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nhknewsweb/日本銀行、含み益拡大 ;  12月07日06:34分、  日銀ETF:含み益10兆に拡大、保有総額GPIF抜く-遠のく出口 & 川柳もどき 

2020-12-07 13:24:52 | 日本銀行;組織と機能、黒田総裁、金融政策、ETFなど購入…

 

◎◎  日銀ETF:含み益10兆に拡大、保有総額GPIF抜く-遠のく出口

 
  • 11月末含み益は11カ月ぶりに過去最高更新、約10兆円に膨らむ
  • 株価急落時の大量購入が貢献、無尽蔵の資金の強み-ニッセイ基礎研

 

□□△△  日本銀行が保有する上場投資信託(ETF)の時価評価が、株高の恩恵で急増している。含み益は11月に前月比2倍に膨らみ、過去最高を更新したとみられる。保有総額は日本最大株主の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を上回ったもよう。    

¤¤¤⇨  ニッセイ基礎研究所の試算によると、日銀が保有するETFの時価は11月末時点で推定45兆603億円で、取得価格との差である含み益は同9兆8567億円。日経平均株価が29年半ぶりの高値を更新する中、同月には含み益が一時10兆円を超える場面もあったもよう。

  ※※ 株価が📉とすれば買いに走り📈は上がるという仕組み。100%勝てる訳ではありませんが、提灯をつける人もあり、非常に有利な立場である事は間違いありません。

 

Bank of Japan Governor Haruhiko Kuroda News Conference After Rate Decision

10月の日銀会合後の会見で発言する黒田総裁.

Photographer: Karina Nooka/The Nikkei/Bloomberg

△△▼⇨  日銀の含み益は昨年12月末に推定6兆7642億円と過去最高になった後、新型コロナウイルスによる株価急落でことし3月末には3000億円程度に縮小。その後、株価上昇で増加を続けた。日銀決算によると9月末時点で5兆8469億円だった。

¤¤¤⇨  ニッセイ基礎研の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「日銀は株価が急落したときの3、4月だけで2兆円台後半の大きな買い入れを行った。その後の上昇で含みが増えている」と語る。

 
 

加速する含み益

日銀のETF含み益は10兆円規模に

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出所:ニッセイ基礎研究所

 

¤¤¤⇨  日銀は2010年にETF購入政策を開始した。年4500億円ペースでスタートした買入額の上限は1兆、3兆、6兆へと増加し、ことし3月には当面12兆円になった。ニッセイ基礎研の井出氏は、「資金を無尽蔵に使えない通常の投資家」には、日銀のように株価下落局面で常に買い入れを急増させるような手法はとれないことなどを考えると、「含み益は政策を単に10年続けてきた結果でしかない」という。

¤¤¤⇨  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、含み益拡大が政策目的ではない以上、株式市場にとってはむしろガバナンス不全の弊害が大きいとみる。ETF買い入れペースを6兆円に倍増させた16年以降は、「経営がしっかりしていなくとも株価が上昇するため、日本企業の株主資本利益率(ROE)は上がらなくなった」と指摘する。

¤¤¤⇨  また、井出氏の試算では、11月末の日銀ETF残高はGPIFの推定日本株保有額44兆8055億円(運用資産をTOPIXに完全に連動させ、9月末時点から売買を行っていないとの前提)を初めて上回った。「日銀の東証1部の保有比率は7%弱となって、おそらく日本株の最大の保有機関となった。さらに両者の保有額の差は広がっていく」と同氏は予想する。

難しい出口

¤¤¤⇨  野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは保有比率の逆転を、両者の仕組みの違いで説明する。機関投資家のGPIFは「運用資産が増えない限り、株高の際は他の資産とのウエート調整で機械的に株を売らなければならない」。一方、日銀は「危機対応で買うときのルールは決めたが、エグジット(出口)のルールは決めてなかった。売却せず残高は積み上がるため、いつかはこうなる」という。

¤¤¤⇨  富国生命投資顧問の奥本郷司社長は「年金運用のGPIFは受託者責任のもとに外部委託もしっかり管理し、スチュワードシップコードに則り成長資金を供給する姿勢で運用している」と語る。それに対して日銀は「自らの資産として貯め込んでいるだけで、誰も責任を取らない構造が見え隠れする。量が大きくなればなるほど、出口が難しくなっているようにみえる」としていた。

 

※※ 日銀に おんぶにだっこの 日本株

  暴落で 日銀転ければ 皆こける

  成田山 お参り行けば 大丈夫か

  世界でも 赤信号で 行きまくり 

  不思議だな 資金過剰で インフレなし 

 

 

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bloomberg ; 10月21日16:29分、 コロナ長引けば金融システム懸念も、必要な対応準備-桜井日銀委員

2020-10-21 21:54:19 | 日本銀行;組織と機能、黒田総裁、金融政策、ETFなど購入…

 

◎◎  コロナ長引けば金融システム懸念も、必要な対応準備-桜井日銀委員

 

 
更新日時 
  • 倒産増で金融機関の経営体力が毀損、金融システム機能低下の恐れ
  • コロナ対応策の延長、丹念に資金繰り状況を点検する段階
  •  

□□☞☞  日本銀行の桜井真審議委員は21日、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化した場合の金融システム懸念に言及した上で、必要な対応を迅速に行うための準備が重要との見解を示した。

■■⇨⇨  桜井委員は同日午前の福井県金融経済懇談会での講演で、コロナの影響が長引けば企業倒産の増加で金融機関の経営体力が損なわれ、「金融システム自体の機能低下につながる恐れも考えられる」と指摘。実体経済への下押し圧力が強まる可能性も否定できないとし、「実体経済、金融システム双方の状況をしっかりと点検しつつ、必要な対応を迅速に行えるよう準備しておくことが重要」と語った。

🏢☞☞  その上で、コロナの影響による構造改革の進展見通しを踏まえ「金融システムの中長期における安定性をしっかりと維持し、金融機関が新たな構造変化の促進においてその役割と機能を発揮する」ことが重要と主張。「適切な金融仲介機能の発揮のため、日本銀行としても必要な対応を行っていく」との考えを示した。

  桜井委員は午後の記者会見で金融システム面における具体的な対応を問われ、「具体的な対応はまだ先の話だが、いろいろな工夫や検討をしておくことが現段階では必要だ。地道な研究を積み重ねていく必要がある」と語った。

○○⇨  金融政策運営に関しては、3月以降の一連の金融緩和措置が企業の資金繰り支援と金融市場の安定確保などの面で効果を発揮しているとし、現状は「既存の政策の効果を見守る段階」と語った。当面は資金繰り支援と金融市場の安定維持に努めるとともに、「今後も政府や主要各国中銀との協力体制を維持しつつ、必要に応じて迅速かつ適切に政策対応を行うことが重要だ」と講演で指摘した。

  来年3月末が期限のコマーシャルペーパー(CP)と社債の増額買い入れや貸し出し制度などのコロナ対応プログラムについては、懇談会でも延長を求める声が出ていたことに記者会見で言及。「状況をみながら必要があれば迅速に行動しなければいけない」としながらも、現時点では資金繰りは落ち着いているとして「丹念に点検していくということでいい」との認識を示した。

🏢□☞☞  日銀は28、29日に金融政策決定会合を開き、終了後に新たな「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。桜井委員は日本経済が「回復に転じていることははっきりしている」とし、7月の展望リポートの経済・物価見通しから「あまり大きな変化がないと認識している」と語った。 

(記者会見での発言内容を追加して更新しました)
 
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bloomberg ; 10月19日02:59分、 黒田日銀総裁、景気後退に言及-世界の中銀総裁が改めて先行きを警告

2020-10-19 13:18:03 | 日本銀行;組織と機能、黒田総裁、金融政策、ETFなど購入…

◎◎     黒田日銀総裁、景気後退に言及-世界の中銀総裁が改めて先行きを警告

Haruhiko Kuroda, governor of the Bank of Japan 

Haruhiko Kuroda, governor of the Bank of Japan 

 Photographer: Kiyoshi Ota

□□☞☞  世界の主要中央銀行を率いる総裁らは、新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、政府による新たな規制措置や緩慢な景気回復、雇用へのリスクといった警告を改めて発し、パンデミック(世界的大流行)の悪影響はまだ終わっていないとの認識を明確に示した。

◆◆  グループ・オブ・サーティ(G30)が主催したオンライン会議では、ユーロ圏と日本、英国の中銀総裁がそろって経済に対する懸念を表明。3者とも経済の先行きには依然下振れリスクが存在すると述べ、当面は支援が必要になるとのシグナルを発した。日本銀行の黒田東彦総裁は、状況が悪化すれば日本経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクがあると警告した。

💹○●⇨  黒田総裁は「日本は改善基調をたどるとみられる。だがこの見通しは極めて不透明だ」と指摘。「成長期待が下がり、金融システムが不安定になれば、経済は本格的なリセッションに陥りかねない」と述べた。

 
 

2020 GDP Forecast

 

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Source: International Monetary Fund

 

■■☞☞  また欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、新型コロナ感染拡大を抑制するために域内各国が導入を進めている新たな行動制限が景気回復を一段と遅らせるとの考えを示した。

 ⇨⇨ ラガルド総裁は、「回復は依然として不確実で、むらがあり、完全ではない」とした上で、「域内各国が進めている新たな行動制限が企業や家計の先行き不透明感を一層高めるだろう」と語った。

関連記事:  

原題:Virus Resurgence Sees World Central Bankers Stick to Gloomy Tone(抜粋)

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bloomberg ; 10月17日05:19分、 日本経済の回復は鈍い恐れ、実体経済かなり弱い-若田部日銀副総裁

2020-10-17 19:10:03 | 日本銀行;組織と機能、黒田総裁、金融政策、ETFなど購入…

 

 ◎◎   日本経済の回復は鈍い恐れ、実体経済かなり弱い-若田部日銀副総裁

 

 

■■☞☞  日本銀行の若田部昌澄副総裁は日本経済について、新型コロナウイルスが引き起こした不況からの回復が鈍いものになる恐れがあるとの見解を示した。

□☞☞  若田部副総裁は16日、バーチャル形式で行われた他の中央銀行当局者とのパネル討論会で、「実体経済はかなり弱い。景気は回復すると予想しているが、回復のペースは恐らくかなりゆっくりとしたものになるだろう」と発言。「日銀はすでに包括的な手段やプログラムを設けているので、それぞれの措置を強化することが可能だ」と続けた。

○○○  日銀は経済活動を刺激する追加措置をとる可能性を排除しないとしつつ、その場合は既存の緩和策を考慮する必要があるとも指摘。円高はインフレに影響を及ぼし得るとの懸念を挙げて、一段の円高進行を注視すべきだとの認識も示した。

◇◇  「そうした為替レートがインフレ動向や給与所得に及ぼす影響に、われわれは極めて注意する必要がある」とし、「インフレの動きがさらに後退したり弱まったりすると判断される場合には、次の行動を考えるべきだろう」と語った。

 
 

原題:
BOJ’s Wakatabe Says Japan Faces More Sluggish Economic Recovery(抜粋)

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ロイター/日銀、通常ETF購入 ; 10月16日17:52分、 日銀、16日に通常のETF701億円購入 J―REITはなし

2020-10-16 22:15:03 | 日本銀行;組織と機能、黒田総裁、金融政策、ETFなど購入…

◎◎    日銀、16日に通常のETF701億円購入 J―REITはなし

 

2020/10/16 17:52

 

    [東京 16日 ロイター] - 

 

🏢💴 💴 ☞ 日銀は16日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)を前回14日と同額の701億円買い入れた。J━REITの購入は見送った。
    
    設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETFは、前回15日と同額の12億円を買い入れた。
    
    前場のTOPIX<.TOPX>は前営業日比0.28%安だった。

© Thomson Reuters