脚本家はミタの後、ずっと迷走していたようだが今回はさすがに交通整理したようだ。確かにまたこのパターンかよ。ってのはあるけど、父へのコンプレックスにせよ、今作では最終的には克服できそうな気配が1話の時点で少しあり、これはたぶん『家政婦的な妻』『機械のような女』の件の消化にも言えると思う。妻は最初から機械ではいられず、『家』から出てゆき、早速過去のトラウマ関連らしい女に遭遇している。作者はこれまでグルグル周回していた思いに何かしらの決着を着けるつもりなのかもしれない。
ただこの人、最後まで風呂敷畳めず、最終的に畳む代わりにテーブルクロス引きをぶちかましてバックれる傾向もあったりするから油断できないな。
帰蝶で苦労したであろう柴咲はまたややこしい役だが、ミタほど無敵ではない今回の役とどう格闘してゆくか、女子プロレスを観戦するような心持ちで見てこうと思う。
主演の東山は超人なので、他の人がやったらただの変態になるところを強引に成立させる特性があると思う。しかし東山は東山はなので、これはドラマではなく歌舞伎を自分は見ているのだと理解している。
ただこの人、最後まで風呂敷畳めず、最終的に畳む代わりにテーブルクロス引きをぶちかましてバックれる傾向もあったりするから油断できないな。
帰蝶で苦労したであろう柴咲はまたややこしい役だが、ミタほど無敵ではない今回の役とどう格闘してゆくか、女子プロレスを観戦するような心持ちで見てこうと思う。
主演の東山は超人なので、他の人がやったらただの変態になるところを強引に成立させる特性があると思う。しかし東山は東山はなので、これはドラマではなく歌舞伎を自分は見ているのだと理解している。