先日
「悠久の絆 奈良東北のみほとけ展」に行ってきました
開催直後は、混むので避けて
GW中も混むので避けて
とにかくゆっくりみたいと思い、先週の土曜日に行ったら
鑑真様は、すでに奈良にお帰りになっていました(笑)
唐招提寺に行ったときもお会いできなかったので
ぜひ、お会いしたかったのですが
今回も会い損ねちゃいました
今回の展示は、法隆寺、唐招提寺、西大寺、勝常寺 等
仏像様たちが、遠いところから、来てくれているので
お会いするのが、楽しみで、楽しみで・・
やはりお会いすると
(見捨てず、見守っていますよ)と言われているようで
気持ちが、落ち着きますね
久しぶりに仏像様たちとお会いした感想は、沢山ありますが
ひとつだけ・・
唐招提寺にある「如来形立像」は
顔と手の先が破損している仏像です
*これは、パンフレットに載っていた画像です
その個性溢れる仏像を見ると
顔は、どっちを向いていたのだろう
優しい表情なのかな、怖いのかな
目は、開いているのかな、閉じているのかな
手は、どんな風だったんだろう
と、いろんな顔や手をした「如来形立像」が、頭の中に浮かんでくるんです
破損しているので自由に想像ができるんですね
言い換えると、見た人の見た時の心情で
どんな「如来形立像」にでも会うことができるんです
ということは、自分の会いたい「如来形立像」に会えるってことですよね
こんな魅力的なことはないんじゃないかな
破損しているゆえに不完全であり、それが魅力を倍増している
ということになりますか
これもまた、仏像が持つ不思議な魅力なのかもしれません
いやいや、仏像に限ったことではないような・・
どんなものでも「不完全」なほど
将来性や多くの可能性があるような気がするし
大きなエネルギーを感じるんだなぁ
完全を目指すエネルギーじゃなくて
不完全をプラスに変える大きなエネルギーが
潜んでいるように感じるんです
一体の仏像様を見て、自分勝手にいろんなことを考えてしまって・・(笑)
もしかして、仏像様に教えられているのかな~
では、またね👋😃