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祈り

2021-07-06 12:00:00 | 母のこと


6月 30日 (水) 

孫が平熱に落ち着いた朝、8時半過ぎ。
施設に入所している母が意識もうろうとなり、市立病院へ救急搬送されました。

血液検査・尿検査・CT検査をするも原因が分からず…。
母は、ペースメーカーを埋め込んでいるので、MRIに入れず詳しい検査が出来ません。

私が駆けつけると、
母は、両目をしっかりと開いています。
呼吸も自分でしています。
血圧も酸素濃度も正常値内。
でも、反応がありません。
「意識障害」と、診断され2週間の入院となりました。


コロナ禍ですから、病棟に移動したら
何か変容があった時しか会う事は出来ません。

母が病棟に入る時、看護師さんが、
「しばらくは、お顔を見られませんからどうぞ。」と。

私も、これが最期になるかもと思い、看護師さんの目も気にせず、母と私のマスクを取って、
「◯◯だよ!分かる?」と、耳元で大きな声で何回も言うと、母が笑みを浮かべた様に見えました。

検査が終わるのを待つ間、看取りについて施設長さんと話をしました。
「人間、目が見えなくなっても、反応がなくても、耳だけは聞こえてるんです。だから、反応がないからとお部屋に1人きりにしないで、人がたくさん居るリビングにお連れするんですよ。」と、伺いました。

「ね!お母さん、笑ってる!笑ってますよね!」と言うと、周りの人にはにはピンとこない様でした。

母と娘にしか分からない瞬間だった様に思います。
母は、確かに私を認識したと信じています。


来月、91歳になる母に「頑張って!」とは言えませんでした。
「お母さん、大丈夫だよ。また会おうね。」とだけ言って、病棟に入るのを見送りました。



7月 1日 (木) 

主治医から電話がありました。
「今朝、右手が全く動かない状態になり、再度CT検査をしたところ、頭頂葉に脳梗塞が見つかりました。場所としては危険なところです。また、心房細動があるので出血性血栓を起こしやすい状態です。」
こういう時、医師は最悪の状態を話すのが常だと、これまでの経験から分かっています。
分かっていますが、私は、もう母が亡くなる事ばかり考えてメソメソしてしまいました。

いつも力になってくれる従妹のrindaちゃんに電話で泣き言を言うと、
「まだそんな事、分かんないじゃんよ!おばちゃんは丈夫だから、私は大丈夫だと思ってるよ!持ち直すって!」
「ね!なってから考える!だよ!」
と、励ましてくれました。


そうなんです。
落ち着いて考えれば、
前日まで介助なして自分で三食食べて、
施設の職員さんと話をしていた母。
私が見た母は、顔色も良く、ちっとやそっとでは逝く様には思えないのです。


母は、24日に2回目のワクチン接種を終えています。ワクチン接種で血栓が飛ぶという話も聞きますが、現状では因果関係は分かりませんね。



コロナ禍で面会ができない毎日。
こんなにコロナを恨むのは初めてです。

孫がいた間は忙しくしていて孫の世話が気晴らしになっていましたが、
孫が帰ったら、ぽつ〜ん。 


以前、山の先輩から、
「人間、忙しくしている方がいい。暇してるとろくな事考えない。」と、言われた事を思い出します。
でも、これといってすることもないので、
1袋200円のプラムを

ジャムにしてみました。
瓶が大きすぎました。
ははは…


天気が悪いから草取りも出来ないし、
もう、する事がありません。




今日(6日)で、入院してから1週間が経ちます。
病院からは何の連絡もありません。
母は、目を開けているのだろうか?
血圧は?
顔色は?
いつ、どんな連絡が来るのだろうと、
心ここに在らずの毎日。

「便りのないのは良い便り」


ただただ母の回復を祈る毎日です。









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