 記事が古いので、現状を把握しにくいのですが、現在はベネズエラと同じく最悪の経済状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【cnn】 6月25日18:45分、””メキシコ、米国境に1万5000人を派遣 移民対策で""

2019-06-26 12:22:31 | 中南米;メキシコ・チリ・ベネズエラ、アルゼンチン…

 

① ””メキシコ、米国境に1万5000人を派遣 移民対策で""


【nhk news web】 6月15日08:17分、""ベネズエラ 現在の100倍の高額紙幣発行へ インフレ対策で""

2019-06-15 08:48:06 | 中南米;メキシコ・チリ・ベネズエラ、アルゼンチン…

(ベネズエラ/ハイパーインフレ)

 

 

① ""ベネズエラ 現在の100倍の高額紙幣発行へ インフレ対策で""

    南米のベネズエラでは、独裁体制を敷くマドゥーロ大統領をロシアや中国が支持する一方、暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長をアメリカが支援し、国際社会を巻き込んだ対立や混乱が続いています。

🍔 経済も悪化してハイパーインフレに陥り、ファストフードでハンバーガーのセットを買うには最高額の紙幣でも60枚程度が必要で、紙幣の不足が深刻になっています。
こうした状況を受けて、ベネズエラの中央銀行は現在の最高額の紙幣500ボリバルの100倍にあたる5万ボリバルの紙幣など、新たに3種類の高額紙幣を発行すると発表しました。

しかし、ベネズエラでは去年8月に通貨の単位を10万分の1に切り下げるデノミネーションが実施されたばかりです。

🎆 先月のインフレ率も81万%に上るなど急激なインフレは収まっておらず、新たな紙幣の発行に対しては早くも効果を疑問視する声が上がっています。

※  ハイパーインフレの恐ろしさ!ここでも無能な独裁者が政治と経済難民を大量に生み出しています。そして、混乱と分裂のある国や地域には必ずと言っていい程、アメリカ、中国、ロシアの影があり、不毛な代理戦争も生まれています。

 

 

 

 


【nhk news web】 4月30日21:54分、""ベネズエラでクーデターか 一部の軍部が離反の可能性""

2019-04-30 22:04:19 | 中南米;メキシコ・チリ・ベネズエラ、アルゼンチン…

(ベネズエラでクーデターか)

 

① ""ベネズエラでクーデターか 一部の軍部が離反の可能性""

  グアイド氏は、ツイッターで「ベネズエラの大統領として、すべての軍人に参加を呼びかける」としています。
地元メディアによりますと、カラカス市内では、マドゥーロ大統領を支持する軍部が、グアイド氏の呼びかけに応じた市民や一部の軍人に向けて発砲する状況も見られるということで、混乱が広がっています。