「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

今、ルー・リードが熱い!Lou Reed!

2010-07-25 00:05:28 | 編集長「MASH」のレコード&CDラック(音楽紹介)
67年にディランとビートルズそしてストーンズの
超ディープな部分をクローズ・アップさせ
アンディ・ウォーホールの下で発表した
「Velvet underground & Nico」は
当時は全く話題にならなかった

正直に言おう
こんな名作はなかなか有りません

で、このオープニング曲「Sunday Morning」を
18歳の俺は日曜日の朝、
デートの前に必ず聴いていた
そして、待ち合わせの時間に遅れるんだ・・・

「いやぁ、ヴェルベッツ聴いててさぁ・・・・
「またぁ~ホントに好きなのねバナジャケ

そう
僕らはこのバナナのジャケットを
「バナジャケ」と呼んでいたっけ
とにかく何千回と聴いた作品だ

後にリーダーのルー・リードは
ディラン直系の詩人ヴォーカリストとして
素晴らしい作品を発売しまくるのでR

中でも有名なのはやはり
「トランスフォーマー」(72年発売)
代表曲が詰まった名作だ

しかし、俺が押したいのは不評極まりない
4枚目の「Sally can't dance」
ソウルフルな味付けにより、
今までよりもルーツを意識したアーシーなサウンド造り
そして、ハイ・レベルな演奏

ココがルーのファンにはダメみたいなのですが、
総合的に判断すると音楽的だと言うしかないでしょ

イメージで好き嫌いを言うのではなく
音楽として判断して欲しい
そうなると
どこを取っても捨て難い1枚なんですね

ただ、今じゃぁ、ルーを聴く人なんて少ないんだろうけれど、
確実に数少ない「Rock界の天才」の1人でしょう

イマジネーションだけで突っ走れるアノ感じは
ニール・ヤングと同質な肌触り

そこが日本での評価を曖昧にしているのかな
残念だけれど・・・

この夏当店
勝手にルー・リードをプッシュしていきます
「埋もれる音楽発掘」なら当店へお任せ

ちなみに最新盤ではボーナス2曲入りですゾ

<7/25 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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