ここ数日、足が攣るような感じがして日課の散歩に行けていなかったが、今朝は、いつもの歩数は歩いてきた。ウオーキング中には、SF小説的な物語を夢想しているのが常であったが、今朝は、中居・フジテレビトラブルのことを考えていた。
フジテレビの元専務で関西テレビ社長の昨日の会見の感想については、昨日もここに書いたが、話しても良い本当のことは話しても、肝心なことについては言わないし、被害女性のプライバシーの保護を口実に、フジテレビの関係幹部や加害者への調査を怠っていたことなどに関しては、口を濁していたことがフジテレビ社長の会見と同じだと感じた。それは、組織防衛のためには、社員個々人の人権すら矮小化しようとするかのような印象を与えていた。
加害者とされる中居氏は、ようやく、昨日になって、引退するとのコメントを出すに至ったが、問題は、フジテレビのコンプライアンス体制や社内統治が出来ていたかどうかということであり、報道機関として適性があるかどうかということにも絞られてきたようでもある。フジテレビはCMを出していた企業の多くが、出していたCMを引き上げようとしていて経営危機も予想されるようになっている。昨日の社員向けの説明会でも、多くの意見が出されたようであるが、こうなった以上、放送局としての在り方にまで踏み込むような根本的な改革姿勢が見られなければ、いくら、政財界と癒着した放送行政に守られてきた企業と言えども、存続していけない可能性も出て来たようだ。
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