羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

東京センチメンタル 深川の恋 1

2015-01-03 20:02:48 | 日記
ある雨の日、和菓子屋くるりやにバイトのあかねが例によって手際よく、足りなくなった細々な備品をきっちり買い込んで出勤してきた。そこはどうでもいい。今回のヒロインは同じ雨の日にくるりやを訪れた、二十代後半のデパートの企画担当者、木崎。卓三とは既に何度も仕事をしている。
好評だった和菓子展の礼に来た木崎は、以前仕事中の卓三が「終わったら一緒に食事に行きましょう」と言った話を持ち出してきた。もちろんホイホイそれに食い付いた卓三は、深川での食事の約束を取り付けた。
深川とは門前仲町界隈。富岡八幡宮等を有する東京の下町だが、寺社を中心に発達した為か割りと小綺麗な町並みでもある。その富岡八幡宮で木崎と待ち合わせた卓三は、少し早く来た自分より更に早く来ていた木崎に舞い上がる。
イベリコバル門仲でイベリコ豚のしゃぶしゃぶを食べる二人。いい雰囲気だったが、木崎は正月の特選フェア用に限定和菓子の製作依頼を切り出した。突然の食事の誘いの事情を了解した卓三は「うちも年末年始はお得意さんで手一杯でして」硬い口調で断る卓三。
食事後、気まずくなった二人。一度はお開きになる流れだったが、続けて門前仲町を散歩するという卓三に木崎は付き合うと言う。戸惑う卓三だったが、受け入れることにした。「ブラっと、行こうか」
八幡橋、清澄庭園、千疋屋製造直売所(臨時休業日)、深川不動尊、折原酒店(角打ち酒屋)と廻り、角打ちで酒を飲む中で酔った? 木崎と「卓三さん」「みゆきちゃん」と呼び合う流れとなり、卓三はすっかり骨抜きにされた。夕方、永代橋まで来るといよいよお別れとなり、思い余った卓三は「みゆきちゃん! 特選和菓子フェアの件、少し考えさしてもらっていいかな?」と言い出してしまった。
     2に続く

東京センチメンタル 深川の恋 2

2015-01-03 20:02:40 | 日記
止せばいいのに、ほぼ交換条件で木崎と食事の約束を取り付けた卓三。
夜、店に戻り、明後日再び食事に行くという卓三にあかねは「(木崎の卓三に対する)尊敬が愛に変わるって感じですかねぇ」等と混ぜっ返した。
当日、深川の串屋横丁もつ焼きセンターで木崎と待ち合わせた卓三。機嫌良く木崎と挨拶する卓三だったが、木崎と相席していたテンパり気味の謎の若いOLに見覚えがあった。木崎の後輩の安部だ。安部がセットで来た。安部で予防線張ってきた。デートじゃなかった。落胆する卓三に、天然らしい安部は「私、くるりやさんの和菓子大好きです! みゆきさんの彼氏も好きですよね?」とぶちまけ、卓三と木崎、二人とも仰天させた。
夜、再び永代橋まできた卓三と木崎。ここで木崎はあれこれもっともらしく、しかし至って真面目に理由や心情を述べて卓三に頭を深く下げ、特選フェアの依頼をしてきた。失恋の傷心のままこれ以上『高難度ミッション対象物』として接してこられるのに耐えられなかったのかも知れない。「やりますよ、和菓子フェア」卓三は弱々しく答えた。
そして、年の瀬。くるりやに来た一通の葉書があかねの手元に収まった。そこに向かいの床屋の柴田が現れた。奥では卓三は眼鏡を掛けて急な新作製作に没頭していた。「郵便、ここ置いときますね」あかねは葉書と他の郵便物を近くの台に置いた。だが、作業中の卓三は郵便を見ない。あかねは「あ、あの子からお礼状来てましたよ」と言ってやった。手を止めて木崎からの葉書を見る卓三。そこには礼と共に結婚の報せが! 更に葉書の裏にはショボい禿げた中年男と寄り添う木崎の姿が! 「これなら卓さんの方がイケてますって!」煽る柴田。「うるさい、帰れ」柴田とモメる卓三。「来年はいい女の子見つかるといいねぇ」小声で呟き、あかねは少し笑うのであった。

東京号泣教室 新年SP 7

2015-01-03 20:02:31 | 日記
高嶋、神宮、橘、上西、脇でババ抜きの要領でお題を選びつつ、社長(古田)のカードを最後まで引いたら負け。というゲームコーナー。お題が合意型選択制になってたり、地味にややこしいがメンバーは慣れているらしくサクサク進めていった。
『高嶋・やめられないこと』膝カックン。
『神宮・皆を「へぇー」と言わせろ』小4から小6まで塾に通ってた。→「へぇー(全員)」
『橘・カバになったら何する?』水中探検後、陸に上がって手近な獲物を捕食。
『上西・前世は何?』イカ。
『脇・霊感強いのは?』小6の頃は(自分が)強かった。また高嶋も、中3の頃は強かった。と告白。更に神宮が突然「わッ!」と橘を驚かせ、橘が飛び上がって驚き、スタッフが照明を落とす等してザワザワする中、体制を崩した脇が椅子を壊し、これに脇が爆笑。脇は普段あまりハメを外さないらしく、他のメンバーから「こんなに笑ってるの初めて見た」と驚かれていた。もう数年は活動しているはずだが、わからないもんだね。
その後、神宮がイチ抜けし、最後は上西と橘が対決。このゲーム、途中から普通のババ抜きに移行する独特のルール。結果、上西がもの凄い金切り声を上げて敗北。バツゲームは10秒変顔。時間計測はイチ抜けした時点で楽しみだったらしく、やたらストップウォッチを持ち出していた神宮。上西はアイドルを捨て切れない微妙な変顔を披露後、笑ってはいたが恥辱に机を叩いて悔しがっていた。

  ラストの8に続きます。

東京号泣教室 新年SP 8

2015-01-03 20:02:20 | 日記
高嶋、櫻井、浜崎、飯田、小林で同じゲーム。リーダーの高嶋は一応司会ポジらしい。前編はわりと喋れる人や素でバラエティ向きの人が多かったが、後編はやや重く。結果的に高嶋が仕切る割合が多くなっていた。
『櫻井・左に座っている人(浜崎)を誉めろ』しかし、なぜか浜崎に毒舌気味になる櫻井に浜崎困惑。
『浜崎・一人に感謝しろ』高嶋に感謝。いつも食べ物一口くれるから。
『飯田・総理大臣に一言』普通に自己紹介するが、間が持たず取り敢えず「らこビーム」を入れる飯田。
『小林・30秒でどれだけ国の名前を言えるか?』ロクに言えず。
『高嶋・皆を「へぇー」と言わせろ』カバの汗はピンクだよ。→普段から高嶋はカバのウンチクを語るらしく(前編でも橘に言ってた)反応はイマイチだった。
その後、櫻井がイチ抜け。最後は飯田と高嶋の対決で高嶋敗北。惨敗に「社長がやっと私の元に来てくれた」とややアダルトに冗談めかす高嶋。前編と同じ変顔バツゲームは結構頑張ったが、「もっとできる!」「リーダーつまんないでーす」と他のメンバーからはフルボッコであった。
 
東京号泣教室新年SPブログはここまでです。あー、長かった。