羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

〇〇妻

2015-01-15 20:01:15 | 日記
脚本家はミタの後、ずっと迷走していたようだが今回はさすがに交通整理したようだ。確かにまたこのパターンかよ。ってのはあるけど、父へのコンプレックスにせよ、今作では最終的には克服できそうな気配が1話の時点で少しあり、これはたぶん『家政婦的な妻』『機械のような女』の件の消化にも言えると思う。妻は最初から機械ではいられず、『家』から出てゆき、早速過去のトラウマ関連らしい女に遭遇している。作者はこれまでグルグル周回していた思いに何かしらの決着を着けるつもりなのかもしれない。
ただこの人、最後まで風呂敷畳めず、最終的に畳む代わりにテーブルクロス引きをぶちかましてバックれる傾向もあったりするから油断できないな。
帰蝶で苦労したであろう柴咲はまたややこしい役だが、ミタほど無敵ではない今回の役とどう格闘してゆくか、女子プロレスを観戦するような心持ちで見てこうと思う。
主演の東山は超人なので、他の人がやったらただの変態になるところを強引に成立させる特性があると思う。しかし東山は東山はなので、これはドラマではなく歌舞伎を自分は見ているのだと理解している。

寄生獣~セイの格率~

2015-01-15 20:01:01 | 日記
ミギーは倉森を差し向けたのは小規模な組織と判断し、宇田と宇田のパラサイト『ジョー』の協力を得て、倉森と交渉を試みる作戦を提案した。
一方、当の倉森は田村に調査報告書を提出するが田村は相手にせず、調査の打ち切りを宣言される。倉森は周囲に他の客がいる中で『異常な右腕』『田村が事情を知っていること』を喚き出して取り乱すと田村はその場を立ち去るが、追おうとした倉森がテーブルにつっかえて無様に転んだ。殺すべきか? 考えながら田村は歩いていたが「クククッ」意図せず自分が笑っていることに気付いた。転んだ倉森の姿を『滑稽』に感じたのだ。始めてのことだった。
妻に嗜められてもムキになって新一の調査を続けた倉森は、とうとう新一と宇田に捕まった。人気の無いところに連れて行かれた倉森は新一から事情を聞くが信じ切れない。更に人類全体の為に名乗り出るよう説教する倉森。「こいつ、やっぱりブッ殺そうぜ!」いきり立つジョー。ミギーも厳しく警告したが、一先ず倉森は帰された。
田村から、連絡がきた。大学の屋上で会おうと言う。田村は講義に潜り込み、利己的遺伝子や利他的行動について大人しく聞いていた。やがて赤ん坊を抱えて田村は屋上に現れた。田村は新一の変化と様子から事情を察して『笑った』。「仲間達に喰われたか!」「殺す!」激怒した新一に泣き出した赤ん坊を盾にして見せる田村。新一は手出しできなかった。
大学を出た後も怒りの冷めない新一だったが、ようやく落ち着いた頃に話し掛けてきた占い師に、胸を穴を塞ぐには空けた相手に会いに行けと言われると「その相手なら殺したよ」新一は冷笑した・・・
ミギーが情に訴える皮肉が、普通に情に訴えるっぽくなってるのはちょっと違うよな。台詞で説明はしているけどさ。