◇◇◇ 新型コロナウイルス対策をめぐり、菅総理大臣は、15日午後、総理大臣官邸で、西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣らから各地の感染状況や病床の確保状況について報告を受け、対応を協議しました。
◇◇◇ 新型コロナウイルス対策をめぐり、菅総理大臣は、15日午後、総理大臣官邸で、西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣らから各地の感染状況や病床の確保状況について報告を受け、対応を協議しました。
◆◆◆⇨⇨ 新型コロナウイルスの感染が国内で初めて確認されてから15日で1年になります。しかし、収束の兆しは見えず、14日は全国で6600人を超える感染者が発表され、これまでに亡くなった人は4300人を超えています。
¤¤¤⇨ 去年1月15日、神奈川県に住む30代の中国籍の男性が、国内で初めて新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。男性は、新型コロナウイルスの感染が広がっていた中国の湖北省武漢から帰国後、肺炎と診断されていました。
●●⇨⇨ 感染者は徐々に増え、1度目の緊急事態宣言が出た4月には、1日に発表される感染者が700人を超えました。
●● 5月には100人を下回りましたが、再び増加して7月下旬に初めて1000人を超え、その後、11月に入って急増しました。
●●⇨⇨ 今月8日には過去最多の7882人、14日も6605人の感染が発表されています。
□□☞☞ 政府は、11都府県に再び緊急事態宣言を出しましたが収束の兆しは見えず、14日までに感染が確認された人は、クルーズ船の乗船者や空港の検疫などを含めて31万1353人、亡くなった人は4353人に上っています。
◆◆◆ 最近では、イギリスで見つかった、感染力が強いとされる変異したウイルスに加え、南アフリカやブラジルから入国した人などからも、国内の検疫などで変異ウイルスが相次いで検出され、政府は外国人の入国を原則、全面的に制限するなど警戒を強めています。
◆◆◆ 都営大江戸線の運転士などが新型コロナウイルスに集団で感染したのは、歯磨きなどで使っていた洗面所の蛇口を介して感染が広がった可能性が高いことがわかりました。
●●⇨⇨ 都営大江戸線は先月中旬以降、江東区の清澄乗務区に所属する運転士など39人が新型コロナウイルスに感染し、今月11日までの2週間余り通常の7割程度に減らして運行を行いました。
🔥🔥●●☞☞ 都交通局によりますと、感染経路を調査した保健所から乗務区の庁舎にある洗面所の蛇口を介して感染が広がった可能性が高いと指摘されたということです。
▼▼▼ この蛇口は手で回すタイプで、トイレの後の手洗いのほか歯磨きやうがいなどで運転士たちが使っていて、保健所はだ液が蛇口についていた可能性を指摘しているということです。
◇◇◇ 都交通局は、手をかざせば水が出るセンサー式の蛇口に変えるなどの対策を検討するということで「手を洗うために使う蛇口を介した可能性があると聞いて、対策の難しさを痛感した。感染の拡大防止に努めて運行を確保していきたい」としています。
◇◇◇ 感染拡大を抑えるため重要とされているのが「テレワーク」です。2回目の緊急事態宣言後、どれだけ実践されているのかを探るため、NHKがビッグデータを使って都内のオフィス街の人出を分析した結果、感染拡大前より40%以上減ったものの、去年の1回目の宣言時と比べると30%から50%ほど多いことがわかりました。専門家は「前回の宣言時ほどテレワークが行われていない可能性が高い」と指摘しています。
¤¤¤⇨ NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたビッグデータを使って、東京駅と品川駅周辺のオフィス街について、去年3月から13日まで、日中時間帯の午後3時台の人の数を分析しました。
🔥◆◆ 東京都は14日、木曜日としては2番目に多い1502人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
●●⇨⇨ これで都内で感染が確認されたのは合わせて8万68人になり、今月8日に7万人を超えてから14日に8万人を超えるまでわずか6日しかかかっておらず、増加のペースが速くなっています。また、都は感染が確認された3人が死亡したことを明らかにしました。