狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

疲れた人は暫し路傍の草に腰を下ろして道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへは行くまい。

2018年10月02日 23時12分10秒 | VSの日記




 本日10月2日は、エルサレム王国がサラーフッディーンに降伏した日で、チャールズ・ダーウィンがビーグル号による5年間の世界一周航海から帰国した日で、野党や枢密院が統帥権干犯問題を提起して反対していたロンドン海軍軍縮条約に日本が批准した日で、リットン報告書が公表された日で、ドイツ軍がモスクワ攻略戦を開始した日で、「在学徴集延期臨時特例」が公布されて文科系学生の徴兵猶予が全面停止となった日で、ポーランド国内軍がドイツ軍に降伏してワルシャワ蜂起が終結した日で、廈門航空機ハイジャック事件が起きた日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は二十五度。最低気温は十五度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 本日は私はお仕事がお休みの日でありました。
 昨日は隊長が悪くもとい体調が悪くふらふらしていたので今日はお部屋の中でぢっと体育座りをして蹲って隊長の快復をもとい体調の回復を図っておりました。
 隊長は戻ってきているようなもとい体調は戻ってきているような気がするので明日からじゃんじゃんばりばり働きたいと思っているところなのでございます。


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『フール・フォー・ザ・シティ』

2018年10月02日 22時12分19秒 | 漫画・ゲームに関する日記




 昨日の夜は、永野護作の漫画『フール・フォー・ザ・シティ』を読み返していました。

 20世紀末から21世紀初頭にかけて大戦争が勃発して世界は壊滅的な大打撃を被った。
 かろうじて生き延びた人々は統一国家「地球連邦」を築き上げた。
 連邦では争いのない平和な世界が作られていたがその代わり徹底した管理社会を作っていた。
 連邦を統括するマザーコンピューター・ドウターと高官達は、自分達の政策に反対する勢力を全て消去する策を取っている。
 国民を扇動する可能性の高い芸術や宗教は弾圧されている。
 芸術や宗教に関する記録も一切消去された。
 数多くの文化が人々の心から忘れ去られた。

 弾圧から逃れた芸術家達は、辺境の地で隠れて生活し文化を子孫達に託していった。
 そうした彼らは「サクセサー」と呼ばれ、一部では神格化されるまでに至った。

 地球連邦形成から約120年後。
 人類の文化の発展は停止している。
 人々はもはや、自分たちに感動を与える芸術、演劇、絵画、文学、音楽、ロックミュージックを忘れ去っていた。

 西暦2185年。
 音楽バンド・スーパーノヴァのラスたちは、偶然にも最後のロック・サクセサーであるアラニア・シャンカールと出逢った。
 本物のロックに触れることができると喜ぶラス達だが、彼女は心を閉ざし、ロックのことを心に封印していた……。

 

 永野護の漫画家としての処女作であります。
 『ファイブスター物語』とリンクしているお話でもあります。

 お話としてはクラシカルなお話。
 絵もこなれてはいません。
 しかし、永野護は漫画の絵としては上手ではないのですが、一枚絵は痺れるような素敵な絵が出てくるのです。
 永野護って、イエスのアルバムのデザインを手がけたロジャー・ディーンの影響を受けているのかなぁ??
 ロジャー・ディーンっぽい構図の絵をよく見かけるんだけど……。
 ただ単に似ているだけなんだろうか??


 面白いですよ。
 楽しめました。


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変わり続ける街の片隅で夢の破片が生まれてくる

2018年10月02日 12時44分27秒 | 休日の日記




 本日は私はお仕事がお休みの日であります。
 お休みの日はのんびりと過ごしたいものであります。
 しかし先週のお休みの日はプライベートの雑事で忙しくしておりました。
 今日こそは今日こそはのんびりと過ごしたいものであります。
 シャワーを浴びてコロンをたたき頭をすっきりさせてから二度寝に突入したいと思っております。
 だらけたい。

 では皆様。
 素敵な火曜日の午後をお過ごしくださいませ。
 私はだらけます。

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人間に想像力がなかったら人類は文化を創り出すことはなかったでしょう。

2018年10月02日 12時43分18秒 | その他の日記




 子供の頃から本が好きで小説や漫画を読んでいましたが、学生の頃は出来るだけ本や漫画を読んでいることを隠していました。
 マスメディアや偉そうな人達が、本を読む人や映画を観る人や音楽を聴く人や漫画を読む人やゲームを楽しむ人を繰り返し攻撃し差別し続けて罵倒していたのでその影響が社会にも及んでいたからです。

 かつて、漫画を校庭に集めて焚書にする活動があったそうです。実質的な検閲の要求もあったそうです。
 「映画を観ると不良になる」とか「ロックを聴くと不良になる」とか言われた時代もあったそうです。
 ホラーやゲームやアニメが槍玉に挙げられた時もありました。
 ゲーム脳というエセ科学の理論を主要メディアで述べるという馬鹿なことをする者までいました。
 漫画を読む人達を「犯罪者予備軍」として公然とメディアで罵倒する者もいました。
 清廉潔白な人達は他者を排除し他者を罵倒し他者に侮蔑の言葉を投げつけます。


 でも本邦では先人達が謂れのない言いがかりは跳ね返してきてくださいました。
 だからこそ今、私達はそれらを楽しむことが出来ています。

 しかしそれでも趣味のことでごちゃごちゃと訳の分からない言いがかりをつけてくる人はいます。
 そんな言いがかりは、はっきり言って面倒です。
 なので学生の頃は本や漫画を読んでいることを隠してきました。
 バレていたかもしれませんが、本や漫画を読んでいることが公に知られたら攻撃の対象にされる危険性があるような気がしたのです。
 直接攻撃なら対処の仕方がありますが、集団でゲリラ戦を挑まれたら辛いし面倒です。
 要らぬ戦いは回避する意味でも隠しておいたほうが無難でした。




 大人になって良かったなぁと思うのは、映画を観ようが小説を読もうが漫画を読もうが音楽を聴こうがゲームをしていようが他人に迷惑をかけていないなら文句を言われないこと。
 私は自由だ。

 暗黒の時代を無事に通り過ぎて大人になれてよかった。と思う今日この頃なのでございます。



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美はあらゆるところにある。それが我々の眼の前に欠けているわけではなく我々の眼がそれを認識できないだけである。

2018年10月02日 11時43分06秒 | ご近所に関する日記




 観光地としての倉敷美観地区周辺の魅力は、小京都ではなく小江戸でもない美意識にあると思っています。
 江戸期の面影だけでなく明治・大正期の美意識がとても色濃く残っています。
 (江戸期以前の遥か遥か昔の美意識も垣間見えるところがありますが、これは見えにくくなっています)
 そして江戸期の面影も武家の文化ではなく商人の町が作った文化なのでその部分が他の観光地とは少し違う点です。
 民藝運動が盛んな土地なので目立たない所ではっとするようなものに出会えたりします。

 倉敷美観地区周辺は戦災で空襲に遭っていないというラッキーな点があります。
 空襲に遭っていないので多くの昔からの建物が残りました。
 しかしお年を召したお方に聞いてみると、今は倉敷美観地区周辺の建物のイメージは統一されているけれども、終戦直後には倉敷美観地区周辺は茅葺屋根の家が多かったとのこと。
 倉敷美観地区の倉敷川沿いの蔵屋敷風の建物は江戸期とイメージはそれほど変わらないけれども、少し外れると今とは全く違った雰囲気の建物が多かったらしいのです。

 そして、現在の倉敷美観地区周辺の建物の統一されたイメージは誰かに強制されたものではなく、美意識の集積から徐々に統一されていったとのこと。
 (倉敷美観地区内の倉敷川沿いは行政によって建物の外観に関する規制が早い段階で出されてはいましたが)
 いきなり昔風の街並みを作り上げても様にはならない。
 昔から多くの人がこつこつと様々なことを積み上げてきたからこそ今、観光地として名が通る場所になったのだと思います。

 倉敷美観地区は昔と比べるとエリアが広がりお店が増えました。
 いわゆるお土産屋さんだけでなく様々な種類のお店があります。

 観光に最適な季節がやってまいりました。
 もし、よろしかったら倉敷美観地区に遊びに来てくださいませ。
 楽しめると思いますよ。
 皆様のお越しを心より願っております。


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