羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

寄生獣~セイの格率~

2015-01-08 20:01:56 | 日記
立川が事件に連続で関わりながら平然とする新一を不審に思い始めた。一方、加奈の一件はパラサイト達の間でも問題となるが田村(田宮)は「仲間全体の未来の可能性の為に」とサンプルとしての新一の観察続行を主張した。
その田村は、『産んだ』子供を育てつつ、敢えて人間の探偵倉森を使って、新一の様子を観察させていた。しかし凡庸な報告しか倉森からは入ってこない。田村はチンピラを使って新一を襲わせることにした。
当然簡単にチンピラを倒す新一。改めて報告する倉森だったが、田村は新一が不自然なまでに右手を使わないことに改めて新一の変化を感じ取った。
自分が冷静過ぎることに気が付いた新一は、夜中に加奈の殺害現場を再び訪れた。「もっと悲しみたいんだ」乗り気でないミギーと会話しながら現場を見て回る新一だったが、正体を現したミギーの姿を様子を伺っていた倉森に見られた! 即座に殺そうとするミギー! 新一はこれを必死で止めたが、新一から分離して倉森に手傷を負わせるミギー! だが、分離した状態では攻撃力が足りず、倉森を取り逃がしてしまった。
「我々は間違いなく実験材料にされる」ミギーの言葉に覚悟を決めた新一は村野を呼び出した。「言えば?! なんだって言ったら?! 全部言っちゃえばいいよ!!」村野は全てを受け止めようとした。だが、ミギーは村野の背後で変型し、威嚇した。「本当に何も無いよ」新一はそう言うしかなかった・・・
ポニテモブ鈴木、しぶといな。そしてぐいぐい来るアニメ版立川だが、立川本人も平然としてるからちょっと妙な具合。探偵の二度目の取り逃しもちと不自然。赤ん坊も赤過ぎ。ただ画の描き込みが増して、特にキャラの目元がしっかりしてた。田村の描き込みなんて2割増しの勢いだったな。

森崎書店の日々

2015-01-08 20:01:43 | 日記
貴子は彼氏に、聞いてない『本命』の彼女と結婚することを告げられた上に、当然のことのように『愛人』関係の続行を求められ、別れることになった。また職場恋愛だった為に会社を去るらことにもなる。職も失った貴子は自宅で何もせず呆然と日々を過ごしていた。
母はこれを心配し、神保町で古書店を営む貴子の叔父サトルに貴子の世話を頼んだ。
夜は空き部屋になっていた古書店の二階に、貴子は居候することになった。一応店を手伝うが要領を得ず、乗り気ではなく元彼を忘れ切れない貴子だったが、神保町の人々との細やかな交流や、静かな時間、風変わりだが気遣ってくれる叔父、そしてたくさんの古書を読む中で、貴子は少しずつ活力を取り戻していった。
そんなある日、古書の引き取りの仕事の帰りに元彼を見掛け、激しく動揺する貴子。詳しい事情は知らなかったサトルは貴子から事情を聞き義憤に駆られ、サトルと貴子は二人で元彼の自宅に乗り込むことになった!
「あなたがどう思ってるか知らないけど、私はあなたが好きだった」嘘付き女呼ばわりされながらも思いを告げた貴子だったが、「警察呼ばれたくなかったら、帰ってくれ」元彼はドアを固く閉じた。サトルはドアを殴ったが無駄だった。
しかし、やるだけやって、相手のゲスさ加減を思い知った貴子は踏ん切りの着いた。サトルから頼まれていた『値段の決められない本』の値段も決め、本棚に大事にそれを納めた貴子は、再就職して、神保町を出てゆくことを決めたのだった・・・
たぶん90年代以降、こういうとりとめもない若手女優を主人公とした映画って、定期的に作られてたよな。最近は余裕が無くなってきたけど、この映画が公開された2010年はギリギリ許された時代だったのかもしれない。叔父と乗り込む件は真面目なのに面白い図になってた。