4月 29日 (日)
先週の岩山「鹿岳」に続き、今日は、この時期アカヤシオと、クサリ場で有名な両神山を歩く⛓
今年は山の花も開花が早いからなぁ。咲いててくれるかなぁ?アカヤシオ
今日のメンバーで、両神山へ行った事のないのは、M山さんと私だけ。でも、私が山行希望を出すと「八丁峠ルートだったら行くョ。」と、岩山好きの男性2人、女性6人が集まった。
ググってみると、八丁峠ルートは、クサリ場が30ヶ所ほどある岩場ルートだ。
ルート

下山は、「バリエーションルート」とある。
コレって何ですか?と、聞くと「昔の登山道です。地図には載っていないけれど、踏み跡があるから大丈夫。」
ふむふむ。クサリ場をピストンするより、さっさと下山できるのかな?ワタシ、クサリ場の下りも好きなんだけど。GWでクサリ場も渋滞するかもしれないから、バリエーションルートの方が賢明なんだって。
この山行が決まってから、百名山だし岩山だし♪と、ワクワクしていたが、昨日 ジムで山の会のOGから、「クサリだけじゃないからね。ヤセ尾根もあるし、キレ落ちてるし、気をつけてね。」と、言われてからビビり始めた
ジムも早々に切り上げて家に帰り、snsで八丁峠ルートの動画を見ると…なんだか ゾワゾワしてきて落ち着かない
とにかく気を抜かずに歩こう。
朝、5時 市役所集合〜出発
R139〜精進ブルーライン〜甲府酒折〜R140〜雁坂トンネル〜中津川と、走り
6:40 「道の駅 みとみ」でトイレタイム。八丁峠登山口にトイレはない。

7:30 上落合駐車場 着。しかし、駐車場は満車なので路駐。

八丁峠登山口 標高1135m

さっそく注意書き。心して読む。

山靴に履き替え、ストレッチをして 🏃♂️
7:50 カウンターを押して登り始める。カウントは、580人だ。何日からのカウントだろう?

沢沿いの道は徐々に急登になる。

八丁峠まで、あと400m。

標高1300m。バイケイソウの群生と、落葉樹の新緑が眩しい林の中を、大きく葛折りに歩く。

8:40 八丁峠 標高1490m

ここにも注意書き

八丁峠 展望台へ

テーブルと椅子が設置されており、木々の向こうに西岳が見える。

そして、アカヤシオ
両神山のアカヤシオは、濃いピンク色
今が盛りとばかりに咲き誇る

展望台で小休憩して、アカヤシオのトンネルを歩く。

しかし、アカヤシオに見とれている場合ではない。
9:05 いよいよ始まる クサリ場⛓

1つ目のクサリ場⛓クサリを掴まなくても大丈夫。

2つ目のクサリ場⛓ここも、ノープロブレム👌

右手に八ヶ岳が白く光る。

下りは、足場を確認して慎重に。

3つ目のクサリ場⛓

ここは・・・滑落事故現場。気を引き締めて行く。

クサリ場をクリアするごとに、アカヤシオのご褒美

木の根も登る。

4つ目?、5つ目?・・・もう数えるのはやめた。クサリが多くて、八丁峠ルートは、まさに「クサリ場祭り」だ。
クサリが長くなり足場も悪くなる👎

9:45 行蔵峠(何て読むの?)

アップダウンが多いので長く歩いた様に感じるが、八丁峠から、まだ700mしか進んでいない

行蔵峠からの展望

立ち休みしてから、またクサリ場⛓三点確保で登れる。

次のクサリ場は、しっかりとクサリを掴んで。

10:00 西岳 標高1613m

行蔵峠から、100mしか進んでいない💧ホント、「クサリ場祭り」だわ(-。-; )

でも、登山口からは、2.2キロ歩いてきた。

前方、左が東岳。右が前東岳。

西岳を下って、東岳へ。ああ、下るのがもったいない。
長い下りのクサリ場⛓

垂直に見えるクサリ場を下る⛓

下り切ると、深い谷。おぉ〜怖っ(・・;)

10:30 龍頭(りょうかみ)神社奥宮の祠を過ぎると・・・

本日 一番の難関に眼を見張る!(◎_◎;)!
ヤセ尾根だ‼️標高1540m付近
両脇が切れ落ちている。クサリはあるが使いにくそうだ。

ここは、「グレトラ 百名山ひと筆書き踏破」で、オープニングに使われたヤセ尾根。
山姐様たちは、三点確保で乗り切る。ちなみに、先頭からご紹介すると、今年、74、68、74歳になる お3人。健脚で頭が下がる。

私は、ヨーキ君の様に両手を広げ、バランスをとって極緊で渡る。

ひゃっほぉ〜い‼️歩けたぁ〜\( ˆoˆ )/
でも、怖ぁ〜 。゚(゚´Д`゚)゚。 ミゾミゾしちゃう(古っ!)
足場の見えない下りは、リーダーが下から足場を指示してくれる。

東岳の山肌をアカヤシオが斑に彩る。

西岳を下り切ったら、今度は東岳を登る。

長い急斜面のクサリ場が続く。

11:15 東岳 標高1660m

両神山まで、あと1キロ。

ここで、小休憩。パイナップルを凍らせて持ってきた。みんなに配る。「冷たくて美味しい〜🍍」と、喜ばれる♡

再び歩き始める。
イチゲ

たくさん咲いている。

東岳からは、緩やかな登りになる。

ここで、Hさんの脚が攣る。常備している芍薬甘草湯をあげた。しばらく脇道にそれて様子をみる。
再び歩き始めて、
フデリンドウ

もうすぐ山頂という所で、

いったん下る。このまま登って行きたいが道はない。山頂を目前にして下るのは、もったいない💧

山頂直下に2つのクサリ場があり、最後のクサリ場。

リーダーには、山頂が見えたのか、

山頂の5mほど手前で、両神山に初登頂のM山さんと私に、2人で先に頂を踏むようにと、粋なはからい。

12:25 両神山 山頂
標高1723m 日本百名山

お地蔵様の、首はどこへ?
山頂にタッチ✋

日本観光地百選入選記念の碑。(観光気分では来られないョ💧)

GWという事もあってか、狭い山頂は混んでいる。

5分ほど山頂を味わう⛰
山頂から、プリン型の富士山とアカヤシオ🗻

少し下ると、テーブルと椅子が設置されており、2人の男の子を連れた家族がくつろいでいた。日向大谷から登ってきたそうだ。頑張ったね〜ボクたち
未来の田中陽希クン?

さらに下り、開けた所を見つけて、

お昼ゴハン🍙

山クラゲのキンピラと、冷えたキウイ🥝と、せとか🍊が好評
13:05 下山開始

リーダーがロープを、くぐろうとした その時・・・

「リーダーは、どなたですか?」と、呼び止められる。そして、「ちょっとこちらへ。」と。

そう、ここは「立入禁止」ルート

埼玉県警 山岳救助隊の方だ。私たちがロープをくぐり始めるのを見て駆け寄って来た。話は数分続く。
大方の予想はついていた(ピストン?)が、リーダーが戻って来て「大丈夫です。2年前に、この先の水の出ている所で滑落事故があったそうです。気を引き締めて下りましょう。詳しい話は後で。」
13:15 再び下山開始

バリエーションルートをより慎重に下る。膝に緊張が走る。

雪渓

ここが、事故現場のようだ。

山道は細くて落ち葉が多く、一歩一歩 足場を確認しながら歩く。一歩一歩、緊張が続く。

狭い道を滑り落ちない様にトラバース

14:15 下り始めて1時間。小休憩をとる。
ここで、リーダーから先程の話を詳しく聞く。

まず、どこの山の会か尋ねられ、山行計画書を見せて欲しいと言われたそうだ。
山行計画書には、「山域、山名、日時、山行目的、ルート経験者の有無、帰宅予定時刻、参加者氏名 任務 年齢 血液型 住所 電話番号、荒天対策、日程、コース、共同装備、個人装備、食料計画、緊急連絡先、山域概念図が書かれている。このバリルートは、経験者がいる。
また、登山届のアプリ「コンパス」で、埼玉県警に登山届を送っている。
リーダーのザックには常に20mのザイルが入っている。
体制と装備が整っていると認められたが、2年前このルートで滑落事故があり、転落した方が半身不随になった経緯を詳しく話してくれたそうだ。
また、このように自治体が通行禁止としている山道を歩く場合、山岳保険は降りない事を伝えられたそうだ。(道に迷って歩いた場所は別)
山岳保険が降りない事は、両神山へ行く前にリーダーから説明を受けており、帰りのバリルートは、より慎重に歩くように注意されていた。
ちなみに埼玉県警は、両神山、雲取山、日和田山などの6座の山頂から、半径3キロ内で事故があった場合、手数料としてヘリの燃料代を5分間5千円、1時間6万円が有料となる。日当、人件費は無料。民間のヘリは、2時間で100万円。
リーダーから、「山岳救助隊の方から、滑落事故があった事、この山道は山岳保険が降りない事、くれぐれも安全に下山するようにとレクチャーを受けた。」と、説明された。
両神山へ来る前にsnsを見ると、このルートを歩いた記録が数件あった。でも、山岳救助隊に注意勧告を受けたいう例はなかった。
今日はGWで入山者が多い事もあって、山岳救助隊がパトロールしているのだろう。山の会としても貴重な体験となった。
やはり、「通行禁止」と表示されている道を歩くのは、登山者としてモラルに欠けていると一同反省。
どのような状況であっても、山は自己責任ということを再認識する。
14:55 駐車場が見えてくる🅿️

15:00 無事下山
緊張が解け、思わず笑顔になる☺️

下山口。やはりここは立入禁止🚧

路駐した車へ戻る。

15:30 帰途
18:40市役所着/解散
イザナギとイザナミの両神を祀ったことから、その名が付いたと言われる両神山だが、八丁峠ルートに史跡を感じさせる所は、奥宮の祠ひとつだけだった。
天候にも恵まれ、山道、山肌を彩るアカヤシオに魅了されながら、いくつものクサリ場を乗り越え、アップダウンの岩陵帯を歩いた。
八丁峠登山口〜
ここに立つと、目の前に新緑があふれ、山人を歓迎するかの様な爽やかなイメージを抱かせるが、それとは裏腹に、その先には急峻なクサリ場が待ち構えている⛓⛓⛓⛓⛓

山行を終えて率直な感想〜
「花より、クサリ」の両神山 八丁峠ルートでした
⛓ おしまい ⛓

先週の岩山「鹿岳」に続き、今日は、この時期アカヤシオと、クサリ場で有名な両神山を歩く⛓
今年は山の花も開花が早いからなぁ。咲いててくれるかなぁ?アカヤシオ

今日のメンバーで、両神山へ行った事のないのは、M山さんと私だけ。でも、私が山行希望を出すと「八丁峠ルートだったら行くョ。」と、岩山好きの男性2人、女性6人が集まった。
ググってみると、八丁峠ルートは、クサリ場が30ヶ所ほどある岩場ルートだ。
ルート

下山は、「バリエーションルート」とある。
コレって何ですか?と、聞くと「昔の登山道です。地図には載っていないけれど、踏み跡があるから大丈夫。」
ふむふむ。クサリ場をピストンするより、さっさと下山できるのかな?ワタシ、クサリ場の下りも好きなんだけど。GWでクサリ場も渋滞するかもしれないから、バリエーションルートの方が賢明なんだって。
この山行が決まってから、百名山だし岩山だし♪と、ワクワクしていたが、昨日 ジムで山の会のOGから、「クサリだけじゃないからね。ヤセ尾根もあるし、キレ落ちてるし、気をつけてね。」と、言われてからビビり始めた

ジムも早々に切り上げて家に帰り、snsで八丁峠ルートの動画を見ると…なんだか ゾワゾワしてきて落ち着かない

とにかく気を抜かずに歩こう。
朝、5時 市役所集合〜出発

R139〜精進ブルーライン〜甲府酒折〜R140〜雁坂トンネル〜中津川と、走り

6:40 「道の駅 みとみ」でトイレタイム。八丁峠登山口にトイレはない。

7:30 上落合駐車場 着。しかし、駐車場は満車なので路駐。

八丁峠登山口 標高1135m

さっそく注意書き。心して読む。

山靴に履き替え、ストレッチをして 🏃♂️
7:50 カウンターを押して登り始める。カウントは、580人だ。何日からのカウントだろう?

沢沿いの道は徐々に急登になる。

八丁峠まで、あと400m。

標高1300m。バイケイソウの群生と、落葉樹の新緑が眩しい林の中を、大きく葛折りに歩く。

8:40 八丁峠 標高1490m

ここにも注意書き

八丁峠 展望台へ

テーブルと椅子が設置されており、木々の向こうに西岳が見える。

そして、アカヤシオ

両神山のアカヤシオは、濃いピンク色



展望台で小休憩して、アカヤシオのトンネルを歩く。

しかし、アカヤシオに見とれている場合ではない。
9:05 いよいよ始まる クサリ場⛓

1つ目のクサリ場⛓クサリを掴まなくても大丈夫。

2つ目のクサリ場⛓ここも、ノープロブレム👌

右手に八ヶ岳が白く光る。

下りは、足場を確認して慎重に。

3つ目のクサリ場⛓

ここは・・・滑落事故現場。気を引き締めて行く。

クサリ場をクリアするごとに、アカヤシオのご褒美


木の根も登る。

4つ目?、5つ目?・・・もう数えるのはやめた。クサリが多くて、八丁峠ルートは、まさに「クサリ場祭り」だ。
クサリが長くなり足場も悪くなる👎

9:45 行蔵峠(何て読むの?)

アップダウンが多いので長く歩いた様に感じるが、八丁峠から、まだ700mしか進んでいない


行蔵峠からの展望

立ち休みしてから、またクサリ場⛓三点確保で登れる。

次のクサリ場は、しっかりとクサリを掴んで。

10:00 西岳 標高1613m

行蔵峠から、100mしか進んでいない💧ホント、「クサリ場祭り」だわ(-。-; )

でも、登山口からは、2.2キロ歩いてきた。

前方、左が東岳。右が前東岳。

西岳を下って、東岳へ。ああ、下るのがもったいない。
長い下りのクサリ場⛓

垂直に見えるクサリ場を下る⛓

下り切ると、深い谷。おぉ〜怖っ(・・;)

10:30 龍頭(りょうかみ)神社奥宮の祠を過ぎると・・・

本日 一番の難関に眼を見張る!(◎_◎;)!
ヤセ尾根だ‼️標高1540m付近
両脇が切れ落ちている。クサリはあるが使いにくそうだ。

ここは、「グレトラ 百名山ひと筆書き踏破」で、オープニングに使われたヤセ尾根。
山姐様たちは、三点確保で乗り切る。ちなみに、先頭からご紹介すると、今年、74、68、74歳になる お3人。健脚で頭が下がる。

私は、ヨーキ君の様に両手を広げ、バランスをとって極緊で渡る。

ひゃっほぉ〜い‼️歩けたぁ〜\( ˆoˆ )/
でも、怖ぁ〜 。゚(゚´Д`゚)゚。 ミゾミゾしちゃう(古っ!)
足場の見えない下りは、リーダーが下から足場を指示してくれる。

東岳の山肌をアカヤシオが斑に彩る。

西岳を下り切ったら、今度は東岳を登る。

長い急斜面のクサリ場が続く。

11:15 東岳 標高1660m

両神山まで、あと1キロ。

ここで、小休憩。パイナップルを凍らせて持ってきた。みんなに配る。「冷たくて美味しい〜🍍」と、喜ばれる♡

再び歩き始める。
イチゲ

たくさん咲いている。

東岳からは、緩やかな登りになる。

ここで、Hさんの脚が攣る。常備している芍薬甘草湯をあげた。しばらく脇道にそれて様子をみる。
再び歩き始めて、
フデリンドウ

もうすぐ山頂という所で、

いったん下る。このまま登って行きたいが道はない。山頂を目前にして下るのは、もったいない💧

山頂直下に2つのクサリ場があり、最後のクサリ場。

リーダーには、山頂が見えたのか、

山頂の5mほど手前で、両神山に初登頂のM山さんと私に、2人で先に頂を踏むようにと、粋なはからい。

12:25 両神山 山頂

標高1723m 日本百名山

お地蔵様の、首はどこへ?
山頂にタッチ✋

日本観光地百選入選記念の碑。(観光気分では来られないョ💧)

GWという事もあってか、狭い山頂は混んでいる。

5分ほど山頂を味わう⛰
山頂から、プリン型の富士山とアカヤシオ🗻


少し下ると、テーブルと椅子が設置されており、2人の男の子を連れた家族がくつろいでいた。日向大谷から登ってきたそうだ。頑張ったね〜ボクたち


さらに下り、開けた所を見つけて、

お昼ゴハン🍙

山クラゲのキンピラと、冷えたキウイ🥝と、せとか🍊が好評

13:05 下山開始

リーダーがロープを、くぐろうとした その時・・・

「リーダーは、どなたですか?」と、呼び止められる。そして、「ちょっとこちらへ。」と。

そう、ここは「立入禁止」ルート

埼玉県警 山岳救助隊の方だ。私たちがロープをくぐり始めるのを見て駆け寄って来た。話は数分続く。
大方の予想はついていた(ピストン?)が、リーダーが戻って来て「大丈夫です。2年前に、この先の水の出ている所で滑落事故があったそうです。気を引き締めて下りましょう。詳しい話は後で。」
13:15 再び下山開始

バリエーションルートをより慎重に下る。膝に緊張が走る。

雪渓

ここが、事故現場のようだ。

山道は細くて落ち葉が多く、一歩一歩 足場を確認しながら歩く。一歩一歩、緊張が続く。

狭い道を滑り落ちない様にトラバース

14:15 下り始めて1時間。小休憩をとる。
ここで、リーダーから先程の話を詳しく聞く。

まず、どこの山の会か尋ねられ、山行計画書を見せて欲しいと言われたそうだ。
山行計画書には、「山域、山名、日時、山行目的、ルート経験者の有無、帰宅予定時刻、参加者氏名 任務 年齢 血液型 住所 電話番号、荒天対策、日程、コース、共同装備、個人装備、食料計画、緊急連絡先、山域概念図が書かれている。このバリルートは、経験者がいる。
また、登山届のアプリ「コンパス」で、埼玉県警に登山届を送っている。
リーダーのザックには常に20mのザイルが入っている。
体制と装備が整っていると認められたが、2年前このルートで滑落事故があり、転落した方が半身不随になった経緯を詳しく話してくれたそうだ。
また、このように自治体が通行禁止としている山道を歩く場合、山岳保険は降りない事を伝えられたそうだ。(道に迷って歩いた場所は別)
山岳保険が降りない事は、両神山へ行く前にリーダーから説明を受けており、帰りのバリルートは、より慎重に歩くように注意されていた。
ちなみに埼玉県警は、両神山、雲取山、日和田山などの6座の山頂から、半径3キロ内で事故があった場合、手数料としてヘリの燃料代を5分間5千円、1時間6万円が有料となる。日当、人件費は無料。民間のヘリは、2時間で100万円。
リーダーから、「山岳救助隊の方から、滑落事故があった事、この山道は山岳保険が降りない事、くれぐれも安全に下山するようにとレクチャーを受けた。」と、説明された。
両神山へ来る前にsnsを見ると、このルートを歩いた記録が数件あった。でも、山岳救助隊に注意勧告を受けたいう例はなかった。
今日はGWで入山者が多い事もあって、山岳救助隊がパトロールしているのだろう。山の会としても貴重な体験となった。
やはり、「通行禁止」と表示されている道を歩くのは、登山者としてモラルに欠けていると一同反省。
どのような状況であっても、山は自己責任ということを再認識する。
14:55 駐車場が見えてくる🅿️

15:00 無事下山

緊張が解け、思わず笑顔になる☺️

下山口。やはりここは立入禁止🚧

路駐した車へ戻る。

15:30 帰途
18:40市役所着/解散

イザナギとイザナミの両神を祀ったことから、その名が付いたと言われる両神山だが、八丁峠ルートに史跡を感じさせる所は、奥宮の祠ひとつだけだった。
天候にも恵まれ、山道、山肌を彩るアカヤシオに魅了されながら、いくつものクサリ場を乗り越え、アップダウンの岩陵帯を歩いた。
八丁峠登山口〜
ここに立つと、目の前に新緑があふれ、山人を歓迎するかの様な爽やかなイメージを抱かせるが、それとは裏腹に、その先には急峻なクサリ場が待ち構えている⛓⛓⛓⛓⛓

山行を終えて率直な感想〜
「花より、クサリ」の両神山 八丁峠ルートでした

⛓ おしまい ⛓