狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

どんなに醜悪であろうと自分の真実の姿を告白してそれによって真実の姿を認めて貰いあわよくば真実の姿のままで愛して貰おうなどと考えるのは、甘い考えで人生を舐めてかかった考えです。

2018年10月17日 22時15分49秒 | VSの日記



 本日10月17日は、ペルシャ国王キュロス2世がバビロンに入城してバビロンに居たユダヤ人を解放した日で、禁闕の変があった日で、ロンドンのビール醸造所で多数の大樽が転倒して147万リットルのビールが流出する惨事があった日で、横浜市で日本初の上水道が完成して給水を開始した日で、十月事件があった日で、アルベルト・アインシュタインがアメリカ合衆国へ移住した日で、ダライ・ラマ14世にアメリカが議会名誉黄金勲章を贈った日です。

 本日の倉敷は晴れのち曇りでありました。
 最高気温は二十度。最低気温は十五度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 或る夜の事。

 狐は横になつて隅の方に――殆ど後ろから見た時には洋灯の影になつて闇が如何しても其の本の表を見せまいと思われる所で一心になつて小説を讀み耽つていた。
 狐は今心一杯に小説の中の哀しい懐かしい物語についていつまでも耽ることが出来るのだつた。
 さうして自分の現在の全てを幻のように溶かし込んで夢のような息を吐いていた。
 同じ部屋の洋灯の光の中心には狐の友人達が横になつて何かを話していた。
 友人達はその息も聞こえないような狐について考えなかつたし、又、狐もちんちくりんの狐の体によつて作られた闇の中に閉じ込められてしまつたやうに洋灯の光の方に向き合うとも友人達の話に耳を傾けようともしなかつた。

 『おや? 狐はあんな所で本を讀んでいる?』
 不意に一人の友人が隅の方に頁を捲る音を聞いて云つた。
 『うん。さうだろう』別の友人が同時に隅の方を見た。『狐は本を讀みだすと何も聞こえなくなるからね。傍で悪口を云つても聞こえない』其の友人は笑つて云つた。
 『其処は暗いよ』とそれからまた声をかけた。
 狐はふと器械的に振り向いた。
 しかし誰れの顔も網膜に映らなかつた。
 只、明るさが眩しく目についたばかりであつた。
 さうして又すぐ狐は暗い哀しい幻につゝまれてしまつた。

   狐は赫い花が欲しいと一生懸命に前から歩いていた。
   しかし狐の歩いてる所にはなんの花も咲いてなくて道の色は白かつた。
   けれどもやがて狐は遠い所に赫い点のやうなものを見つけて急いだ。
   さうして小さなダリヤの花を一本見つけた。
   それで狐は急いで折り取ろうとするとその花は見るうちに驚くほど大きくなつて牡丹の花のように崩れてしまつた。
   驚いて手を引くとずつと前にも前にも赫い血の色の花が一杯に連なつて咲いている。
   さうして其れが焔のやうに崩れては燃えてるのだ。
   狐は驚いて茫然としてしまつた。
   すると狐は足元から蒸すやうな熱さを感じて眩暈がするとそのまゝくら/\と倒れてしまつた。

 翌朝、仄かな暁の光と共に、狐は独り目覚めた。
 さうして、朝の新しい光に対する歓喜の為に無意識に床の中から片腕を差し伸べて枕際の窓のカーテンを引きあげようとした。
 けれども狐は急に驚いたような不快な表情をして床の中に再び引込んだ。
 さうして直ちに忌まわしい重苦しいだるい気分になつてどうした訳か時々襲われるように羞かしさが狐の髪の先から足の先までをぞつとさせた。
 さうして夜具の中の両足が物に怯えた様に震えた。

 狐の腕に墨で悪戯書きが書いてある。
 『友人達の仕業だ。おのれ』狐はしわがれた声で呟いた。
 僅かに起き上つてはみるけれどもいつものやうに着物を着るだけの元気はなかつた。
 狐は讀書に夢中になつて友人達に無防備に体を晒していたことに深い烈しい苦しい恥羞を覚えた。
 さうして無防備な姿を友人達に晒した不覚を愧じ自らの情けなさに怒りを覚え、其の身を憤懣の炎で焦がした。

 狐は、友人達に無防備な姿を晒した遣瀬なさと恥かしさと不安との為に立上ることも出来ずにいた。
 さうして狐の眼は不安に窓の向うの空を見つめたまゝ暫らく震えていた。
 狐は自分の躰をそつと見た。
 さうして自分の躰に何かしら自分の知らないことがあるやうな気がしてならなかつた。



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天国に至る道を知るには、地獄に至る道を熟知しなければならない。

2018年10月17日 18時10分06秒 | その他の日記




 工作員を送り込み、その国の政治家の掌握し洗脳する。
 その国のメディアを掌握し、メディアによる大衆の扇動を行う。その国のメディアを使い無意識の誘導を行う。
 その国の教育を掌握する。国家意識を破壊する。国の誇りを奪い取る。
 抵抗意識を破壊する。平和や人類愛をプロパガンダとして利用し無抵抗な人間を増やす。
 教育やメディアを利用して自分で考える力を奪う。
 国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量移住で内部から乗っ取る。


 上に書いたのは、スイス政府が発行している民間防衛白書に書かれている「武力を使わない侵略方法」だそうです。
 国家の防衛の為に注意しておくこと、として記載されているそうです。


 その国の政治家の掌握と洗脳が進めばその国の政治家に自国に有利な政策を実行させる。二重国籍者が政治家となることを警戒されるのは法律違反からだけでなく自国の利益ではなく他国の利益で政治活動を行う可能性があるからなのです。
 その国のメディアを掌握し自国に有利な情報のみを宣伝し大衆を洗脳・扇動する。我が国のメディアに工作員を送り込むことは簡単にできます。そしてメディアに勤めている人を掌握する手は幾らでもあります。
 教育機関に工作員を送り込み、その国の国家意識を破壊する教育を押し付け自国に有利になる教育を行い子供達を洗脳する。国歌と国旗を否定する。それは国家の否定となります。日本国は悪であるという教育は現在行われています。
 工作員が平和至上主義を唱えその国の防備を骨抜きにする。工作員が軍隊を人殺し集団だと決めつけて非難し動きを封じる。これももう既に行われていますね。防衛の為の実行部隊が消滅すれば防衛は成り立ちません。侵略する側は武力で脅すだけで好き放題できます。



 軍隊が悪い軍隊があるから戦争になる軍隊が無ければ戦争にならない。この主張は思考停止状態に等しいのです。物事はそのような単純なものではありません。
 軍が無くても戦争は起こります。軍隊の存在しない戦争は過去に何度も何度も起こっています。
 そして軍隊のない戦争はどちらかが皆殺しに遭うほどの悲惨なケースになることが多いのです。
 しかし教育やメディアで軍隊が悪いと宣伝されると人は思考停止状態に陥りますね。
 日本は学生達の修学旅行で他国に赴き土下座を繰り返す学校が出るまでに至りました。
 外国人が、沖縄の分離独立論を声高に叫び、「若者は死んでこい。老人は逮捕されてくれ」と犯罪行為を煽りながら沖縄に人を送り込む。そのような外国人を朝日新聞は反差別運動家として一方的に支援しています。
 「戦争になれば最前線に赴き相手と酒を酌み交わして戦争を止める」という妄言を公の場で主張する馬鹿が現れました。そのようなことが可能ならばもうとっくの昔に誰かが行っているはず。阿呆としか思えない発言です。
 「相手が攻めてきたら降伏して相手が攻めてきた地を明け渡す」という妄言を公の場で主張する馬鹿が現れました。それを行えばどのようなことになるのか? そもそも降伏させてもらえるのか? とは考えないで公の場で発言するのは愚かとしか言いようがないです。
 相手が攻めてきたら降伏して相手が攻めてきた地を明け渡す。とするならば、相手が攻めてきた地に住む人達は見殺しとなります。
 「自分達の理念の為に他者に死ね」と述べるような輩は傲慢で自分勝手な人間と言えましょう。
 そのような恥知らずな発言を公の場でする傲慢で自分勝手な人間がこの日本では平和主義者と呼ばれているのです。

 国民が無抵抗で尚且つ思考停止状態となり平和や人類愛といった言葉に酔って何もしない何も考えない状態になれば、移民を大量に送り込んで内側から乗っ取る。気持ちの良い言葉は人々を洗脳する力があります。そして思考停止状態に貶める力があります。

 沖縄を分離独立させたら沖縄を支配することは赤子の手を捻るようなもの。
 そして沖縄の分離独立を果たしたならば、同じ方法論で日本の何処かを狙う。日本が思考停止状態ならば大義名分などいくらでも作ることができる。
 日本を細切れにして戦わずして奪い取って行けばよい。100年もあれば日本を細切れにできる。
 



 スイス政府がスイス国民に警告した他国からの侵略に警戒する要点は、日本だともう既に幾つかは完璧に実行されてしまっています。
 現在進行形の事案もあります。

 軍隊が存在しなくても相手が軍隊を使わなくても侵略されることはあり得るのですよ。
 そして軍隊が存在しなくても戦争は起こり得るのです。
 太平洋戦争型の戦争のみが戦争ではありません。
 次に日本が戦争を体験するならばそれは太平洋戦争型の総力戦ではないでしょう。
 しかし我が国はそのような事態に対して何も備えていないのが現状なのです。



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『姫のためなら死ねる』第5巻/くずしろ

2018年10月17日 15時21分09秒 | 漫画・ゲームに関する日記





 昨日の夜は、くずしろの漫画『姫のためなら死ねる』の第5巻を読んでいました。

 平安時代。
 中流貴族の娘で才能と退屈を持て余していた引きこもりのニートだった清少納言は、知人の推薦で中宮・定子に女房として仕えるべく面接を受けた。
 久々に宮廷に入った清少納言はそれだけでくらくらしてしまう。
 しかし、初対面の定子様を一目見て……。

 四コマギャグ百合風味漫画であります。


 定子様に全力で萌えて暴走する清少納言。
 しかし定子様は高貴な御身分故に迂闊には手が出せない……。
 それ故に暴走と妄想が加速していきます。
 でもって清少納言を上回る暴走に次ぐ暴走をする自由人が出てきます。
 紫式部さんが比較的常識人なので一番損をする役回りとなっています。



 面白かったですよ。
 続きを読んでみることにいたします。


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運命を変えるような大勝負の場面に来た時、相手の弱点を計算に入れるのは二流の監督なんです。一流の監督は、味方の弱点を計算するものなんですよ。

2018年10月17日 14時45分51秒 | サッカーに関する日記




 日本代表の当面の目標はアジアカップ制覇。
 その為の戦力の発掘であり戦力の見極めをしながらチームを形作っていくのが今回の国際親善試合の目的となります。
 年齢も経験も関係なくアジアカップで使える選手かどうかを見極めること(コンディションも含めて)、アジアカップに向けてのチームの構築を進めること、この2つがポイントとなります。
 この2つを進めながら、4年後を見据えてチームを作ることが現段階のミッションであります。


 とは言え、勝たないよりも勝った方が良いですね。
 親善試合であっても負ければ「監督を解任しろ!」と騒ぐ馬鹿なマスメディアや解説者が出てきますから。
 親善試合に日本代表がどのようなテーマを持っているかとか対戦した相手がどのような相手であるかとかどのような状況下で対戦したかとか一切関係なく試合内容も無視して負ければ「監督を解任しろ」と述べる馬鹿なマスメディアとか解説者が騒ぎ始めますから。
 きちんと分析してその結果、「監督を解任すべきだ」と主張するのならば良いのです。
 しかし、親善試合での試合結果だけで「監督を解任すべきだ」と阿呆な主張をするような阿呆なマスメディアや解説者が暴れると、日本代表は混乱してしまいます。
 勝たないよりかは勝った方が良いです。
 親善試合ではありますが、3連勝ですね。
 良いですよ良いですよ。



 多分、アジアカップは世界の強豪チームと対戦する苦しさとは全く違う厳しさがあると思います。
 相手の戦い方は全く違ってくるでしょうし、極端な戦い方をしてくるチームもあるでしょう。
 環境との戦いとなるかもしれません。タフさが必要となります。
 その中で相手が嫌がるプレイができるかどうか?
 相手は日本代表の選手達に気持ちよくプレイをさせないようにするでしょう。
 その中で勝負に徹することができる選手とはどのような選手なのか?

 非常に楽しみでありますよ。


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正義なんてものは人間が偉そうに考えるものじゃない。この大自然、宇宙こそが正義なんだ。誰も逆らえないもの、それこそが正義なんだ。

2018年10月17日 11時08分57秒 | その他の日記




 最新のシステムを使う為に最新のシステムをきちんと学んで最新のシステムに合った使い方をするととても便利で衛生的でもある。
 しかし最新のシステムの使い方を学ばず、古いやり方で最新のシステムを使うと不具合が出る。
 こんなの当たり前の話じゃん。

 多くの業者はプロとして当たり前の話であるので最新のシステムをきちんと学んで利用する。
 きちんと利用すればより衛生的な環境で商売ができるのです。
 しかし一部の業者が、古いシステムのやり方や古い慣習を最新のシステムの中で強引に行えば不具合が生じます。
 そのような勉強をしようとしないよりよく使おうとしない間抜けな業者の声だけをマスメディアは取り上げて、「問題が山積みですね」としたり顔で述べる。
 これは要するに最初から(たとえ問題が無くても)、「問題が山積みですね」というコメントが出したくて取材よりも先に結論を決めておいて自分達に都合のよい証言だけを拾って他は捨てて報道しているということです。
 駐車場にマスメディアの車が押し寄せてさらには周辺の路上にマスメディアの車が違法駐車しておいて、「周辺に渋滞が発生した。問題だ」と報道するマスメディアは、自分達で問題を生み出しておいてそれを他者の所為にして報道するという品性下劣な報道をしているということになります。

 いわゆる豊洲の問題は、マスメディアと東京都知事と日本共産党がデマをばら撒き、風評被害を広げました。
 事実を無視し、人々の不安を煽り、混乱を生み出し、事実を捻じ曲げておいて正義を語り、そのことで自分達のみが利益を得ました。
 この騒ぎで、莫大なお金が消え去り、多くの人の労力が無駄になり、多くの人の名誉が傷付けられました。
 しかし、マスメディアも東京都知事も日本共産党も一切責任を取っていません。
 超巨額のお金を溝に捨てる行為を行い、多くの人の尽力を無視し、多くの人の名誉を傷つけておきながら、マスメディアも東京都知事も日本共産党も一切責任を取りません。
 そして、いまだにデマを述べて、正確な情報を流さず、風評被害を広げています。
 人が困ることを喜び、そして人が困り混乱することで利益を得る。
 全てを破壊ししつつ破壊活動で生じる混乱を利用して利益を得ようとする。
 このような輩は下種と言えるでしょう。



 このような連中が報道機関として君臨し政治の中枢にいるのです。
 恐るべきことであるよ。と震撼しているところなのでございます。



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10月18日から画家・杉田修一先生の透明水彩画展が開催されますよ。

2018年10月17日 09時16分47秒 | 案内、告知、宣伝



 お知らせです。

 10月18日から画家・杉田修一先生の透明水彩画展が開催されますよ。
 10月22日まで。

 場所は、ギャラリー十露さんの別館。
 時間は、10時から18時(最終日は17時まで)です。







 素敵な絵がたくさん並ぶと思いますので皆様、是非是非、御覧になってみてくださいませ。



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