7月 16日 (金)
時々 
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今週火曜日は、医療相談の日でした。
先週の金曜日、主治医からは、
「食道裂孔ヘルニアのため、胃瘻は出来ません。医療相談室の予約をして、転院先の相談となります。」
と、伺っていました。
もう、母の意識が戻る事はないんだ。
言葉を発する事もないんだ。
ターミナルケアを行う病院で点滴に繋がれて…
と、重い気持ちで医療相談室のドアを叩きました🚪
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と
ところがどうでしょう
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母は、昨日(月曜日)、「なめらか食」という流動食を一食分飲み込めたそうです
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え?
自分で?
飲み込めた?
相談員のWさんの声は、とても明るく、
「なめらか食を三食食べられる様になれば、施設に帰る事が出来ますよ。」と。
「1本の点滴より、
スプーン1杯の食事」
口から摂る栄養がいかに素晴らしいかを表す言葉です。
身体のためにも、心のためにも。
そして何より、口から食べられて生きる事は、人間らしいと思うのです。
もちろん他にも諸々の検査をしますが、
食事が出来る事が、施設へ戻る第一条件です。
痰の絡みもなく自分で唾を飲み込めているそうです。
人の声に反応したり、人の動きを目で追ったりする様にもなったそうです。
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だから、今日は、
「なめらか食が進んでいるかな?」
「二食くらい食べられる様になったかな?」
と、期待しながら母の容体を聞きに市立病院へ向かいました。
午後3時。ナースセンターへ。
なんと!母は、なめらか食を三食
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三食も食べられる様になったそうです
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でも、そう聞いて喜んだのも束の間。
今日は、37.8度の発熱。
誤嚥を起こしているかもしれないと…。
今は三食うまく食べられているが、
いつ振り出しに戻るかもしれないと…。
一喜一憂
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膨らんだ紙風船が、
くしゃくしゃっとしぼんだ感じ。
もうしばらく様子をみることになります。
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このコロナ禍で、病院へ行っても母には会えません。
ナースセンターを左に曲がれば、そこに母は居るのに。
母に残された時間は、わずかかもしれない。
なめらか食を食べさせてあげたい。
手を握って、
背中をさすって、
私の声を聞いて欲しい。
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〜なんて、メソメソするのはやめよう。
栄養点滴になるでしょうと言われていた母が、
自分の口から食事をして、
頑張りを見せているじゃない!
お母さんは食いしん坊…
あ、いえ美食家だったから、
点滴なんか御免だよね!
ちゃんと口から味のあるものを食べたいよね!
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施設に帰る事が出来たら、また会うことができる
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ワクチン接種も終えて、また母の手を取る事もできるかもしれない。
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だから、顔をあげよう
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希望を捨てずに。
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モンモンでーす!
点滴より一杯のスプーンのお食事 同感ですよと
何の反応もない母が、自分で飲み込めてるなんて、私も驚きました。
母は、頑張ってるんだとおも
続きです(⌒-⌒; )
母が頑張ってるんだから、私も前向きにいこうと自分に言い聞かせています💪
コメント欄が開きました!
お母様のこと、すごく気になっていて。
母親ってこの年になっても母親なんですよね~
憎い!コロナじゃなかったら、面会できるのに。
junさん、他の事で気を紛らわしても、やっぱり気になるでしょう。。。
わかるわぁ。。。
体調を崩しませんようにね。
母が倒れてから、自分の心構えが定まらず
クヨクヨしてばかり。コメント欄を開けてお答えする事が出来そうもなかったので、閉じていました。
でも、いろいろ読んだり、相談したり、頑張る母の様子を聞いたりして、少しずつゆっくりと、なんとなく?気持ちが固まってきました。
そうなんです。いくつになっても母は母。
それに比べて父の時は、アレよアレよと逝ってしまったので悲しむ間もなく、そして好きな様に生きた父だったから「いい人生だったよ」と、案外あっさりしたものでした(苦笑)
おっしゃる通り、この時期に母に会えないのは辛いです。
お気遣いありがとうございます♡
純子さん(失礼と思いますが。あえて日本名にしました)、お久しぶりです。お母様が脳梗塞で患っているとの事、お見舞い申し上げます。コロナ禍、お母様の看護やお見舞いに大変でしょうが頑張って下さい。自身のお身体に気お付けて下さい。
お孫さん達は可愛らしくなって、純子さんの目が細くなっているのが目に浮かびます。
From Yoshi(祥)
温かい励ましのお言葉と、「応援」のリアクション、感謝に耐えません。
みんな通る道なのに、柄にもなく戸惑っています。でも、人の終末期をいかに迎えるかについて学ぶ機会にもなっています。
毎日、思いは揺らぎますが、自分で終末をどうするか決定出来ない母は、私が母の代わりに決める事を、きっと母は許してくれると思います。
孫の成長と、母の終末期。
相反する2人に人生を見ています。
Yoshiさんの旅の記録、またひとつずつ思い起こして読ませて頂いています。
再び読み返して、やはりYoshiさんはとてつもない偉大なる旅を成し遂げた方だと尊敬します。
梅雨が明け、これから厳しい暑さが続きます。Yoshiさんもお体、ご自愛ください。
私、「純子さん」ではないのです。
(⌒-⌒; )
遅ればせながらお母様のお見舞い申し上げます。
jun さんのお母様ですからまたお若いと思います。
お話によりますとお食事も口から食べられているとの事、きっと徐々に回復される事でしょう。
食べる事は脳にも良いと思いますよ。
ただ誤嚥は怖いし、ご本人さんも苦しいので食べたがらなくなる心配が有ります。
あまり焦らず見守って上げて下さいね。
お会いすることもままならない今、ご心配もよく分かります。
junさんご自身も何かでストレスを発散させながら頑張って下さい。
可愛いお孫さん、ポシェットやパジャマがお気に入りで良かったですね❣️
母は、来月1日に、91歳になります。
東京オリンピックが決まった時、「オリンピックまでは頑張りたい」と、言っていました。
〉食べる事は脳にも良い〜
そうですよね!食べてるという刺激が脳に伝わると思います。
口からの食事が誤嚥を起こさず、徐々にうまくいって欲しいと願っています。
おっしゃる通り、面会が出来ず、看護師さんから様子を聞くだけで、それが一番歯がゆいです。
ワクチン接種が二回済んだら、会わせて欲しいなぁと思っていますが、今でも病棟へ入れるのは家族1人。
病院のガードは固く会うのは無理でしょうね。
〉何かでストレスを発散させながら〜
そうですよね。梅雨明けして本来なら夏山へ行きたいところです(⌒-⌒; )
ま、それは無理なので、孫の成長に癒される婆ばかです♡
ご心配をありがとうございます😊
良かったですね~お腹に入るのはやはり元気になると言う事ですよ。
今は後悔のないようにお母様との時間を過ごされたらいいかと思います。
口から食事できるなんて、ゆめゆめ思っていませんでしたから、大喜びしてしまいました。
midoさんのお母さんも同じでしたか。
このまま上手くいって、施設へ戻れればと祈るばかりです。
とにかくコロナ禍で面会出来ず、看護師さんの話を聞くしかなくて…。
でも、毎日、病院へ押しかけるのも遠慮があって…。
看護師さんによって対応も違ったりして…。
励ましのお言葉をありがとうございます😊
From Yoshi
いえいえ、お気になさらないでください♡